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東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶

東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶_c0315619_14112603.png立花隆が死んだ。80歳だった。情報によれば、2007年、67歳のときに膀胱癌が見つかって手術している。そこからずっと病魔との闘いの日々で、幾つも持病を抱えて病院と自宅を往復する人生だったようだ。人の多くは晩年の入り口で健康を損ない、徐々に増える不具合の個所に悩み、体力を衰えさせながら死へと向かわなければならない。ブログを書き始めて15年ほど、その間、ずっと立花隆が出てきて今の政治を批判して欲しいと言い、立花隆のような論者が登場して立花隆と同じ言論を放って欲しいと願ってきた。立花隆がテレビでどれほど冴えた鋭い政治言論を発していたかは、今では遠い昔の記憶となっていて、若い世代には全く印象がないだろう。筑紫哲也のNEWS23に出演しての、特に汚職疑獄事件絡みでの分析と解説は圧巻だった。ジャーナリストという称号は、立花隆のレベルとスキルを持った者に用いる理念的な職業名称で、そこらの売文業者やマスコミ企業の従業員が安易に自称すべきものではないと私は思っている。実際、20年前までの日本ではそうで、知識人の資質を持った仕事ができなければジャーナリストの冠称は与えられなかった。



東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶_c0315619_14140011.png立花隆は文章がいい。鋭気が漲っている。問題意識が明確で、論理構成が分かりやすく、ぐいぐいと先へ読み進められる。最近、読んでそのように感じられる論者や文章に出会わない。特にネットマスコミ - 現代ビジネスとか - に上がった記事が粗悪で、質感のないパサパサした文字列が乱雑に書き散らかされている。何の知的思考性もメッセージ性もない。教育水準の低さと筆者の志操の低さを感じる。路上の汚いゴミを見つけた気分になり、日本の回復することのない劣化を感じて気が滅入る。さりとて、有料の新聞や書籍はどうかと言うと、ネットの記事と負けず劣らずで、新聞については購読料の高さを恨み、本については大抵の場合、ネット通販で衝動買いのクリックをしたことを後悔するという無念を続けている。本は、やはり、ネット通販を利用するべきではなく、書店に足を運んで書架を探して買うべきなのだ。今はもう、まともで確かな書店も出版社もないけれど、本当は、目利きのできるプロがいる書店が街にあり、客のためにアソートメントし、読むべき本を提案し、教養の高みをガイドするというのが理想なのだ。昔の仙台の八重洲書房がそうだった。


東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶_c0315619_14195230.png一度だけ、実物の立花隆を間近で見たことがある。神保町の東京堂書店の1階。店はあれから二度改装したが、嘗ての全盛期の頃、1階の右側に新刊書を集めた島が二つあり、一つは作家の小説など文学関連の島であり、もう一つは人文社会・政治経済の新刊を集めた島だった。90年後半、私は毎日のように東京堂書店に通い、1階のその後者の島をチェックした後、2階と3階に上がって立ち読みする本を探すという日常を送っていた。そのとき、立花隆がふらりと来て、同じようにその島に積まれた品々を見つくろっていた。立花隆自身が、実際にそうして一週間に一度ほど東京堂書店で新刊をチェックしているということを、何かの稿で書いていた。テレビで見るのと同じ風貌と物腰だった。周囲も立花隆だと気づいていたが、特に誰も気に留める様子はなく、淡々と普段と同じ時間がそこに流れていた。立花隆でなくても、現役の作家や論者なら、誰でも東京堂書店の1階に足を運んで本を探すという習慣を持っていたと思われる。ある意味で、ノスタルジックに言えば、あの場所は東京の「知識人の共同体」的な一面を持っていた。劣化以前の日本。ひたすら懐かしい。


東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶_c0315619_14154265.png私は『宇宙からの帰還』も『脳死』も読んでないので、その方面の立花隆の業績については何も分からない。正直に言えば、もっと政治に集中してエネルギーを注いで欲しかったという不満が残る。立花隆に対して『知の巨人』という称号が与えられているけれど、今から考えれば、それは褒めすぎで、単に『読書の巨人』とか『好奇心の巨人』でいいのではないかと思う。『知の巨人』と尊崇するほどの存在ではなかった。本を趣味的に蒐集して貯蔵していただけだ。昔はそれでもよかったし、価値ある新刊書が多かったし、著者に知識と力量があった。編集者も優秀だった。今、猫ビルの本のビルディング・ブロックを見ても、私はあまり感動と興奮を覚えないし、立花隆と同じように文理マルチな博学の勉強家になりましょうと若い人に推奨できない。違うと思う。何のための知かという問いが先に立たなければいけないはずで、今は知識よりも倫理が求められている時代だと強く思うからだ。知識を多方面に持つことよりも、倫理を持つことが人にとって重要だからだ。丸山真男が『君たちはどう生きるか』の岩波文庫の付録 - 吉野源三郎への追悼文 - で書いているように、客観的認識の基礎となる主体的倫理こそが重要なのだ。


東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶_c0315619_14434169.pngウォルフレンは、知識人は何より政治を語らねばならないと言い、権力者の暴政から民衆を守ることが知識人の使命だと語った。私も同感で、その観点から鑑みたとき、立花隆の90年代後半から00年代の活動には不満が残る。結局、ジャーナリスト立花隆の大いなる所産と業績というのは、筑紫哲也というプロデューサーの手腕があってのことだったのだろうかと、今では思えてくる。天才宮崎駿の偉大な活躍も、鈴木敏夫という名プロデューサーがあってのことだという評価がもっぱらだが、それと似た関係だった言えそうだ。二人は名コンビだった。筑紫哲也が元気で長生きしてくれていたら、立花隆ももう少し政治に関心を持って時局の発言に出て、世間に影響を与えてくれていたかもと思う。晩年は、ただの読書屋になり、そして東大屋になって終わった感が否めない。母校愛が強かったのだろうが、東大、東大と、東大プロモーションに躍起になっていた。立花隆が情熱的に東大の宣伝に肩入れした時期は、東大がどんどん軽薄で空疎になり、ネオリベ右翼と脱構築の砂漠の塔になり、政府の下請け機関(&天下り機関)になって行った過程である。アカデミーの府の内実を失った。


東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶_c0315619_14284278.png6年前の2015年、安保法制に反対する政治運動が敗北に終わった後、ブログで若者向けに推薦図書15冊をリストアップして提示したことがある。その中に、私は迷わず立花隆の『天皇と東大』を含めた。近現代日本政治思想史をよく整理した佳作であり、多くの若い世代に読んでもらいたい。立花隆らしく、問題意識とテーマ設定が明瞭で、構成と論証が説得的で、筆運びがよく、窮屈感や違和感なしに面白く読み進んで行ける。爽快な感覚で歴史が理解できる。私にとっては、一つの教科書的な通史の位置づけの作品であり、いわば百科事典的に、ある事件や問題についてポイント的に読み返して、不鮮明になっていた歴史認識を鮮明化するのに役立てる便利な書物である。この本の説明によって、私は明治天皇のイメージが大きく変わった。これまで、司馬遼太郎の影響でフラットでプレーンだった明治天皇の表象が変わり、昭和天皇との連続性が際立つところの邪悪で反動的な範疇のものとなった。この『天皇と東大』の「はしがき」の末尾で立花隆は次のように書いている。


日本の近現代史を書いた本はいろいろあるが、この本の特徴は、そこのところ - 天皇イデオロギー - を詳しく描いたところにあると思っている。

天皇(イデオロギー)と、右翼ウルトラナショナリズムを理解することなしには、あの時代の日本の大転換がわかるはずがないと思ったからだ。丸山真男も観念的にはそう考えていたからだろうが、あの名著『現代政治の思想と行動』を「超国家主義の論理と心理」という章からはじめている。しかし私は、あのくだりに著しく不満を持っていた。

あのようなもっともらしい抽象的な言説をならべたてただけでは、あの時代の日本を乗っ取ったといってもいい「超国家主義(ウルトラナショナリズム)の論理と心理」が、リアリティのあるものとしては、なにひとつ見えてこないと思ったからだ。

私は丸山が抽象的な断罪で切り捨てた超国家主義者たちの論理と心理のリアリティを、彼らの頭のヒダの中と心のヒダの中までわけいることによってより深く追求し、あの時代の変化をもっとリアルに知りたいと思った。政治学の、あるいは歴史学の論文のようにではなく、ノンフィクション・レポートとして、あの歴史的大転換期のドラマを描いてみたいと思った。(文春文庫 Ⅰ P.24-25)


東京堂書店の1階で本を探していた立花隆 - 劣化する前の日本の記憶_c0315619_15064272.png丸山真男に対する挑戦的で批判的な言辞だが、実際のところを言えば、立花隆の『天皇と東大』の歴史叙述は、丸山真男の「論理と心理」の中身を歴史的具体的に埋める内容となっている。丸山真男が政治学で概念化した対象を、個別具体的な歴史のボディとしてパーツに分解しシリアルに構成したものが、立花隆の『天皇と東大』だ。だから、二つを併せて読めばよいのであり、二つは補完関係になるもので、対立するものでも否定するものでもない。研究の形式と方法が違うだけで、視角と問題意識はほぼ同じである。立花隆はノンフィクション・レポートと定義していて、アカデミーの論文ではないが、内容は政治思想史の研究として十分のものだと言える。似た作風として小熊英二の「歴史社会学」があるけれど、小熊英二などよりずっといい。切り口の深さと読み応えが違う。政治思想史の研究として成功している。私はそう確信する。この丸山真男に対する敵愾心剥き出しの口上は、この世代(60年安保から全共闘)の誰もが共有している幼稚な丸山コンプレックスの発露であり、お約束事(定番プロトコル)の気分と態度であり、苦笑すべき対抗意識と受け止めてよいだろう。



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by yoniumuhibi | 2021-06-24 23:30 | Comments(18)
Commented by もあん at 2021-06-24 17:40 x
立花隆さんの訃報に絶句しています。今から40年近く前の春、大学4年生になったばかりの私はゼミの後輩に読むべき図書のリストの最初に『宇宙からの帰還』をあげたことを思い出します。ブログ主さんの主張の通り、現代のジャーナリストの知性に関しては疑問を感じています。「世に倦む日日」も「良質なサイト」ということでブックマークしています。立花さんの死を機に、若くて優秀なジャーナリストが生まれることを期待します。
Commented by コスモス at 2021-06-24 22:20 x
徳仁天皇と皇后は、昨年7月、厚労省担当者から、新型コロナウイルスの雇用への影響について進講を受けています。
陛下は、派遣労働者、外国人労働者、若者、学生の状況について説明を受け、今後どうなるのでしょうかと何度も尋ね、難しいですがうまく経済と感染対策の両立が図られるといいですねと仰ったそうです
皇后は外国人労働者の状況を、今後どうなるのでしょうかと何度も尋ねていたそうです
このお2人は、状況をよく理解されていると思います。
Commented by ハイサイ at 2021-06-25 11:01 x
徳仁天皇は、本当はもっと国民とふれあいたかったのに、コロナだから自粛されていました。ワクチン接種も順番を守っておられ、まだです。(日本の首長の中には我先にと打ったのがいましたね、メルも、順番を守っていた。陛下もメルケルも命は平等だという信念があるからでしょう)
徳仁天皇一家の辛抱強さを、甘く見てはいけない。今回の対応を見るに、弟の娘がこのまま結婚するとしても、陛下は儀式を執り行わないでしょう。陛下は「国民の皆さんの間に意見があることは私も承知をしております。ご両親とよく話し合って、秋篠宮が自ら言ったように国民の皆さんの祝福が得られる状態になることを私も希望します」と言っておられましたからね。
徳仁天皇は、即位時に、こどもの貧困と、災害ボランティアに賜金を出されている。あとは、労働の問題、孤独の問題に携わってくれれば、言うことありません。

西村長官は覚悟を決めた顔をしていましたね。今頃菅に怒鳴りつけられているかもしれないが。しかし菅や加藤と違って、二階・麻生は陛下がそう言ったのなら考え直そうとなる可能性は十分にある。西村大臣だって、感染拡大したら自分の仕事が増えるのだから、感染拡大しないに越したことなく、中止できるなら中止してもらいたいのが本音でしょう。
Commented by 多摩川沿いより at 2021-06-25 12:44 x
西村長官は、陛下の開会式出席や競技観戦の日程は各機関と調整中で、発表できるものはないと回答しています。陛下はワクチン未接種のはずで、抗体ができるには2回目を打ってからしばらくかかりますから、東京五輪開会式出席は不可能でしょう。

複数の閣僚が、五輪中止を訴えて、中止しても支持率下がらないよと進言したのに、菅がやると言い切った。でも五輪は菅のものではないです。そもそも開催都市、小池百合子が前面に出るものです。国際的にみても、菅の動きは奇怪としかいいようがないが、そういうことを気にしない「裸の王様」なのでどうしようもない。

菅は、静岡県知事選の敗北に青くなって、東京五輪直前なのに現職大臣を変えてまで横浜市長選に出そうとしている。貴ブログで菅のパーソナリティーを考察されていた。
安倍、菅は、五輪、観光、カジノIR、原発輸出、リニアくらいしか持ち札がない。今並べてみても、ひどいラインナップだ。リニアは静岡県民が20時2分秒殺で、静岡工区の工事を認めないと突き付けた。
横浜市長選はプレーヤーがたくさんいてまだ構図が固まっていないが、どうなるでしょうか。
Commented by ミー at 2021-06-25 13:18 x
オリンピック憲章 Olympic Charter 1996年版 (財)日本オリンピック委員会
69.開会式および閉会式*
開会式および閉会式は、IOCが定めたプロトコールに従って開催されなければならない。
 規則69付属細則
1- 開会式
1.1- オリンピック競技大会の開会宣言は開催国の国家元首によっておこなわれるものとする。

陛下はワクチンまだだと思いますので、開会式に出ることはできないでしょう。開会宣言がなされないまま、開会することはできるのでしょうか?開会宣言がなされないまま、五輪というのは開かれるものでしょうか?

65歳以上の皇族は、6月22日に2回目接種をしています。6月はじめの1回目接種の時点で、陛下にワクチン接種をしてもらうかどうかで相当やりとりがあったと思いますが、陛下は特別扱いを断固として断られた。この時点で運命は決まっていたのに、菅は馬鹿で人の話を聞かないから。

菅には、信念を貫かれる人間のことがわかっていない。わかろうとしなかった。その浅はかさ。
Commented by トラ猫は眠りたい at 2021-06-25 17:53 x
赤旗は立花の訃報を掲載しなかったとのこと。これでは無党派層からの支持は無理でしょう
Commented by ミー at 2021-06-25 22:32 x
菅、今日は国家公安委員長の閣僚承認式で皇居へ行って、内奏していますね。
皇居にいたのは15時55分から16時36分 内奏、承認式と、動静に出ています。

菅は「西村長官の個人的発言」と片付けて置いて、内奏で何を言ったんでしょうかね。
Commented by ミー at 2021-06-25 22:52 x
菅 就任後の内奏の皇居滞在時間
2020年10月27日 29分 内奏 
2021年2月1日 42分 内奏と認証式(銀座3馬鹿の一人、田野瀬副大臣辞職に伴う新副大臣認証式)
2月18日 41分 内奏と 認証式(五輪担当大臣交代によるもの)
4月20日 25分 内奏
6月22日 48分 内奏
6月25日 41分 内奏と認証式(小此木国家公安委員長辞職による)

6月22日は内奏だけなのに、長いですね。菅は会話ができませんので、その間何を話していたのでしょうか。そして陛下の発言を、菅が理解できたとも思えません。
今日は時間的にあまり深い話はしていないでしょう。
Commented by コスモス at 2021-06-25 23:20 x
倫理が大事、そう思います。

今日の経産省キャリアの給付金詐取事件。2人とも同じ高校の卒業生というので、どこの高校か、早速ネット民が調べていましたね。
K応高校で、ひとりはK応大を中退して東大入りなおして司法試験にも受かっている。もうひとりはそのままK応大のようである。

刑務所で実刑を科すしかない。手錠腰縄で世間の目に晒されてみなさい。倫理を身に着けずに育つことがどれだけ不幸か。
Commented by 多摩川沿いより at 2021-06-26 11:22 x
憲法論、同意します。
閣僚の中には東京五輪中止を進言するのもいて世論だって反対多数なのに、安倍・菅の一味が開催に突き進む。これは議院内閣制ではなくて、独裁ではないか。山口香も先日退任する際に、五輪に突き進み反対意見を聞かないのは、独裁だと言っていました。

ブログ主さんが、先日、民主主義、社会主義、ソシアルを論考されていた。

菅は、静岡県でもリニア工事を強行するつもりだった。県知事選で言うこと聞く候補を立てて当選させる、それが無理でも辺野古のように強行する。しかし候補者選定でひとつミスがあり、意中の候補の擁立に失敗、その後は現職参院議員を立てて、相当金も使ったと思う。もうこの時点で憲法が想定する民主主義を、逸脱しているのではないか?
それでも静岡県は工事着工前に、選挙で明確に意思表示した。菅は陰湿だから、辺野古と同じことをいまだに静岡でもやろうと考えているだろうが、さすがに菅の方がまもなく首になるだろう。
もう安倍・菅の一味によって、国土という環境すら私物化されている。

五輪の開会宣言は国事行為ではないのだから、良心に従って拒否することができる。今の天皇がそこまで踏み込むとも思えないが。
Commented by at 2021-06-26 14:31 x
立花隆さんと筑紫哲也さんの関係について、筑紫さんは立花さんのプロデューサーだったという指摘は興味深い。NEWS23のことも懐かしい。いい番組だった。まだ、ジャーナリズムの持つ緊張感のようなものが漂っていた。

立花さんは右だけではなく左にも鋭く斬り込んでいった。この国の右の金権腐敗体質だけではなく、左の閉塞隠蔽体質も明らかにしたというのが新しかった。戦後も引きずる2つの難題は、果たして解決されたのだろうか。

今、二人ともいなくなって、虚しいという言葉しか見つからない。確かなことは二人とも、個に依拠したジャーナリストであり、その前にリベラリストであったのだと思い知る。改めてリベラリズムという存在の厳しさと重さを思う。
Commented at 2021-06-26 18:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by コスモス at 2021-06-26 22:08 x
給付金詐欺の官僚、慶応高校とネット記事が書いていますね。
私の先の書き込みに誤りがあり、1人は慶応高校、慶応大、東大法科大学院、司法試験合格後入省。もう1人は慶応高校、慶応大、メガバンク、入省のようです。

給付金詐欺といえば、鶴岡親分の孫である慶応大大学生も逮捕されて、世間を騒がせました。

しかし、今回のキャリア官僚2人はこの詐欺だけでは済まないという情報も聞きます。今回逮捕された件を糸口に、金の流れを徹底的に調べるでしょう。検察は甘くはありません。経産省幹部がまず今回の逮捕に絶句したそうですが、まだ序の口だろうなというのが私の感想です。

ブログ主さんがお書きになった倫理という言葉を超えて、もちろん倫理が大事ですが、従来の官僚志望者のパーソナリティから完全に逸脱しています。
Commented by もあん at 2021-06-27 16:00 x
立花隆さんの訃報が流れてから最初の週末、6月27日(日)の午後にNHK総合で追悼番組として1995年(戦後50年)のNHKスペシャル「立花隆のシベリア鎮魂歌 抑留画家・香月泰男」が再放送されました。なぜ、このテーマ?と不思議に思ったのですが、途中で立花さんが目頭を熱くして絶句するシーンがあり、この番組を選択した理由がわかりました。
Commented by コスモス at 2021-06-29 12:02 x
宮内庁の池田次長が、「天皇陛下が名誉総裁のお務めをつつがなく、安らかになされるよう、関係機関が連携して感染防止対策に対応していただくことがいい」と述べたそうですが。
陛下は五輪の開催が感染拡大につながらないか非常に心配している、西村長官が伝えた通り。日本の人のこともそうだし、外国から来る選手団も感染したら気の毒だし、people、人々を心配しているんですね。
それが、陛下が名誉総裁やるんだから恥かかせないように運営しろよと曲解されるに至った。これこそ政治利用。かえって陛下に恥をかかせないために、感染を隠すとか、そういう方向へ向かいかねない。
今の天皇はタブーにも素手で切り込むような部分があり、返り討ちにあうというのか挫折ということになってしまう。純粋すぎるということだろうか。

菅は天皇より自分がえらいと思ってるんじゃないでしょうか。菅の昨日の水際対策の視察は、北朝鮮の将軍様の視察みたいでしたね。
小池百合子は官邸にも自民党にもワクチン供給のお願いに何度も行ったのに、和泉大坪(こいつらを使っている菅)、(橋本岳?と)丸川が、東京へワクチンを送らないことにしたそうですね。菅は本当に陰湿だし、調子に乗る丸川もますます人相が悪くなっている。
Commented by アン at 2021-06-29 22:34 x
鳥取県は昨年1月にコロナ禍となってからコロナ死者は2人。ほぼ抑え込んでいる。それがワクチン接種による死者は5人。
ワクチンの方がリスクが高いでしょう。ブログ主さんがされているAZの血栓症以前に、コロナワクチン自体がリスクが高いんですよ。全国で360人くらい亡くなっている。実際はもっと多いはず。重症者もいるだろう。
どこがデマなんですか?私はワクチンの原理も学習し、絶対に打たないと決めました。接種券は届いた瞬間に破いて捨てるつもりです。
Commented by たら at 2021-07-01 01:08 x
佐藤正久が、バブルなんてとっくにはじけていると党の部会で声を上げています。防衛大学校で応用物理、陸自の化学科ですから、菅や丸川なんかよりよっぽど現実がわかっている。
菅は「俺がしてやる」に当てはまることしかやらない。俺がgotoで旅行に行かせてやる、俺がワクチンを接種させてやる、俺が五輪を開催して客を入れてあげる。早速通学路点検を総理が指示していましたが、ああいうのは萩生田にやらせればいいこと。秘書上りの菅と違って、世の中の多くの人は組織で働いているので、菅のようなやり方は支持されないのに、俺がやることにこだわる。頭が悪い。
で、反対されればされるほど、ムキになり意固地になる。ブログ主さんが考察されていたが、階層が下の出身だから感情を制御できないのでしょう。
菅、河野、小泉と、菅人脈には嫌悪感しかない。だいたい政治家のくせにSNSでブロックしまくっている幼児性河野は、どうしようもない。
Commented by 肥田 at 2021-07-01 02:21 x
バッハとコーツが被爆地を訪問するという話に対して、広島の被爆者団体協議会の理事長さんが「多くの人命が奪われている現状で開催すること自体が『平和の祭典』を掲げる五輪の精神に反している」、長崎の被爆者協議会の会長さんが「自分たちの権威を示すためだと思える」。
真実の言葉だ。
安倍、菅、加藤、河野、丸川、竹中に汚染されてしまっている。ブログ主さんが書かれている記事を拝読している。政治がだめすぎると無力感を覚えるが、それこそ連中の狙いだから。


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