堤防決壊はなぜ早期に予知警報されなかったのか - 国交省の不作為






常総市の防災関係者は無念だったに違いない。堤防決壊に伴う三坂町地区の人的被害は - 現在は明らかではないが - 天災ではなく人災だ。国交省の不作為である。常総市に大きな責任があるわけではない。国交省関東地方整備局だ。

by yoniumuhibi
| 2015-09-11 23:30
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Comments(6)
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621158.pdf
この写真を見るとすでに決壊地付近で何か工事らしきことをやってますね。この工事が原因で決壊したのでは?
この写真を見るとすでに決壊地付近で何か工事らしきことをやってますね。この工事が原因で決壊したのでは?
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親の在所(岐阜県安八郡安八町)で長良川の堤防が決壊し、親類縁者の家が1階の屋根の上まで濁流に浸かりました。1976年9月12日のことでした。水位が下がると壁に水痕が残ると言われ、ボートで近付き壁をブラシで擦っていました。今から思うとインテリア云々ということではなく、忌み嫌ったのでしょう。あの当時は受験生を持つ親が「落ちる」「滑る」をタブーとするように、「切れる」が地元のタブーでした。今は頻繁に「切れる」が使われていますが。
直系と言うか、直接の親戚は加わりませんでした(建設省=当時の河川管理事務所員がいたため)が、その後、国の責任を問う形で、長良川水害訴訟が起こされました。一審、岐阜地裁は国の責任を認めましたが、高裁、最高裁で退けられました。そのとき「ヒラメ裁判官」という言葉を学びました。BC級戦犯であった祖父と祖父一族、戦後も下男(番犬と寝食一緒)を置いていた在所が嫌いだったので、そのときは何も思いませんでした。その後のヒラメ裁判官は、今も忘れません。記事を拝読、とうに忘れていたことを思い出しました。最後になりましたが、ご被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。
直系と言うか、直接の親戚は加わりませんでした(建設省=当時の河川管理事務所員がいたため)が、その後、国の責任を問う形で、長良川水害訴訟が起こされました。一審、岐阜地裁は国の責任を認めましたが、高裁、最高裁で退けられました。そのとき「ヒラメ裁判官」という言葉を学びました。BC級戦犯であった祖父と祖父一族、戦後も下男(番犬と寝食一緒)を置いていた在所が嫌いだったので、そのときは何も思いませんでした。その後のヒラメ裁判官は、今も忘れません。記事を拝読、とうに忘れていたことを思い出しました。最後になりましたが、ご被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

投稿禁止キーワードに引っかかっていろいろかけないので河川整備基本方針、整備計画 鬼怒川のアーカイブリンクだけ
参考資料
http://web.archive.org/web/20130206043635/http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/plan/index.htm
参考資料
http://web.archive.org/web/20130206043635/http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/plan/index.htm
下館河川管理事務所のSiteで「鬼怒川・小貝川氾濫シミュレーション」のページには今回の決壊箇所でのシミュレーションがあり、常総市役所付近では破堤2時間後の最大浸水高さ1~2mとされていますね。
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/simulation_pdf/
http://www.ktr.mlit.go.jp/shimodate/simulation_pdf/

(出羽の海でスミマセン)アメリカでは、大規模災害時には、市長、州知事それこそ大統領が「非常事態宣言」を発令して必ず記者会見しますよね。警察、消防、軍、関係省庁が外で立ったままだけど、記者の質問に答え、住民への避難指示が適切だったかとか、災害の原因とか責任の所在が追求され、その模様が放送される。その時点でわかる限りの情報は(一応)公開されるし、災害時のリーダーとしての資質も試される。日本はアクロバッティックな救助シーンばかり繰り返し見せられ、その間に姑息にも、都合の悪い箇所をホームページから削除って、国民の生命財産よりまずは責任逃れ。中国の脅威以前に自然の脅威じゃないか。

メディアに河川管理者である国交省の役人が出てこないのはおかしいな。
堤防の管理や工事をできるのは国交省しかないのにね。
堤防の管理や工事をできるのは国交省しかないのにね。
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