ノモンハン事件の歴史認識と三つの動機 - 辻政信化した現代日本人






その思想的立場に立てば、まさに辻政信や当時の軍国日本の首脳部と同じになる。共産主義を倒すためなら何をしても構わないという反共の思考になり、共産主義からの防衛という名目で侵略戦争が悪でなくなり、先の日本の侵略戦争が正当化される。浄化される。昔はよく巷で語っていた日本軍国主義という言葉も、最近は誰も使わなくなり、終戦の日にその語を述べたのは日本共産党だけだった。今では、その言葉は敵である中華人民共和国の言葉となり、反日勢力の言語ということで不当視され、国内でそれを言うのは異端の左翼だけという状況になっている。第二次世界大戦で負けたファシズム勢力を構成するのが、(1)イタリア・ファシズムと(2)ドイツ・ナチズムと(3)日本軍国主義の三者であり、ファシズムに反対し抵抗するのが正義だという正統で標準的な議論は、今ではすっかり霞んでしまった。

by yoniumuhibi
| 2018-08-22 23:30
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Comments(3)

ノモンハン事件が中国との戦争、米国との戦争の間におきたソ連との戦争であり、共産主義打倒を目的としたものだったとの指摘。
さだまさしの祖父、ウィグルでのスパイ活動の主な目的は対共産主義だった。ちなみにスパイというものは、スパイであることを墓場まで持っていくものかと思っていたが、今なぜNHKが大陸での対共産主義スパイ話を芸能人の祖先を使って公にするのだろうと、ちょっと訝しく思った。
個人的には、祖母エムの人生が圧巻だった。人生をリセットするため、ハバロフスクに女の身で単身わたり、スパイを匿えば身の危険があるなか、とびこんできたさだまさしの祖父を匿った肝っ玉。
だがまてよ、ブログ主さんがツイッターで指摘されてるとおり、エムの2番目の連れ合いは一体何をしていた?さだまさしの祖父にしても、ハバロフスクの日本人社会の中でエムと旧知であった可能性は高く、もっと言ってしまえば、人々が飲み食いする料亭は、情報収集には格好の場だし、エム自身、本人に自覚があったかどうかは別として協力者だったってことはないだろうか。
この番組と前後して、ETV特集で治安維持法を特集していた。どれだけ共産主義を脅威していたか。支配層にとって、それは即自らの身の危険と意識され、結局パラノイア化した自己保身術にすぎなかったのだろう。
飲み食いの場にまで、スパイが入り込んでいたら、うかうか酔っぱらうこともできない。まして、今、ネットが言論の場になりつつある中、個人の思想傾向など、簡単にデータ化でき、逃げようもない。本当に恐ろしい。
さだまさしの祖父、ウィグルでのスパイ活動の主な目的は対共産主義だった。ちなみにスパイというものは、スパイであることを墓場まで持っていくものかと思っていたが、今なぜNHKが大陸での対共産主義スパイ話を芸能人の祖先を使って公にするのだろうと、ちょっと訝しく思った。
個人的には、祖母エムの人生が圧巻だった。人生をリセットするため、ハバロフスクに女の身で単身わたり、スパイを匿えば身の危険があるなか、とびこんできたさだまさしの祖父を匿った肝っ玉。
だがまてよ、ブログ主さんがツイッターで指摘されてるとおり、エムの2番目の連れ合いは一体何をしていた?さだまさしの祖父にしても、ハバロフスクの日本人社会の中でエムと旧知であった可能性は高く、もっと言ってしまえば、人々が飲み食いする料亭は、情報収集には格好の場だし、エム自身、本人に自覚があったかどうかは別として協力者だったってことはないだろうか。
この番組と前後して、ETV特集で治安維持法を特集していた。どれだけ共産主義を脅威していたか。支配層にとって、それは即自らの身の危険と意識され、結局パラノイア化した自己保身術にすぎなかったのだろう。
飲み食いの場にまで、スパイが入り込んでいたら、うかうか酔っぱらうこともできない。まして、今、ネットが言論の場になりつつある中、個人の思想傾向など、簡単にデータ化でき、逃げようもない。本当に恐ろしい。
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最近の戦時性暴力の視点から、ソ連兵の強姦被害がテレビや新聞で取り上げられるようになってきた。満蒙開拓団の接待所に「供出」させられた女性や妊娠させられ麻酔もなく粗末な器具で中絶せざるを得なかった女性達の告白。ネットを見たら鬼畜ソ連兵の蛮行オンパレード。関東軍の偉い人達がさっさとトンズラした後の満蒙開拓団がどんなに悲惨だったかは周知の事実ではある。でも下っ端日本兵の「慰安所なんか高くて行けない、だから強姦、強姦はただだから」や「生肉調達」その後殺して銀の指輪が「戦利品」にきちっと向き合って報道するメディアは皆無にひとしい。上官の命令に逆らえず現地中国人を殺したとか言うが、日本兵の暇つぶしレジャー娯楽としても沢山殺してる。戦争と言えば太平洋戦争だし、あたかも日本軍が免責されるかの如く、暴行強姦と言えばソ連兵と戦後の米兵の話になってしまった。後は繰り返し繰り返しナチスドイツの戦争犯罪ばかり。このままじゃ実は日本は連合国側だったとかになるのももうすぐ。

最近掲題の記事を通し、80年前の歴史を分析して、学ぶところはありますが、嘘や真実の改竄に対する容認度が極めて高い日本文化の環境下、日本人や日本政府が残した歴史教科書や資料をどこまで信用して良いのか不安に思う今日この頃です。 実際、戦争を経験した人々の実話、もしくは 内外の資料と対照比較して書き上げた、John Dowerの著作、等を除いて、脚色おびただしい歴史書籍が氾濫しており、過去から学ぶ作業を難しくしていると思います。
最近の親は、子育てにおいて 〝嘘をついてはいけません” と教えないのでしょうか? 東大法卒の連中が国会で嘘の垂れ流しをする様子をみて、戦後の日本教育も地に落ちたと実感しています。嘘をついても不起訴となり、栄転できる。そんな国になりつつあると思います。 小保方の出鱈目論文も腐敗を続ける日本文化の氷山の一角として考えるようになっています。
米国のトランプも安倍晋三に負けないくらい嘘をつき、米国は米国の悩みを抱えているのですが、65%の常識ある米国人は日光の三猿のような真似をしません。 嘘は嘘、悪は悪、とのはっきりした概念をもっていますし、各個は意見を形成し述べる心構えができていると思います。 日本のマスコミは報道していませんが、トランプ城の崩壊は明らかに始まっており、時間の問題でトランプと取り巻きは政権から追放されます。法に準じた追放が終われば、トランプ一族に対する起訴に発展すると考えています。Watergate事件もそうでしたが、国のマスコミと司法府の独立性が如何に重要であるかを目撃する良い機会です。本サイトも実況で、米国でのトランプ排出、自浄作業を読者に紹介される事を期待します。 日本でもできるべき事なのですが、、、、、。
最近の親は、子育てにおいて 〝嘘をついてはいけません” と教えないのでしょうか? 東大法卒の連中が国会で嘘の垂れ流しをする様子をみて、戦後の日本教育も地に落ちたと実感しています。嘘をついても不起訴となり、栄転できる。そんな国になりつつあると思います。 小保方の出鱈目論文も腐敗を続ける日本文化の氷山の一角として考えるようになっています。
米国のトランプも安倍晋三に負けないくらい嘘をつき、米国は米国の悩みを抱えているのですが、65%の常識ある米国人は日光の三猿のような真似をしません。 嘘は嘘、悪は悪、とのはっきりした概念をもっていますし、各個は意見を形成し述べる心構えができていると思います。 日本のマスコミは報道していませんが、トランプ城の崩壊は明らかに始まっており、時間の問題でトランプと取り巻きは政権から追放されます。法に準じた追放が終われば、トランプ一族に対する起訴に発展すると考えています。Watergate事件もそうでしたが、国のマスコミと司法府の独立性が如何に重要であるかを目撃する良い機会です。本サイトも実況で、米国でのトランプ排出、自浄作業を読者に紹介される事を期待します。 日本でもできるべき事なのですが、、、、、。
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