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多重ディレンマの総裁選と自民党の陥没 - 安倍・麻生レジームの地盤沈下

多重ディレンマの総裁選と自民党の陥没 - 安倍・麻生レジームの地盤沈下_c0315619_15172551.png菅義偉辞任から5日。テレビはずっと自民党総裁選の話題で埋めている。一年前と同じように、総裁選レースのイベントを実況中継し、国民の関心を盛り上げている。9月末に選出される新総裁を賑々しく祝賀して、新政権の支持率をジャンプアップさせ、その勢いで衆院選を自民党に勝たせようとしている。安倍・菅と9年続いてきた右翼ネオリベのレジームを安泰させ、無傷のまま存続させようとしている。中継に張り付いて解説するのは田﨑史郎で、レジームの広報官であり、レジームの継続を是とするよう世論を誘導することが目的だ。安倍・麻生のヘゲモニーで自民党内が固まり、それを世論が支持する流れを作ることが田﨑史郎とマスコミの使命だ。今のテレビ局や新聞社の幹部は、どれも安倍・菅政権の9年間に官邸権力の人事介入で出世株として引き立てられ、レジームに奉仕し、レジームの支柱となり、栄誉栄華を謳歌してきたアドミニストレーターたちである。安倍晋三と麻生太郎を没落から守り、弾劾と収監から守ることが任務であり、それを首尾することで自身の地位と立場と収入を保全することができる。

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# by yoniumuhibi | 2021-09-08 23:30 | Comments(0)

因果応報/民意に引きずり降ろされた菅義偉 – 国谷さんをNHKに戻そう

因果応報/民意に引きずり降ろされた菅義偉 – 国谷さんをNHKに戻そう_c0315619_14532643.png一週間続いた菅義意の失脚ドラマ。先週(8/30-9/3)は刻一刻に集中して神経が興奮しっぱなしで、幕切れと同時にぐったり疲労して週末を迎えた。マスコミ報道は次の総裁レースに目先を変え、国民の関心をそこに惹き付け、菅政権の崩壊と末路について多くを語らない。あるいは、一週間の権力闘争の舞台裏のみに焦点を当て、ミクロ的な政局の「分析」に興じている。マクロ的な観点からの意味づけに言葉をあてがう解説がない。本来、この政治を説明するに当たって最も本質的な論点は、東京五輪をめぐる因果応報という整理と総括だろう。事前の世論調査では8割の国民が「中止・延期」を求めていた。国民世論の8割の反対を押し切り、緊急事態宣言を発するほどの感染状況だったのに、無理やり五輪開催を強行したのは、大会を成功させて国民のテンションを盛り上げ、直後の解散総選挙を勝利へ導こうと図ったからに他ならない。政権の浮揚と維持のための五輪強行突入だった。結局、感染拡大は制御不能の感染爆発のステージとなり、政権支持率の劇落を招き、万策尽きて退陣に追い込まれた。

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# by yoniumuhibi | 2021-09-06 23:30 | Comments(4)

なぜ蓮舫と長妻昭はひなた在宅クリニックの告発動画に呼応して動かないのか

なぜ蓮舫と長妻昭はひなた在宅クリニックの告発動画に呼応して動かないのか_c0315619_14380229.png予想どおり、ひなた在宅クリニックの告発動画の報道が止まった。27日(金)の報道1930と29日(日)のサンデーモーニングで若干の紹介があったが、前者は、テレ朝が先週初に放送してセンセーショナルを起こした55歳の男性の映像の使い回しであり、後者は、特に告発の意味のない平板なケースを撮ったものである。平板なケースとは、自宅療養になってもこうして訪問ドクターが往診して、容態が危険な場合は病院に入れてくれますよという、視聴者に安心感を与えるための国策映像という意味だ。前回の記事で「弁証法」という語を用いて意味分析を試みたが、本来、ひなたの田代和馬は都の福祉保健局から依頼されて救急医療を請け負っている民間事業者である。また、撮影した動画のオンエアに当たっては、テレビ局との間に内閣官房コロナ対策推進室が介在している背景が憶測される。コロナ対策推進室の重要な任務の一つに、コロナ関連の報道コンテンツをマスコミにデリバーしてオンエアさせるということがある。例えば、富岳の不気味なシミュレーションCGなどが例として分かりやすい。

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# by yoniumuhibi | 2021-08-30 23:30 | Comments(5)

ひなた在宅クリニックの報告動画の弁証法 – むせび泣く憲法25条

ひなた在宅クリニックの報告動画の弁証法 – むせび泣く憲法25条_c0315619_14040364.png予想したとおり、24日以降、ひなた在宅クリニックの往診活動はテレビで報道されなくなった。おそらく、今後一度も紹介されることはないだろう。菅義偉の差配による。25日夜に菅義偉が言ったところの「自宅療養者への体制作り」の意味は、田代和馬をテレビ画面から抹殺するという意味だ。ひなた在宅クリニックが提示した映像は、先週(8/16-21)のテレビのコロナ報道で最も注目を集めた主役だった。同じ動画が素材としてNHKで使われ、テレ朝(報ステとモーニングショー)で使われ、TBS(報道特集)で横並びで使われていた。刻々を撮影したのはテレビ局のクルーではなくクリニックのスタッフだろう(ただ、カメラがプロフェッショナルで、若干謎が残る)。テレビ各局が横一列で田代和馬の映像を放送したのには理由がある。簡単に言えば国策だ。大本営報道であり、内閣官房コロナ対策推進室がマスコミに手配し、意図的目的的に国民に視聴させたものだ。そうでなければ、民間人の記録動画を、横一列で一斉に、あれほど丁寧に注力して、キー局が報道番組に活用する進行はあり得ない。その目的は二つある。 

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# by yoniumuhibi | 2021-08-27 23:30 | Comments(1)

ひなた在宅クリニックが往診した55歳の男性はなぜ入院できなかったのか

ひなた在宅クリニックが往診した55歳の男性はなぜ入院できなかったのか_c0315619_14492915.pngひなた在宅クリニックの医師が往診していた、55歳のコロナ男性患者が死亡した事件に衝撃が広がった。23日の報ステと24日のモーニングショーで報道され、24日は一日中この話題でツイッター空間が騒然とした。男性は糖尿病の基礎疾患を持っていて、自宅でインスリンの注射を打っていた。20日に往診したときの映像では、血中酸素飽和度が89で脈拍数が147。玉川徹の話では、脈拍数が1分間に147というのは、100メートルを全力疾走した後の数値だと言う。20日夕方、一度は入院先が決まって救急車に入ったところ、途中で病院側から受け入れを断る連絡が入り、八方手を尽くしながらどこも搬送先がなく、結局、自宅に戻るしかなくなった。翌21日に別の病院に入ったが、23日に男性は死亡する。遺族の許可があり、テレ朝の迫真の報道となった。23日、小池百合子と田村憲久が、コロナの病床体制を拡充する対策について二人で会見し、カメラの前で小池百合子がヘラヘラ笑う場面があった。最近の小池百合子は絶好調で、庶民が自宅で苦しんで死ぬ中、まるでコロナ禍を愉しんでいるように見える。 

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# by yoniumuhibi | 2021-08-25 23:30 | Comments(3)


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