しばき隊リンチ事件を知っていた北田暁大 - 岸政彦にも関与の疑惑が浮上








by yoniumuhibi
| 2016-05-30 23:30
|
Comments(2)

最初は、しばき隊批判の記事から拝見したので、右翼界隈の人かと勘違いしてしまいましたが
とんでもない誤りでした。個人的にロシア革命の歴史を趣味として(おそらく共産趣味といわれるところの)
いる自分からすると、しばき隊やそれを庇う人の間とボリシェビキ、レーニン的な思想とかなり近しいものがあると思います。
それは「目的のためであれば行為・手段は神聖視、正当化される」という強烈な信念。
政治の天才であるレーニンとこういうレベルの行動を起こした連中を一緒にしたくはありませんが
行動様式は全く一緒です。それがどんな悲劇を生んだがわかってもらいたい。(日本でも内ゲバでどんなことがあったくらいは)
目的が絶対視されると、自分たちに対する批判的な視座は生まれませんし、どんな悪行も正当化されてしまいます。
このブログを「右翼に利用されるから」といって批判する人も多いでしょうが、言葉だけであれば
そういう事も言えなくはないでしょうが、ダメなものを見過ごす人に果たして「正義」はなしうるのでしょうか。
まぁ、こういう界隈は「利口」な人が多いですから、そういって逃げたりズルするのが上手いなぁ、といつも思います。
そういう利口さは会社や組織を救いはするかもしれませんが、果たして社会正義をなしうるのか。疑問です。
だからシールズも好きにはなれないし、(人間的にも好きになれそうにないタイプの人が多いという個人的理由もありますが)
問題はもっと、やったもん勝ち、いったもの勝ち、声の大きいもの勝ち、という非常に傲慢で反知性主義的思考がこの社会に
エリートであるかそうでないかを問わずに蔓延している所にあるのじゃないかと。
とにかく、こういった行動がどんな理由を問わず許されないということを右翼という視線以外からきっぱりといいきってくれたことが
非常にうれしかったですし、誠実な視点をお持ちだと思いました。
トロツキーの遺言には「この世の悪と抑圧と暴力を一掃せしめ心行くまで人生を享受せしめよ」という言葉がありますがその為に
銃殺や強制収容所や拷問が行われるのであればそれもまた、「悪と抑圧と暴力」そのものであろう、と。
とんでもない誤りでした。個人的にロシア革命の歴史を趣味として(おそらく共産趣味といわれるところの)
いる自分からすると、しばき隊やそれを庇う人の間とボリシェビキ、レーニン的な思想とかなり近しいものがあると思います。
それは「目的のためであれば行為・手段は神聖視、正当化される」という強烈な信念。
政治の天才であるレーニンとこういうレベルの行動を起こした連中を一緒にしたくはありませんが
行動様式は全く一緒です。それがどんな悲劇を生んだがわかってもらいたい。(日本でも内ゲバでどんなことがあったくらいは)
目的が絶対視されると、自分たちに対する批判的な視座は生まれませんし、どんな悪行も正当化されてしまいます。
このブログを「右翼に利用されるから」といって批判する人も多いでしょうが、言葉だけであれば
そういう事も言えなくはないでしょうが、ダメなものを見過ごす人に果たして「正義」はなしうるのでしょうか。
まぁ、こういう界隈は「利口」な人が多いですから、そういって逃げたりズルするのが上手いなぁ、といつも思います。
そういう利口さは会社や組織を救いはするかもしれませんが、果たして社会正義をなしうるのか。疑問です。
だからシールズも好きにはなれないし、(人間的にも好きになれそうにないタイプの人が多いという個人的理由もありますが)
問題はもっと、やったもん勝ち、いったもの勝ち、声の大きいもの勝ち、という非常に傲慢で反知性主義的思考がこの社会に
エリートであるかそうでないかを問わずに蔓延している所にあるのじゃないかと。
とにかく、こういった行動がどんな理由を問わず許されないということを右翼という視線以外からきっぱりといいきってくれたことが
非常にうれしかったですし、誠実な視点をお持ちだと思いました。
トロツキーの遺言には「この世の悪と抑圧と暴力を一掃せしめ心行くまで人生を享受せしめよ」という言葉がありますがその為に
銃殺や強制収容所や拷問が行われるのであればそれもまた、「悪と抑圧と暴力」そのものであろう、と。
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きつい指摘かも知れないですが、なんでこんな集団が見過ごされてきたのかというと
マスコミと学者の中の、かつての「闘士」たちの経験的シンパシーのような物があって
多少の暴力や正義の為の違法をも容認する、という考えで問題視する意識が弱かったのではないでしょうか。
自分たちもかつて似た様な事をやっていて、立場的に甘かったこと、自己否定になりそうで否定できなかったこと、あるいはかつて失敗したことを今度は成功させてやろうという野心。
そういう物が混然となり、力に対しては力だという認識に至って、自分たちが直接は手を汚さない実働部隊として持上げていたと。
勿論外部の学者やメディアは過去の凄惨な事件を知っており、まさか凶行を再現するとは思ってなかったのでしょうが、
先鋭化された集団では独善と内部統制と暴走が始まって、多少の暴力も容認するとのモラルの道幅が狭いために安易に暴力の肥大化が起こり、転がり落ちやすいのでしょう。
結局は外部にいた人たちですら、それを見てみふりをしていて諌める事をしなかったが故に、この集団内部での暴走が始まってしまいました。
認識や思考原理・モラルに於いて、かつての過激派と大小の差はあっても、根底では同じなのだと思います。
事後の直接の法廷工作は勿論ですが、ネットを介しての隠蔽工作は卑劣としか言いようがありません。
この部分は弁明できないもので、もっと強く批判されてよい物でしょう。
マスコミと学者の中の、かつての「闘士」たちの経験的シンパシーのような物があって
多少の暴力や正義の為の違法をも容認する、という考えで問題視する意識が弱かったのではないでしょうか。
自分たちもかつて似た様な事をやっていて、立場的に甘かったこと、自己否定になりそうで否定できなかったこと、あるいはかつて失敗したことを今度は成功させてやろうという野心。
そういう物が混然となり、力に対しては力だという認識に至って、自分たちが直接は手を汚さない実働部隊として持上げていたと。
勿論外部の学者やメディアは過去の凄惨な事件を知っており、まさか凶行を再現するとは思ってなかったのでしょうが、
先鋭化された集団では独善と内部統制と暴走が始まって、多少の暴力も容認するとのモラルの道幅が狭いために安易に暴力の肥大化が起こり、転がり落ちやすいのでしょう。
結局は外部にいた人たちですら、それを見てみふりをしていて諌める事をしなかったが故に、この集団内部での暴走が始まってしまいました。
認識や思考原理・モラルに於いて、かつての過激派と大小の差はあっても、根底では同じなのだと思います。
事後の直接の法廷工作は勿論ですが、ネットを介しての隠蔽工作は卑劣としか言いようがありません。
この部分は弁明できないもので、もっと強く批判されてよい物でしょう。
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