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【再掲】「さようなら原発」集会の瀬戸内寂聴 - 10万人を前の遺言メッセージ

2012年7月18日のブログ記事を再掲します。寂聴の勇姿が懐かしく印象に残るスピーチでした。

【再掲】「さようなら原発」集会の瀬戸内寂聴 - 10万人を前の遺言メッセージ_c0315619_09524682.png来る日も来る日もデモが続く。It's been a hard Demo Days night. 7/16の「さようなら原発10万人集会」は、炎暑の中で行われ、座らされたブルーシートの上は灼熱地獄だった。今、思い出しても、あの場所での3時間は拷問の苦痛であり、同じことをもう一度やるかと言われれば、正直に首を横に振ってしまう。高齢者はどれほど身体の負担が大きかったことだろう。小さな子ども連れの参加者も多くいたが、12:30-14:30の間は木陰で休んでいたのだろうか。心配になる。率直に言って、私にとってこの経験はシーア派が自らの肉体を鎖で鞭打つアシュラーの苦行であり、ここまでの犠牲を捧げたからには、それと引き換えに原発停止の果実を得なければ割が合わないと弱音を吐く。粘り強く末長く何度でもという気分にはなれない。午前11時15分、原宿駅から会場へ続く道路は人で埋まり、渋滞して一歩も前へ進めなくなっていた。午前11時40分、第1ステージのブルーシートの前方に場所を見つけて着座したが、それにはずいぶん勇気が要った。


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# by yoniumuhibi | 2021-12-02 23:30 | Comments(1)

北京五輪のボイコットに反対する - 政治思想(価値観)の多様性を認めよ

北京五輪のボイコットに反対する - 政治思想(価値観)の多様性を認めよ_c0315619_14360839.png北京五輪ボイコットに反対する。外交レベルのボイコットにも反対だ。理由は、これが戦争に繋がる道だからである。今、マスコミと右翼が北京五輪ボイコットを扇動し、日本国内の世論固めに躍起になっている。その先頭に立ってTBS(サンデーモーニング報道1930)が旗を振っている。松原耕二が中心的なアジテーターだ。マスコミの趨勢を見ると、12月の世論調査で「外交ボイコットに賛成か反対か」の数字を出し、政府方針に圧力をかけて引き摺って行く思惑だろう。日本国内で北京五輪ボイコットに反対の声を上げている者がおらず、誰かが正論を言って歯止めをかけないといけない。右翼とマスコミはボイコット正当化の理屈として、新疆ウィグルと女子テニス選手の問題は人権問題であって政治問題ではないという口上を立てているが、これは詭弁であり、口実に過ぎない。08年の北京五輪のときも、開催を妨害する勢力がチベットの人権問題を大義名分にしたが、五輪が終わると一瞬で「フリーチベット」の連呼を止めた。チベット問題には全く関心を寄せなくなった。

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# by yoniumuhibi | 2021-11-30 23:30 | Comments(0)

瀬戸内寂聴の『美は乱調にあり』を読む – 青鞜の群像とスキャンダリズム

瀬戸内寂聴の『美は乱調にあり』を読む – 青鞜の群像とスキャンダリズム_c0315619_10573377.pngこれまで瀬戸内寂聴の本は一冊も読んだことがない。訃報の折、平野啓一郎がネットに公開した寂聴との対談動画を見て、伊藤野枝の伝記小説である『美は乱調にあり』を読んでみた。1966年に文藝春秋の単行本として出た本が2017年に岩波現代文庫となって復刊されている。寂聴が94歳のときだ。その「はじめに」でこう語っている。「四百冊を超えているらしい自作の中で、ぜひ、今も読んでもらいたい本をひとつあげよと云われたら、迷いなく即座に、『美は乱調にあり』『階調は偽りなり』と答えるであろう」。寂聴文学の代表作だということだ。「この小説を書いて、『青春は恋と革命だ』という考えが私の内にしっかりと根を下ろした」という若者向けの遺言的メッセージも付されている。読後の率直な感想は、期待どおりの面白さだった。『美は乱調にあり』は、神近市子(当時28歳)が大杉栄への刃傷沙汰に及ぶ1916年(野枝21歳)の日陰茶屋事件で終わっていて、そこから甘粕事件に及ぶ7年間が『階調は偽りなり』に収められている。後半を読むのはこれからで、物語の展開が愉しみだ。

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# by yoniumuhibi | 2021-11-26 23:30 | Comments(1)

宇沢弘文・内橋克人『始まっている未来』 - フリードマンと新自由主義への批判

宇沢弘文・内橋克人『始まっている未来』 - フリードマンと新自由主義への批判_c0315619_15162260.png09年に出された内橋克人と宇沢弘文の共著による『始まっている未来』。9月に内橋克人の逝去があり、故人を偲ぶ意味でこの機会に読み直した。12年前に読んだときも感銘を受け、PARC自由学校の講演時に推薦書として挙げたが、今回の読後感想はさらに強い印象が残った。12年経っても全く内容が色あせていない。経済を考える上での必須で有用な知識を与えてくれ、しかも対談のオーラルの説明で流れるように平易に教えてくれる。あの内橋克人の口調でやさしく清らかに啓蒙されていく。推薦書を2冊挙げよと事務局から注文が来たとき、何と何をセレクトしようかと悩んだが、この本を選んでよかったと確信する(もう1冊は丸山真男の未来社本)。市民が読む経済および経済学の入門書として最適の本であり、まさに古典となる教科書だ。正直、12年の歳月の後に再読してこれほど内容に衰えがなく、減価償却されてないとは思っていなかった。二人の知性に感服させられ、と同時に、この10年で一段とこの国の知性が劣化し、平均水準が下がったことを痛感されられる。我が身について反省させられる。

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# by yoniumuhibi | 2021-11-22 23:30 | Comments(2)

立憲民主党代表選の争点と構図 – 泉健太の親衛隊と化す反共マスコミの扇動

立憲民主党代表選に出馬した4候補の政策の特徴について、簡単に図解を試みた。しばらくパワポを使っておらず、頭が老化して操作の要領を忘れてしまい、スキルレスでプアな作図になって恐縮だが、概念の整理としてはこの図示とワーディングで十分だろう。

立憲民主党代表選の争点と構図 – 泉健太の親衛隊と化す反共マスコミの扇動_c0315619_13233307.png


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# by yoniumuhibi | 2021-11-19 23:30 | Comments(4)


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