補選の結果と「野党共闘」 - TPP国会で論戦せず欠席する共産党





民進党と共産党の手の内は見えている。TPPでは政策が基本的に異なる二党が、こうすれば、総選挙でTPP問題を問われたとき、「与党による強行採決で成立した法案の撤回」を共通公約にすることができる。自公攻撃で口を合わせることができ、不具合を隠すことができる。その主張を「野党統一候補」の公約の代替物にでき、テレビ討論で綻びなく訴えを言うことができる。安保法のケースと同じだ。共産党はおかしな党になってしまった。国民から遠く離れ、永田町で生息する一政党になった。

by yoniumuhibi
| 2016-10-26 23:30
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Comments(4)

世に倦む日々様、本当におっしゃるとおりです。もう、何もいうことはない、そのとおりです。
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世に倦む日々様、私は最近、日米両国の保守の論客と呼ばれる人の著作、ブログを熱心に読んでいることがあり、我ながら驚いています。これはどうしてか、しばらく考えたのですが、結局、私の政治的立ち位置が変わったわけでなく、アメリカの民主党の変節が原因ではないかと思うようになりました。保守の主張には到底受け入れがたいところもあるのですが、一部保守の言う「反新自由主義」的主張が私の心の琴線に触れるのです。
今の私には、米民主党は、ネオリベ、グローバリズムの擁護者にしか思えません。尚且つ、クリントン候補の挑発的な対ロ発言、財団を隠れ蓑にした不正蓄財、金融業界との癒着、アサンジをドローンで始末したらどうかといった発言にみられる凶暴性には許しがたいものがあります。
一部巨大企業にとって、グローバリズムはまことに都合がよく、税率の低い国での「節税」にはげみ、富を独占する。でも、我々大多数にとってグローバリズムって一体何でしょうか。TPPは断固阻止しなくてはなりません。こんな、巨大企業が国家権力をしのぐようなルール、絶対に許してはなりません。へらへら笑っている場合じゃないでしょう。
今の私には、米民主党は、ネオリベ、グローバリズムの擁護者にしか思えません。尚且つ、クリントン候補の挑発的な対ロ発言、財団を隠れ蓑にした不正蓄財、金融業界との癒着、アサンジをドローンで始末したらどうかといった発言にみられる凶暴性には許しがたいものがあります。
一部巨大企業にとって、グローバリズムはまことに都合がよく、税率の低い国での「節税」にはげみ、富を独占する。でも、我々大多数にとってグローバリズムって一体何でしょうか。TPPは断固阻止しなくてはなりません。こんな、巨大企業が国家権力をしのぐようなルール、絶対に許してはなりません。へらへら笑っている場合じゃないでしょう。

(続き)クリントンは、今TPP反対と言っていますが、こんなこと信じているアメリカ人なんて誰一人いません。自民党も、これをわかっているからTPPに躍起になっているのです。
繰り返し言いますが、米民主党はもはや、ブルーカラー、中間層の声を代弁する党ではないのです。こうなると、二大政党制というのは、国民にとって、本当に息詰まるようなシステムでしかないのです。
共産党の「公明党化」、私は本当に悲しい、情けない。日本の民進党のモデルがアメリカの民主党だとしたら、今のアメリカの状況を見てほしい。アメリカは自分の支持する大統領候補のシールを車に貼る習慣があるのけど、今年は見事に一台も見たことがない。バーニーのシールを数回(今は剥がし済)、反ヒラリー(註:支持ではない)のシールを2、3回見たきりだ。これが、人々の諦めなのか、無言のプロテストなのか。二大政党制の断末魔を見ているようだ。ひとつ断言できるのは、従来の二大政党によるワシントン政治に人々が辟易しているということだ。日本はここから学ばなきゃいけない。
繰り返し言いますが、米民主党はもはや、ブルーカラー、中間層の声を代弁する党ではないのです。こうなると、二大政党制というのは、国民にとって、本当に息詰まるようなシステムでしかないのです。
共産党の「公明党化」、私は本当に悲しい、情けない。日本の民進党のモデルがアメリカの民主党だとしたら、今のアメリカの状況を見てほしい。アメリカは自分の支持する大統領候補のシールを車に貼る習慣があるのけど、今年は見事に一台も見たことがない。バーニーのシールを数回(今は剥がし済)、反ヒラリー(註:支持ではない)のシールを2、3回見たきりだ。これが、人々の諦めなのか、無言のプロテストなのか。二大政党制の断末魔を見ているようだ。ひとつ断言できるのは、従来の二大政党によるワシントン政治に人々が辟易しているということだ。日本はここから学ばなきゃいけない。

野党共闘に関する見方はブログ主に同感です。今、言われている「野党共闘」の実態は、共産党が勝手連みたいに候補者を一方的に降ろすことによって成り立っている、政策協定抜きの「候補者調整」に過ぎない。選挙後も維持される「共闘」ではない。口頭での政策の一致といっても、候補者調整の妨げにならないものを消去法で選んだに過ぎない。民進党は支援を「頼んだ覚えはない」という態度だから、民進党の候補者が当選しても共産党や他の野党が重要と考える政策を顧みることはない。当選がゴールなのだから。そんな「野党共闘」にのめり込む共産党の幹部は選挙で勝てなくても、「野党共闘を維持した」ことを「成果」と喧伝する伏線を敷いているように思えます。
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