『東京ブラックホール』と帰ってきたNHK - ダワーの方法視角と説得力






そしていつも思う。同じ左なのに、どうして日本の脱構築とダワーはこんなに違うのだろうと。どうしてダワーと同じ戦後日本を敬愛する歴史研究者が日本に出てくれないのだろうと。

by yoniumuhibi
| 2017-08-21 23:30
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Comments(5)

籾井が会長を退任してから、NHKもだいぶまともになりましたよね。
うちも昨日NHKスペシャルを見ましたが、「え!?こういうことNHKもちゃんと放送できたの!!?」と驚きました。
久米さんが辞めてからの報道ステーションよりもずっと心に直接的にきました。
なんかこう表現がへたっぺだけど、ひねた人間ばかり見てきて、突然純心で自然な優しさの人に出会った感じ
うちも昨日NHKスペシャルを見ましたが、「え!?こういうことNHKもちゃんと放送できたの!!?」と驚きました。
久米さんが辞めてからの報道ステーションよりもずっと心に直接的にきました。
なんかこう表現がへたっぺだけど、ひねた人間ばかり見てきて、突然純心で自然な優しさの人に出会った感じ
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1999年に ”Embracing Defeat" が米国で初刊発行された頃、購入して読みました。私が日本で受けた小中高校での日本歴史教育、特に戦後の歴史教育が如何に空白、出鱈目であったかを思い知らされました。これは日本に居る友人、知人に読んでもらわねば思い、当時、日本への出張の際、10冊も原書を買って配ったのを思い出します。 2001年に翻訳版が ”敗北を抱きしめて” として発刊され多くの日本人に読まれたようで、うれしく思います。 著者の主観に基づいて書かれた、いい加減な歴史書が履いて捨てる程出回る昨今ですが、ダワーの著書は添付された膨大な索引や資料から察しても、歴史書、学術書にランクされるものだと思います。 歴史的な事実の記述だけではなく、ブログ主さんご指摘の通り、ダワーは明らかに 親日派です。 日本人に対して敬愛の意と共に、”見ずらくても聞きずらくても事実を直視せよ” とのメーッセジが背景にあると思います。
初刊がでてから18年、心ある日本人には間違いなくインパクトを与えたわけで、安倍政権の御用聞き放送局 NHK までが勇気を持ってダワーの視線に沿ってDocumentary を作成したようです。 機会があれば是非、見たいものです。
過去の事実、真実を掘り返す事には、苦痛と屈辱が伴うかもしれませんが、慰安婦の問題にしても 731部隊の悪行にしても、日本人が事実は事実として過去の出来事を直視すべきだと思います。日本人が次世代の日本人にに対して説明がつくような、事実の認知、記述と反省が必要と思います。 他国からの批判がどうのこうのは2次的なものです。どこの国でもその国の歴史を遡れば、非人道的な事が過去に成されたわけで、汚点無し、潔癖な国や国民はありません。 過去の事実、真実を直視しながら、過去の過ちを認め、より公平、より人間的な社会を目指して努力いる限り、過去の過ちは許されるはずです。 賢い家内からの言葉ですが、”You cannot judge the past with the current moral." (現在のモラルで過去は裁けない。) は、万国に通用する論理だと思います。
初刊がでてから18年、心ある日本人には間違いなくインパクトを与えたわけで、安倍政権の御用聞き放送局 NHK までが勇気を持ってダワーの視線に沿ってDocumentary を作成したようです。 機会があれば是非、見たいものです。
過去の事実、真実を掘り返す事には、苦痛と屈辱が伴うかもしれませんが、慰安婦の問題にしても 731部隊の悪行にしても、日本人が事実は事実として過去の出来事を直視すべきだと思います。日本人が次世代の日本人にに対して説明がつくような、事実の認知、記述と反省が必要と思います。 他国からの批判がどうのこうのは2次的なものです。どこの国でもその国の歴史を遡れば、非人道的な事が過去に成されたわけで、汚点無し、潔癖な国や国民はありません。 過去の事実、真実を直視しながら、過去の過ちを認め、より公平、より人間的な社会を目指して努力いる限り、過去の過ちは許されるはずです。 賢い家内からの言葉ですが、”You cannot judge the past with the current moral." (現在のモラルで過去は裁けない。) は、万国に通用する論理だと思います。

初めまして。
いつも欠かさず読ませていただいております。
なぜ、ネット右翼は静観したのか?
製作者の趣旨を外して、放送に賛同したからです。
ただし、NHKの企みは我々とは別にあり認めるわけにはいかない。ただか静観した。
この番組から導き出された右翼の想いは、こうです。
「敗戦とはここまで惨めなものであるのか…」→「陛下もご苦労されたことであろう」→「次の戦争で必ず勝たなければ、この不名誉な記憶はリセットできない」→「自衛隊を軍隊とする憲法改正は急務である」
この番組は改憲派に取って意を新たに強くする追い風だったのです。
いつも欠かさず読ませていただいております。
なぜ、ネット右翼は静観したのか?
製作者の趣旨を外して、放送に賛同したからです。
ただし、NHKの企みは我々とは別にあり認めるわけにはいかない。ただか静観した。
この番組から導き出された右翼の想いは、こうです。
「敗戦とはここまで惨めなものであるのか…」→「陛下もご苦労されたことであろう」→「次の戦争で必ず勝たなければ、この不名誉な記憶はリセットできない」→「自衛隊を軍隊とする憲法改正は急務である」
この番組は改憲派に取って意を新たに強くする追い風だったのです。
次の戦では絶対に勝たねばならない。
そう思い込むのは日本会議に毒された右翼モドキであって、
米国にしてみれば
地政学的に日本が分割統治されても自国に利得が有れば腕組みして傍観するでしょう。
今、「日本会議」と「日米合同委員会」を真剣に見比べています。
日本会議が反米を言わずに復古主義を声高に持出すのはなぜか。
日米合同委員会が日本会議を潰さず、どの様にハンドリングしてるのか。
51州目のローカル占領区として、内政治安・州兵の整備は自由にさせるが、
独自の判断で州知事レベルが勝手に軍を動かす行為に出たなら徹底的に潰す。
日本会議も狡猾・根無し草なカルト集団。ただその影響力は恐ろしい。
そう思い込むのは日本会議に毒された右翼モドキであって、
米国にしてみれば
地政学的に日本が分割統治されても自国に利得が有れば腕組みして傍観するでしょう。
今、「日本会議」と「日米合同委員会」を真剣に見比べています。
日本会議が反米を言わずに復古主義を声高に持出すのはなぜか。
日米合同委員会が日本会議を潰さず、どの様にハンドリングしてるのか。
51州目のローカル占領区として、内政治安・州兵の整備は自由にさせるが、
独自の判断で州知事レベルが勝手に軍を動かす行為に出たなら徹底的に潰す。
日本会議も狡猾・根無し草なカルト集団。ただその影響力は恐ろしい。

ダワー氏の台詞「日本は、アメリカのミニチュア版に成って欲しくありません」が印象に残った、一昨年のTBS・報道特集→http://tbs-blog.com/houtoku-kanehira/29886
彼の吹き替えを担当していた、大木民夫氏が今月、来月の90歳の誕生日を待たず、亡くなられていた事が今更、昨日知り、衝撃を受けました。戦前を知る1人でもあり、何処かこれが最後の仕事の1つだった事を思うと、一層感慨深いです。
彼の吹き替えを担当していた、大木民夫氏が今月、来月の90歳の誕生日を待たず、亡くなられていた事が今更、昨日知り、衝撃を受けました。戦前を知る1人でもあり、何処かこれが最後の仕事の1つだった事を思うと、一層感慨深いです。
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