不当な政治利用かどうかはIOCが判断することだ - 血は水よりも濃い
血は水よりも濃い。北朝鮮が遮断していた板門店の南北直通電話の回線が再開され、連絡が繋がったという報道があったのが1月3日だった。古いWindows XP の画面の上に電話のアイコンが表示され、韓国側の担当者がPCの画面を見ながら受話器を握っていた。そこからわずか1か月。あっと言う間に準南北首脳会談がソウルで実現する運びとなった。北朝鮮は、最高会議委員長(国家元首)の金永南と金正恩の実妹で特使の金与正を代表団として五輪開会式に派遣、翌日、青瓦台で3時間にわたる会談が和気藹々とした雰囲気の中で行われた。2泊3日の代表団の滞在中、文在寅夫妻はつきっきりの対応に努め、9日の各国首脳レセプションと五輪開会式、10日の大統領府での会談と昼食会、さらに江陵での晩餐会と女子アイスホッケーの試合観戦、11日の三池淵管弦楽団のソウル公演の観覧と、ずっと一行に密着してもてなし続けている。幾度も金与正と文在寅の映像がテレビで流れ、平昌五輪のニュースは金与正を主役にした南北融和外交の時々刻々で一色となった。全く予想していなかった事態だ。最初に板門店の38度線が北側から踏み越えられ、「青筋」の異名をとる李善権が「平和の家」に入ったのが1月9日である。
そこから2週間後の1月21日、モランボン楽団団長の玄松月が陸路、軍事境界線をバスで超えて入って韓国内を視察、2月6日に三池淵管弦楽団の一行が海路、さらに万景峰号で江原道の墨湖港に入港、最後に2月8日に金与正らの代表団が「大鷹」機に乗って空路から仁川空港に降り立った。陸、海、空と、3本のルートでの往復を計画的かつ演出的に着々とやっている。このスピード感には驚かされる。血は水よりも濃い。一瞬で途絶えていたすべてのパイプが復活し、事務が遺漏なく動き、準備が整えられ、平昌五輪を舞台にした南北融和のドラマが演じられた。世界中に配信されて注目を集めた。ドラマの主人公となったのは王女の金与正。保守政権の間の10年、南北の交流は閉ざされ、特に延坪島砲撃事件後は厳しい緊張と対立が続いていたはずなのに、本当にあっと言う間に国家トップ間で雪解けを生じさせ、盧武鉉時代の頃の関係までに引き戻してしまった。しかも、核ミサイル問題で米朝の対立が極限まで緊迫し、国連安保理で北朝鮮が締め上げられて孤立無援になった時期にである。文在寅の胆力と技量に感心させられた。よく一瞬の機会を捉え、電光石火の早業で南北融和の政治をキャリーしたものだ。南北統一を願い、関係改善を果たそうと心に秘めつつ、雌伏してきた盧武鉉直系の執念が爆発している。
信じられないようなラディカルなテンポで、あれよあれよと南北の融和外交が進展した。これが民族のマジックの為せる業であり、政治のリーダーシップの姿と呼ぶべきものだろう。韓国国内のマスコミで、この文在寅政権の南北融和に好意的な記事を書いているのは、基本的にハンギョレだけだ。盧武鉉時代の末期から、韓国も日本と同じようにマスコミが親米化の傾向を露わにし、ハンドラーズ(CIA)の工作に取り込まれ、政府が少しでも米国の意向に逆らう政策姿勢を示すと、それを徹底的に叩いて支持率を落とすようになった。朝鮮日報も東亜日報も中央日報も、米韓同盟を絶対視する米国の手先の言論機関に成り果て、日本のマスコミと同じように大衆を属米盲従方向に洗脳するようになった。だから、今回の文在寅の勇気は素晴らしいもので、胆力ある政治だと大いに評価できる。ここまで大胆にやるとは思わなかった。国民を引っ張ろうとしている。米国の圧力とマスコミのネガティブな論調の中で、太陽政策の方向へ、金大中と盧武鉉の方向へ国民を牽引しようとしている。信念を貫いている。盧武鉉の魂が文在寅の中で生きていることが窺える。南北合同チームが入場する開会式を見て感激した国民は、民族の自覚と昂奮を新たにし、分断国家の悲劇と国民の使命を思い返し、指導者に頷いて南北融和政策を支持することと信じたい。
金与正が手渡した親書の内容は詳細が伝わっていない。日本の報道では、(1)食糧人道支援、(2)経済制裁の緩和、(3)米韓合同演習の延期さらには中止、が要請されているのではないかと観測されている。韓国政府が(1)(2)(3)に踏み切れば、現在の北朝鮮包囲網は崩れ、国連安保理で決議されて実行中の強力な制裁も穴があいて有名無実の方向に向かう。文在寅は状況を見て慎重にハンドリングしながら(1)(2)(3)の方向に寄せ、北朝鮮に核放棄を求め、米国に北朝鮮との対話を促すだろう。米朝の間に割り込もうとするだろう。この方向性は、中国とロシアが支持し、EUも支持するもので、北朝鮮が核ミサイルの挑発を封印して南北対話の外交に活路を見出そうとするのなら、中国・ロシア・EUは(1)(2)(3)を容認するに違いない。私が北朝鮮指導部なら、平昌五輪の閉会式に再び金与正を訪韓させ、韓国マスコミを集めてプレスブリーフィングを開催、民族の正装である白いチマチョゴリ姿で登壇させる。その戦略を布石し、サプライズを演出して韓国の老若男女の歓心を掴み、再び世界から脚光を浴びる。そして、3月1日に計画した共同イベントの中身を発表する。文在寅の訪朝は、何より韓国国民の世論が支持しなくてはならない。文政権への批判と牽制を生理とする韓国マスコミを押さえるためには、世論調査で高い支持率を得ることが必要だ。
そのことは、南北統一の民族の悲願を訴えてテハンサラムの覚醒を導くことで、また、なお俗化されない北朝鮮に残影が残るところの、古き良き文化的伝統への郷愁へ国民の感情を誘うことで達成される。金与正の風貌と仕草が感じさせるのは、両班の高貴な家柄の娘が漂わせたであろう気品と高慢で、すなわち、われわれに失われた世界への想像力を掻き立てさせるものだ。今の韓国の女性たちは、どれもこれも同じ整形仕様とメイクに加工されていて、同じ顔がマスプロダクションされて都会の空間とテレビの画面を埋めている。それは現代韓国の美意識がセレクトした標準イメージだが、昔の朝鮮美人のルックスとは類型が異なるものだ。したがって、長い歴史を持ち、伝統への愛着が人一倍強い国民性ながら、同時にめまぐるしく変化する社会環境に適応してストレスフルに生きている韓国人は、色白でプレーンな金与正の容貌とナチュラルな髪型を見たとき、癒しと郷愁を感じ、民族のアイデンティティを意識する経路に自然に導かれる。北朝鮮の政治の目的と論理からすれば、金与正の魅力は、韓国をドライブする上で最も効果的な切り札だと言えよう。キーワードは民族。北朝鮮からすれば、4月に米韓軍事演習が始まる前に、民族の外交攻勢で韓国社会をもう一押しして成果を得たいだろう。
日本のマスコミは、この平昌五輪に合わせての南北融和に対して、繰り返し「政治利用」のレッテルを貼って誹謗中傷を続けている。11日に放送された関口宏のサンデーモーニングもそうだった。平昌五輪に北朝鮮の選手と応援団と代表団を呼び、南北合同で入場行進し、代表団を開会式に招いて握手し、南北融和の会談や行事を行うことは、関口宏の視線からは「五輪の不当な政治利用」なのだそうだ。ならば問いたい。日本のマスコミが「不当な政治利用」という場に、常にIOC会長のバッハが同席し、率先してエンドースしている図をどう説明するのか。南北の合同入場も統一旗も、すべてローザンヌでバッハが積極的に認めて後押しした決定だった。1月20日にバッハはこう言っている。「五輪の精神は敬意や理解だ。平昌冬季五輪が朝鮮半島の明るい未来の扉となることを願う」。このバッハの意思の下で文在寅と北朝鮮は南北融和の五輪外交を進めた。バッハの姿勢は開会式のスピーチでも明確に現れていて、「(五輪の)団結力の素晴らしい例が、韓国と北朝鮮による合同入場だ。彼らに感謝したい」と褒め称えている。そして、文在寅と金与正が観戦した女子アイスホッケーの試合に自ら同席し、南北の仲介者たる存在感を世界に発信していた。IOCが韓国と北朝鮮の融和を支援している。
その事実がどうして「政治利用」として非難されるのか。そもそも、それが「不当な政治利用」かどうかは、IOCが判断することではないか。ジャッジする権限を持つ立場はIOC会長のバッハである。つまり、韓国と北朝鮮が五輪の場で融和外交するのが不当なのではなく、それを誹謗中傷する日本の言論こそが不当な政治行為なのであって、IOCが進める「平和の祭典」の精神を否定する態度に他ならないのだ。
そこから2週間後の1月21日、モランボン楽団団長の玄松月が陸路、軍事境界線をバスで超えて入って韓国内を視察、2月6日に三池淵管弦楽団の一行が海路、さらに万景峰号で江原道の墨湖港に入港、最後に2月8日に金与正らの代表団が「大鷹」機に乗って空路から仁川空港に降り立った。陸、海、空と、3本のルートでの往復を計画的かつ演出的に着々とやっている。このスピード感には驚かされる。血は水よりも濃い。一瞬で途絶えていたすべてのパイプが復活し、事務が遺漏なく動き、準備が整えられ、平昌五輪を舞台にした南北融和のドラマが演じられた。世界中に配信されて注目を集めた。ドラマの主人公となったのは王女の金与正。保守政権の間の10年、南北の交流は閉ざされ、特に延坪島砲撃事件後は厳しい緊張と対立が続いていたはずなのに、本当にあっと言う間に国家トップ間で雪解けを生じさせ、盧武鉉時代の頃の関係までに引き戻してしまった。しかも、核ミサイル問題で米朝の対立が極限まで緊迫し、国連安保理で北朝鮮が締め上げられて孤立無援になった時期にである。文在寅の胆力と技量に感心させられた。よく一瞬の機会を捉え、電光石火の早業で南北融和の政治をキャリーしたものだ。南北統一を願い、関係改善を果たそうと心に秘めつつ、雌伏してきた盧武鉉直系の執念が爆発している。
信じられないようなラディカルなテンポで、あれよあれよと南北の融和外交が進展した。これが民族のマジックの為せる業であり、政治のリーダーシップの姿と呼ぶべきものだろう。韓国国内のマスコミで、この文在寅政権の南北融和に好意的な記事を書いているのは、基本的にハンギョレだけだ。盧武鉉時代の末期から、韓国も日本と同じようにマスコミが親米化の傾向を露わにし、ハンドラーズ(CIA)の工作に取り込まれ、政府が少しでも米国の意向に逆らう政策姿勢を示すと、それを徹底的に叩いて支持率を落とすようになった。朝鮮日報も東亜日報も中央日報も、米韓同盟を絶対視する米国の手先の言論機関に成り果て、日本のマスコミと同じように大衆を属米盲従方向に洗脳するようになった。だから、今回の文在寅の勇気は素晴らしいもので、胆力ある政治だと大いに評価できる。ここまで大胆にやるとは思わなかった。国民を引っ張ろうとしている。米国の圧力とマスコミのネガティブな論調の中で、太陽政策の方向へ、金大中と盧武鉉の方向へ国民を牽引しようとしている。信念を貫いている。盧武鉉の魂が文在寅の中で生きていることが窺える。南北合同チームが入場する開会式を見て感激した国民は、民族の自覚と昂奮を新たにし、分断国家の悲劇と国民の使命を思い返し、指導者に頷いて南北融和政策を支持することと信じたい。
金与正が手渡した親書の内容は詳細が伝わっていない。日本の報道では、(1)食糧人道支援、(2)経済制裁の緩和、(3)米韓合同演習の延期さらには中止、が要請されているのではないかと観測されている。韓国政府が(1)(2)(3)に踏み切れば、現在の北朝鮮包囲網は崩れ、国連安保理で決議されて実行中の強力な制裁も穴があいて有名無実の方向に向かう。文在寅は状況を見て慎重にハンドリングしながら(1)(2)(3)の方向に寄せ、北朝鮮に核放棄を求め、米国に北朝鮮との対話を促すだろう。米朝の間に割り込もうとするだろう。この方向性は、中国とロシアが支持し、EUも支持するもので、北朝鮮が核ミサイルの挑発を封印して南北対話の外交に活路を見出そうとするのなら、中国・ロシア・EUは(1)(2)(3)を容認するに違いない。私が北朝鮮指導部なら、平昌五輪の閉会式に再び金与正を訪韓させ、韓国マスコミを集めてプレスブリーフィングを開催、民族の正装である白いチマチョゴリ姿で登壇させる。その戦略を布石し、サプライズを演出して韓国の老若男女の歓心を掴み、再び世界から脚光を浴びる。そして、3月1日に計画した共同イベントの中身を発表する。文在寅の訪朝は、何より韓国国民の世論が支持しなくてはならない。文政権への批判と牽制を生理とする韓国マスコミを押さえるためには、世論調査で高い支持率を得ることが必要だ。
そのことは、南北統一の民族の悲願を訴えてテハンサラムの覚醒を導くことで、また、なお俗化されない北朝鮮に残影が残るところの、古き良き文化的伝統への郷愁へ国民の感情を誘うことで達成される。金与正の風貌と仕草が感じさせるのは、両班の高貴な家柄の娘が漂わせたであろう気品と高慢で、すなわち、われわれに失われた世界への想像力を掻き立てさせるものだ。今の韓国の女性たちは、どれもこれも同じ整形仕様とメイクに加工されていて、同じ顔がマスプロダクションされて都会の空間とテレビの画面を埋めている。それは現代韓国の美意識がセレクトした標準イメージだが、昔の朝鮮美人のルックスとは類型が異なるものだ。したがって、長い歴史を持ち、伝統への愛着が人一倍強い国民性ながら、同時にめまぐるしく変化する社会環境に適応してストレスフルに生きている韓国人は、色白でプレーンな金与正の容貌とナチュラルな髪型を見たとき、癒しと郷愁を感じ、民族のアイデンティティを意識する経路に自然に導かれる。北朝鮮の政治の目的と論理からすれば、金与正の魅力は、韓国をドライブする上で最も効果的な切り札だと言えよう。キーワードは民族。北朝鮮からすれば、4月に米韓軍事演習が始まる前に、民族の外交攻勢で韓国社会をもう一押しして成果を得たいだろう。
日本のマスコミは、この平昌五輪に合わせての南北融和に対して、繰り返し「政治利用」のレッテルを貼って誹謗中傷を続けている。11日に放送された関口宏のサンデーモーニングもそうだった。平昌五輪に北朝鮮の選手と応援団と代表団を呼び、南北合同で入場行進し、代表団を開会式に招いて握手し、南北融和の会談や行事を行うことは、関口宏の視線からは「五輪の不当な政治利用」なのだそうだ。ならば問いたい。日本のマスコミが「不当な政治利用」という場に、常にIOC会長のバッハが同席し、率先してエンドースしている図をどう説明するのか。南北の合同入場も統一旗も、すべてローザンヌでバッハが積極的に認めて後押しした決定だった。1月20日にバッハはこう言っている。「五輪の精神は敬意や理解だ。平昌冬季五輪が朝鮮半島の明るい未来の扉となることを願う」。このバッハの意思の下で文在寅と北朝鮮は南北融和の五輪外交を進めた。バッハの姿勢は開会式のスピーチでも明確に現れていて、「(五輪の)団結力の素晴らしい例が、韓国と北朝鮮による合同入場だ。彼らに感謝したい」と褒め称えている。そして、文在寅と金与正が観戦した女子アイスホッケーの試合に自ら同席し、南北の仲介者たる存在感を世界に発信していた。IOCが韓国と北朝鮮の融和を支援している。
その事実がどうして「政治利用」として非難されるのか。そもそも、それが「不当な政治利用」かどうかは、IOCが判断することではないか。ジャッジする権限を持つ立場はIOC会長のバッハである。つまり、韓国と北朝鮮が五輪の場で融和外交するのが不当なのではなく、それを誹謗中傷する日本の言論こそが不当な政治行為なのであって、IOCが進める「平和の祭典」の精神を否定する態度に他ならないのだ。
by yoniumuhibi
| 2018-02-12 23:30
|
Comments(2)
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memoryofart at 2018-02-14 19:03
もはや文在寅大統領やバッハIOC会長が日本と韓国を、さらには人類を滅亡の危機から救っていると言えるかもしれません。
多くの日本人も内心すこしはホッとしているのではないでしょうか。
近代五輪の創始者クーベルタン男爵は、オリンピックを勝敗を競う場としてよりも、平和を希求する場として捉えていた点からも、「政治利用」とのマスコミによる批判は、文在寅氏やバッハ会長の言動が平和のためのものである以上、的外れですね。
多くの日本人も内心すこしはホッとしているのではないでしょうか。
近代五輪の創始者クーベルタン男爵は、オリンピックを勝敗を競う場としてよりも、平和を希求する場として捉えていた点からも、「政治利用」とのマスコミによる批判は、文在寅氏やバッハ会長の言動が平和のためのものである以上、的外れですね。
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七平
at 2018-02-15 02:48
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日米関係の実状は今日でも 日米地位協定が示すように従属、全く不平等なものです。 米国とドイツ、米国と日本 の関係を比べるとその差は明らかです。 確かに、日本の戦後復興に米国は手を差し伸べ、日本が感謝すべきところもあるのですが、米国も自国の利益を追求した上での救援や長期にわたる輸出超過容認であり、いつまでも従属関係に甘んじる必要はありません。いや、甘えるべきではありません。 私自身、46年間の滞米生活、国際結婚、子育てを通して対等、平等な立場で他人種の人々と接し、対応してきたと自負しています。 なぜ首相を筆頭に、日本に居る日本人がいつまでたっても子供扱いされるのか、書きにくい面もありますが、機会ある毎にコメントし続けます。率直に言うと、原因は日本側にあるように思います。 実際、過半数の一般米国人は平等な関係を望んでいるFairな人々です。
1.日本人が義務教育で学ぶ近代日本歴史、特に戦中、戦後の歴史は真実を歪めている。 例:アジア諸国を欧米の植民地政策から解放する為に日本は立ち上がったと唱え、日本自身の植民地政策を否定し戦争を美化。 今でも、このような意見が紙面やテレビに溢れている。
2.日本人と他国民との一般国民レベルでの、意義ある会話、意思疎通ができていない。英語教育の欠陥: 日本の義務教育を受けると、英語が自然に話せなくなる。
3.日本人は相変わらず他国民、他人種に対して強い偏見を抱いている。この優越感が裏返って欧米、白人に対する劣等感として現れる。 金髪、茶髪の日本人、西洋嗜好の整形手術。
4.日本の国会や記者会見の様子を見ると、この国に民主主義が定着するか疑問に思われる。 質問事項の事前提出。 原稿丸読みの質疑答弁 = お芝居。
私自身、希望を失ったわけではありません。本ブログ主さんをはじめ、 前川喜平さん、古賀茂明さん、三宅弁護士、 上脇博之教授 、木村豊中市会議員、望月記者、国谷アナウンサー、伊藤詩織さん 等 未だ脈があると思わせる人々が大勢いるわけです。 現政権が日本をアジアで孤立化させ、落ちる所まで落ちたとしても、再起できるだけの新芽が準備される事を祈っています。
1.日本人が義務教育で学ぶ近代日本歴史、特に戦中、戦後の歴史は真実を歪めている。 例:アジア諸国を欧米の植民地政策から解放する為に日本は立ち上がったと唱え、日本自身の植民地政策を否定し戦争を美化。 今でも、このような意見が紙面やテレビに溢れている。
2.日本人と他国民との一般国民レベルでの、意義ある会話、意思疎通ができていない。英語教育の欠陥: 日本の義務教育を受けると、英語が自然に話せなくなる。
3.日本人は相変わらず他国民、他人種に対して強い偏見を抱いている。この優越感が裏返って欧米、白人に対する劣等感として現れる。 金髪、茶髪の日本人、西洋嗜好の整形手術。
4.日本の国会や記者会見の様子を見ると、この国に民主主義が定着するか疑問に思われる。 質問事項の事前提出。 原稿丸読みの質疑答弁 = お芝居。
私自身、希望を失ったわけではありません。本ブログ主さんをはじめ、 前川喜平さん、古賀茂明さん、三宅弁護士、 上脇博之教授 、木村豊中市会議員、望月記者、国谷アナウンサー、伊藤詩織さん 等 未だ脈があると思わせる人々が大勢いるわけです。 現政権が日本をアジアで孤立化させ、落ちる所まで落ちたとしても、再起できるだけの新芽が準備される事を祈っています。
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