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第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄

第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15304823.png第5波の感染流行が沈静化している。松本哲哉の「解説」では、なぜ今回、感染者数が急に減る傾向になったのか、明確な理由は分からないそうだ。繁華街や歓楽街の人流が減ったわけでもなく、ワクチンの接種率=供給量が急激に増えたわけでもない。松本哲哉の正直なコメントは、国民一般の肌感覚を代弁していると言えるだろう。まさに自然災害的に、まるで台風の襲来と一過のように、インビジブルハンドの操る業で、8月下旬をピークにして第5波のカーブは下降線となり、感染禍の山脈は麓に達した絵になりつつある。8月5日のブログで、「まるでナチス侵攻直前のベルギーのユダヤ人みたいな境遇だ。おそらく1か月半後には事態は好転している。だが、9月中旬までの間、感染せずに無事いられるかどうか。感染したときはどう生き延びるか、個々が一日一日死力を尽くさないといけない」と不安を書いた。何とか感染せずにここまでの日を送って、人心地ついた気分になっている。第5波の時間軸の見通しも偶然ながら当たった。ひなたクリニックの患者のような多くの不幸な犠牲を出し、運良く私は収容所行きの列車に乗らなかった。



第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15305983.png少し時間を遡って、インドで新変異種による感染爆発が起こったのは4月から5月のことだ。ピークは5月6日である。これがデルタ株の流行で、特にアジア諸国で猛威をふるい、日本に伝播して第5波の感染爆発を惹き起こした。第5波のピークは東京では8月13日である。インドの凄絶な流行から3か月後。振り返って、このとき、日本もちょうど緩い第4波の渦中にあったのだけれど、インドの悲惨な地獄状況は対岸の火事だった。インドのニュースで、家族のために酸素ボンベを買う列に並ぶ人の群れや、ボンベの入手をめぐって喧嘩沙汰になる騒ぎを見たり、ガンジス河の畔で大量の遺体を焼く映像を見たりして気の毒に思ったが、まさか、3か月後にほぼ同じ惨状が日本を襲うとは思わなかった。インドで起きた悲劇は7月にインドネシアで再現されている。ピークは7月15日。インドネシアもデルタ株の感染爆発に制御不能になり、医療崩壊を起こし、現地在住の日本人が14人死亡した。だが、このときでも、われわれの意識は他人事だった事実を認めなくてはいけない。日本が1か月後にどうなるかを正確に予測していた者はいなかった。


第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15311169.pngインドネシアのピークから半月後、自宅療養者が数万の規模になり、入院できずパルスオキシメーターに繋がれ、菅義偉が「自宅療養を基本とする」と宣言を発した。酸素濃縮器の争奪戦となり、訪問ドクターが酸素濃縮器を誰にあてがうか選別した。貧乏人は冷酷にトリアージされた。われわれは日本を過信していた。コロナの感染というものはそういうものだ。スピードが速い。国境の壁を高く、水際の堀を深くしているNZや中国や台湾は伝播を阻止あるいは早期退治できるが、その能力と意思を持たない国はそうではなく、変異種の前に先進国も新興国も途上国もない。関係ない。どこかの国で新変異種が流行した場合は、3か月後には欧州も米国も日本もその禍に襲われ、予想もしていなかった重大な被害に遭遇する。医療崩壊に直面させられる。コロナはAIでは予測できない。2週間ほど間、報道1930に出演した田村憲久が、コロナは今後5年続くという趣旨の発言をしていた。何度も新型変異種が再来し、ワクチンの効能が減衰し、間髪を置かず追加ワクチンを打ち、そうした社会生活がずっと続くという認識を松原耕二の前で漏らした。現職の厚生労働大臣である。


第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15313024.png政府のコロナ対策の責任者である。この田村憲久の発言を、無責任だとか、根拠がなく疎放だと批判する者はいないだろう。誰も先が読めないのだ。おそらくWHOもお手上げで、米CDCも頭を抱えるだけで、コロナの今後の展開について全く予測不能なのだろう。知見が科学的に固まらず、ウィルスの正体を確信できる概念把握と了解に至らず、右往左往しながら対処療法で臨んでいくしかない。シンゴジラに似ている。ただ、コロナが出現した昨年2月から現在までの1年半を俯瞰すると、経験則として看取できる法則性はある。それは、約4か月の周期で感染波が繰り返されているパターンだ。第1波は昨年4月、第2波は昨年8月、第3波は年末年始、第4波は今年4月から5月、第5波は今年7月から8月。ほぼ4か月のスパンで周期している。頂点から下降した後、リバウンドが始まって次の上昇局面になる。これが第一の特徴である。第二の特徴は、5回の感染波のうち、波が高く災害度が大きかったのが、第1波、第3波、第5波の奇数回の感染波だったという事実である。医療への打撃が甚大だった。そして、予想を超える大きさで、後になるほど感染規模が拡大している。


第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15480218.png奇数回の感染波の山が高く、後になるほど、1→3→5となるほど感染規模が巨大化したのには原因があり、それは変異種の関与と影響である。年末年始の第3波は英国型アルファ株、8月の第5波はインド型デルタ株によって感染が隆起された。昨年夏の第2波、今年春の第4波は、それぞれ武漢型初期株、英国型アルファ株のリバウンドによって発生した緩い感染波の現象である。この点を第二の法則性として措定できるだろう。日本のコロナ感染流行は4か月の周期で循環し、奇数回の感染波では新たな変異種が介在する。変異種が介在した感染波は威力が大きく災害度が大きい。ざっくり、20か月の経験から以上のような仮説と総括を定式化することができる。この仮説を元に今後を予測した場合、第6波の山は年末にかけて到来する想定となり、それはデルタ株のリバウンドの影響となる。11月から感染拡大が顕著になって、またぞろ緊急事態宣言等あたふたするだろう。だが、新変異種の来入がおそらくなく、偶数回の感染波であるため、第5波ほどの災害にはならず、重症者数や死亡者数が著しく増えるということはない可能性が高い。東京都の1日の感染者数ピーク値は3000人程度か。


第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15364127.png逆に言えば、その次の来年春に来る第7波が恐ろしいという予想になる。来年の話をすると鬼が笑うと言うけれど、年末まで3か月以上手前の現時点でこのような不吉な話を言うのは妄想に聞こえるかもしれない。だが、上の二つの法則性を前提にしてコロナの今後を見通すと、そうした厳しい将来図が描出されておかしくない。然らば、ワクチンの影響はどうかという問題になるが、ワクチンの感染防御効果については私は悲観的で、その見方の根拠は、イスラエル英国米国の経過と現状が証明しているとおりである。ファイザーの抗体量が3か月で4分の1になるという説がある。昭和大学病院の相良博典の証言では、重症病床に運び込まれた患者の約3割がワクチンを2回接種済みだったとあった。驚くべき数字だ。コロナは次々と変異して感染力を上げ、毒性を増している。ヒトにとって不具合な特性を備える形で「進化」を続け、ワクチンはそれを後追いで潰して行くしかない。だから、何度もワクチンを打つ必要があるのであり、いわばワクチンとコロナが無限のイタチごっこを続けるのである。ワクチンは決してコロナ対策の決め手になるものではない。その認識を明確にする必要があるだろう。


第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15552718.png2か月程前、ブログで、ワクチンは感染を予防しない、発症と重症化を防ぐだけだと訴え、そして、今の第5波は、接種済みで気が緩んだ富裕層(高齢者・モデルナエリート)が放漫に遊び歩いてウィルス拡散源になっている、と持論を提起したことがあった。今日13日のモーニングショーを見ると、玉川徹が似たような議論を垂れていて、嘗ての盲目的なワクチン原理主義から軌道修正しているように見受けられる。当時の世間の常識は、ワクチンは感染に予防効果がある、だった。現在の常識は、ワクチンは重症化に予防効果がある、である。ワクチンのおかげで高齢者の命が救われた、である。松本哲哉も、森内浩幸も、尾身茂も、専門家が口を揃えてそう言っている。皆その命題を信じている。だが、3か月後、この命題が常識であり続けている保証はない。英国や米国で、ワクチン効果が時限切れした高齢者が次々と重症化し死亡するという事態が起きれば、かかるワクチン神話も偽りだったという認識になるだろう。ワクチンは新たに開発され供給されるものを半永久的に打ち続けざるを得ないという結論になるだろう。恰も薬物中毒の依存症者のように、死ぬまでワクチンを打ち続ける人生になる。


第6波以降を予測する - ワクチンの罠とウィズコロナの棄民牢獄_c0315619_15554613.pngファイザーとモデルナをクロスするとか、アストラゼネカを加えてハイブリッド化を試すとか、厚労省が音頭をとって、何やら日本人に人体実験をしようと策しているのは、ワクチン半永久化を睨んだ施策だろうと推察される。アメリカから指示された、ワクチン漬けとアジア人種人体実験の政策ではないかという疑念が素朴に浮かぶ。死ぬまでワクチンを打ち続ける人生でも、政府が無償提供してくれて、それで発症から身を守ることができれば、それでいいじゃないかと主張する者もいるかもしれない。だが、このウィズコロナ政策は、中身としては、自宅療養者数万人・数十万人の現実とその永続を前提し、貧乏人はパルスオキシメーターを指に挟んで自宅で死ぬ運命を甘受せよという医療福祉政策である。今回同様、新たな感染波が襲来するたびに、ナチスの探索と摘発に息を潜めて怯える占領下ユダヤ人のように、決死の覚悟で毎日を暮らすことになるという生き方の強制であり、その容認なのだ。ロシアンルーレットの環境で、GoToキャンペーンを黙認するということだ。GoToトラベルも、GoToイートも、利用するのは低所得者層ではない。富裕層は、感染しても著名女優のように入院して治療できる。一方、サービス業に従事して富裕層消費者に奉仕する労働者は、ブレイクスルー感染したとき入院できない。


ひなたクリニックに面倒みてもらう、絶望の「自宅療養」を余儀なくされる。ワクチン接種の連続で経済を回すウィズコロナ社会とは、25条が空文化され無権利にされて、ひなた的棄民が永久体制化される社会のことに他ならない。



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by yoniumuhibi | 2021-09-13 23:30 | Comments(2)
Commented by クソえもん at 2021-09-14 10:22 x
本邦でのパンデミック第5波収束に関しては、感染確認数の減少を説明する材料がないので訝しがる向きもあるようですね。

一方で、こういう見方もあります。行動範囲や生活様式の中で、感染リスクの高い場所に出入りしている人間が感染するだけ感染したので、結果的に感染確認数が減ったのではないか。

例えば繁華街で働いているとか、よく会食に行く人は感染リスクが高いわけですが、そういう人間がどんどん感染していって、広まるだけ広まったので、飽和してきたのではないか、という考え方です。

そう考えると、自粛要請はそのままにしてもらって、感染するのは勝手にしろ、というやり方でも構わなくなる可能性があります。

前提として「自粛要請は残す」のがポイントで、そうしないと行動範囲や生活様式による高リスク群だけ分けられないからです。

来年は花見をしているかどうか?くらいの感覚で考えるフェーズに入ってきましたけれども、個人的な感覚としてその頃に感染拡大が収束するかもしれないけれども、パンデミック前に存在した様々なインフラが無くなっているので、以前の生活には戻れない気がします。
Commented by 和田 at 2021-09-15 12:52 x
河野太郎は、「PCRの抗原検査」と記者会見で堂々と言ってのけて、早速SNSでハッシュタグつけられて失笑されてます。河野太郎じゃなければワクチンはできなかったと大口叩いておきながらこれですから。石原の息子とよく似ていますよ。

河野太郎も高市も、めつきが本当によくない。

岸田の人権担当補佐官、枝野に対抗して、出入国管理庁の人権問題や、LGBTでも担当するのかと思ったら、中国の人権問題担当補佐官なんですね。もう言うことは何もありません。


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