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党首討論は廃止せよ - 二大政党制を前提にした役立たずな英国模倣

c0315619_16003259.jpg党首討論は不要である。昔はこのようなものはなかった。国会にこの制度が導入されたのは、1999年に国会審議活性化法が成立し、国家基本政策委員会が設置されたときからで、その経緯は衆議院のHP内で詳しく説明されている。英国議会の「クエスチョンタイム」を日本の国会で模倣しようというのが動機で始まった。小沢一郎が仕掛け人であることは誰もが周知の事実で、要するに「政治改革」のムーブメントの仕上げ段階で導入され運用が始まった制度である。「政治改革」の以前はこんなものは存在しなかった。英国議会の運営方式の模倣だから、当然、二大政党制が前提になっている。英国の議会の絵を見ても分かるとおり、そもそも議場が二つに分かれて二党が向き合って正面対峙する設計になっていて、二党(与野党)の党首が代表として論戦を演ずるという仕組みになっている。英連邦圏以外の国では行われていないようで、他の国では見たこともない。ドイツではやっていない。いかにも猿真似風の制度で、山口二郎と小沢一郎の臭いがぷんぷんする制度だ。

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by yoniumuhibi | 2018-06-28 23:30 | Comments(1)

立憲民主党の支持率が半減している - 「野党共闘」低迷の政局

c0315619_15102390.jpg24日に日経新聞の世論調査結果が発表された。それによると、内閣支持率は前回より10ポイント上がって52%となり、不支持率は9ポイント下がって42%とある。先週発表された共同読売の調査と同様、支持が不支持を上回る結果となった。この1か月間、マスコミの紙面と画面の上では、森友問題と加計問題をめぐる不正・腐敗がずっと報道されていたが、それにもかかわらず、世論は安倍批判を強める方向に流れず、逆の反応を示す状況となった。この世論の現実について、左翼リベラルの側に危機感がなく、真剣な注目と関心を寄せている者がいない。変化の意味や要因を考え、合法則性を探り出し、それを政治分析の言葉にして提起している者がいない。「国民がバカだから」というような愚民論で処理するか、不都合なものは見ないという無視の態度に徹している。阿修羅掲示板は前者、しばき隊は後者。不都合な政治の現実について意味を認めず、考察の対象にせず、意図的に目を逸らして切り捨てている。私は、かかる反転の局面が来るだろうと予想していた。

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by yoniumuhibi | 2018-06-26 23:30 | Comments(2)

ストックホルム合意の「調査結果」 - 背景と安倍晋三の思惑外れ

c0315619_16141918.jpgストックホルム合意とその「調査結果」について、マスコミでも少しずつ語られる展開になった。4月の武貞秀士が皮切りだったが、週刊朝日の記事で五味洋治がこの件に触れ、日本政府は「調査結果」を秘密裏に見ているが、中身が公表できるものでなかったため、そのまま据え置いたと言っている。昨夜(20日)のプライムニュースに出演した木宮正史もこの件を取り上げ、「調査結果」の内容が悲惨なものであったため、日本政府はそれを受け取ることができなかったと説明した。これは、共同通信が今年3月に伝えて明らかになった情報だが、次第にマスコミの表面でベールが剥がれるようになり、この国の中で一般認識になりつつある。要するに、ストックホルム合意を履行した北朝鮮政府の再調査作業によって、(1)生存する拉致被害者は2名いるが、いずれも日本帰国を希望していないこと、(2)それ以外の拉致被害者はすべて死亡していること、が判明し、その報告書のドラフトが日本政府に内々に提示されているということだ。不都合な「結果」だったためお蔵入りになった。

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by yoniumuhibi | 2018-06-21 23:30 | Comments(1)

拉致家族会への幻想と忖度 - 安倍内閣の支持率が下がらない理由

c0315619_13423718.jpg歴史的な米朝首脳会談が行われた翌日、13日に河野洋平が都内で講演し、「植民地問題の処理もできていない国に、ただ(拉致被害者を)帰せ、帰せと言っても問題は解決しない。国と国の関係を正して、帰してもらうという手順を踏まざるを得ない」と述べた。拉致問題の解決のためには、まず国交正常化が必要であり、過去の植民地支配への反省が大切だと言っている。この勇気ある発言を支持し、価値のあるステイツマンの政治行動だと評価したい。これこそが正論だ。われわれが即くべき対北朝鮮の正しい方針だ。平和憲法と村山談話の精神に則った本来の外交論だ。河野洋平の中には95年の村山談話が生きている。現在、与党どころか野党も含めて、永田町の政治家において完全に死に果て、両陛下のみに看取されるところの、村山談話の思想的神髄が健在のままだ。河野洋平の勇気に感動を覚える。誰もここまで言おうとしない。共産党でさえ、拉致被害者家族会に忖度して、この正論を口にしようとしない。河野洋平こそ、今の日本の政治のリーダーになるべき人物だと思う。

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by yoniumuhibi | 2018-06-19 23:30 | Comments(2)

安倍晋三のフェイク報道の政治 - トランプは拉致問題を提起していない

c0315619_12370155.jpg12日の歴史的な米朝首脳会談のあと、先週、国内では拉致問題についての動きがあり、報道の中心になった。まず、13日午後に萩生田光一が、米朝会談でトランプが拉致問題を提起した際、金正恩が「拉致問題は解決済み」とは言わなかったという情報を流した。12日夜の日米電話協議でトランプから説明されたというのがソースで、安倍晋三が萩生田光一を使って流させたものだ。そして、14日早朝に産経が、金正恩が安倍晋三と会ってもよいとトランプに伝えたと報道した。産経の記事では、「複数の政府関係者が明らかにした」とあり、「12日中に米政府から複数のルートで日本政府に伝達された」と書かれている。同じ14日早朝、読売は、日朝両政府関係者が複数回にわたって水面下で交渉し、安倍晋三が8月にも平壌を訪問する可能性があるという記事を書いている。その14日、安倍晋三と拉致被害者家族会との会談が官邸で行われ、夜のテレビ報道はこの問題一色となり、俄然、「日朝首脳会談」と「拉致問題解決」の気運が高まる状況となった。

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by yoniumuhibi | 2018-06-18 23:30 | Comments(1)

米韓合同軍事演習の中止を歓迎する - トランプの決断に拍手

c0315619_12085391.jpg朝日新聞を中心として、日本のマスコミは、今回の米朝合意に対して、非核化の中身がないとか、具体性がないとか、共同声明にCVIDの文言が入ってないとを論い、歴史的意義を否定する論調で染まっている。だが、その主張は間違っている。きわめて一面的で不当な評価と認識だ。記者会見の席でトランプは、米韓合同軍事演習を中止すると発表した。きわめて重大な米国政府の決定だ。これほど具体的で決定的な中身があるだろうか。米韓合同軍事演習が中止されることで、朝鮮半島の平和は確かなものになる。米朝間で戦争が勃発する危険性はきわめて小さくなる。米朝和平に向けての大きな前進の一歩であり、画期的な決断だと評価し歓迎するのが当然だ。初めての首脳会談が実現したからこそ、トップ同士の会談だったからこそ、トランプはこの決断を下して金正恩の前で約束した。素晴らしいことであり、画期的な成果だと言っていい。ところが朝日新聞は、リベラルの良識を代表するクォリティペーパーだと言われながら、この米韓軍事演習の中止に対してネガティブな論評で紙面を埋め、世論を中止反対へ誘導しているのだ。

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by yoniumuhibi | 2018-06-15 23:30 | Comments(5)

歴史的米朝首脳会談の成功を祝す - 最終版でゲームを制した北朝鮮

c0315619_12533242.jpg歴史的な米朝首脳会談は成功を収めた。昨日(12日)はずっとテレビで進行を見守った。文在寅は「世界史的な出来事で、平和を願う世界の人々にとっての進歩だ」と歓迎し、「果敢に新しい変化を選択した2人の指導者の勇気と決断に高い賛辞を贈ります」とコメントを発している。私の感想も同じだ。中国外交部も「今回の会談とその成果は、朝鮮半島の非核化と平和と繁栄の実現という目標に向けた正確かつ重要な一歩だ」「米朝の指導者の政治的決断を高く称賛する」と声明を発表している。この所感も私と同じだ。私はずっと、6月12日の合意はアバウトなものになるだろうと述べてきた。アバウトな合意でいいと論じてきた。「アバウトな合意」という表現を使い、12日の米朝会談の行方と着地を予想してきた。今回の「包括的合意」は、その見通しがピタリと的中したという感があり、何から何まで予想したとおりに進み、期待したとおりの図が実現した米朝外交に昂奮と満足の気分を押さえられない。だが、日本や米国のマスコミは、この歴史的会談の意義を卑しめ、ネガティブキャンペーンに躍起になっている。

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by yoniumuhibi | 2018-06-13 23:30 | Comments(7)

新潟県知事選の敗因は「野党共闘」 - 争点を与野党対決にした失敗

c0315619_14522053.jpg注目された新潟県知事選は、接戦ながら3万7千票差で自公候補の花角英世が勝利した。事前にマスコミが情勢調査した報道のとおりの結果となった。2年前の2016年に行われた知事選では、同じ構図での戦いで、野党が推薦した米山隆一が6万3千票差で勝っている。また、同じ2年前の参院選でも、やはりほぼ同じ構図の選挙となり、「野党共闘」の森裕子が2万票差で制していた。新潟は「野党共闘」の象徴のような県であり、全県で1人を選出する選挙では必ず与野党対決の図になり、接戦になりながら野党が制するというイメージのある県だったが、今回は与党側が勝った。選挙結果について様々な分析がされているけれど、私は「野党共闘」こそが最大の敗因だったと結論する。与党対野党の対決に持って行き、与党を選ぶか野党を選ぶか選択を迫ったところに戦略設計のミスがあったと断定する。なぜなら、与党以上に野党の人気がないからだ。野党を選ぶという積極的な動機づけは無理なのだ。与野党対決を争点に据えるのではなく、脱原発を争点にして、無党派色を前面に押し出した選挙にするべきだった。

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by yoniumuhibi | 2018-06-11 23:30 | Comments(2)

しばき隊についての若干の考察 - 右翼が宣伝利用する悪性素材

c0315619_12522553.jpgしばき隊について気づいたことがある。最近、ネット右翼がしばき隊に言及する頻度が非常に多くなっている事実だ。有名無名のネット右翼が言論を投擲する場は、2ch(5ch)とツイッターだが、その両方で、しばき隊を叩く政治憎悪の発言の比重が増えている。ネット右翼が日常的に反復して行う左翼ヘイトの発信において、しばき隊が定番のトピックスになっている。関心が高い。例えば、15年ほど前の風景を思い出すと、当時はツイッターはなく2chが主な言論環境だったが、ネット右翼が精力的に情宣工作に励んでいたのは、南京大虐殺は幻だとか、従軍慰安婦は嘘だとか、コミンテルンの陰謀がどうとか、そうした歴史問題の荒唐無稽なデマゴギーだった。ネット右翼はそれを繰り返し繰り返し書き込み、2chのスレを埋め、溢れさせ、ネット言論の全体を支配して一般市民を強力に洗脳して行った。そこには同時に卑劣な民族差別の要素があり、土井たか子や福島瑞穂や菅直人を朝鮮人だと罵り、勝手に朝鮮名を付けて、これが本名だなどとデマを撒く悪質な手法も織り込まれていた。

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by yoniumuhibi | 2018-06-08 23:30 | Comments(3)


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