人気ブログランキング | 話題のタグを見る

安保法制容認に傾く世論 - 抗っても効を奏さない国民の疲労と諦念

安保法制容認に傾く世論 - 抗っても効を奏さない国民の疲労と諦念_c0315619_1749167.jpg先週(3/29)、安保法制が施行された。週末(4/3)のサンデーモーニングで取り上げるかと思ったが、話題にならず、「風をよむ」のテーマにもならなかった。今、政治の現場では民進党と共産党が手を組み、安倍与党の一強支配体制を崩そうと挑んでいる。その「野党共闘」の一致点とスローガンが安保法制廃止であり、そして、民意を問う選挙が北海道5区で3週間後に控えている。補選という局所の舞台ではあるけれど、大きな政治戦が行われていて、その争点は安保法制の是非だ。意義の大きさは誰もが了解している。4月の政治の焦点は北海道5区補選で、ここで「野党共闘」の成否が問われ、安保法制への民意が示され、7月の同日選の行方が決まる。そのことを強調してきたのは、他ならぬ岸井成格だった。その本人が仕切る週末の番組で、どうして安保法施行について報道と議論をしないのだろう。世論を喚起するジャーナリズムを試みないのだろう。不思議で仕方がない。三つのトピックスは、核セキュリティサミット、アベノミクス、ヘイトスピーチ。「風をよむ」のコーナーは、ネットの匿名の書き込みがどうのの無意味な雑談だった。番組スタッフと関口宏が、安保法施行について小さく受け止めていることが意外に感じられた。



続きの内容をレジまぐ版の方に詳しく公開しました。コメントはこちらにお願いします。ログイン画面はこちらです。


安保法制容認に傾く世論 - 抗っても効を奏さない国民の疲労と諦念_c0315619_17502540.jpg

by yoniumuhibi | 2016-04-04 23:30 | Comments(6)
Commented at 2016-04-04 18:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by NY金魚 at 2016-04-05 02:22 x
当ブログを継続して読んでいる海外在住者には、まことに腹立たしくも、情けない日本国の状況であります。日本国民が安保法制を容認してしまった、と理解していますが、どうしても理解できません。そして新党のしの字を宣うやからも皆無。何ということでしょう。
こちらの地ではトランプという大統領候補が安保破棄を表明。そしたら日本は核兵器もてばいいヤンケ、とムチャクチャを叫んでおります。
個人的に、日本の参院選(同日選?)に向けて、在留邦人の選挙登録を進める運動のほか、タイムズ・スクエアで反アベデモなどをくり返していますが、なんの活気もない沈殿選挙になりそうなので、もっか、まったくの食傷気味です …続
Commented by NY金魚 at 2016-04-05 02:24 x
◆ かたやこの大陸でのバーニー・サンダースの活躍はすこぶるおもしろい。3月31日のブロンクスでのラリーに参加してきました。熱狂の野外コンサートの嵐感覚の終ったあと、ニール・ヤングの曲を聴きながら、全員の眼がキラキラ輝いていました。
◆ 大西洋の反対側でも、99%からの異議申し立てが始まっています。英労働党コービン、ポデモスのイグレシアス、シリザのツィプラス。日本のメディアは無視するか、極左の泡沫扱いだけど、世界は確実に動いている。
◆ さて、日本でのこのお国のピンチに、たったひとりでいいから、どうしてヒーロー(卵でも?)がでてこないのか? いやぁ、やっぱりでてこないだろうねえ。どうしましょうか??
Commented by 私は黙らない at 2016-04-05 13:23 x
小林節先生を代表に迎えての「さくらの木」構想について、ブログ主様のご意見を是非、拝聴したいです。私としては、このムーブメントが起爆剤になり、安保法への国民の関心を再度喚起し、廃案へつながればと思いますが、共産党アレルギーから野党が分裂した状態で、どこまで国民的な運動になれるか、どうしたら一般市民を巻き込んだ廃案へのうねりになりうるのか、このあたりのご意見がぜひ聞きたいです。
Commented by 山桜 at 2016-04-05 13:39 x
諦めといえばそうかもしれない。

19日の国会前集会、完全に国民の手から離れて
左翼リベラルの昔の集会になっていましたね。
「9条守れ、辺野古に基地は作らせないぞ、再稼働反対~」
確かにそうなんだけど、普通の国民が求めているものは
もっと生活に近いもので、教条主義ではない。
保守系無党派みたいな人はアレでは近づけないし
賛同もしないと思う。

私はずっと、北朝鮮による拉致問題に関っているから
保守やネトウヨ達が周りには多いし
彼らのとんでもなさ加減も見て知っている。
最近は国会前の人達とネトウヨがほぼ同じにみえてしまう。
どちらもとんでもない脳内設定でモノを言っていて
現実感がないんですよね。
2千万署名を盛り上げようって
署名なんて自己満足の塊で殆ど時間と労力の無駄。
集会に来ている議員も時に現実的なことを言うけど、
それをアソコで言っても仕方がない。
自分のテリトリーだけで話して喝采を浴びても
その周囲にいる無関心層には伝わらないよ。
伝える努力をしようよ。

それからSEALDs。
言葉がないなあ。
「民主主義ってなんだぁ」って、
衆議院で2/3与党だから法案が成立したんだよね。
立憲主義を蔑ろにはしているけど
インチキはしていない。
インチキ臭く見えるのはむしろSEALDsの方。
あんな小僧どもを祭り上げてる野党を国民が信頼するわけない。
3年前の民主党政権のトラウマは今でも生きているし、
あんなインチキ臭いものをシンボルにするなら、
とりあえず、国内向けには強気なことを言って
リーダーシップがあるように装っている
安倍自民に任せておいた方マシと思ってしまうんだろう。

生活は苦しい、よくなる気配もない、
危機感を煽られれば、
グダグダ野党に任せようとは誰も思わない。
多分同日選挙で野党ぼろ負けで、
改憲まっしぐらだろうな。
本当にそれでいいのかと考える余裕もない位
生活に追われているんだよ。

真摯に99%の側の国民の声聞けよ。
不安なんだよ、怖いんだよ、
だから教条主義のイデオロギー振り回してないで
現実の言葉を語れよ。
カッコつけてないで肚をくくれよ。
名より実を取れ。
ホント、もうどうでも良くなりそう。
もう一回どん底見ないと気づけないのかも。


Commented by A at 2016-04-05 23:35 x
テレビはコーナーでも作って小林節、長谷部恭男、木村草太らに毎週憲法解説してもらえばずいぶん違ったと思いますね。
共産党の学徒動員のようなラッパーくずれを祭り上げて本気で反対してたとするならそのセンスに絶望します。
結党大会に来賓として呼ぶような人たちはもう全く信用されてないでしょう。
民主党(民進党)を解体しての真の野党再編を期待しています。


メールと過去ログ

since 2004.9.1

ご意見・ご感想




Twitter

最新のコメント

今こそ「テニスコートの誓..
by 印藤和寛 at 09:18
総裁選で石破さんを倒すた..
by 人情味。 at 09:29
もし山上容疑者が安倍元首..
by 人情味。 at 21:23
杉田水脈なる人物は論評に..
by 住田 at 10:51
あれは15年程前..
by ムラッチー at 11:27
悪夢のような安倍政治から..
by 成田 at 13:03
ハーバード大学で比較宗教..
by まりも at 23:59
重ねて失礼いたします。 ..
by アン at 17:48
安倍晋三のいない世界は大..
by アン at 13:16
今まで、宗教2世の問題に..
by さかき at 10:31

以前の記事

2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月

記事ランキング