呆気なく通りすぎたTPPの強行採決 - 6年間に姿が消えた反対派陣営





米国で批准されなければTPPは発効しない。漂流となる。各国政府も対応を練り直しとなるだろう。

by yoniumuhibi
| 2016-11-05 23:30
|
Comments(6)

右も左も重宝していた「TPP亡国論」の中野剛志とか「拒否できない日本」でアメリカ様の年次改革要望書にスポットライトをあてた関岡英之とかどこ行っちゃったんでしょう?賞味期限切れ?「透析患者に投石を!」の長谷川何某の自己責任論はまさにTPP後の日本の医療制度に要求されるものだという危機感も特になかったし、既に郵便局でアフラックですし。アメリカ一人勝ちのISDS条項やホルモンビーフや遺伝子組み換えに "NO" だったはずがあっさりイエス。
確かに高江や南スーダンに気を取られてはいたが、、、
自分は犬のように扱われて来たと言う大統領もいるのに、ちぎれてももっと尻尾を振りたいらしい。
賢いEUはアメリカとのTTIPをどう攻防するか見もの。
確かに高江や南スーダンに気を取られてはいたが、、、
自分は犬のように扱われて来たと言う大統領もいるのに、ちぎれてももっと尻尾を振りたいらしい。
賢いEUはアメリカとのTTIPをどう攻防するか見もの。
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。

(訂正版)
TPP に関しての詳細は一般に公開されていませんが、Trump、Clinton 共に現行の内容には反対の意を大統領選の演説にて表明しています。安倍政権が強行採決を急いだ理由は、Trump、Clinton どちらに転んでも今までObama政権とのネゴ以上に悪条件を押し付けられるとの読みからだと思います。そこで、野党を説得談合して強行採決してしまったと思われます。体重50kgの人と150kg の人とを全く平等のルールで相撲をとらせて、Fairなルールと呼ぶ事自体、私は違和感を感じます。日本の大企業は他の加盟国の企業よりも力があり、米国市場への販売も規制が緩むと読んだのでしょう。 言うまでもなく、TPP のお陰で日本でも少数の勝ち組(大企業)と 頭数では遥かに多い負け組が発生すると思います。
2日後に迫った選挙ではHilaryが勝つとは思います。しかし、Trump は共和党の後押し無しに彼女の選出を脅かす程の非組織票を集めました。Hilaryは、その背景は無視できないと思います。 Trump の最も強力な支持層は一連のGlobarization に負け組として取り残された、教育レベル、所得の低い白人系の米国人です。 従って、Hilary又民主党の方針として、Wall Street や大企業の押しにブレーキをかけ、米国内のブルーカラー労働者の職を守る、追加案をTPPに導入すると考えます。私がRetirement の地として選んだPennsylvania の田舎では、圧倒的にTrump の支持者が目立ちます。周辺の様子を見ているとTrump が圧勝するような錯覚に陥ります。
今回の大統領選の特徴ですが、知人友人から "I must vote for the lesser of two evils." とのコメントを数回聞かされました。 要するに、候補者二人とも悪魔であるとの前提で、少しでもましな悪魔に投票しなければならぬとの、皮肉を込めた表現です。 政治家の大半は ”嘘つきで汚い” との認識は米国でも一般に浸透しています。
TPP に関しての詳細は一般に公開されていませんが、Trump、Clinton 共に現行の内容には反対の意を大統領選の演説にて表明しています。安倍政権が強行採決を急いだ理由は、Trump、Clinton どちらに転んでも今までObama政権とのネゴ以上に悪条件を押し付けられるとの読みからだと思います。そこで、野党を説得談合して強行採決してしまったと思われます。体重50kgの人と150kg の人とを全く平等のルールで相撲をとらせて、Fairなルールと呼ぶ事自体、私は違和感を感じます。日本の大企業は他の加盟国の企業よりも力があり、米国市場への販売も規制が緩むと読んだのでしょう。 言うまでもなく、TPP のお陰で日本でも少数の勝ち組(大企業)と 頭数では遥かに多い負け組が発生すると思います。
2日後に迫った選挙ではHilaryが勝つとは思います。しかし、Trump は共和党の後押し無しに彼女の選出を脅かす程の非組織票を集めました。Hilaryは、その背景は無視できないと思います。 Trump の最も強力な支持層は一連のGlobarization に負け組として取り残された、教育レベル、所得の低い白人系の米国人です。 従って、Hilary又民主党の方針として、Wall Street や大企業の押しにブレーキをかけ、米国内のブルーカラー労働者の職を守る、追加案をTPPに導入すると考えます。私がRetirement の地として選んだPennsylvania の田舎では、圧倒的にTrump の支持者が目立ちます。周辺の様子を見ているとTrump が圧勝するような錯覚に陥ります。
今回の大統領選の特徴ですが、知人友人から "I must vote for the lesser of two evils." とのコメントを数回聞かされました。 要するに、候補者二人とも悪魔であるとの前提で、少しでもましな悪魔に投票しなければならぬとの、皮肉を込めた表現です。 政治家の大半は ”嘘つきで汚い” との認識は米国でも一般に浸透しています。

TPPで一番重要なポイントは「累積原産地規則」なんです。
詳しくはネットで探せば幾らでも出てきますけど
簡単に言うと、農業・食料から工業製品・中間財に至るまで、どの国で作られ加工されたかが記録され
TPP域内国と域外国で分けてポイントがふられ累積され、一定以上のポイントとなるとに課税される。
工業国と加工する側の国とでは立場が違うので、どれ位までとするかで揉めてたのですが。
これでだいぶ変わって来ます。
今まで人件費の安さで商売してた国、たとえば韓国の工業品は韓国企業ブランドですが
中間財から、工場のライン機器に至るまで丸ごと日本製に依存しています。
サムスンは金を集めて、その時の最新の(日本企業の)技術を集め、日本の工場機器で製品を作り、人件費の安さで
日本のメーカー品には性能面ではやや劣るが、中身は日本製の製品を作って日本よりも安く売る商売で
極端な話、サムスンって工場でボタンを押してるだけだったんです。
関税でも、韓国製品という事で日本製より優位に立てた。
しかしこの原産地規則で、関税を相当程度排除した経済圏ができる。
原材料に至るまで極力域内国で収める事で、域外国との間に優位性が保てるようになる。
だから日本企業としては参入するしかなく、韓国もようやくそれに気付いて参加したいと言い出したのです。
お分かりだと思いますが、これブロック経済化なんです。
単に商品製造だけではなく、勿論農業やら法律やら膨大な分野にまたがる話なのですが
「累積原産地規則」を考えた場合、域内国の方がコストや価格競争力で優位になってくるので
それまで域外国で製造していた工場や投資先も、やがては域内国への移転や変更となってきて
インパクトとしてはEU圏のような、投資や金融や総合的な経済戦略も含む広域の経済共同体ブロックの創設って話なんです。
だから難しいですね。
参加しないと、それだけで価格面での競争力と環境ががらりと変わってしまうし
逆に現状だと日本の工業・産業力は参加国でも抜けてますから、日本がTPPのハブになる可能性もある。
米国側の試算だと、日本が第二位の利益を享受するといい、米国には逆に利益もあるがマイナスも大きいとのことで嫌がってるようですが。
個別の品の±だけでない大きな話で、国や企業とすると参加せざるを得ないとは思いますが。
詳しくはネットで探せば幾らでも出てきますけど
簡単に言うと、農業・食料から工業製品・中間財に至るまで、どの国で作られ加工されたかが記録され
TPP域内国と域外国で分けてポイントがふられ累積され、一定以上のポイントとなるとに課税される。
工業国と加工する側の国とでは立場が違うので、どれ位までとするかで揉めてたのですが。
これでだいぶ変わって来ます。
今まで人件費の安さで商売してた国、たとえば韓国の工業品は韓国企業ブランドですが
中間財から、工場のライン機器に至るまで丸ごと日本製に依存しています。
サムスンは金を集めて、その時の最新の(日本企業の)技術を集め、日本の工場機器で製品を作り、人件費の安さで
日本のメーカー品には性能面ではやや劣るが、中身は日本製の製品を作って日本よりも安く売る商売で
極端な話、サムスンって工場でボタンを押してるだけだったんです。
関税でも、韓国製品という事で日本製より優位に立てた。
しかしこの原産地規則で、関税を相当程度排除した経済圏ができる。
原材料に至るまで極力域内国で収める事で、域外国との間に優位性が保てるようになる。
だから日本企業としては参入するしかなく、韓国もようやくそれに気付いて参加したいと言い出したのです。
お分かりだと思いますが、これブロック経済化なんです。
単に商品製造だけではなく、勿論農業やら法律やら膨大な分野にまたがる話なのですが
「累積原産地規則」を考えた場合、域内国の方がコストや価格競争力で優位になってくるので
それまで域外国で製造していた工場や投資先も、やがては域内国への移転や変更となってきて
インパクトとしてはEU圏のような、投資や金融や総合的な経済戦略も含む広域の経済共同体ブロックの創設って話なんです。
だから難しいですね。
参加しないと、それだけで価格面での競争力と環境ががらりと変わってしまうし
逆に現状だと日本の工業・産業力は参加国でも抜けてますから、日本がTPPのハブになる可能性もある。
米国側の試算だと、日本が第二位の利益を享受するといい、米国には逆に利益もあるがマイナスも大きいとのことで嫌がってるようですが。
個別の品の±だけでない大きな話で、国や企業とすると参加せざるを得ないとは思いますが。

日本で反TPPが盛り上がらないのは、そのコンシクエンスについての想像力の欠如が原因だと思う。TPPを農業の問題として矮小化してきたマスメディアは、無知なのか、はたまた故意なのか。私が渡米して一番ショックだったのは、こちらでは医療、教育といった基本的人権に係るサービスまでもがマネーの論理で運営されていること。要は、カネがなければまともな医療も、教育も望めないということだ。自由な貿易を阻害する国家に対する企業の訴訟も可能になるそうだが、タガがはずされた強欲はやりたい放題だろう。
今日、アメリカの大統領選が決する。残念ながら、クリントン大統領、TPP批准は既定路線だと思う。もともとクリントンはTPPの熱心な推進者で、彼女の反TPP宣言をまともに信じているアメリカ人は誰もいない。
今日、アメリカの大統領選が決する。残念ながら、クリントン大統領、TPP批准は既定路線だと思う。もともとクリントンはTPPの熱心な推進者で、彼女の反TPP宣言をまともに信じているアメリカ人は誰もいない。

(続き)金曜、CSPAN(政治番組)を見ていた連れ合いが言っていた。番組に電話してきた視聴者15人のうち、クリントン支持者は2人だけだった。残り13人は、トランプに投票すると言っていたが、興味深いのは、13人に、グリーンパーティーの支持者が含まれていたことだ。彼女曰く、今までステインに投票してきたが、ロシアとの戦争回避のため、当選の見込みのないステインではなく、あえてトランプに投票する。本来の政治姿勢を犠牲にしてまでも、戦争回避のために苦渋の選択をした彼女に、私は共感する。
日本のマスメディアでは、トランプ支持者=経済的にとりのこされた白人のブルーカラーというステレオタイプがまかりとおっているが、実は、シリアの飛行禁止区域設定問題であきらかになったクリントンの安全保障政策に危惧を抱いているアメリカ人は多い。日米マスメディアでは、故意にか、この問題に焦点を当てることがないが、このことを心配する人は多い。こういう人たちは、ブルーカラーとは限らず、現に私の知人は、アジア系の博士号をもつ知識人だが、彼も左の人間にもかかわらず、戦争阻止のため信条を犠牲にしてもトランプに入れると言っている。ただ、公にすると職を解かれかねないので言わないだけだ。
日本のマスメディアでは、トランプ支持者=経済的にとりのこされた白人のブルーカラーというステレオタイプがまかりとおっているが、実は、シリアの飛行禁止区域設定問題であきらかになったクリントンの安全保障政策に危惧を抱いているアメリカ人は多い。日米マスメディアでは、故意にか、この問題に焦点を当てることがないが、このことを心配する人は多い。こういう人たちは、ブルーカラーとは限らず、現に私の知人は、アジア系の博士号をもつ知識人だが、彼も左の人間にもかかわらず、戦争阻止のため信条を犠牲にしてもトランプに入れると言っている。ただ、公にすると職を解かれかねないので言わないだけだ。
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