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周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか

周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_14524629.png周庭逮捕の事件が韓国でどう報道され、どのような論評と反応が出ているか関心があったが、ネットを検索するかぎり全く確認することができない。ハンギョレや中央日報の日本語サイトを覗き見たが、何も記事が上がっていなかった。やはり、周庭の問題で大騒ぎになっているのは日本だけのようだ。香港の人々の受け止め方については内実はよく分からない。5月に香港ポストに載った情報では、意外なことに、電話世論調査で52%が国家安全維持法に賛成と回答したとあり、香港の中の複雑な状況を窺わせていた。もっとも、6月にロイターが行った世論調査では反対が56%と出ていて、ここでは逆の常識的な結果が表れていて、香港ポストが報じた内容を打ち消している。ただし、民主化デモへの支持は3か月前より減少し、親中派への支持が増え、民主派への支持が低下している傾向が明らかとなった。香港の民主化運動は、現時点での総括を言えば、やはり失敗だったと言わざるを得ない。



周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_14531283.png昨年の中国本土への容疑者移送の条例改正に反対する抗議行動そのものに問題があったと私は考えている。最初から奇妙だった。突然、香港の議会(特別行政区立法会)に乱入した覆面姿の暴徒の若者たちが議事堂を破壊、黒いスプレーで正面壁の香港旗に落書きして塗りたくり、さらに議長席に英国統治時代の旗を掲げ、それを動画撮影してSNSで世界に発信し示威していた。この破壊行為は、単に逃亡犯条例に反対して民主化を要求するというよりも、香港返還の意義そのものを否定する行為であり、植民地香港を回復した中国の主権を陵辱する蛮行だ。香港の市民たちの多くが、やりすぎだと感じただろうし、心を傷つけられる思いをした者も少なくなかっただろう。大陸の中国人たちは無条件に反発して憤慨し激高したに違いない。中国の近代史はアヘン戦争の屈辱から始まっている。香港は外国列強に侵略蚕食された原点の地であり、象徴的な領土であって、その主権を奪還することは中国と中国人の悲願だった。


周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_14534038.pngその意味で、昨年の香港の民主化デモは最初から戦略と手法が間違っていたし、路線が誤っていたと言わざるを得ない。香港の民主化で成果を着実に得るためには、世論の多数の支持を得なくてはならず、何よりも大陸の中国人の共感を受ける運動を展開しなければならなかった。中国の内部を変え、中国共産党の内側に共鳴盤を築くことで、習近平の香港仕置きの暴政をストップさせ、少しずつ雨傘革命前の一国二制の原状を取り戻す道程を歩む必要があった。それは可能だっただろう。リーダー次第で、運動次第で、それは可能だったし、大陸の中国人の多くはその方向性を望み、香港の抗議運動を期待して見守っていたはずだ。香港の民主化は大陸の民主化に直結し連動した問題だった。だが、実際のところは、香港の民主化団体はそれを最初からぶち壊しにしていたのであり、漸次的な改革や対話を通じての成果獲得は寸毫も眼中にないかの如くだった。香港返還の歴史的意義を否定し、それを実現した中国共産党の業績を全否定していた。


周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_15313076.png大陸の中国人は大いに幻滅しただろうし、香港民主派への支持や期待をやめ、運動団体の背後に米国と英国の影があることを察知し、米中対立の紛争の材料として香港問題が利用されている陰謀を直観しただろう。このままだと香港が分離独立で奪われると考え、人民解放軍による武力制圧も辞さずの想定と覚悟に及んで行ったと想像する。中国人からすれば、トランプ政権による経済制裁はきわめて理不尽で、PRCの崩壊解体を目論む脅迫と圧力は許容できない暴力だ。昨年の香港の民主化運動は、最初から平和的な妥協的解決を捨てていて、つまりは現実的な民主化の目標とシナリオを持っていなかった。彼らが支持と共感を求めたのは、大陸の中国人ではなく、もっぱら欧米と日本の外国人であり、彼らが言う「国際社会の支持」とは、米中対立の中で米国に与することであり、PRCをイデオロギー的に攻撃することだった。運動の中身は悉く反中反共運動だったのであり、むしろ積極的に中国政府を挑発し、人民解放軍による武力侵攻を歓迎して誘導しているような印象さえ受けた。


周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_14535373.png昨年後半、香港警察の取締りが厳しくなると共に民主化デモは下火になったが、下火になると共に行動は過激化し、公共物の破壊毀損を含めた挑発と暴動が目立つようになった。70年代の新左翼(極左)の過激行動と類似していた。周庭が日本のマスコミに言うところの「国際社会の応援」とは、畢竟、日本人の中国憎悪のボルテージを上げることであり、中国に対する敵意と非難を高揚させることに他ならない。日本のマスコミにおける周庭の思想的位置は、ちょうど北朝鮮への憤怒を煽った横田早紀江と相似形である。配役が同じであり、敵国への憎悪を扇動するシンボル・アジテーターだ。周庭の要請に従って日本人が中国への敵愾心を昂めたところで、香港の民主化には何も寄与も貢献もしない。民主主義で重要なのは民意であり、民意の多数を握れるかどうか、多数の心を動かせるかどうかだ。反共反中のブロイラーを周庭のプロパガンダ飼料で増やし、怒声と咆吼を高めても、中国や香港の政治を変える方向には繋がらない。逆に中国人から不信と不興を買うだけで、香港民主派の立場を悪くするだけだ。


周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_15370957.png香港民主化運動の活動家たちは、なぜ立法会を破壊し、香港旗に落書きする侮辱行為ができたのだろう。香港と中国の歴史を全否定することができ、その暴徒行動に躊躇や葛藤を覚えることがなかったのだろう。気になる情報として、香港の民主化運動の背後にNED(全米民主主義基金)などの米国シンクタンクの存在があり、資金援助の関係があるという噂がある。噂と言っても、国家のスポークスマンである華春蛍が正式な会見で発言しているのだから、それなりに事実的根拠のある外交上の批判と警告と考えていいだろう。これら米国シンクタンクは、米国が潰そうとする敵性国に入って諜報機関として活動し、東欧・コーカサス・中央アジアのカラー革命の糸を引き、中東(シリア・イラン)でも暗躍してきた。反米政権の弱体化と転覆を目的とするCIAのフロントの工作組織である。NEDは、香港の民主化団体だけでなく、台湾のひまわり運動にも関与していたという情報がある。真偽は不明だが、私には腑に落ちる部分があり、一つの絵として繋がる感覚を否めない。


周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_15054973.png台湾のひまわり運動も国会(立法院)に乱入した。乱入して占拠した。その6年前の学生運動は、民主主義運動の美談として積極的に評価されて総括されている。だが、私には違和感が残り、国権の最高機関であるはずの国会に、なぜ簡単に土足で乱入して占拠などすることができるのだろうという疑問が消えなかった。国家の権威と尊厳を失墜させる行為である。国際社会の中で地位が不安定な台湾(中華民国)としては、それは恥辱であり、統治の不全を示す失態であり、やってはいけないことだった。衛士が速やかに排除するべきだった。想起するのは、カラー革命の共通する態様が、こうした議会占拠とか大統領官邸占拠の「革命」を特徴としていたことだ。冷戦終結後の米国の他国への振る舞いの特徴は、そうした国家の神聖な最高価値表象を軽々しく踏みにじり、蹴散らし、侮辱して貶めるところにある。ハリウッド映画作品にもよく登場して、何度も不愉快な思いをさせられた。他国の尊厳を傷つける。粗暴に傷つけながら、他国の人間の精神を米国人化する。押しつけて慣れさせる。


周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_15023434.png結局、香港は、人民解放軍の武力突入の代わりに国家安全維持法を選ばされた。流血の代わりに自由剥奪の弾圧法制を引き受けさせられた。林鄭月娥の苦汁の言い訳はそんなところだろう。無論、悪いのは習近平政権に決まっていて、香港の人々の側に責任はない。けれども、そういう絶望の選択に持っていかないように、手前で食い止めるのが政治をする者の使命であり、智恵を絞って策を積み重ね、創意工夫で具体的提案を繰り出し、譲歩と一致を引き出し、最悪の事態を防ぐのが政治運動家の責務というものだ。昨年の香港の民主派活動家たちには、そうした柔軟な側面がまるでなく、抗議と衝突と対外宣伝のみの一本槍だった。収拾に狼狽する香港政府を無理に苦境に追い詰め、 政治にアマチュアなお嬢様の林鄭月娥に妥協と宥和を断念させて、習近平の強硬路線に逃げ込んで保身する旋回へと嗾けるのみだった。対話を図ろうとして名乗り出る代表者がいなかった。最後まで出て来なかった。そして、自分たちにはリーダーはいないだの、指導者のないクラウドだの、新しい政治運動にリーダーは不要だの、しばき隊みたいな安っぽいセリフを垂れている。


周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_15340112.png対話の実現を模索して名乗り出る者が現れなかった。要求のハードルを調整して、北京を相手にしたたかな駆け引きに出る者が出なかった。昔の日本の過激派(極左)を彷彿させる暴力的街頭行動ばかりが無造作に乱発されるので、私はそれを見て、これはやはり米国が裏で絡んでいるなと推断した。黄之鋒の達観した表情を見ても、ロンドンへ逃げた羅冠聰の乾いた口調からも、最初から中国政府を交渉の相手にしておらず、拒絶と否定と罵倒ばかりで突き放している。欧米・日本の耳目を香港に引きつけて、国際世論を盛り上げて中国を締めつけることだけが目的だ。中国共産党政権の瓦解と打倒だけを狙っている。ウェーバーが残した至言を彼らが知らないはずがないが、日本のマスコミ人には忘れている者もいるのでノートしよう。

政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である。もしこの世の中で不可能事を目指して粘り強くアタックしないようでは、およそ可能なことの達成も覚束ないというのは、まったく正しく、あらゆる歴史上の経験がこれを証明している。しかし、これをなしうる人は指導者でなければならない。いや、指導者であるだけでなく、― はなはだ素朴な意味での― 英雄でなければならない。 (岩波文庫 P.105)



周庭逮捕と香港の民主化運動について - 「民主の女神」周庭とは何者なのか_c0315619_14550460.png最後に、周庭の弁護士はなぜ登場して説明しないのだろう。法の野蛮さと無効性は誰でも承知するところだが、弁護士にも出て来てもらって、彼女の無実潔白を明言してもらいたい。まさか、後から、実はSNSの別アカウントで7月以降も日本の誰かと接触し、クリティカルな情報交換に及んでいたなどと、そのような告発を受けることはないと確信させてもらいたい。それと、彼女の両親のコメントがないが、どういう職業と身分の人物なのだろう。紹介が一行もない。日本のマスコミが調べて伝えようとしないのは不思議だ。周庭の日本語はきわめて秀逸で、23歳でここまで上達している例はあまり見ない。本人の弁では、アニメの趣味の延長で覚えたと言うが、私の推測では、確実に正規の教育課程で指導を受けている。レッスンなしに、個人の趣味であそこまで完璧な語学能力は修得できない。そこらの日本の高校生や大学生よりも国語(日本語)の試験の点数は上だろう。構文の組み立てに才があり、瞬時に次々と語彙を探り当てて表現を掘り出す。論理と主張を構成し、的確で説得的な日本語のトークを作っていく。


あざやかで呆然としてしまう。惑溺させられる。魅力的で蠱惑的なキャラクター。日本語と漢語の文化的差異を理解し、そこに興趣を感じて研究している言語態度がある。オーラルもいい。文章もいい。オーラルも、テキストも、敢えて、自分の日本語能力の水準と教育環境の秘密を隠すような、素人を演出するポーズを繕っているように見える。


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by yoniumuhibi | 2020-08-13 23:30 | Comments(7)
Commented by 米帝大嫌い at 2020-08-13 18:19 x
本邦マスゴミがひた隠しにしている、自称民主派の凶暴性・欺瞞性・そして米帝の走狗ぶりを的確に把握した上での卓見、恐れ入ります。
私は、周庭のツイートは、本人が書いていないと確信しています。なぜなら、成長後に日本語を自力で習った外国人なら、しばしば接続詞や助詞がおかしくなったり、意味だけは通る程度に単語の選択がおかしかったりするのですが、周庭には一切それがなく、それどころか非常に高度な表現が頻出するからです。
周庭一味による、天皇侮辱ツイート(正確にはその批判)
https://twitter.com/saburouseiji/status/1186929054647087104
天皇即位礼に招待された香港行政長官がスマホを見ている、ことに言いがかりをつけ、不敬だ! こいつはこの場にふさわしくない! と馬鹿な日本人を騙して言いなりに操ろうとする周庭一味。空席が多数あることから、これは式典開始のかなり前。そもそも長官は天皇から招待された、天皇の賓客であり、「遠路はるばる、お忙しいところ、ようこそいらっしゃいました」と歓待するのが当然。それをあろうことか、事実を捻じ曲げた言いがかりで貶めるなど、徳仁天皇を「ふさわしくない客を招いていい気になっている大馬鹿者」と侮辱している。天皇だけじゃない。日本人はこんな筋の通らぬ言いがかりもわからずにただ自分たちの言いなりになる大馬鹿者ぞろいだと舐めきって、見下していることになる。そして何よりも重大なのは、ここで周庭が挙げている写真。明らかに、日本の地上波テレビの中継映像なのです。写っている指は、絶対に香港在住者のものではありません。
Commented by 米帝大嫌い at 2020-08-13 18:50 x
公然と企業テロを誇示し、言論の自由を全否定する周庭一味を非難する、日本人ルポライターのツイッター。
https://twitter.com/YSD0118/status/1180129635494793216
吉野家や元気寿司まで被害に遭っているのに、一切それを報じず、闇雲に自称民主派への一方的美化を止めない本邦マスゴミへの不審感を覚えたのは、この頃です。
自称民主派が犯した凶悪犯罪の数々、羅長清さん殺害事件
https://en.wikipedia.org/wiki/Killing_of_Luo_Changqing
の次ぐらいに悪名高い、馬鞍山焼人事件
https://www.youtube.com/watch?v=1Y5RtecvZSc
について、周庭に説明を求めた日本人のツイッター。
https://twitter.com/HashimotoTakes2/status/1193780873566404609
案の定です。現地で広く報じられて大騒ぎになっている凶悪事件を一切伝えず、ひたすら周庭言いなりの本邦マスゴミの姿は、大本営報道部をとっくに通り越してオセアニア真理省に近い。私はイングソックならぬ反中カルトの「二重思考」なんか身についていないから「これはおかしい」と気づけたが、これに気づかない、気づこうとしない数多の日本人は、本当に「二重思考」が骨の髄まで染みついているのでしょう。
ジョージ・オーウェルは生涯社会主義者だった。だからこそ、スターリン一味を「最も社会主義の理想に反することを、社会主義の名の下に強行した」スターリン一味を憎んだ。ならば私が、「最も自由や民主主義の理想に反することを、自由や民主主義の名の下に強行する」周庭一味を憎んで、何の不思議がありましょう。あいつらの喚く「自由」って、「コンゴ自由国」みたいな意味なんでしょうね。「民主派」という自称自体が、「真理省記録局」みたいなもんだ。
Commented by 米帝大嫌い at 2020-08-13 20:53 x
香港紙・星島日報より。「民主の女神」とは日本人だけが勝手に持て囃して呼んでいるだけで、現地紙では一切見ない(周庭の名すら滅多に見ない)、非常に奇異な表現です。従って、こいつの逮捕でわざわざ特別の反応をするのは、日本人だけ。
https://std.stheadline.com/realtime/article/1343123/即時-港聞-黎智英案-日本憂慮香港局勢-日網民帖文促釋放周庭

逮捕時、手錠もされていないのにわざわざ両手を後ろに回しておきながら、車に乗せられた途端右手で髪を触り始めて、演技だとバレた。
https://std.stheadline.com/daily/article/2264046/日報-港聞-被捕雙手似反鎖-周庭被疑博同情
「私は屈しない」というアピールなら拳を突き上げるでしょうに。仮に星島日報記者の推察通り、馬鹿を騙して同情を引こうという意図なら、そんな幼稚な演技を真に受けて香港警察を罵る馬鹿は、どこまで周庭に愚弄されたら気が済むのでしょう?
Commented by 長坂 at 2020-08-14 00:04 x
こういう分析が本当に読みたかったです。ここ2日間のtwが香港一色。BLMであんな恥知らずなアニメを作ったNHKを筆頭に、日本中がアムネスティーやヒューマン・ライツ・ウォッチに大変身。全くニュースにならないが、靖国の参道で日本の戦争責任に抗議し建造物侵入で逮捕、長期拘留された(有罪判決、控訴中)二人の香港人がいるのですが。民主化運動活動家とラジオ局記者だそうです。アグネスが彼らの事を全く知らないとは思えないけど、何にも言いませんね。日本の香港である沖縄にも行ったそうですが、どうだったんでしょう。民主化運動という高度に政治的な事をしているのに、日本では極力非政治的?ミレニアム後、典型的なZ世代のアグネスは頭がいい、同時に良くも悪くもしたたか( 広報なんだから当然 )で日本のメディアや日本人の心理をよくわかってる。私も反トランプで反中国のCNNや、キャンドルデモの韓国KBSがアグネス逮捕をどう報じるか凄く興味があったので久々見てみたが、アメリカはカマラとコロナ、韓国は大水害。逮捕されても弁護士が立ち会える、保釈されるという民主的なルール(香港もそうだった)を普通に理解している国は朝から晩まで自国のニュースが香港なんて異常事態は起こらない。日本が病的なまでに右も左も反中国だと一番よく知ってるのは、 アグネス達。日本に亡命?するなら是非そのノウハウを活かして日本の民主化運動やってほしいですね。
Commented by 長坂 at 2020-08-14 11:23 x
度々すみません。今回の記事で特に考えさせられたのは、「民主化」と言われるとすぐに諸手を挙げて飛びつく我ら。確かに返還前の香港、こう言っちゃ申し訳ないがイギリスの二級市民でもその方が全然良いと思うのは普通に理解出来る。アジアの「シティ」だし自由でコズモポリタンな香港であり続けて欲しいとは思う。ただ中南米アジアで、軍事独裁、開発独裁を潤沢な資金でサポートしてきた同じ勢力が(敢えてアメリカ様とは言いませんが)今度はネオコンを従え中東で「民主化運動」。背後に何があるかを冷静に判断しないと、もちろん不当な弾圧拘束拷問なんてあってはならないが、ちょっと深呼吸。今ロヒンギャを追い出してるアウン・サン・スー・チー氏も英米から資金提供され「民主化」運動、脱北団体もそうだろうし、、、 韓国の報道が冷静なのもそう言う視点があるからなのかとも。
勉強になりました。
Commented by 酒呑童子 at 2020-08-14 18:22 x
米国の反中工作との関係は、例えば以下の記事にもありました。

https://www.mintpressnews.com/hong-kong-protests/259202/

マスコミは運動を美化するだけですが、ネット上では黒装束の凄まじい暴力が暴露されています。例えば、運動を批判する人に油をかけ火を放つ、警察官にボーガンで矢を放つ、傷つき搬送される人に殴りかかるなど、枚挙に暇がありません。そして、ブログ主様ご指摘のように植民地時代の旗のほか星条旗まで振る姿もあります。そういうものを見るうちに、どうも怪しい運動だと感じました。

マスコミは中国を批判する際、天安門事件とリンクさせますが、あれも真相をよく見極める必要があります。治安当局に火を放って殺し、その遺体を凌辱するという凄まじい暴力が記録されており、ネット上で見ることができました。以下の写真はそうした残酷なものですのでご注意ください。

https://twitter.com/Obscureobjet/status/1135970437886881792

天安門事件の背景・経緯・真相をよくまとめた本がありました。治安当局は抑制的だったが、先に挑発し、先に凄まじい暴力をふるったのはデモ側だったようです。彼らは火炎瓶のほか銃器を手にしており、「平和的なデモ」「武器を持たない市民」というのは間違いでした。

Tiananmen Square "Massacre"?: The Power of Words vs. Silent Evidence

かつて、加藤周一氏が天安門事件について中国政府の対応に理解を示したのを、氏の著作集で読みました。今は、右も左も中国批判の論者ばかり、冷静に事実を見極めようという人がまずいません。浅井基文氏など稀有な存在です。

浅井基文氏のサイト
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/
Commented by Executor at 2020-09-27 03:40 x
>>長坂さん

天安門については、ちょっと古いですが、
オーストラリアの外交官だったグレゴリークラーク氏(90年代までは日本のTVに出演されていたこともあるのでご存じ)がジャパンタイムズに寄稿しておられます。

http://gregoryclark.net/jt/page42/page42.html

町山氏が紹介してますね。
tomomachi.hatenadiary.org/entry/20080730


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