コンセンサスの二段階革命 - 恒常性のバランス回復と四つの宿題の解決







第四の柱は、原発の再稼働停止と全基廃炉決定、すなわち脱原発である。2011年からの4年がかりの政策課題だ。もういい加減に決めないといけない。無意味な先送りや反動はやめて、歴史を正しく前に進めないといけない。自然エネルギーの最先端技術国となって世界の環境問題をリードすることだ。以上、4本の柱を市民革命の第一段階の課題として整理し提起したい。原発の問題は4年前からだが、残りの三つは6年前に戻ることである。6年前の政権交代と三党合意時のコンセンサスに戻ることだ。これが第一段階。第二段階は、1995年以前に戻ることである。河野談話や村山談話が当たり前に出た日本、その時代の健全な精神と意識を取り戻すことであり、それを担保する健全な政治システムを取り戻すことだ。すなわち、諸悪の根源である山口二郎の「政治改革」を揚棄・清算し、元の中選挙区制に戻すことである。

by yoniumuhibi
| 2015-07-07 23:30
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Comments(5)
「拒絶と憎悪」派として、上にTBさせていただきました。NYにも本格的な暑気が近づいていて、怒りが「焚書隊」の火炎放射器からの炎のように燃え上がります。おっしゃるようにウヨクのほうも、憲法学者の離反などで怒り心頭に達していて、それが新聞弾圧の言論となって現われているわけです。当方ブログに、現政権の行なっているマスコミへの弾圧は、2009年におなじブラッドベリの小説で日本のマスコミ批判をした時期と、くらべものにならないほど圧倒的だ、と書きましたが、その6年前の状況に戻すという発想はありませんでした。ご慧眼恐れ入りました。
>市民革命は飛躍のときであり、未来が向こうの方からこちらに駆け寄ってくる瞬間である。と同時に、過去に戻る瞬間でもある。<
いいですねぇ。都知事選のときの年寄り軍団(失礼!)から、SEALDs などの若い力が結集しはじめ、つぎの市民革命にいたる道が観えてきたのは、ぼくのアタマのなかだけのことでしょうか。楽観はできませんが、なにか大きなものが動きはじめている予感があります。
>市民革命は飛躍のときであり、未来が向こうの方からこちらに駆け寄ってくる瞬間である。と同時に、過去に戻る瞬間でもある。<
いいですねぇ。都知事選のときの年寄り軍団(失礼!)から、SEALDs などの若い力が結集しはじめ、つぎの市民革命にいたる道が観えてきたのは、ぼくのアタマのなかだけのことでしょうか。楽観はできませんが、なにか大きなものが動きはじめている予感があります。
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
いつも危機感を持って本ブログを拝見しております。
よくわからないのは、どうしてそこまで安倍晋三が戦争法案にこだわるか、本当の根本的理由です。私見では、アメリカとの密約のため、憲法改正の布石のため(今は無理なので、法案で既成事実を作って次の機会を狙う)と思いますが、所詮は祖父岸信介を超える実績をのこしたい単なる私欲のため、と思ってますが・・。この根本的な理由を解明すれば、安倍政権に対するさらなる攻略法も出てくるのではないでしょうか。
日本が戦争を永続的にしない国家であることを願っています。
よくわからないのは、どうしてそこまで安倍晋三が戦争法案にこだわるか、本当の根本的理由です。私見では、アメリカとの密約のため、憲法改正の布石のため(今は無理なので、法案で既成事実を作って次の機会を狙う)と思いますが、所詮は祖父岸信介を超える実績をのこしたい単なる私欲のため、と思ってますが・・。この根本的な理由を解明すれば、安倍政権に対するさらなる攻略法も出てくるのではないでしょうか。
日本が戦争を永続的にしない国家であることを願っています。

第五の柱に2006年改悪(最悪)の「教育基本法」を加えて頂けないでしょうか。公聴会で市民に金を握らせ、世論操作してできた法律がなぜ有効なのでしょうか。当時、小学校1年生だった子が、もう高校1年生ですか。それに合わせて選挙権の年齢引き下げたのでしょうね。平和憲法を誇りと思い、それを尊重し、守って下さった先輩、先人の比率を引き下げようという魂胆が見え見えですね。学生時代、競輪場で警備員のバイトをしていました。あれは、共催自治体与党による世論対策でした。選手が八百長に甘く、ファンの目が肥えていて八百長に厳しく、暴動騒ぎが続いていましたから。開催日には機動隊員がたくさん来て。1日中、やることないから、みんな待機室で寝たり、マンガ読んだりして。バイトのローテで、機動隊待機室警備もありました。待機室の前で交代で立ってただけですが。マル1とかマル2とか、暴動を扇動したお客さんの顔を覚えさせられ。その動向をいちいち自衛警備隊本部(オール警察天下り)に報告させられ。騒ぎ出したら、すぐその本部に誘導しないと。複数の警備会社に分割で請け負わせ、競争させ。マル1なんて見逃すと、正社員は気の毒でした。人手不足だったから叱られないバイトは気楽でしたが。今だと学生バイトから先に処分するんでしょうね。競輪場の現金輸送なんて、学生どうし、襲われたら、全員、別の方向に走って逃げようと相談していました。今も儲けの少ない現金輸送は超ブラック・バイトのようですが。御ブログに接する度、なぜか懐旧の念に。ウヨクの考える統制なんて、ずっと同じで、競輪場から地球の裏側に広がっただけなんでしょうね。子細な体験で恐れ入ります。「教育基本法」も「戦争法案」も画策する側は姑息なだけ。「生」に真摯に向き合ったことなく、人の命を虫けら扱い。絶対に戦争法案、辺野古、原発、すべてSTOPさせなければ。

あきれて物も言えない。アベ君とアソウ君が不良になぐりかかられという話。どこまで国民を愚弄したら気が済むのか。「国民の理解が進まない」と、今度は理解が進まないことを国民のせいにする。堪忍袋の緒が切れそうだ。文化芸術勉強会の件といい、あまりにあきれた行状がこれでもかと繰り返されると、感覚が麻痺し、この異常事態さえ異常と感じられなくなり、思考することをギブアップしてしまいそうだ。そうなったらアベの思う壺だ。
今の日本の政治、絶対におかしい。国民の大半が反対していることが、どうして法律として成立してしまうのか。永田町の論理なんか理解できないし、理解したくもない。所詮、カネと権力か。いざ戦争が始まったって、貧乏人の子供を戦場に行かせて、自分たちはのうのうとしていられるということか。
今の日本の政治、絶対におかしい。国民の大半が反対していることが、どうして法律として成立してしまうのか。永田町の論理なんか理解できないし、理解したくもない。所詮、カネと権力か。いざ戦争が始まったって、貧乏人の子供を戦場に行かせて、自分たちはのうのうとしていられるということか。
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