「ディールの政治」のミスリード - 極右トランプ政権の猛毒のイデオロギー






南シナ海問題では、例の、共和党系のシンクタンクであるアメリカン・エンタープライズ研究所日本部長のマイケル・オースリンが構想した、戦慄の対中軍事方針が具体化されるだろう。「ディールの政治」など、無意味で的外れな幻想に他ならない。

by yoniumuhibi
| 2016-11-21 23:30
|
Comments(2)

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

オバマ外交に関しての総括ですけど、オバマの方策が世界秩序を昏迷に導いた批判は無視してはいけないと思います。
今現在の対テロ戦争、中露の暴走は、オバマの武力を用いない路線や判断力を見くびられたことで
世界秩序の重したる米国のプレゼンスが弱体化して、各勢力が蠢動する余地を与えてしまった。
(+国連の機能低下も指摘されるべきで、以前と比べて事務総長の名を聞く機会がはっきりと減った気がする)
だからハッタリでも「米国は世界の警察官をやめる」なんて事は言うべきではなかった。
個人的にはオバマは嫌いでないし、立派な人物だと思うし、色々と苦労があったとは思う。
だけどもし、人格も人柄もよく、内政を完璧にこなして経済もよくしたとしても
世界秩序を破壊してしまったらどうにもならない訳です。
攻勢に本腰を入れたら、中東内のISはかなり追い込まれて組織としてかなり弱体化したといいます。
(もともと急速に拡大したのは理念の支持からではなく、政府保有の原油施設を手に入れて、潤沢な資金を得て兵器や兵士を集めたからで、原油売却ルートの破壊で資金力が低下して維持できなくなったようで、欧米軍はそれを重点的に先ず破壊したそうです)
同様に中露の暴走も、米国が従来通りのプレゼンスを維持すると公言して強気に出た場合、ある程度収まる可能性が高い。
ロシアは状況判断できるでしょうし、中国も大人しくなるでしょう。
100年マラソンを考えているとしても。
「覇権国家」であることは、単に武力で抑えつけてるだけではなく
古代ローマがそうだったように、傘下の国に平和をもたらす事が義務です。
世界中の国と戦っても、一国で勝てると評される軍事力を持つのが米国なのですから
(たとえば、米軍の艦隊一つで中国軍全戦力は半壊すると言われ、それが10もあります)
オバマはそれを忘れるべきではなかった。
厳しい言い方ですが、政治家の評価は掲げた理想ではなく、もたらした結果で見られるべきです。
今現在の対テロ戦争、中露の暴走は、オバマの武力を用いない路線や判断力を見くびられたことで
世界秩序の重したる米国のプレゼンスが弱体化して、各勢力が蠢動する余地を与えてしまった。
(+国連の機能低下も指摘されるべきで、以前と比べて事務総長の名を聞く機会がはっきりと減った気がする)
だからハッタリでも「米国は世界の警察官をやめる」なんて事は言うべきではなかった。
個人的にはオバマは嫌いでないし、立派な人物だと思うし、色々と苦労があったとは思う。
だけどもし、人格も人柄もよく、内政を完璧にこなして経済もよくしたとしても
世界秩序を破壊してしまったらどうにもならない訳です。
攻勢に本腰を入れたら、中東内のISはかなり追い込まれて組織としてかなり弱体化したといいます。
(もともと急速に拡大したのは理念の支持からではなく、政府保有の原油施設を手に入れて、潤沢な資金を得て兵器や兵士を集めたからで、原油売却ルートの破壊で資金力が低下して維持できなくなったようで、欧米軍はそれを重点的に先ず破壊したそうです)
同様に中露の暴走も、米国が従来通りのプレゼンスを維持すると公言して強気に出た場合、ある程度収まる可能性が高い。
ロシアは状況判断できるでしょうし、中国も大人しくなるでしょう。
100年マラソンを考えているとしても。
「覇権国家」であることは、単に武力で抑えつけてるだけではなく
古代ローマがそうだったように、傘下の国に平和をもたらす事が義務です。
世界中の国と戦っても、一国で勝てると評される軍事力を持つのが米国なのですから
(たとえば、米軍の艦隊一つで中国軍全戦力は半壊すると言われ、それが10もあります)
オバマはそれを忘れるべきではなかった。
厳しい言い方ですが、政治家の評価は掲げた理想ではなく、もたらした結果で見られるべきです。
0
メールと過去ログ
最新のコメント
今こそ「テニスコートの誓.. |
by 印藤和寛 at 09:18 |
総裁選で石破さんを倒すた.. |
by 人情味。 at 09:29 |
もし山上容疑者が安倍元首.. |
by 人情味。 at 21:23 |
杉田水脈なる人物は論評に.. |
by 住田 at 10:51 |
あれは15年程前.. |
by ムラッチー at 11:27 |
悪夢のような安倍政治から.. |
by 成田 at 13:03 |
ハーバード大学で比較宗教.. |
by まりも at 23:59 |
重ねて失礼いたします。 .. |
by アン at 17:48 |
安倍晋三のいない世界は大.. |
by アン at 13:16 |
今まで、宗教2世の問題に.. |
by さかき at 10:31 |
以前の記事
2022年 08月2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月