リベラル文化人は朝鮮戦争を目の前になぜ沈黙し傍観しているのか
慰安婦問題の新方針について、ようやく健全な議論がマスコミに出て、北原みのりが2年前の日韓合意を批判する見方を週刊誌上で示している。今回、政府とマスコミが一色に染まって韓国政府を糾弾する図はファシズムそのものだが、それに異を唱えて抵抗する論者が皆無なのは、自称リベラルの著名文化人たちが、2年前に迂闊に日韓合意を歓迎し賛同するコメントを残してしまっているからだ。自己批判する勇気がないから、韓国挺身隊と文在寅政権を悪者にし、安倍晋三と同調し、今回の件は黙って知らんぷりして、影に隠れたまま問題の関心が薄れてゆくのを待っているのである。あの日韓合意が問題解決にならないこと、一歩前進でも何でもないこと、問題をより複雑で厄介なものにするエラッタ外交であることは、正常な知性と倫理観をもって判断すればすぐに分かることだった。あの合意がすぐに破綻することが、どうして彼らに察知できなかったのだろう。あの合意をエンドースすることが、安倍晋三に与する誤った行為であるということが、なぜ彼らに理解できなかったのか。リベラルを自称する文化人たちから、今の左翼リベラルから、村山談話の精神がすっかり消えてしまっている。フェミがどうのこうのではなく、村山談話の忘却と違背が問題なのだ。
おそらく、問題を思想的に分析すればこういうことだろう。最近のしばき隊は、オバマを賛美し、ツイッターの冒頭にオバマの写真と言葉を掲揚して崇敬の態度を示している。日本の今の左翼リベラルの管制高地を占拠したしばき隊は、まるで米国民主党の出先機関のようであり、その光景は、嘗ての日本共産党がコミンテルン日本支部であった図を彷彿とさせる。植民地左翼そのもののビヘイビア。2年前の日韓合意は、オバマ政権のゴリ押しで実現したものだった。中国に接近した朴槿恵政権を米国側に引き戻すため、リバランス政策のため、オバマ政権はあらゆる調略を駆使して卑劣に朴槿恵政権を揺さぶった。15年末の慰安婦日韓合意はその延長のもので、オルガナイザーはオバマである。本来、どう考えてもあんな屈辱的な合意を韓国政府が受諾するはずがないものを、支持率の落ちた朴槿恵をオバマが恫喝して、安倍晋三の言い値で外交合意を押しつけたのだろう。そうした事情を知ってか知らずか、オバマを偶像崇拝する日本の左翼リベラルは、その視角から、オバマが仲立ちして背中を押した日韓合意を神聖視するのであり、その反射として、日韓合意を拒絶する元慰安婦や韓国挺身隊を異端視し、それを過激で偏狭なナショナリズムの残滓であると矮小視するのに違いない。
現在行われているところの、平昌五輪を契機とした南北対話についても、朝日など日本のリベラルとされるマスコミは、安倍政権や右翼と同調し、ひたすらネガティブな報道に徹し、まるで韓国政府をスト破りのように袋叩きし、それを平和に向けての有意味な動きだと評価しない。恰も、日米韓は早く北朝鮮と戦争しろと言っているようだ。軍事力行使(=戦争)しか問題解決はないように報道している。特にテレビ朝日(報ステ)が酷い。NHK以上に戦争の空気を煽っていて、戦争が決定的だと視聴者に思わせる材料ばかりをニュースに切り取っている。対話での解決の可能性が全くないように状況を伝えている。マスコミがこうした戦争論一色に染まっていることについて、リベラルの文化人から異論反論が出ない。そのことが不思議でならない。例えば、内田樹とか白井聡とか小熊英二とか上野千鶴子とか、アカデミーで売れっ子の者たちが、北朝鮮や韓国をめぐるマスコミ報道に批判を加えようとせず、平和主義の旗を立てて抵抗しようとしない。15年前であれば、誰かが、例えば大江健三郎や小田実や加藤周一が声を上げ、文化人仲間に声をかけて輪を作り、戦争に反対する意思を示す集会を開いたことだろう。日本の文化人たちは、必ず憲法9条に即して反戦平和の運動を興すのが常だった。目の前で戦争が始まろうとしているのに、自称リベラルたちが沈黙し、韓国叩きに狂奔するマスコミを放置している。
テレ朝をはじめとするマスコミは、戦争の開始を待望しているように見え、戦争が始まった後の、戦時下の総動員体制の準備を進めているように見える。そこへ向けて国民の意識を固める工作を続けている。本来、この国には憲法9条があり、国是としては、どのような紛争も話し合いで解決せよと身を乗り出して割り込むのが方針で、どこまでも平和主義で問題解決を図るのが鉄則だった。今、目の前で戦争が始まろうとして、平和主義の努力をしているのは韓国だけなのに、その韓国を(リベラル紙を自認する)朝日が罵倒し、日本のリベラル文化人たちは冷ややかに傍観しているだけだ。平和主義の対話を模索する韓国政府と連帯しようとしない。本来なら、9条の旗の下にある日本の文化人が発起して反戦運動を立ち起こし、韓国の文化人と連携して声を増幅させ、米国のチョムスキーやオリバー・ストーンと手を繋いで輪を広げ、中国や欧州の文化人を巻き込んでいくストリームを作るべきなのだろう。眼前の朝鮮半島で戦争が勃発しようとしているのだから、それを阻止する国際運動を興すのが当然ではないか。今の日本のリベラルがその動きをしないのは、自称リベラルの内面が脱構築に腐蝕していて、9条を忌避し、戦後民主主義を否定する歪んだ思想性に染まっているからだ。9条を捨て、9条を守ってきた信念と伝統から離れ、9条から転向しているからだ。オバマ(米国民主党)を愚神礼讃しているからだ。
戦争が始まったらどうなるのか。戦争を積極的に始めようとする安倍政権の方から、そのシミュレーションが始まっている。おそらく極秘裏に、テレビ各局の幹部には官邸からマニュアルが配布されて局内で予行演習が段取りされているだろう。自衛隊の各部隊にも、県庁の危機管理防災課に常駐する自衛官にも、機密扱いで行動計画が示達されているだろう。北朝鮮への軍事攻撃に自衛隊が参加するのは明らかだ。ここで指摘しておきたいのは、戦争は簡単に終わるとは限らないということである。21世紀に米国が始めた戦争は、2018年の現在でも終わっていない。アフガン戦争はまだ続いている。イラク戦争も終わっていない。米軍は撤収して終結宣言は出たが、イスラム国の台頭と虐殺と内戦に転化し、クルドをめぐる一触即発の緊張が出来し、バグダッドでは毎日のように自爆テロで死傷者が出ている。イラク市民にとって戦争は終わっていない。シリア戦争(もう内戦とは呼ばない)も終わっていない。シリア戦争は、アラブの春に乗じて米国が謀略で仕掛けたアサド打倒の戦争だった。冷戦が終わり、世界が米国の指導下で平和になると言われた21世紀に、一体どれほどの人間が戦争で犠牲になっただろう。劣化ウラン弾も使われた。MOABも落とされた。戦争の形態がどれほど非対称になっても、最後は地上を掃討して抵抗を制圧しないといけないから、どうしても長引いて無辜の民が犠牲になる。
朝鮮戦争は一瞬で終わるだろうか。イラク戦争のとき、世界の多くの見方は、フセイン独裁を倒せばイラク市民は米軍の統治を歓迎するだろうという楽観的なものだった。アフガン戦争も同じで、タリバンの恐怖支配に苦しむ民衆は米軍侵攻と傀儡政権を解放と受け止め、タリバンの影響力は瞬時に消えるだろうと想定されていた。だが、実際にはそうはならなかった。ナショナリズムの土壌が濃い北朝鮮はどうだろうか。不安の要素はもう一つあり、ひょっとしたら、北から侵入する中国軍と、南から侵入する米軍と、二つの思惑と意思疎通に交錯が生じ、事故が起きて両軍が軍事衝突してしまう可能性(第三次世界大戦)もある。戦争はどう転ぶか分からないし、安倍晋三と日本右翼はその展開こそ満願成就の方向だろう。そうした悲観的な予想を廻らすとき、9条の下にある日本のリベラル文化人が、何もせず、戦争の危機を感じることもなく、げんこだんだの、鍋つついて地味に暮らせだの、無責任を言い散らし、気楽で奔放なアカデミー貴族生活を謳歌しているのが信じられない。殺気に満ちた形相の、小田実や加藤周一の9条を守ろうとする気魄と、げんこだんの商売繁盛を自慢する茶らけて弛緩した空気感の、その二つのコントラストに脱力させられる。何度でも言うが、われわれは平和憲法の精神に即し、村山談話の誓いを思い返して東アジアで生きていかなくてはいけない。文化人は、そのことを国民に言わないといけない。
イラク戦争も、シリア戦争も、途中で何が何だかよく分からない戦争になった。2年、3年続ける間に、何が正義なのか、誰が誰と戦って殺し合っているのか、よく分からない泥沼の消耗戦の戦争になり、いたずらに犠牲ばかりが増えた。弱者である庶民にとって戦争こそが絶対悪なのである。
おそらく、問題を思想的に分析すればこういうことだろう。最近のしばき隊は、オバマを賛美し、ツイッターの冒頭にオバマの写真と言葉を掲揚して崇敬の態度を示している。日本の今の左翼リベラルの管制高地を占拠したしばき隊は、まるで米国民主党の出先機関のようであり、その光景は、嘗ての日本共産党がコミンテルン日本支部であった図を彷彿とさせる。植民地左翼そのもののビヘイビア。2年前の日韓合意は、オバマ政権のゴリ押しで実現したものだった。中国に接近した朴槿恵政権を米国側に引き戻すため、リバランス政策のため、オバマ政権はあらゆる調略を駆使して卑劣に朴槿恵政権を揺さぶった。15年末の慰安婦日韓合意はその延長のもので、オルガナイザーはオバマである。本来、どう考えてもあんな屈辱的な合意を韓国政府が受諾するはずがないものを、支持率の落ちた朴槿恵をオバマが恫喝して、安倍晋三の言い値で外交合意を押しつけたのだろう。そうした事情を知ってか知らずか、オバマを偶像崇拝する日本の左翼リベラルは、その視角から、オバマが仲立ちして背中を押した日韓合意を神聖視するのであり、その反射として、日韓合意を拒絶する元慰安婦や韓国挺身隊を異端視し、それを過激で偏狭なナショナリズムの残滓であると矮小視するのに違いない。
現在行われているところの、平昌五輪を契機とした南北対話についても、朝日など日本のリベラルとされるマスコミは、安倍政権や右翼と同調し、ひたすらネガティブな報道に徹し、まるで韓国政府をスト破りのように袋叩きし、それを平和に向けての有意味な動きだと評価しない。恰も、日米韓は早く北朝鮮と戦争しろと言っているようだ。軍事力行使(=戦争)しか問題解決はないように報道している。特にテレビ朝日(報ステ)が酷い。NHK以上に戦争の空気を煽っていて、戦争が決定的だと視聴者に思わせる材料ばかりをニュースに切り取っている。対話での解決の可能性が全くないように状況を伝えている。マスコミがこうした戦争論一色に染まっていることについて、リベラルの文化人から異論反論が出ない。そのことが不思議でならない。例えば、内田樹とか白井聡とか小熊英二とか上野千鶴子とか、アカデミーで売れっ子の者たちが、北朝鮮や韓国をめぐるマスコミ報道に批判を加えようとせず、平和主義の旗を立てて抵抗しようとしない。15年前であれば、誰かが、例えば大江健三郎や小田実や加藤周一が声を上げ、文化人仲間に声をかけて輪を作り、戦争に反対する意思を示す集会を開いたことだろう。日本の文化人たちは、必ず憲法9条に即して反戦平和の運動を興すのが常だった。目の前で戦争が始まろうとしているのに、自称リベラルたちが沈黙し、韓国叩きに狂奔するマスコミを放置している。
テレ朝をはじめとするマスコミは、戦争の開始を待望しているように見え、戦争が始まった後の、戦時下の総動員体制の準備を進めているように見える。そこへ向けて国民の意識を固める工作を続けている。本来、この国には憲法9条があり、国是としては、どのような紛争も話し合いで解決せよと身を乗り出して割り込むのが方針で、どこまでも平和主義で問題解決を図るのが鉄則だった。今、目の前で戦争が始まろうとして、平和主義の努力をしているのは韓国だけなのに、その韓国を(リベラル紙を自認する)朝日が罵倒し、日本のリベラル文化人たちは冷ややかに傍観しているだけだ。平和主義の対話を模索する韓国政府と連帯しようとしない。本来なら、9条の旗の下にある日本の文化人が発起して反戦運動を立ち起こし、韓国の文化人と連携して声を増幅させ、米国のチョムスキーやオリバー・ストーンと手を繋いで輪を広げ、中国や欧州の文化人を巻き込んでいくストリームを作るべきなのだろう。眼前の朝鮮半島で戦争が勃発しようとしているのだから、それを阻止する国際運動を興すのが当然ではないか。今の日本のリベラルがその動きをしないのは、自称リベラルの内面が脱構築に腐蝕していて、9条を忌避し、戦後民主主義を否定する歪んだ思想性に染まっているからだ。9条を捨て、9条を守ってきた信念と伝統から離れ、9条から転向しているからだ。オバマ(米国民主党)を愚神礼讃しているからだ。
戦争が始まったらどうなるのか。戦争を積極的に始めようとする安倍政権の方から、そのシミュレーションが始まっている。おそらく極秘裏に、テレビ各局の幹部には官邸からマニュアルが配布されて局内で予行演習が段取りされているだろう。自衛隊の各部隊にも、県庁の危機管理防災課に常駐する自衛官にも、機密扱いで行動計画が示達されているだろう。北朝鮮への軍事攻撃に自衛隊が参加するのは明らかだ。ここで指摘しておきたいのは、戦争は簡単に終わるとは限らないということである。21世紀に米国が始めた戦争は、2018年の現在でも終わっていない。アフガン戦争はまだ続いている。イラク戦争も終わっていない。米軍は撤収して終結宣言は出たが、イスラム国の台頭と虐殺と内戦に転化し、クルドをめぐる一触即発の緊張が出来し、バグダッドでは毎日のように自爆テロで死傷者が出ている。イラク市民にとって戦争は終わっていない。シリア戦争(もう内戦とは呼ばない)も終わっていない。シリア戦争は、アラブの春に乗じて米国が謀略で仕掛けたアサド打倒の戦争だった。冷戦が終わり、世界が米国の指導下で平和になると言われた21世紀に、一体どれほどの人間が戦争で犠牲になっただろう。劣化ウラン弾も使われた。MOABも落とされた。戦争の形態がどれほど非対称になっても、最後は地上を掃討して抵抗を制圧しないといけないから、どうしても長引いて無辜の民が犠牲になる。
朝鮮戦争は一瞬で終わるだろうか。イラク戦争のとき、世界の多くの見方は、フセイン独裁を倒せばイラク市民は米軍の統治を歓迎するだろうという楽観的なものだった。アフガン戦争も同じで、タリバンの恐怖支配に苦しむ民衆は米軍侵攻と傀儡政権を解放と受け止め、タリバンの影響力は瞬時に消えるだろうと想定されていた。だが、実際にはそうはならなかった。ナショナリズムの土壌が濃い北朝鮮はどうだろうか。不安の要素はもう一つあり、ひょっとしたら、北から侵入する中国軍と、南から侵入する米軍と、二つの思惑と意思疎通に交錯が生じ、事故が起きて両軍が軍事衝突してしまう可能性(第三次世界大戦)もある。戦争はどう転ぶか分からないし、安倍晋三と日本右翼はその展開こそ満願成就の方向だろう。そうした悲観的な予想を廻らすとき、9条の下にある日本のリベラル文化人が、何もせず、戦争の危機を感じることもなく、げんこだんだの、鍋つついて地味に暮らせだの、無責任を言い散らし、気楽で奔放なアカデミー貴族生活を謳歌しているのが信じられない。殺気に満ちた形相の、小田実や加藤周一の9条を守ろうとする気魄と、げんこだんの商売繁盛を自慢する茶らけて弛緩した空気感の、その二つのコントラストに脱力させられる。何度でも言うが、われわれは平和憲法の精神に即し、村山談話の誓いを思い返して東アジアで生きていかなくてはいけない。文化人は、そのことを国民に言わないといけない。
イラク戦争も、シリア戦争も、途中で何が何だかよく分からない戦争になった。2年、3年続ける間に、何が正義なのか、誰が誰と戦って殺し合っているのか、よく分からない泥沼の消耗戦の戦争になり、いたずらに犠牲ばかりが増えた。弱者である庶民にとって戦争こそが絶対悪なのである。
by yoniumuhibi
| 2018-01-19 23:30
|
Comments(3)
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by
愛知
at 2018-01-20 02:07
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北朝鮮問題における日米韓の結束を乱してはならない。ここは大局に立って、(安倍晋三は)開会式への参加を表明すべきである―――これは19日の中日新聞(東京では東京新聞)の社説と呼ぶにはお粗末過ぎて床屋政談にも比肩できない与太話の結び。こんな与太を読むために月々4037円も支出しているのかと思うと辟易。「報道機関の扇動によって再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し」与太を読んでいると日本国憲法の前文が、こう見えてきて。リベラルを標榜されるメディアであれば、朝鮮併合、日中戦争と、部数増のため戦争を扇動してきた自らの過ちの原点に戻ってほしい。心の奥から、そう強く願います。
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by
長坂
at 2018-01-20 12:05
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小林よしのりの方が正しいと吉見先生に噛み付いた、日本のフェミニズム研究の第一人者(?)上野千鶴子。櫻井よしこ化も時間の問題と思ったら、二人仲良く「帝国の慰安婦」の推薦人だった。シールズのあの傲慢な歴史観もああいう学者先生の入れ知恵か? 北朝鮮からのぼろぼろの漁船で7人や8人と遺体が見つかっても、漁師の(朝鮮の国民の)窮状に同情する事もなくその死を悼む事もなく、「制裁の効果」で片付けてしまう政府やマスコミに一切抗議もしない。先の戦争で朝日や文化人がこぞって戦争協力したのと同じ事をやっている。「改憲発議粉砕」「朝鮮戦争阻止」を掲げる全学連の方がずっとまともだと思う。
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by
七平
at 2018-01-21 05:12
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色々な論議がなされていますが、目前の危機より一歩下がり、この先の東アジアの平和と繁栄と言う大局的な視野から、日中韓朝の平和と繁栄に対する全体像を考える必要があると思います。核、竹島、慰安婦、尖閣、等は問題点ではありますが、全体像から言うと小さな問題だと思います。 問題の大きさから羅列すると下記の3点になるかと思います。
1.アジア人同士の戦争は絶対にしない事。韓国も日本も他国の傭兵となりアジア人同士での戦争に誘導されない事。
(ベトナム戦争を復習)
2.韓国と北朝鮮が悲願の、統一を当事者が進められるよう和解を進め、日本も中国も隣人の友として統一達成に向けて援助する事。
3.Euro圏に匹敵する東アジア圏の設立を発案し将来の目標とする事。
村山元首相がFCCJでの会見で口にした様に、昨今の東アジアの繁栄は2次大戦以来、本土で戦争がなかったからです。
上記の3点を一番嫌うのは、アイゼンハワー大統領が彼の引退演説で米国民に対し警笛を鳴らした 米国の 軍産複合体とその配下にある安倍政権の様な属国政権だと思います。 親米派である私が最近、一般の善良な米国民に対して同情してしまうところは、軍産複合体の持つ米国経済に占める比率があまりにも強大になりすぎて、縮小できないところまで来ているところにあります。言い換えれば、軍産複合体を支える為に、本土以外のどこかで戦争が必要です。 世界平和が訪れば大変な事になります。紛争を引き起こして、時代遅れの兵器販売を通して暴利を稼ぐパターンが定着していると思います。貯金のあるサウジアラビアや日本は良いカモです。
日本人が日本人はアジアの中で特別だと言う意識を捨てて、隣国の皆さんと肩を並べてアジアの平和と繁栄を考える時期だと感じます。東アジア人同士が戦争を始めて、一体、何の利があるでしょうか?
1.アジア人同士の戦争は絶対にしない事。韓国も日本も他国の傭兵となりアジア人同士での戦争に誘導されない事。
(ベトナム戦争を復習)
2.韓国と北朝鮮が悲願の、統一を当事者が進められるよう和解を進め、日本も中国も隣人の友として統一達成に向けて援助する事。
3.Euro圏に匹敵する東アジア圏の設立を発案し将来の目標とする事。
村山元首相がFCCJでの会見で口にした様に、昨今の東アジアの繁栄は2次大戦以来、本土で戦争がなかったからです。
上記の3点を一番嫌うのは、アイゼンハワー大統領が彼の引退演説で米国民に対し警笛を鳴らした 米国の 軍産複合体とその配下にある安倍政権の様な属国政権だと思います。 親米派である私が最近、一般の善良な米国民に対して同情してしまうところは、軍産複合体の持つ米国経済に占める比率があまりにも強大になりすぎて、縮小できないところまで来ているところにあります。言い換えれば、軍産複合体を支える為に、本土以外のどこかで戦争が必要です。 世界平和が訪れば大変な事になります。紛争を引き起こして、時代遅れの兵器販売を通して暴利を稼ぐパターンが定着していると思います。貯金のあるサウジアラビアや日本は良いカモです。
日本人が日本人はアジアの中で特別だと言う意識を捨てて、隣国の皆さんと肩を並べてアジアの平和と繁栄を考える時期だと感じます。東アジア人同士が戦争を始めて、一体、何の利があるでしょうか?
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