共産党の「国民連合政府」提案 - 党利党略、敗北の総括回避の目眩まし







福山哲郎が、9月17日に「こんな騙し討ちあるか」と言っていたが、まさにその気分だ。(共産党と癒着した)SEALDsハンドラーズの卑劣さに言葉もない。最後に、途中で重要なことを書き忘れる形になったが、私の「立憲連合政府」の提案と共産党の「国民連合政府」の提案の決定的な違いは、私の提案する受け皿(政権党)は小林節を党首とする立憲主義の新党だということだ。既成政党の合従連衡ではない。今日(9/27)のサンデーモーニングでその話が出たが、既成政党の寄り集まりでは受け皿にならない。国民は、民主党と受け皿と見なしてないし、共産党を受け皿と認めていない。受け皿は新党しかなく、選挙で安倍晋三を倒すときも新党でしか勝てない。

by yoniumuhibi
| 2015-09-27 23:30
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Comments(1)

私も突如「国民連合政府案」が提唱された時は驚きました。このようなことは前もって根回しというか、当然安保法案が通ることを想定したうえで料亭会合を重ね、ある程度の目途がついたうえで合同記者会見という流れになるべきでした。
急なアポなし提案・飛び込み営業ですから、民主党内や支持者の間で混乱が起きるのは必然です。共産党はあえてそれを狙ったのではないかとさえ思ってしまいます。そして悪いことに、共産党の支持者は早くも「民主党を倒せ、手始めに日本会議系を追い出せ」などと意気込んでいます。これでは反自民ではなくて反民主です。
野党連合ですが、これは先の沖縄の成功例ばかりが注目されている点も私はよくないと見ています。共闘の失敗例としては、今年の4月に行われた北海道知事選があります。ここでは共闘に参加した共産党が佐藤のりゆき氏を囲う形になってしまい、票が伸びませんでした。新党大地の鈴木宗男氏が「安易な共闘は保守・リベラルの票を逃がす」という指摘の通りになりました。
道政史上初の4選 内実は 2015年4月14日
http://goo.gl/MEbh9V
記事はややマイルドになっていますけど、主要な争点だった経済・福祉・農業・原発とは関連性の薄い話(大企業批判・戦争、消費税反対、安倍政権打破など)を共産党のボランティアや応援弁士が触れ回ってしまい、事実上佐藤氏は共産党の候補になってしまいました。
このように、共産党が共闘関係を結びながら党利党略に走り、実質選挙戦を乗っ取ったという事例もあります。
野党間の協力は必要でしょうが、そこは是是非非というか、ある程度の距離を取るべきだと考えます。
急なアポなし提案・飛び込み営業ですから、民主党内や支持者の間で混乱が起きるのは必然です。共産党はあえてそれを狙ったのではないかとさえ思ってしまいます。そして悪いことに、共産党の支持者は早くも「民主党を倒せ、手始めに日本会議系を追い出せ」などと意気込んでいます。これでは反自民ではなくて反民主です。
野党連合ですが、これは先の沖縄の成功例ばかりが注目されている点も私はよくないと見ています。共闘の失敗例としては、今年の4月に行われた北海道知事選があります。ここでは共闘に参加した共産党が佐藤のりゆき氏を囲う形になってしまい、票が伸びませんでした。新党大地の鈴木宗男氏が「安易な共闘は保守・リベラルの票を逃がす」という指摘の通りになりました。
道政史上初の4選 内実は 2015年4月14日
http://goo.gl/MEbh9V
記事はややマイルドになっていますけど、主要な争点だった経済・福祉・農業・原発とは関連性の薄い話(大企業批判・戦争、消費税反対、安倍政権打破など)を共産党のボランティアや応援弁士が触れ回ってしまい、事実上佐藤氏は共産党の候補になってしまいました。
このように、共産党が共闘関係を結びながら党利党略に走り、実質選挙戦を乗っ取ったという事例もあります。
野党間の協力は必要でしょうが、そこは是是非非というか、ある程度の距離を取るべきだと考えます。
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