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ジェンダーを偽装した院政 - 密室で固めた家父長制支配の保全と延長

ジェンダーを偽装した院政 - 密室で固めた家父長制支配の保全と延長_c0315619_15433547.png後任会長をずっと固持していた橋本聖子が、あっさり折れて就任する運びとなった。スポニチの報道によると、「政界の師」であり「父」である森喜朗が直々に説得に乗り出し、閣僚ポストの約束手形を切って口説き落としたとある。恩義のある森喜朗からの要請は断れず、引き受けざるを得なかったようだ。橋本聖子の政治生命は、一にも二にも森喜朗の影響力によって成り立っていて、ここで指導と懇請を断ると、自民党の中での自身の地位と境遇も危うくなり、森喜朗と一緒に陥没する運命が見えていた。橋本聖子が後任会長に就くということは、森喜朗の政界・スポーツ界での権力も安泰のまま現状維持するということだ。森喜朗の権力保全のため、また、自らの将来の安定と保障を深慮して、橋本聖子はリスクを引き受ける選択に出た。火中の栗を拾った。選考プロセスは不透明そのもので、絵に描いたような卑劣な密室空間での決定である。はじめに橋本聖子ありきのゴールがあり、菅義偉が裏から強引にねじ込んで、武藤敏郎と御手洗富士夫に猿芝居を演じさせた。国民不在の茶番劇もいいところだ。

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# by yoniumuhibi | 2021-02-19 23:30 | Comments(7)

男女平等とジェンダー平等は同じなのか - 責任主体と実現方法が違う

男女平等とジェンダー平等は同じなのか - 責任主体と実現方法が違う_c0315619_15065689.png難しい問題だが、なるべく肩の力を抜いて考えてみよう。これは日頃から漠然と考えていたことで、森喜朗の問題発言を機に論理的な輪郭が浮かんできたものである。着想をラフに言葉にする。それにしても、時流に抗するということ、多数派の意見に逆らって孤塁に立つということは、いつの時代も勇気と覚悟の要るものだ。5日前にこんなツイートを発している。

男女平等とジェンダー平等は同じなのか - 責任主体と実現方法が違う_c0315619_14511192.png


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# by yoniumuhibi | 2021-02-17 23:30 | Comments(8)

川淵後継人事を潰したのはIOCバッハの介入 - 週刊朝日の真相スクープ

川淵後継人事を潰したのはIOCバッハの介入 - 週刊朝日の真相スクープ_c0315619_14393117.png川淵三郎の後任人事がなぜ一晩で潰されたのか、瞬時に覆される意外な進行となったのか、その政治の謎解きを夢中で考えていて、一つの絵が閃き、成る程それがあるかと膝を打っていたところ、14日にその同じ推測が週刊朝日の記事になって出た。IOCのバッハが強力に介入していたというのが舞台裏の真実だ。この説明ならすべての謎が氷解する。権力闘争の内実と結果がきれいに整理できる。川淵三郎の後継の話は、11日午前に、森喜朗の辞任確定の報と同時にマスコミから流れた。名前が上がり、カメラマンがすぐに千葉の自宅前に集結、家から出て車で都内の森喜朗のマンションに向かう本人が取材され、夜まで着々と、饒舌に、既成事実固めの発信が積み重ねられた。川淵三郎がマスコミの前で喋ったセリフは、決して本人の即興ではなく、カメラの前でこう言えと森喜朗に指示された内容であって、翌12日の会合を控えた既成事実固めの周到な政治材料である。その中に、安倍晋三もバッハも了承済みだという「事実の開示」があった。森喜朗が根回しを万全に済ませているという示唆であり、それを聞けば、誰でも川淵三郎後継は揺るぎないものだと観念してしまう。

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# by yoniumuhibi | 2021-02-15 23:30 | Comments(0)

反省なき後任人事の専断と暴走 - 組織委は森喜朗の私物なのか

反省なき後任人事の専断と暴走 - 組織委は森喜朗の私物なのか_c0315619_14311064.png女性差別発言が問題になって一週間、森喜朗を辞任に追い込めたことはよかった。だが、84歳の川淵三郎が後任に指名され、森喜朗が相談役に座り、二人三脚で今後の組織委を回して行く体制になれば、森喜朗の辞任は形だけのもので、何も責任を取ったことにはならない。日本の企業で屡々見られるように、老害のトップが代表権を持ったまま取締役相談役にスライド就任したのと同じで、組織の実権を依然として握ったまま院政を敷く構図になる。セクハラで更迭される部長が後継の部長を指名するのと同じで、本来、そのような交代はあり得ないものだ。引責辞任にならず、開き直りでしかない。見苦しく噴飯な事態になった。おそらく、ここからまた問題が尾を引いて混乱が続くだろうが、現時点で確定しなくてはいけない事実は、当該発言について森喜朗が全く反省しておらず、倫理的過失の自覚がなく、引責して謹慎する意思がないことである。日本スポーツ界を牛耳る現在の権力者の地位と立場から離れる姿勢がなく、そのまま居直ろうとしていることだ。形式だけの「辞任」と川淵後継指名はそのための策だ。

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# by yoniumuhibi | 2021-02-12 23:30 | Comments(0)

IOCの態度一転で森辞任の流れへ – 森喜朗と安倍晋三の密謀とその破綻?

IOCの態度一転で森辞任の流れへ – 森喜朗と安倍晋三の密謀とその破綻?_c0315619_13533595.png9日夜、IOCが声明を出し、森喜朗の発言を「完全に不適切」として非難する発表に転じた。IOCは森喜朗が4日に「謝罪」会見した直後、間髪を入れず声明を上げ、「これをもって問題は終了」と幕引きを図っていたが、ここへ来て態度を一変、あらためて問題を重視し、森発言を全否定する姿勢を示した。森喜朗を擁護する立場から離れた。おそらく、4日の会見時の一問一答全文が翻訳されて伝わり、森喜朗が全く反省してない事実が明瞭となり、IOC内部で問題となって対応を迫られたのだろう。9日の声明には、森発言について「IOCの誓約に反する」という厳しい文言が入っているらしい。当然の展開ではあるが、それならばなぜ4日に電光石火で「問題は終了」と発表し、森喜朗を不問に付す決定に出たのかが問われなければならず、IOC幹部の判断の経緯と矛盾が問題視されなくてはならないはずだ。ジェンダー軽視はバッハとコーツも同罪であり、森喜朗を擁護した2人の責任が追及されて当然だろう。卑怯で姑息なことに、IOCの声明はすべて広報担当による書面であり、バッハが説明責任の場に立っていない。

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# by yoniumuhibi | 2021-02-10 23:30 | Comments(3)


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