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GoToキャンペーンに反対しない尾身茂 - 1兆7000億円使って感染拡大の狂気

GoToキャンペーンに反対しない尾身茂 - 1兆7000億円使って感染拡大の狂気_c0315619_15111385.png今日14日のモーニングショーを見ていると、ある政府関係者が「旅行でクラスターが発生したことは一度もない」と述べ、GoToキャンペーンを正当化する発言をしている事実が紹介された。とんでもないデマだ。2月に愛知県でクラスターを次々と発生させたのは、ハワイ旅行帰りの60代の夫婦だった。ナイル川観光のクルーズ船で発生したクラスターは、参加していた日本人観光客の体内にウィルスを持ち込み、彼らが帰国した各地で感染者が続出した。そもそも横浜港のダイヤモンドプリンセス号が、わが国最初の巨大クラスターだった。また、日本人の最初の感染者となった60代の奈良県の男性は、武漢から団体旅行で来た中国人一行を乗せていたバスの運転手だった。観光旅行こそコロナの感染の発生機会であり、感染拡大の危険な孵卵器に他ならない。それなのに、スタジオの青木理も、玉川徹も、岡田晴恵も、この政府関係者のこのデマに抗弁しなかった。視聴者の前で反論しなかった。



GoToキャンペーンに反対しない尾身茂 - 1兆7000億円使って感染拡大の狂気_c0315619_15112414.png青木理や玉川徹や岡田晴恵は、GoToキャンペーンで旅行に行く者にはPCR検査をさせろだのと、頓珍漢なことを言い、的を射た批判をすることなく素通りしてしまっている。そんな面倒なことをしなくても、GoToキャンペーンを中止し、観光業者を救済するために1兆7000億円の中の幾ばくかを給付金に回せばよいではないか。旅行こそが感染リスクの最たる契機であり、人の移動と接触で感染が拡大するのだという基本的事実を、モーニングショーのコメンテーターが忘れてしまっている。そのことに呆れる。青木理は、自分は仕事であちこち行く身だから、自分のような仕事をする者には、その度に無料でPCR検査をさせろと唱えていた。これがこの男の本音であり、だから、GoToキャンペーンを中止しろという要求は出ないのだ。モーニングショーがGoToキャンペーンの中止の世論を作らなくて、いったい誰がその世論の主軸になるのだろう。官邸の中でさえ割れているのに、リベラル言論人の堕落と痴呆に呆れ果てる。


GoToキャンペーンに反対しない尾身茂 - 1兆7000億円使って感染拡大の狂気_c0315619_15305941.png第2波が来ているのに、誰もそれを言わず、誰もそれを認めない。責任ある専門家の立場の人間が、政府によるGoToキャンペーン強行を黙認し、反対意見を上げて対抗しようとしない。マスコミも左翼も、そうした忖度専門家を批判しようとしない。専門家の肩書きでテレビに出る者が、井戸端会議レベルの雑談と受け流しで公共の電波を終始埋め、科学的な分析と判断を示さない(倉持仁を除く)。その能力を持っていない。半年も経つのに、苛立ちと憤りを覚える。今の感染者数の状況は、2週間前の感染実態の反映なのだ。2週間前、6/29の東京の感染者数は58人だった。6/30は54人だった。現在の市中感染の実態は2週間後に数字となる。2週間前の6月27日(土)にNHKスペシャル『新型コロナウィルス 危機は繰り返されるのか』が放送された。合原明子が出演するコロナ特集番組で、月に一度ほど制作放送されている。この内容を今から見直すと興味深い。感染症研の中にカメラが入り、FETPと呼ばれる専門家チームの活動と会議の様子が紹介されていた。


GoToキャンペーンに反対しない尾身茂 - 1兆7000億円使って感染拡大の狂気_c0315619_15113693.pngFETPとは、Field Epidemiology Training Program、実地疫学専門家養成コースの略称である。このチームのリーダーで感染症研第一室長代行の島田智恵が登場し、次のように語っている。「東京について、夜の街に目がくらんでいるが、夜の街から市中へのスピルオーバー(漏れ出し)を心配していた。スピルオーバーはもう起こってしまっている」。こう言って、第2波への警戒感を露わにしていた。感染症研のFETPチームは、おそらく歌舞伎町など「夜の街」の対策の現場の情報がよく集まり、また東京都に助言と指導を適宜与える立場のはずで、東京の感染状況について最も正確で詳細な知見を持っている組織だ。コロナ対策の国内の実務の司令塔だと言える。島田智恵は、現在の感染状況をどう分析しているだろう。疫学のエキスパートの見地から、2週間後にどうなると予測しているだろう。スピルオーバーという言葉は、いかにもコロナ禍を語るキーワードとして出てきそうな新タームだが、残念ながら、この2週間、マスコミが活用・増幅せず、人口に膾炙されることがなかった。


GoToキャンペーンに反対しない尾身茂 - 1兆7000億円使って感染拡大の狂気_c0315619_15325458.png島田智恵としては、この目新しい専門用語の投擲と浸透を通じて、第2波への危機感を行政と国民に媒介することを企図し、NHKのカメラの前で敢えて披露を試みたのだろう。しかしながら、2月に
尾身茂が、間の抜けた形で、オーバーシュートだのロックダウンの片仮名語を言い散らし、国民をシラケさせ不興を買ったため、NHKがスピルオーバーの語を広報・拡散することを躊躇ったのではないかと想像する。「夜の街」から一般社会空間に感染が拡大した現実を認識し概念把握する上で、本来、スピルオーバーはきわめて有効で適切な言語装置だった。「夜の街」とは、歌舞伎町などの盛り場を意味し、特に接待を伴う飲食業の店の集積を意味する。あるいは、その業態を意味し、その中でもホストクラブとキャバクラを意味する。「夜の街」の表現と言説に対して、折から東京都知事選の政治が重なった事情もあり、左翼は、その語を繰り返す小池百合子を目の敵にして糾弾した。差別と偏見の証左であると難癖をつけ、ポリコレ攻撃の集中砲火を浴びせていた。だが、疫学の範疇の中では、「夜の街」の問題は重要な要素なのだろう。


GoToキャンペーンに反対しない尾身茂 - 1兆7000億円使って感染拡大の狂気_c0315619_15550697.png10日に青森で感染が確認された20代の女性は、茨城県在住で、派遣型風俗店の仕事を青森市内で行っていたのだが、6/3に歌舞伎町のホストクラブを利用していた。典型的なパターンと言える。ネットを見ていると、GoToキャンペーンを始めても、実際に利用する者はいないだろうという楽観論がある。モーニングショーのコメンテーターも異口同音にそう言い、日本人特有の同調圧力が作用して地方には出かけないだろうと玉川徹が予想を述べていた。私はそうは思わない。行く人間は行くし、そういう者はいる。そういう気軽な者ほど、社会や周囲に対する責任感が弱く、自分勝手な解釈と欲望で行動する。エゴイズムで動く。つまり、感染に対して無防備で警戒心が薄い者ほど、歌舞伎町の「夜の店」に簡単に出入りするし、GoToキャンペーンで「お得な旅行」に出かけてしまう。マスクもしない。4月のような強烈なハンマーが叩かれないと、この国の同調圧力は全体に作用しない。この状況で、政府がGoToキャンペーンを進めたら、NHKなどは必ずキャンペーンを擁護し正当化する報道になるし、それに扇動される者が出る。皆が分別があるわけではない。


尾身茂や山中伸弥など専門家がGoToキャンペーンを止めないといけない。だが、尾身茂はそれを言わず、政府のやることを黙認し許容している。御用学者だからであり、安倍政府の一員だからだ。


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by yoniumuhibi | 2020-07-14 23:30 | Comments(2)
Commented by 玄明 at 2020-07-14 22:07 x
「8割削減できなくても死亡者は42万人に達していない。つまり、彼の数理モデルは間違っていたわけで、良い悪いではなく、彼は何が間違っていたかを分析して開示するべきでしょう。」上昌広氏、日刊ゲンダイDIGITAL
Commented by 七平 at 2020-07-16 04:57 x
Covid-19がMutation を通して亜種を発生させ、地域によって病毒性が違うのでしょうか? 理由はいまだに明らかではありませんが、どうやらアジア系の諸国民は感染者や死者数の観点から、Covid-19に対して何等かの耐性がある様です。先日(7/11)のNYTが報じたNewsでは、人口9,700万のベトナムは累計、感染者数369、死者数0を報じています。米国の感染者数324万、死者数13万6千に比べると信じがたい差があります。しかし、日本の場合、国民の多くに 何らかの耐性がある事に胡坐をかいて、未だに  PCR検査数を増やさず、すべての結果を明らかにしていません。生データは感染研と厚労省が独占しており、内容不透明、限られた感染者数と感染タイプがリーク報道され、下々は全体像を知らなくても良いとの政府の欺瞞と傲慢さが続行していると思います。さもなくば、旅行の奨励などするわけがありません。Herd Immunity(集団免疫)を樹立するには70%の国民が陽性にならねばらならず、多数の感染者を出している米国でさえ現在1%、その1%が70%に達するまで待つ課程で何十万の死者が出てしまいます。 英国やスェーデンが試みた放置集団免疫対策は完全に失敗、放棄されています。 ワクチンの開発が急務である事はまちがいありません。 


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