反ヘイト法成立から半年 - 不安な予感、高江をめぐる言論構図への当惑






高江の闘争について、もっと書きたいことがあるが、今回は短く止めよう。朝鮮の「差別」について考えるうち、論点が繋がって広がった。稿の出発点に戻ってあらためて思うのは、もし戦争が始まったらどうなるだろうということだ。率直に言おう。在日のリーダーには、在日の人々の生命と財産を守る責務がある。このことは、決して「差別撤廃」の主張と行動をラディカルにするなという意味ではない。けれども「差別撤廃・反ヘイト」の言葉と態度は、あくまで多数派に認められる要素と条件が必要で、特に中間派を確実に説得して味方にできる仕様でなくてはならない。そして常に、日本人の裏側には表面とは異なる古層の蠢きがあり、その狂気の暴発について注意と警戒を怠ってはならず、リーダーには政治的な慎重さが幾重にも必要だということである。暴力を肯定するとか、暴力による犯罪を身勝手に正当化するなどもってのほかで、厳に戒めなくてはならないことだ。

by yoniumuhibi
| 2016-10-29 23:30
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Comments(2)

カトリック平和協議会主催で、映画「高江、森が泣いている」を見て来ました。ユーモラスなカリスマ山城専治に笑い、蹴られ、車上から力尽くで引きづり下ろされ、首を閉められ、ひき逃げされる住民の姿にすすり泣き。見終わり重い空気でしばらく沈黙。
機動隊を挑発して土人と言わせ、根底にある沖縄差別を浮き彫りにする「作戦」なんてそんな悠長な現場ではない!戦後処理に日米安保、憲法に自衛隊、おまけに深刻で重大な環境破壊とあの小さな村に日米のあらゆる問題が押し付けられている。
不平等条約の地位協定や増額ばかり要求される血税の思いやり予算。アメリカからは日本人全員が黄色い土人扱い"差別"されてるのに、しばき隊はアメリカ大使館に殴り込んでくれないの?ケネディに対する人格否定やストーカー行為はやらないのかな?
機動隊を挑発して土人と言わせ、根底にある沖縄差別を浮き彫りにする「作戦」なんてそんな悠長な現場ではない!戦後処理に日米安保、憲法に自衛隊、おまけに深刻で重大な環境破壊とあの小さな村に日米のあらゆる問題が押し付けられている。
不平等条約の地位協定や増額ばかり要求される血税の思いやり予算。アメリカからは日本人全員が黄色い土人扱い"差別"されてるのに、しばき隊はアメリカ大使館に殴り込んでくれないの?ケネディに対する人格否定やストーカー行為はやらないのかな?
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しばき隊(彼らが肯定する暴力)の虜になった連中はもうだめですね。
何か決定的なことでもない限り精神的にも構造的にも組み込まれてしまっていて離れられないでしょう。
私は彼らが理性的に決別することへの期待はもうなくなりました。
何か決定的なことでもない限り精神的にも構造的にも組み込まれてしまっていて離れられないでしょう。
私は彼らが理性的に決別することへの期待はもうなくなりました。
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