朝日新聞によるSEALDsの神話作り - 敗北を勝利に置き換えるプロパガンダ





四党を足し合わせても自民党に勝てない、国民から見離された既存野党を共闘させるシンボルとなったことが、果たして何か画期的な政治の成果とか業績と言えるのだろうか。SEALDsがマスコミに出現した後、昨年7月から、安倍政権の支持率は上がり続け、そのまま参院選まで突っ走り、参院選で大勝してさらに支持率を上げてしまった。その事実について、われわれは冷静に考察して受け止める必要があるだろう。

by yoniumuhibi
| 2016-08-18 23:30
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Comments(5)

論旨にはおおむね同感です。ただ、SEALDs神話作りというなら、文中、少し触れられていますが、朝日新聞以上に共産党(赤旗)を取り上げるべきと思います。この2,3日の「しんぶん赤旗」をご覧になっていますか? 共産党が持ちあげたことで親密団体・個人に神話が伝搬しました。革新を自称する政党がSEALDsバブルを生みだした罪は重いですね。同党が震源となっているリベラル勢力内の同調圧力の害悪の標本でもあります。SEALDsの善意は否定しませんが、政治に疎い若者が共産党アレルギーの緩衝帯として使われて終わった気がします。なお、一口にSEALDsと言っても、「本土」のSEALDsと沖縄のSEALDsは体質が大きく違うと感じています。SEALDs琉球が活動を継続することにしたのも偶然ではないと思います。「本土」のSEALDsが借り物の言葉と空疎なアクションでしか中高年リベラルとの違いを示せなかったのに対し、SEALDs琉球は、玉城愛さんのスピーチに見られたように、基地への怒り、「本土」への怒りを表す自分の言葉を持っています。
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たしか管理人さんはシールズに対して「言葉が軽い」という表現を使ってたと思いますけど
礼儀の上で弱めた表現で、子供の叫びレベルの理屈たり得る文意や論旨がまったく見当たらない主張を吐き散らしていた、というのが本当でしょう。
彼らの言葉に感化・納得させられる事や、彼らをお飾りでも頭目に抱こうとすること自体が、本当の意図は別であるとしても
公的にはシールズの幼稚で稚拙な主張を、いい大人たちが託宣として受け取ったことを意味しますから、
管理人さんもそうでしょうが、根っからの左派の人ですら愚弄されたと感じた人は多かったのでは。
それを仕掛けた側の政治や戦略センスのなさこそが絶望的でしょうが。
彼らからは強い言葉、強い理屈は発せられず、それなのに彼らを救世主として扱ったマスコミもまたそう見られたことには考えが及ばないのでしょうな。
この一年間最大限のパワーとコストを集中させて祭り上げたのですが、シールズ祭りが終わって残ったものは
空虚な言葉と惨敗が並んだ選挙結果、お祭り開催委員会(マスコミ)の自画自賛だけでした。
本音はともかく、表面上は批判も総括もなされないのを見ると、危機感もなく、このままの流れで今後も推移するのでしょう。
礼儀の上で弱めた表現で、子供の叫びレベルの理屈たり得る文意や論旨がまったく見当たらない主張を吐き散らしていた、というのが本当でしょう。
彼らの言葉に感化・納得させられる事や、彼らをお飾りでも頭目に抱こうとすること自体が、本当の意図は別であるとしても
公的にはシールズの幼稚で稚拙な主張を、いい大人たちが託宣として受け取ったことを意味しますから、
管理人さんもそうでしょうが、根っからの左派の人ですら愚弄されたと感じた人は多かったのでは。
それを仕掛けた側の政治や戦略センスのなさこそが絶望的でしょうが。
彼らからは強い言葉、強い理屈は発せられず、それなのに彼らを救世主として扱ったマスコミもまたそう見られたことには考えが及ばないのでしょうな。
この一年間最大限のパワーとコストを集中させて祭り上げたのですが、シールズ祭りが終わって残ったものは
空虚な言葉と惨敗が並んだ選挙結果、お祭り開催委員会(マスコミ)の自画自賛だけでした。
本音はともかく、表面上は批判も総括もなされないのを見ると、危機感もなく、このままの流れで今後も推移するのでしょう。

かつて派遣村を東大卒の湯浅氏が運営。
左右問わず、多くの議員がスピーチを行い、広く派遣と言う働き方を問い、湯浅氏はその後も内閣参与も歴任し、ご活躍。 比べて…と言うと失敬ですが、
変なラップ音と
なんの信念も無いシールズの様子は
テレビや新聞でたまーに見つけますが、
全く共感の輪が広がらない…
東大卒業、という肩書きに比べたら、単なる「目立ちたがり」としか
一般の国民は認めていません…
左右問わず、多くの議員がスピーチを行い、広く派遣と言う働き方を問い、湯浅氏はその後も内閣参与も歴任し、ご活躍。 比べて…と言うと失敬ですが、
変なラップ音と
なんの信念も無いシールズの様子は
テレビや新聞でたまーに見つけますが、
全く共感の輪が広がらない…
東大卒業、という肩書きに比べたら、単なる「目立ちたがり」としか
一般の国民は認めていません…

学生さん達が頑張っていて頼もしいなあと思っていたのですが…。結局、支配層がAチームとBチームを戦わせて、残念だったけど「改憲側のチームが勝ったよ、だから国民は諦めようね、多数決なんだから」って納得させるための、ストーリー作りだった訳ですね。がっかりします。これからどんどん、戦争をしやすい法律作りが進められていく訳ですね、今上天皇がちょっと横やりを入れたところでどうなるものでもないんですね。アメリカのような国になる、その一過程に過ぎないんですね。

ご著書『SEALDsの真実』を読みましたが、小熊英二が狙っているのは丸山真男がいたポジションではなく、鶴見俊輔がいたポジションではないでしょうか?
丸山真男は病気を理由に法学部長を辞退したように、自分が積極的に政治的に動くことはそれほど好きではありません。それどころか東大紛争時に研究室が全共闘に襲撃された時の、有名な「ナチスもやらなかった蛮行」発言に見られるように、暴力的な実力行使は嫌悪するタイプです。
SEALDsやしばき隊との関係で小熊英二がモデルにしているのは、丸山真男ではなく、KGBと結んでベ平連活動をした鶴見俊輔や、日本赤軍との関係が取り沙汰される日高六郎と考えた方がいいと思われます。
丸山真男は病気を理由に法学部長を辞退したように、自分が積極的に政治的に動くことはそれほど好きではありません。それどころか東大紛争時に研究室が全共闘に襲撃された時の、有名な「ナチスもやらなかった蛮行」発言に見られるように、暴力的な実力行使は嫌悪するタイプです。
SEALDsやしばき隊との関係で小熊英二がモデルにしているのは、丸山真男ではなく、KGBと結んでベ平連活動をした鶴見俊輔や、日本赤軍との関係が取り沙汰される日高六郎と考えた方がいいと思われます。
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