バイデン勝利に歓喜するアメリカ - 永遠のオーウェル的世界を続ける日本

















中山俊宏の説明では、保守共和党の牙城だったテキサス州も、ダラスやヒューストンなどの大都市の住民の政治意識はどんどんリベラル化し、NYやDCと大差ない環境になっていると言う。あと何年かしたら、テキサス州で共和党は民主党に勝てなくなり、選挙人を出せなくなって大統領選で勝つ前提を失うだろうと予測していた。そのため、共和党も有色人種と多様性イシューに配慮した政策設計に変容せざるを得ないのだと言う。ということは、よりリベラル寄り、左派寄り、弱者寄りの新しい政策群とシンボルを共和党が掲げるということで、米国政治全体が左に動くという意味になる。トランプという巨大な反動政治を媒介して、反動に対する反発のエネルギーを作り出し、否定の否定の運動と推進力で本来の進歩の方向に大きく前進するということだ。共和党は、現在リベラルの語で表象される方向へ中心軸を移動させ、民主党は、現在リベラルとして総括される部分と社会主義と呼ばれるラディカルな部分と、二つの地平を持つ大きな集合になるだろう。



by yoniumuhibi
| 2020-11-11 23:30
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Comments(1)

いつもブログやツイターを拝読しております。
先の米国大統領選挙を興味を持って見ておりましたが、民主党バイデン候補が勝利し安堵しております。
なんだかんだ言っても米国は民主主義が機能していて羨ましく思います。
日本はと言うと当記事にありますように絶望的状況です。正に一党独裁の国です。右翼の嫌いな中国や北朝鮮並みです。現状では政権が変わるイメージが浮かびません。
政権交代を阻む原因の一つは皮肉にも小選挙区制度だと思います。政権交代可能な二大政党政治を作るということで導入されましたが、死票は多く与党有利に働いている様を見るに付け、かつての中選挙区制に戻したらと思う今日この頃です。
先の米国大統領選挙を興味を持って見ておりましたが、民主党バイデン候補が勝利し安堵しております。
なんだかんだ言っても米国は民主主義が機能していて羨ましく思います。
日本はと言うと当記事にありますように絶望的状況です。正に一党独裁の国です。右翼の嫌いな中国や北朝鮮並みです。現状では政権が変わるイメージが浮かびません。
政権交代を阻む原因の一つは皮肉にも小選挙区制度だと思います。政権交代可能な二大政党政治を作るということで導入されましたが、死票は多く与党有利に働いている様を見るに付け、かつての中選挙区制に戻したらと思う今日この頃です。
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