共産党はなぜ後退したのか - 敗因を分析する







共産党の党勢拡大の槓桿だったものが桎梏となった。まさに弁証法における反対物への転化を示している。

by yoniumuhibi
| 2017-10-31 23:30
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Comments(4)
共産党は党内民主主義を確立して開かれた政党にしないとダメでしょう。
弾圧されてた頃は「秘密結社だから」との説明で許されても、今どき、自称「民主集中制」なる奇妙な体制を続けていてはカルト同然。
今や、公明党でさえ内部対立が表面化しているのに、共産党は相変わらず気持ち悪いくらいに誰でも同じ主張をしていて多様性が見られない。
もっとも、共産党だけでなく社民党もおかしい。
左翼が強かった頃なら左翼内の思想・路線の違いで別所帯にすることも大義があっただろうけど、今や、世界に類を見ないほどに左翼勢力が衰退してしまったのだから、この期に及んで、左翼内の差異にこだわることに何の意味があるのか?
むしろ、それは左翼の不寛容さ、反民主的姿勢として人々に受け取られるだけ。
サンダースのように「民主社会主義」を掲げるとか、それが嫌なら「民主共産主義」を掲げて、多様性を持った民主的な党派として左翼勢力は結集すべきでしょう。
弾圧されてた頃は「秘密結社だから」との説明で許されても、今どき、自称「民主集中制」なる奇妙な体制を続けていてはカルト同然。
今や、公明党でさえ内部対立が表面化しているのに、共産党は相変わらず気持ち悪いくらいに誰でも同じ主張をしていて多様性が見られない。
もっとも、共産党だけでなく社民党もおかしい。
左翼が強かった頃なら左翼内の思想・路線の違いで別所帯にすることも大義があっただろうけど、今や、世界に類を見ないほどに左翼勢力が衰退してしまったのだから、この期に及んで、左翼内の差異にこだわることに何の意味があるのか?
むしろ、それは左翼の不寛容さ、反民主的姿勢として人々に受け取られるだけ。
サンダースのように「民主社会主義」を掲げるとか、それが嫌なら「民主共産主義」を掲げて、多様性を持った民主的な党派として左翼勢力は結集すべきでしょう。
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基本的事実を確認したいと思います。
>「野党共闘」のために選挙区で候補を降ろしたことが、必ずしも比例の得票減を招いた原因だとは即断できない。
「必ずしも・・・即断できない」というより、「ほぼ無関係」だと思います。
(理由)
1.共産党は、候補者を降ろさず独自候補を立てたら議席を確保できた選挙区は一つもない。
2.共産党が議席を大幅に減らしたのは、すべて、候補者調整をしたわけではない比例区である。
3.共産党の比例区の得票数<選挙区の得票数、となっている。そうなった大半の理由は、さもなければ共産党に入れたであろう有権者(弱い共産党支持者、無党派層)が今回は立憲民主党に入れたためである。候補者調整の話が入る余地はない。
4.比例復活という仕組みによって選挙区の得票の趨勢が比例区の議席に跳ね返るパイプはあるが、それは比例区の政党得票数を土台にするものであって、選挙区の得票数を土台にするものではない。
5.よって、「共産党は全体としての立憲派候補者の当選のために身を切る貢献をした」は虚構の美談である。大幅に議席を減らしたのは自滅であって、「他への貢献」の「身を切る犠牲」の結果ではない。
こういう基礎的事実を直視しない選挙総括は欺瞞そのもの。そのような虚構の総括から、次の前進を期すべくもない。
>「野党共闘」のために選挙区で候補を降ろしたことが、必ずしも比例の得票減を招いた原因だとは即断できない。
「必ずしも・・・即断できない」というより、「ほぼ無関係」だと思います。
(理由)
1.共産党は、候補者を降ろさず独自候補を立てたら議席を確保できた選挙区は一つもない。
2.共産党が議席を大幅に減らしたのは、すべて、候補者調整をしたわけではない比例区である。
3.共産党の比例区の得票数<選挙区の得票数、となっている。そうなった大半の理由は、さもなければ共産党に入れたであろう有権者(弱い共産党支持者、無党派層)が今回は立憲民主党に入れたためである。候補者調整の話が入る余地はない。
4.比例復活という仕組みによって選挙区の得票の趨勢が比例区の議席に跳ね返るパイプはあるが、それは比例区の政党得票数を土台にするものであって、選挙区の得票数を土台にするものではない。
5.よって、「共産党は全体としての立憲派候補者の当選のために身を切る貢献をした」は虚構の美談である。大幅に議席を減らしたのは自滅であって、「他への貢献」の「身を切る犠牲」の結果ではない。
こういう基礎的事実を直視しない選挙総括は欺瞞そのもの。そのような虚構の総括から、次の前進を期すべくもない。

「共産党の党勢がピークに達した瞬間」--得票数でなく、党員数や機関紙購読者数を党勢とみたら、もうずっと長期低落 傾向で、思われている組織政党でなく浮動票頼みの政党です。そして地方議員は高卒で地域に地道に活動されていた方も多いのですが、幹部をみれば学生運動をされてきたが大半です。今は学生運動なんてほとんどないでしょうし、そのなかで、どう若い人をひきつけるのか、悩んでおられるのでしょう。
ちなみに英国労働党が、ブレア政権以来中道化し政権を担うものの、党員数が激減し、コービン党首になって若い党員数が増え、「Momentum」のような団体ができていい循環を迎えつつあります。欧州だと、ドイツやスウェーデンでの学校での政治教育の話と、我が国での18歳選挙権導入後の高校での政治教育との違いを聞くと、若い人たちの政治参加について、どうしたらいいのだろうと思います。
ちなみに英国労働党が、ブレア政権以来中道化し政権を担うものの、党員数が激減し、コービン党首になって若い党員数が増え、「Momentum」のような団体ができていい循環を迎えつつあります。欧州だと、ドイツやスウェーデンでの学校での政治教育の話と、我が国での18歳選挙権導入後の高校での政治教育との違いを聞くと、若い人たちの政治参加について、どうしたらいいのだろうと思います。

志位さんは上機嫌らしい。
なぜか?
共産党が支援した立憲民主党候補や無所属候補が多数当選したから。
彼らは、民共連携の力強い推進者になるはずだから。逆に馬淵など
共産の威力を思いしったのでは?
前原は単に反共なだけ。対米追随なんて理念ではない。なんの理念もない。
保守には理念などありません。現状維持のためには何でもする。自民と公明連携みて
ください。見事と言うほかない。
共産党は、公明党のように認知されたかった。だから天皇も容認、いずれは安保も容認。
既定路線でしょう
なぜか?
共産党が支援した立憲民主党候補や無所属候補が多数当選したから。
彼らは、民共連携の力強い推進者になるはずだから。逆に馬淵など
共産の威力を思いしったのでは?
前原は単に反共なだけ。対米追随なんて理念ではない。なんの理念もない。
保守には理念などありません。現状維持のためには何でもする。自民と公明連携みて
ください。見事と言うほかない。
共産党は、公明党のように認知されたかった。だから天皇も容認、いずれは安保も容認。
既定路線でしょう
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