四つの政治戦が集中した夏 - 60年安保闘争の幸運に深く感謝する夏







市民の爆発的闘争がなければ、それこそ、非合法化された左翼によるテロ事件(武力革命闘争)が起き、日本国憲法などとっくに吹っ飛んだ過酷な社会になっていた。60年代の高度成長期に子どもだった者として、あの、梶原一騎の少年マガジンと、永井豪の少年ジャンプと、巨人のV9と、円谷プロや東宝や大映の怪獣映画の、すなわち東京五輪から大阪万博までの、かぎりなく、かぎりなく平和で希望に満ちていた懐かしい時代を思い返したとき、その幸運と感謝を今ほど強く思わないときはない。

by yoniumuhibi
| 2015-05-27 23:30
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Comments(11)

「審議をすればするほど破綻が明らかになって混乱が広がる法案だ。」「畢竟、四つは一つである。」貴下の言をお借りすれば鋭さ畢竟の科学的分析、頭が下がるばかり。コメントの要もないのですが。本日の戦争法案審議、見ていて印象的だったのは、柳澤協二さんの記事を志位さんが引用、空自輸送機が実質的に戦闘部隊の指揮下に入ると死者がの件。安倍が見苦しく口をゆがめ。軍事音痴の私ですら瞬間的に間違った答弁をしそうだなとわかり。着陸も離陸も空港を制圧してる側の許可次第。真珠湾じゃないだろ。翻って思うに安倍は自由の何たるかを知らないのだと。それと気になったのは、何回か中谷が「(自衛官を)送り出す私ども」という発言を。立法府での審議中、不謹慎。中国在留邦人135,078人(13年・外務省)、日本在留中国人652,595人(12年・法務省)。こんな時代に戦争なんてあまりに非現実的な画策を。国会見てて思ったことは、私のような普通の市民よりも自衛官の方が戦死する確率が圧倒的に低いのではないかということ。考えてみれば今から2ヶ月で防空壕は掘れないし、土地も高い。スイスのように拙宅に武器があるわけでもなく。スイスの話は平気で嘘をつくテレビで見ただけですが。吉村昭先生から学んだ鉄血勤皇隊の再現。日本全土、軍人だけが逃げ延び、民間人が焼かれた沖縄の惨状に。戦争だと火災保険も免責。丸山真男先生ですら驚かれたとご紹介の60年安保。中心層は今、75歳から95歳くらいになられたんでしょうか。そう思うとその中心世代が今上陛下でしょうか。国会議員は国民の代表であるなら、どなたか議員辞職覚悟で、不敬罪でも御名御璽でも持ち出し審議を止めて。「四つが一気に吹き飛ぶことでもある。ピンチはチャンス。」貴下の強靭なる精神にも頭が下がります。
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日経新聞による世論調査で、集団的自衛権の行使を可能にする関連法案の今国会成立に「賛成」が25%「反対」が55%。8割が政府の説明は不十分、「米国の戦争に巻き込まれることはない」との発言に「納得しない」も7割超。それでも、可決されるとしたら、一体、民主主義とはなんぞや。民主主義とは、国民に主権があるのではなかったっけ?国会中継を見て、母曰く、「戦争が始まっても、議員さん、自分達の息子だけは戦争にやらないんだろうなぁ。」そうだ、安保関連法案にもう一つ法律を追加しよう。「有事には徴兵制を復活し、その際、まず政府与党の国会議員の家族、次に、野党議員の家族から徴兵する。」さぁ、平和なんたら法案を決めたあなた達から、後方支援でもなんでも行ってください。責任は与党だけではありません。戦争への道を食い止められなかった野党の方々も同罪です。国民の代表として国会にのりこんでいるということは、それだけの責任を負っているということです。

追伸:安倍さんにはお子様がいらっしゃらないようです。ご子息がいらっしゃらない場合、ご本人に行っていただきましょう。「後方支援」でも一番危険な任務に自ら携わっていただき、自ら決めたことに責任をもって、自らの身を挺して、日本の「平和」を守っていただきましょう。安倍さん、まさか「俺は行きたくない」とは言わないですよね。

27日の戦争法案の中継を見ていた娘から連絡が。「あれじゃ、まるで今の憲法と同じ」と。どういうことか聞いてみた。意訳すると、戦地において前文―――平和を愛する諸国軍の公正と信義に信頼して、安倍私兵である自衛官の安全と生存を保持しようと決意した―――と受け取れたのだと。「銃を撃ちながら逃げるくらいなら、最初っから、そんなことしなきゃ平和でいられるのに」だから戦争法案、審議など無意味で、憲法を護っていればいいのだと。幼子抱えた若い母親のストレートな感性。口にしなかっただけで、銃後の一般市民は、自衛官よりもリスクが高いことは感じているのでしょう。慈悲と慈愛に満ちた志位さん、引き続き感銘受けられる質疑を期待します。

裁判所に違憲立法審査権を行わせるための働きかけを行うのは無理でしょうか?

>裁判所に違憲立法審査権を行わせるための働きかけを行う
私も、同じこと思っていました。何とか行動せねば。。。
私も、同じこと思っていました。何とか行動せねば。。。

すべての自衛官は,任官時に「日本国憲法を遵守し・・・・任務を果たすことを誓う」と宣誓します.国民の付託にこたえ公務にあたる者として当然の行為です.それに対して公職のトップにある者がいけしゃあしゃあと国の最高法規を無視し侮蔑し続けているのは許し難い大問題です.当然,国会議員も初登庁の時に,憲法冊子に手を置いて宣誓させるべきです.それができない連中は司法が裁くべきだというのはバクさんがおっしゃるとおりでしょう.
だいたい,現場の自衛官が「戦争法案」を支持しているとはとても思えませんが.
だいたい,現場の自衛官が「戦争法案」を支持しているとはとても思えませんが.

今年85歳を迎える、昔は軍国少年だった老人です。
今回の「戦争法案」の審議の中で、安倍首相はしばしば【日本の存立危機の場合】を想定して、例えば中東の石油に依存をするホームズ海峡に敷設される事態を例に説明します。しかし、いったん法律が成立すれば、それだけに済まないことは自明のことですが。
その【日本の存立危機の場合】を聞いて、私は自分の少年時代、耳にタコができるほど聞いた【満州は日本の生命線】を思い出さずにはいられません。
この【満州は日本の生命線】を理由に、日本陸軍は勝手に満州事変を計画し、日本を戦争の泥沼に引きずり込んでいったのです。
その軍部の建国した傀儡「満州国」の重責に君臨していたのが、安倍晋三の祖父・岸信介であります。
今回の「戦争法案」の審議の中で、安倍首相はしばしば【日本の存立危機の場合】を想定して、例えば中東の石油に依存をするホームズ海峡に敷設される事態を例に説明します。しかし、いったん法律が成立すれば、それだけに済まないことは自明のことですが。
その【日本の存立危機の場合】を聞いて、私は自分の少年時代、耳にタコができるほど聞いた【満州は日本の生命線】を思い出さずにはいられません。
この【満州は日本の生命線】を理由に、日本陸軍は勝手に満州事変を計画し、日本を戦争の泥沼に引きずり込んでいったのです。
その軍部の建国した傀儡「満州国」の重責に君臨していたのが、安倍晋三の祖父・岸信介であります。

4月16日の御ブログの記事で初めて知った東大政策ビジョン研究センター客員研究員、三浦瑠璃。今朝、拙宅で取っている地方紙(中日新聞)の「考える広場」にも大きなカラー写真付きでデカデカと登場。安倍は戦争に対する考え方を変えており、方向性は正しいと。ご紹介の朝日の記事にも驚かされましたが、彼女自身の最新ブログ(5/25)を見て本当に驚愕。戦争法案には賛成~徹底的な野党批判~南シナ海への派兵扇動。御ブログの賢明なる先輩読者の皆様は周知のことでしょうが、私は初めて読んでびっくり。ガチガチの反共反中極右。あらためてよく朝日が登場させたものだと呆れ。彼女の記事は先の「開戦の詔勅」と瓜二つ。戦争法案を巡る国会審議に関する記事の究極は、結びのことば「国会には、実質的な議論を期待するという以上の、重い重い責任があるのです。」まさにファシズム。朝日、中日での発言、氏自身のブログでも統合性の失調が感じられたのですが、その結びのことばをを見て、やっと腑に落ちました。貴下ご指摘の「審議すればするほど混乱する」戦争法案と彼女の精神構造は同じなんでしょうね。ファシズムを前面に押し出せばすっきりするんでしょうが、それを隠しているから(隠れてませんが)、まるで論理や法理とは、ほど遠くなるんですね。中日もどうかしてる。私の回りだと新聞が好きで、隅から隅まで読んでるという読者は結構います。読者を欺き、不幸な戦争へ誘う連中に加担すべきではない。三浦の論を読んで、NHKが早々と戦死自衛官の処遇問題を報じていたことも、やっと腑に落ちました。来週、志位さんに、ポツダム宣言に続き、東京裁判に関する安倍の認識をきっちり質して頂きたいです。

もう一言付け加えます。4月16日、御ブログでご紹介の朝日新聞記事での三浦瑠璃の発言―――日中韓国民の国民感情は良好化する―――29日発表「言論NPO」と「東アジア研究院」の発表だと逆に悪化。日本に軍事的脅威を感じるという韓国人は初めて半数を超え、58.1%との報道。国際政治学者として国際世論を読み違えているわけですね。ご自身が南シナ海への派兵を煽っているから誤りは必然ですが、ともかく学者として間違えているわけです。

止める為なら国会前に行きたいです。出来ることは何でもしたい、そんな気持ちです。
この法案がそのまま通ってしまえば、自衛隊員がまず戦地へ行かされます。隊員とご家族の心境を思うと、今国会の真剣味のない態度の首相始め与党は失礼にあたると思うし、法案自体も中身がスカスカで、命懸けで戦地へ行く方の事を考えると、それ相応の内容に仕上がっているとはとうてい思えない。
本来ならこの法案を提出した首相始め与党は、自衛隊員とその家族に直に頭を下げてお願いしなければならない程の内容と思うのですが、国会での態度はあまりに軽い。人の命を何と思っているのだろうか。
国会中継を見ていて、アベノミクス信仰で自民党を支持していた我が家族も絶句していました。今や自民党には品位も国会への神聖な思いもないようです。支持者もこの様子を見て離れていくのだろうなと感じました。
人を見るとき判断材料にしているのが、「弱者、弱い立場にある者、少数派への態度がどうであるか?」なのですが、女性議員や若手へのあの態度を見ると、首相の本質が分かります。人は悪くなさそうだと思っていただけに残念です。
立場が彼を変えてしまったのか?はよく分かりませんが、議員の方々並びに与党の方々が英断され、良心に従って、修正もしくは廃案に向けて行動して下さる事を切に切に願います。
この法案がそのまま通ってしまえば、自衛隊員がまず戦地へ行かされます。隊員とご家族の心境を思うと、今国会の真剣味のない態度の首相始め与党は失礼にあたると思うし、法案自体も中身がスカスカで、命懸けで戦地へ行く方の事を考えると、それ相応の内容に仕上がっているとはとうてい思えない。
本来ならこの法案を提出した首相始め与党は、自衛隊員とその家族に直に頭を下げてお願いしなければならない程の内容と思うのですが、国会での態度はあまりに軽い。人の命を何と思っているのだろうか。
国会中継を見ていて、アベノミクス信仰で自民党を支持していた我が家族も絶句していました。今や自民党には品位も国会への神聖な思いもないようです。支持者もこの様子を見て離れていくのだろうなと感じました。
人を見るとき判断材料にしているのが、「弱者、弱い立場にある者、少数派への態度がどうであるか?」なのですが、女性議員や若手へのあの態度を見ると、首相の本質が分かります。人は悪くなさそうだと思っていただけに残念です。
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