立憲民主党を宏池会に喩える言説の盲点 - 「政治改革」の検証と総括を






実際にはリベラルを支持する国民は多くいる。潜在的にはとても多い。だが、米国のサンダースのようにリベラルを可視化する勢力がない。既成野党や既存政治家ではだめなのだ。それは、党利党略や数合わせや野心家の権力ゲームにしかならない。有権者はその動機を見抜いてシラけて寝てしまう。新しい器でチャレンジをしないといけない。

by yoniumuhibi
| 2017-10-30 23:30
|
Comments(3)
おそらく、山口二郎らは二大政党による政権交代のある国では小選挙区制が導入されてるのを見て、「小選挙区制を導入すれば政権交代の起きる二大政党制になる」と勘違いしたのでしょう。
しかし、正確には「既に二大政党が確立してる国で小選挙区制を導入したら政権交代が起きやすい」に過ぎないということですよ。
日本のように、元々、一党支配の国で小選挙区制を導入したら、益々、一党支配が強くなったという恥ずかしい結末になりました。
しかし、こういう間違いは山口二郎に限らず、また、この件に限らず、たとえば、その典型が消費税の導入で、北欧の福祉国家では消費税を導入しているからといって「消費税を導入すれば福祉国家になる」というのも勘違いだったわけです。
こちらは実際には「福祉が充実している国では国民が将来の不安を感じないからよく消費する。そんな国では消費税が機能する」というのが正解で、日本のように政府の社会保障政策を信じておらず将来に備えて貯蓄する習慣のある国で消費税を導入したら消費不況になってGDPも下がり税収も落ち込み財政難にもなったということでしょう。
どうしてこうも日本の政治学者はダメなのか?と彼らに聞いてみたいところですが、たぶん、日本の学風にも関係があるのでしょう。
しかし、正確には「既に二大政党が確立してる国で小選挙区制を導入したら政権交代が起きやすい」に過ぎないということですよ。
日本のように、元々、一党支配の国で小選挙区制を導入したら、益々、一党支配が強くなったという恥ずかしい結末になりました。
しかし、こういう間違いは山口二郎に限らず、また、この件に限らず、たとえば、その典型が消費税の導入で、北欧の福祉国家では消費税を導入しているからといって「消費税を導入すれば福祉国家になる」というのも勘違いだったわけです。
こちらは実際には「福祉が充実している国では国民が将来の不安を感じないからよく消費する。そんな国では消費税が機能する」というのが正解で、日本のように政府の社会保障政策を信じておらず将来に備えて貯蓄する習慣のある国で消費税を導入したら消費不況になってGDPも下がり税収も落ち込み財政難にもなったということでしょう。
どうしてこうも日本の政治学者はダメなのか?と彼らに聞いてみたいところですが、たぶん、日本の学風にも関係があるのでしょう。
0

おはようございます
自民の派閥政治には社会党や共産党が寄与したというのはその通りだと思います
しかしながら、国対政治について言及が無いのもまた、いささか乱暴であろうと思います
55年体制下では、明らかにそれが行われていました
そして問題は果たしてそれが今、機能するかという事です
というのも、いま世界はアメリカの剥き出しの欲望に曝されています
冷戦中の日本は西側の優等生を演じることが役目のひとつでありました
アジアを侵略、アメリカにケンカを売った国が、(これは嘘なのですが)西側としてアメリカの庇護のもと豊かな社会を築いている
これを世界に喧伝する必要をアメリカは感じていた
だから55年体制が機能していたのじゃないかと
ところが冷戦が替わり、バブルに乗じて必要のない恨みもかった
とすると今現在アメリカに必要なのは小泉や竹中平蔵という事になります
小選挙区制は小泉純一郎を誕生させやすいのは確かです
ところがご指摘の通り、小選挙区制にあれほど激しい怒りをぶつける癖に誰も本気で変えようとはせんのです
このことは考察する必要があるかと
自民の派閥政治には社会党や共産党が寄与したというのはその通りだと思います
しかしながら、国対政治について言及が無いのもまた、いささか乱暴であろうと思います
55年体制下では、明らかにそれが行われていました
そして問題は果たしてそれが今、機能するかという事です
というのも、いま世界はアメリカの剥き出しの欲望に曝されています
冷戦中の日本は西側の優等生を演じることが役目のひとつでありました
アジアを侵略、アメリカにケンカを売った国が、(これは嘘なのですが)西側としてアメリカの庇護のもと豊かな社会を築いている
これを世界に喧伝する必要をアメリカは感じていた
だから55年体制が機能していたのじゃないかと
ところが冷戦が替わり、バブルに乗じて必要のない恨みもかった
とすると今現在アメリカに必要なのは小泉や竹中平蔵という事になります
小選挙区制は小泉純一郎を誕生させやすいのは確かです
ところがご指摘の通り、小選挙区制にあれほど激しい怒りをぶつける癖に誰も本気で変えようとはせんのです
このことは考察する必要があるかと

「共産党はなぜ後退したのか」と絡めてのコメントです。
今、問題なのは、日本に労働者の声を代弁する政党がないことだと思います。「リベラル」という概念は、保守に対峙する概念であって、より自由な心のありようを追求するものではないかと思います。そういう意味において、労働者の声を代弁する=リベラルと言ってよいか疑問です。左=リベラルではないのではないかと思います。
民主主義が機能するために、共産党や社会党といった健全な左の存在が必須だったとのご見解、本当にその通りだと思います。共産党の存在意義は、それに尽きると思います。左から、睨みを利かせる。
根本的な疑問ですが、日本共産党は、今でも共産主義国家の建設を党是としているのでしょうか。不勉強ですみません。私は、昔からどうして、共産党は党名を変えないのだろうと不思議な気がしてなりません。志位さんのなされていることは、もはや共産主義者なのかと思えるからです。しかしながら国会の答弁を聞いていても、労働者の代弁者として、共産党はポテンシャルがあるのではないかと思います。ブログ主さんが以前から指摘されているしばき隊の件、暴力装置とは手を切り、党名を変更して、生まれ変わったらどうかと思います。暴論ですみません。
アメリカも二大政党がいずれもエリートのための政治集団となり、ミドルクラスが痩せほそり、上にのぼれなければ貧困層に落ちるだけという状況です。バーニーが党がらみの不正で候補になれなかったのは、この国にとって大変な損失でした。日本にもバーニーのような異端児が現れないものかと思います。
今、問題なのは、日本に労働者の声を代弁する政党がないことだと思います。「リベラル」という概念は、保守に対峙する概念であって、より自由な心のありようを追求するものではないかと思います。そういう意味において、労働者の声を代弁する=リベラルと言ってよいか疑問です。左=リベラルではないのではないかと思います。
民主主義が機能するために、共産党や社会党といった健全な左の存在が必須だったとのご見解、本当にその通りだと思います。共産党の存在意義は、それに尽きると思います。左から、睨みを利かせる。
根本的な疑問ですが、日本共産党は、今でも共産主義国家の建設を党是としているのでしょうか。不勉強ですみません。私は、昔からどうして、共産党は党名を変えないのだろうと不思議な気がしてなりません。志位さんのなされていることは、もはや共産主義者なのかと思えるからです。しかしながら国会の答弁を聞いていても、労働者の代弁者として、共産党はポテンシャルがあるのではないかと思います。ブログ主さんが以前から指摘されているしばき隊の件、暴力装置とは手を切り、党名を変更して、生まれ変わったらどうかと思います。暴論ですみません。
アメリカも二大政党がいずれもエリートのための政治集団となり、ミドルクラスが痩せほそり、上にのぼれなければ貧困層に落ちるだけという状況です。バーニーが党がらみの不正で候補になれなかったのは、この国にとって大変な損失でした。日本にもバーニーのような異端児が現れないものかと思います。
メールと過去ログ
最新のコメント
今こそ「テニスコートの誓.. |
by 印藤和寛 at 09:18 |
総裁選で石破さんを倒すた.. |
by 人情味。 at 09:29 |
もし山上容疑者が安倍元首.. |
by 人情味。 at 21:23 |
杉田水脈なる人物は論評に.. |
by 住田 at 10:51 |
あれは15年程前.. |
by ムラッチー at 11:27 |
悪夢のような安倍政治から.. |
by 成田 at 13:03 |
ハーバード大学で比較宗教.. |
by まりも at 23:59 |
重ねて失礼いたします。 .. |
by アン at 17:48 |
安倍晋三のいない世界は大.. |
by アン at 13:16 |
今まで、宗教2世の問題に.. |
by さかき at 10:31 |
以前の記事
2022年 08月2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月