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25条が消えた2021年 - コロナ禍棄民策犠牲者の無念に手を合わせ

25条が消えた2021年 - コロナ禍棄民策犠牲者の無念に手を合わせ_c0315619_15102588.png今年1年を振り返って締めくくる言葉を考えると、やはり、憲法25条が消えたという諦観に行き当たる。日本で今年起きた決定的な事件、歴史に刻まなければいけない重大事件は何かといえば、やはり、コロナ禍に襲われた2年目の夏、重症患者が次々と自宅で棄民死させられた事件だろう。ひなたクリニックが動画を投じた事件である。この問題について8月下旬から5本の記事を書いている。8/258/278/309/139/15。今年の記事を代表する1本を選べとなると、8/27か9/15の稿になりそうだ。

魔の第5波がピークにさしかかった8月2日、突然、総理大臣が会見を開き、リスクの高い患者以外は自宅療養を基本とするという政府方針を発表した。事実上、カネとコネのない弱者市民、社会的地位のない庶民は入院治療させないという趣旨の決定であり、冷酷な線引きの通達である。病床など医療資源には限りがあるから、石原伸晃や著名俳優の命は救うが、そうではない虫けらの国民は我慢してもらうという大胆な新方針の提示だった。


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# by yoniumuhibi | 2021-12-30 23:30 | Comments(3)

年末の銀座の風景 - 2021年 今年最も衝撃を受けた事件

年末の銀座の風景 - 2021年 今年最も衝撃を受けた事件_c0315619_13272537.png久しぶりに銀座に出て歩くと、街の風景は一変していた。コロナの影響と不安がすっかり消えたかの如く賑わいが戻り、路上も店内も年末の買い物客で溢れている。コロナ前の銀座に戻ったように見え、また何より驚いたのは、その空間に外国人がいないことだった。中国人観光客の姿がない。ユニクロ銀座店の中に日本人しかいなかった。こんな絵は9年前の開業以来初めてだ。この店の日本人客の比率はいいとこ30%で、30%が中国人、20%が韓国人、20%が(東京在住含めた)欧米の白人というのがコロナ前の相場であり、清水寺と同様、成田空港コンコースの人種民族の構成比が直に反映されているのが常だった。日本人だけで活気を埋めている銀座を見て、10年前に戻ったようで懐かしく思われた。だが、よく見ると、10年前とは違う現実が分かる。歩いている日本人が変わっていて、昔の中間層の風情ではなく、NHKのニュースに「街の人」として登場してくる富裕層ばかりなのだ。着ているものが違う。誰もコロナ前の「制服」の The North Face など着ておらず、Nike の黑の「制靴」を履いていない。

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# by yoniumuhibi | 2021-12-28 23:30 | Comments(2)

ロシア情勢の解読 - 勝負に出たプーチンと無策で優柔不断の米国・EU

ロシア情勢の解読 - 勝負に出たプーチンと無策で優柔不断の米国・EU_c0315619_13040297.png「およそ政治をおこなおうとする者、とくに職業としておこなおうとする者は(中略)すべての暴力の中に身を潜めている悪魔の力と関係を結ぶのである。 無差別の人間愛と慈悲の心に溢れた偉大な達人たち(キリストやブッダ)は、暴力という政治の手段を用いはしなかった。自分の魂の救済を願う者は、これを政治という方法によって求めはしない。 政治には、それとはまったく別の課題、つまり暴力によってのみ解決できるような課題がある。(中略)悪魔の力は情け容赦のないものである」(岩波文庫 P.99-101)。

『職業としての政治』の中でウェーバーはこう言っている。再び欧州情勢が緊迫してきたが、その当事者であり、この緊張を作り出している張本人であるプーチンの政治を説明するインプリケーションは、さしずめこのようなものだろうか。


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# by yoniumuhibi | 2021-12-24 23:30 | Comments(0)

南京大虐殺の歴史認識を変えた日本共産党 – 右翼と同じ「幻」論の態度へ

南京大虐殺の歴史認識を変えた日本共産党 – 右翼と同じ「幻」論の態度へ_c0315619_15241466.png日本共産党が、南京大虐殺の日である12月13日に北京五輪ボイコット要求の声明を発表した件、ネット上ではほとんど議論がない。反応は右翼からの歓迎コメントばかりで、反対意見らしきものは希少だ。事件になっていない。事件になっていないけれど、私は重大事件の発生だと思うので、前稿に引き続いて批評を加えたい。今回の件は、単に、リベラルデモクラシーの価値観に旋回した日本の左翼政党による中国叩きというだけの意味に止まらず、もっと深く、歴史認識に触れる根本的な過誤と罪悪だと私は思う。リベラルデモクラシーの臨界を超えて、右翼の地平に到達する思想的変節であり、戦争に向かわせる確信犯的挑発だ。中国がいま一番やって欲しくないことを、中国で最も神聖な追悼の日を狙うようにして一撃した。安倍晋三の731機搭乗の見せびらかしに匹敵する、あるまじき窮極の嫌がらせ行為である。日本共産党と志位和夫が、12月13日が何の日であるか知らないはずがない。忘失だとか迂闊だとかは考えられない。そんな子供だましの言い訳は通用しない。ボイコット要求声明は他の日でもよかったのに、意図的に効果と影響を計算して13日を選んでいる。

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# by yoniumuhibi | 2021-12-17 23:30 | Comments(0)

日本共産党の北京五輪ボイコット要求 – 南京大虐殺の日に衝撃の声明

日本共産党の北京五輪ボイコット要求 – 南京大虐殺の日に衝撃の声明_c0315619_15291394.png13日、日本共産党の志位和夫が、北京五輪の外交ボイコットを政府に要求する声明を発した。ネットでは右翼が歓迎の声を上げている。12月13日は日本軍による南京大虐殺が始まった日で、南京市で大きな追悼式典が開かれていた。このニュースが中国国内でどのように受け止められたか不明だが、市民の衝撃は大きかったことだろう。英国共産党は追悼のコメントを出していて、虐殺の過去を謝罪・反省しない日本の歴史修正主義を批判している。同じ日、都内では「南京大虐殺から84年 2021年東京証言集会」が開かれていて、100名近くが出席している。集会に参加した人の中には、日本共産党を支持して選挙で投票している者も多かったに違いない。志位和夫の声明をどう感じたことか。日本共産党が、13日が何の日だったか失念していたとは思えない。考えられないことだ。ということは、13日が何の日か知りながら、敢えてぶつけるように意図的にボイコット要求を発したことになる。信じられない出来事だが、なぜ日本共産党はこのような妄動に出ただろう。

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# by yoniumuhibi | 2021-12-15 23:30 | Comments(5)


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