文在寅政権の新方針を支持する - 歴史問題の外交解決には倫理が必須






つまり、風化があるように見受けられる。慰安婦問題への風化があるから、あのような愚劣な合意を肯定する論説を韓国マスコミが書いて平然としているのだろう。風化があるから、オバマ政権にちょっと脅されて督促されただけで、極右の安倍晋三と面妖な合意を取り結んでしまったのだろう。韓国のマスコミと政治家に対しても、それでいいのかと問いたい。韓国の憲法の前文には何が書いているのか。韓国の立志はどこにあり、立国の原点は何なのか。リパブリック・オブ・コリアとはどういうアソシエーションなのか。韓国において1年の中で最も神聖な日は何月何日なのか。二番目に重要な日は何月何日なのか。韓国のマスコミにはその質問に答えてもらいたい。

by yoniumuhibi
| 2018-01-11 23:30
|
Comments(6)

慰安婦問題の史実と向き合おうとしていないのは、日本の政府と世論だけでなく、韓国の政府と世論も同様だと思います。なぜならば、朝鮮戦争における韓国軍慰安婦制度について、韓国政府は発見された軍の史料を閲覧禁止とし、韓国社会もその問題についてはタブーとなっているからです。
韓国軍の慰安婦制度の存在を究明した、金貴玉教授の共著の書評があります。(この本は私も読みました)
『軍隊と性暴力――朝鮮半島の20世紀』
www.igs.ocha.ac.jp/igs/IGS_publication/journal/14/147-150.pdf
金貴玉(第 7 章)は、朝鮮戦争期に日本軍を模倣して韓国軍が「慰安婦」制度を創設させたことを明らかにした。2002年にこの事実を放送メディアや新聞で発表して以来、金貴玉の研究は、韓国社会において一貫したタブーの対象となっている。実際韓国では、朝鮮戦争に関する自由な研究がはじまったのは軍事政権以降であるが、いまだに一般の認識は冷戦構造を超えていないのが現状である。金貴玉は、日本の軍隊を体験した韓国の男性が同じ制度を朝鮮戦争に導入したことが、日本軍「慰安婦」の存在を知りながらも韓国社会でそれが長い間タブーとされたことと無縁ではないことを指摘している。自国の軍隊により「慰安婦」とされた女性たちは、いまだに沈黙を強いられている。こうした韓国軍「慰安婦」の沈黙は、アジア太平洋戦争期における日本人「慰安婦」の沈黙と同時に考える必要があろう。
私が考えるには、日韓の両国政府が、自国の慰安婦制度について法的責任を認め、元慰安婦に賠償を行うことが、この問題を解決する道筋だと思います。
韓国軍の慰安婦制度の存在を究明した、金貴玉教授の共著の書評があります。(この本は私も読みました)
『軍隊と性暴力――朝鮮半島の20世紀』
www.igs.ocha.ac.jp/igs/IGS_publication/journal/14/147-150.pdf
金貴玉(第 7 章)は、朝鮮戦争期に日本軍を模倣して韓国軍が「慰安婦」制度を創設させたことを明らかにした。2002年にこの事実を放送メディアや新聞で発表して以来、金貴玉の研究は、韓国社会において一貫したタブーの対象となっている。実際韓国では、朝鮮戦争に関する自由な研究がはじまったのは軍事政権以降であるが、いまだに一般の認識は冷戦構造を超えていないのが現状である。金貴玉は、日本の軍隊を体験した韓国の男性が同じ制度を朝鮮戦争に導入したことが、日本軍「慰安婦」の存在を知りながらも韓国社会でそれが長い間タブーとされたことと無縁ではないことを指摘している。自国の軍隊により「慰安婦」とされた女性たちは、いまだに沈黙を強いられている。こうした韓国軍「慰安婦」の沈黙は、アジア太平洋戦争期における日本人「慰安婦」の沈黙と同時に考える必要があろう。
私が考えるには、日韓の両国政府が、自国の慰安婦制度について法的責任を認め、元慰安婦に賠償を行うことが、この問題を解決する道筋だと思います。
0

最近読んだ本で学んだことは、『実定法主義』と『自然法主義』の違いです。
実定法主義は、決められたルールはどんな悪法であっても守りましょうよ、というもの。
自然法主義は自然や人間の本性に合致するか?その決定は"真善美”に則るものであるか?が問題となります。つまり倫理を内在化しているか?ということ。
最近の日本企業の相次ぐ不祥事はこの実定法主義ばかりに偏重した判断によるものと解釈することが出来ます。古くはライブドアの事件も、「法律には書いてないじゃなか!」。近くはDeNAの一連の不祥事も「我々は法律を犯してませんよ。そんなのグレーじゃないですか!」という金儲け主義が肥大化して社会問題化したものでした。
今の日本は、世に倦む日々さんがおっしゃるように倫理や心配りや優しさや真に社会的であるかどうか、などという視点が欠落して、独善的になって来てしまっているように思います。
西欧では自然法が実定法よりも上位にある、という共通認識があるとのことですが、日本ではそれが周知徹底していないのが実情なのは、繰り返しになりますが、昨今の日本企業の有様を見ても分かります。
慰安婦問題に関しても全くその通りで、ルールを作ったから、それに従え一辺倒では禍根を残し続けます。日本側の誠意ある対応を示したい所ですが今の政権では難しいでしょう。
天皇陛下に訪韓していただいて公式に謝罪する、というアイデアは素晴らしいですね。(誰かのブログで京都の耳塚は敵国の耳や鼻を供養してやったんだ、日本は優しい国だろう?という論調を見かけましたが、驚きました。私は初めてそれを見た時、「祖先は何とむごたらしいことを隣国にしてしまったのか、申し訳ありません!」という気持ちでいっぱいになりました。おそらく多くの日本人が思うことと思います。 天皇陛下には政治的活動をしてはならない云々の規定など取っ払って、日本の真心を表現していただきたいです。)
実定法主義は、決められたルールはどんな悪法であっても守りましょうよ、というもの。
自然法主義は自然や人間の本性に合致するか?その決定は"真善美”に則るものであるか?が問題となります。つまり倫理を内在化しているか?ということ。
最近の日本企業の相次ぐ不祥事はこの実定法主義ばかりに偏重した判断によるものと解釈することが出来ます。古くはライブドアの事件も、「法律には書いてないじゃなか!」。近くはDeNAの一連の不祥事も「我々は法律を犯してませんよ。そんなのグレーじゃないですか!」という金儲け主義が肥大化して社会問題化したものでした。
今の日本は、世に倦む日々さんがおっしゃるように倫理や心配りや優しさや真に社会的であるかどうか、などという視点が欠落して、独善的になって来てしまっているように思います。
西欧では自然法が実定法よりも上位にある、という共通認識があるとのことですが、日本ではそれが周知徹底していないのが実情なのは、繰り返しになりますが、昨今の日本企業の有様を見ても分かります。
慰安婦問題に関しても全くその通りで、ルールを作ったから、それに従え一辺倒では禍根を残し続けます。日本側の誠意ある対応を示したい所ですが今の政権では難しいでしょう。
天皇陛下に訪韓していただいて公式に謝罪する、というアイデアは素晴らしいですね。(誰かのブログで京都の耳塚は敵国の耳や鼻を供養してやったんだ、日本は優しい国だろう?という論調を見かけましたが、驚きました。私は初めてそれを見た時、「祖先は何とむごたらしいことを隣国にしてしまったのか、申し訳ありません!」という気持ちでいっぱいになりました。おそらく多くの日本人が思うことと思います。 天皇陛下には政治的活動をしてはならない云々の規定など取っ払って、日本の真心を表現していただきたいです。)

Flint_Lock さん よりのコメントに関して、3点指摘させていただきます。
1.大戦中に韓国軍も慰安婦的な事を自らしていた、又、ベトナム戦争中に米国の傭兵として参加していた韓国軍もベトナムの女性に性的犯罪を犯していたNewsがあるとしても、それらが故に日本軍が大戦中に犯した韓国や多国籍女性に対する罪から放免されるものではありません。 非常にレベルの低い論法だと思います。他もやっていた事だから、俺も罪人である事が許されると豪語しているのと同じです。
2.”過去を現在のモラルで裁けない” 論理は過去の過ちを悔い改めている限り万国で認められる事です。本件がいつまでたっても長引くのは、日本からの ”悔い改め” が真心のあるものとして被害者に届いていないからだと思います。韓国も豊になり、一人頭のGDPでは後10年以内に日本を抜くかもしれません。被害者が求めているのは弁償ではないとデモのプラカードにも明記されています。 お金で片を付けようとする所に醜さがあると思います。 歴史的事実を湾曲させ美化し、教科書を書き換えたりするからです。 例えば、安倍晋三がお金を積んで、慰安婦にされたオランダ人女性に対し、これで堪忍して黙ってくれなどと言うと、平手打ちを喰うと思います。
3.私が投稿コメント内にリンクを入れると、必ず投稿がリジェクトされるのですが、政府の情報統制特務機関は政府のお気に入り投稿にはリンクの記載を選択的に容認しているようです。
1.大戦中に韓国軍も慰安婦的な事を自らしていた、又、ベトナム戦争中に米国の傭兵として参加していた韓国軍もベトナムの女性に性的犯罪を犯していたNewsがあるとしても、それらが故に日本軍が大戦中に犯した韓国や多国籍女性に対する罪から放免されるものではありません。 非常にレベルの低い論法だと思います。他もやっていた事だから、俺も罪人である事が許されると豪語しているのと同じです。
2.”過去を現在のモラルで裁けない” 論理は過去の過ちを悔い改めている限り万国で認められる事です。本件がいつまでたっても長引くのは、日本からの ”悔い改め” が真心のあるものとして被害者に届いていないからだと思います。韓国も豊になり、一人頭のGDPでは後10年以内に日本を抜くかもしれません。被害者が求めているのは弁償ではないとデモのプラカードにも明記されています。 お金で片を付けようとする所に醜さがあると思います。 歴史的事実を湾曲させ美化し、教科書を書き換えたりするからです。 例えば、安倍晋三がお金を積んで、慰安婦にされたオランダ人女性に対し、これで堪忍して黙ってくれなどと言うと、平手打ちを喰うと思います。
3.私が投稿コメント内にリンクを入れると、必ず投稿がリジェクトされるのですが、政府の情報統制特務機関は政府のお気に入り投稿にはリンクの記載を選択的に容認しているようです。

日本軍性奴隷制はその歴史、規模、残虐性において、韓国が朝鮮戦争やベトナム戦争で行った事の比ではない。朝鮮戦争やベトナム戦争(真の当事者である米軍による住民虐殺や強姦がより深刻な問題)を持ち出すなら、南北分断の悲劇の原因でもある日韓併合を無視する事はできないし、韓国がやったであろう「悪事」をどんなにあげつらっても日本の加害性が軽減するものでもない。いつの頃からか日本の戦争責任が喧嘩両成敗、両論併記になり今では立場が逆転、加害者が被害者を貶め、驚くべきは謝罪しろとまで言いだす始末。これも「脱構築」の効果なんでしょうか。「吉田証言誤報」(全くこういうケースが無かったとは言い切れないのに)ですっかり去勢された朝日が、シールズ文化人を使って「帝国の慰安婦」を大絶賛させ、リベラルがこぞって日韓合意を評価する構図を作った手前、破棄は許さないと政府と一丸となって韓国非難を続けるのは本当に見苦しい。

日韓合作映画「沈黙 立ち上がる慰安婦」→公式account;(https://twitter.com/tinmoku2017)が関東地方では、今月19日まで、横浜シネマリン→公式account;(https://twitter.com/ycinemarine)で上映されます。この日は、上映終了後、監督本人の挨拶もありますので、時間がある方はどうぞ、足を運んで下さい。

「Flint_Lock」さんのコメントは、相手のマイナスは自分のプラスである、様な論理じゃあないはずですが。
韓国には韓国のタブーが存在し正面から向き合えない事情がある。
日本には日本のタブーが存在し正面から向き合う事ができない。
そう、客観的な目でのコメントのように拝読しました。
韓国には韓国のタブーが存在し正面から向き合えない事情がある。
日本には日本のタブーが存在し正面から向き合う事ができない。
そう、客観的な目でのコメントのように拝読しました。
メールと過去ログ
最新のコメント
今こそ「テニスコートの誓.. |
by 印藤和寛 at 09:18 |
総裁選で石破さんを倒すた.. |
by 人情味。 at 09:29 |
もし山上容疑者が安倍元首.. |
by 人情味。 at 21:23 |
杉田水脈なる人物は論評に.. |
by 住田 at 10:51 |
あれは15年程前.. |
by ムラッチー at 11:27 |
悪夢のような安倍政治から.. |
by 成田 at 13:03 |
ハーバード大学で比較宗教.. |
by まりも at 23:59 |
重ねて失礼いたします。 .. |
by アン at 17:48 |
安倍晋三のいない世界は大.. |
by アン at 13:16 |
今まで、宗教2世の問題に.. |
by さかき at 10:31 |
以前の記事
2022年 08月2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月