日本の右傾化を否定する朝日の反動キャンペーンと小熊英二の加担







現実の日本の政治社会が甚だしく右傾化していることは、タイムや、ニューヨークタイムズや、ガーディアンや、その他の欧米のプレスが注目して異常を報道しているとおりで、世界の中から見られている日本が客観的な事実である。否定できない。どれほど朝日がキャンペーンを張り、右傾化を懸命に否定しても、それは日本の国内を洗脳して間違った観念を植えつけているだけで、無駄で無意味な営みでしかない。世界は朝日の報道を正しいとは認めない。日本駐在のニューヨークタイムズや中央日報やドイツ紙の記者たちが、小熊英二のこの「右翼少数論」の記事を読んだとき、果たして彼らはどういう感想を持つだろうか。不感症による誤認か、もしくは正常性バイアスによる歪んだ認識だと評価するのではないか。

by yoniumuhibi
| 2015-04-16 23:30
|
Comments(8)

私も自分のネット歴が短くないと自認する一人ですが、私の狭いネット交友においても、ニコ動その他を見てきた経験によっても、かなり多くの人々が右傾思想を持っていることは実感されます。そうした人々は極普通の人であって所謂右翼ゴロではないわけですが、だからこそ、右翼的思考に浸っている人間が大勢である、ということでしょう。小熊英二殿はお忙しいのかニコニコなんか見もしないで(?)2chなんて便所の落書きだよと言われていた時代(とっくの昔である)を根拠に立論してるわけでしょうね。今やニコニコには小中学生がわんさと見に来て「ランキング」上位のものをこぞって消費してるんですよ。学校で話題に取り残されないように。そういう子たちの目に右翼的言説が映ったとしたら、と、考えるだけで悍ましい右翼の再生産現場のリアルをきちんと踏まえてほしいですね。もしかしたら学校で右翼の口真似をしている子もいるかもしれない。とあるアニメに、原作でお粥だったものの代わりに「サムゲタン」が出たからといって叩かれ炎上したようなことが日常ですよ。質の悪いものの隠語が「中国産」ですからね。こうしたことをまさかご存じないんでしょうかね。私は、彼ら左派系知識人がよく言う「二項対立の時代は終わった」「イデオロギーはもう古い」などという言辞をそっくりそのままお返ししたい。そんな"時代幻想"は終わったと。二項対立の時代は終わってなどいないと。逆に貴方たちの頭の中が"冷戦終結時代"のままじゃないかと。右翼イデオロギーは最も(古くて)新しい問題だと。
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三雲孝江の例えは笑えました。クラスにも会社にも、町内会にも、確かに。さて、三浦瑠麗さん。こちらの紹介で初めて知りました。ご紹介の朝日新聞、論耕・右傾化を読んでびっくり、椅子から落ちそうに。「多くの戦争体験者が存命していた時」って。存命だの存命中だのは身内に対して使うことば。葬儀での挨拶。人を見下し馬鹿にするのもいい加減にしたら。その余については論評の要なし。「戦後民主主義を達成してきた成果を否定しようとする人たちは実質的には存在しない」⇒投票率、知らないの?「日本の若者の隣国への意識は相対的には良好」⇒今の新卒は都道府県の所在も知らないし。分数計算もできない。突っ込み処満載。さすが朝日売り出し中の国際政治学者。小保方晴子さん、木嶋佳苗さんそっくり。朝日記事は聞き手・吉田貴文氏のまとめであり、発言の真相は不明。やれやれ、これが『東京裁判』を偏した会社の読物かと。私はネットのことをよく知りません。後藤健二~以来、こちらのブログの一読者。私にとって右翼は仕事の相手(利益相反)。地方のため、竹下褒め殺しの人たちもFC。FAXで受託、人数手配で街宣というフランチャイジー。したがてネトウヨのこともよくわかりませんが、プロ市民という言葉は許せません。大多数であり、マジョリティーであるはずの市民にプロなんかつけてどうするの?そもそも地方から書店が減っており、実際には消えているという感じ。書棚の右傾化の前に書棚、書店がありません。―――まじめな話、20年、30年の付き合いの方に裏切られたと思うことも。それはいつも大きな出来事で。仲間の死、加害(殺人)がきっかけですが、裏切られたと嘆き悲しんだ後に思うことは、その人は元々そういう人だったのだと―――毎度、些細な個人的体験&とりとめのない話で恐縮です。繰り返しになりますが、存命は、ないですよね。本当に失礼。

小熊英二を初めて知ったのは、2002年(?)の「民主と愛国」を読んで。はっきり覚えていないが、ゼミの学生と草の根保守運動の研究をしていて、人口比からしても全然大した事ではないとかどこかに書いていた。その後拉致だ、尖閣竹島、在特ネオナチ、安倍の大暴走の2015年になってもまだ日本は右傾化してないって、単に自分の誤りを認めたくないだけなのか。呆れるのを通り越して怒り。
トンチンカンな三浦(藤原帰一門下なら納得)や古市とか"自称"としか思えない学者様だが、1980年代生まれなら物心ついた頃にはベルリンの壁もソ連も崩壊。右の日本しか知らないからしょうがないのかも。だけど許せないのが、爽やかな朝を台無しにしてくれる「日曜に想う」だ!危機感ゼロ、おちゃらけた山中季広や星浩。星は北京まで行って「日本は右傾化というより揺れ幅が大きくなっているだけ」だと。イイ年のオッサンが本当に恥ずかしい。朝日は揚げ物処理と猫のトイレの為の新聞だ。
トンチンカンな三浦(藤原帰一門下なら納得)や古市とか"自称"としか思えない学者様だが、1980年代生まれなら物心ついた頃にはベルリンの壁もソ連も崩壊。右の日本しか知らないからしょうがないのかも。だけど許せないのが、爽やかな朝を台無しにしてくれる「日曜に想う」だ!危機感ゼロ、おちゃらけた山中季広や星浩。星は北京まで行って「日本は右傾化というより揺れ幅が大きくなっているだけ」だと。イイ年のオッサンが本当に恥ずかしい。朝日は揚げ物処理と猫のトイレの為の新聞だ。

私は小選挙区制を否定しない。小沢氏のやることは絶対なのだ。
翁長タブーを破ることは健全だが、民主主義のために小沢タブーを犯すことは万死に値する。
たとえ自民党が少数の得票で多数の議席を得られても、
たとえ主権者サイドの立場から小選挙区制度を批判する者が現れても、私は聞く耳を持たない。
世に倦む日日氏は、現行の制度のままではマスゴミが風を吹かせて結果を容易く左右させることが出来ると言ってるが、それは詭弁と言わざるをえない。
不正選挙の可能性を峻拒して一方的に決め付けるのは如何な者か。経済分野は私が言うべきと仰ったが、何も専門バカに堕す必要性は強制されるものでもなかろう。
翁長タブーを破ることは健全だが、民主主義のために小沢タブーを犯すことは万死に値する。
たとえ自民党が少数の得票で多数の議席を得られても、
たとえ主権者サイドの立場から小選挙区制度を批判する者が現れても、私は聞く耳を持たない。
世に倦む日日氏は、現行の制度のままではマスゴミが風を吹かせて結果を容易く左右させることが出来ると言ってるが、それは詭弁と言わざるをえない。
不正選挙の可能性を峻拒して一方的に決め付けるのは如何な者か。経済分野は私が言うべきと仰ったが、何も専門バカに堕す必要性は強制されるものでもなかろう。

↓ これはどうみても騙りでしょ。
Commented by 植草一秀 at 2015-04-17 18:26
Commented by 植草一秀 at 2015-04-17 18:26

いつもありがとうございます。大道廃れて仁義ありとは良く言ったもので、戦後民主主義が崩壊し脱構築化した社会状況である今、人間の良心という観点から見れば実のない虚構が幅を利かせつつあるのであり、日本国民或いは世界の一員としての個人の自覚を喪失した人間は、非平衡状態の葛藤に持ちこたえ自身に問い続ける力など持ち合わせているはずもなく、極めて安易に感覚的刹那的そして刺激的な教条にすがることで自らを欺き納得させ、心の平衡を何とか維持しているように思われるのですが。こうした状況下では針が瞬時に左右に振れやすい装置は危険であり、奇怪な社会の平衡状態を産み出しやすいのではないでしょうか。

「脱構築」という言葉の意味を貴ブログを読み読み続けることで自分なりに理解しているつもりです。
つい最近高校を卒業した我が子の世界史の教科書を読み始めたら面白くて、毎日数ページずつ読んでいます。山川出版のものです。自分が高校のとき初めて世界史の教科書と出会いのめり込んで学習したことを思い出しています。
ギリシャの文学のところで「民主政の発展とともに、哲学はしだいにその対象を自然から人間や社会に移し、市民生活に不可欠となった弁論を教える職業教師(ソフィスト)たちがあらわれたが、その代表者プロタゴラスのように「人間は万物の尺度」といって、客観的真理の存在を否定したり、国法や道徳の主観性を説くものもいた。これに対してソクラテスは独特の問答法によって人々の無知を悟らせ、ただしい徳を自覚して主体的に生きるべきことを説いた」とあります。30ほど前の世界史の教科書にも同じような文面でソフィストとソクラテスの対比が書かれていた記憶があります。
積極的平和主義なんて詭弁です。それにクロ現や報ステの報道のあり方に政府が干渉をするなんてこの国はいったいどこに向かっているのでしょうか。
この国のリーダーの中で天皇陛下だけが正しい歴史認識をのべ、日本国憲法の理念を大切にし実践をしている事実の重みを自分なりに考えています。
つい最近高校を卒業した我が子の世界史の教科書を読み始めたら面白くて、毎日数ページずつ読んでいます。山川出版のものです。自分が高校のとき初めて世界史の教科書と出会いのめり込んで学習したことを思い出しています。
ギリシャの文学のところで「民主政の発展とともに、哲学はしだいにその対象を自然から人間や社会に移し、市民生活に不可欠となった弁論を教える職業教師(ソフィスト)たちがあらわれたが、その代表者プロタゴラスのように「人間は万物の尺度」といって、客観的真理の存在を否定したり、国法や道徳の主観性を説くものもいた。これに対してソクラテスは独特の問答法によって人々の無知を悟らせ、ただしい徳を自覚して主体的に生きるべきことを説いた」とあります。30ほど前の世界史の教科書にも同じような文面でソフィストとソクラテスの対比が書かれていた記憶があります。
積極的平和主義なんて詭弁です。それにクロ現や報ステの報道のあり方に政府が干渉をするなんてこの国はいったいどこに向かっているのでしょうか。
この国のリーダーの中で天皇陛下だけが正しい歴史認識をのべ、日本国憲法の理念を大切にし実践をしている事実の重みを自分なりに考えています。

安倍政権の支持率の高さが不思議でした。ネトウヨも一人で何役もやっているのだろうと想像していたので、ここのコラムを読むまで小熊氏の発言は違和感ありませんでした。
折しもNHKのトマ.ピケティの白熱教室を見ていたら、「上位1パーセントは少数派だと思って侮ってはいけない。人口にすれば300万人、資金力を合わせて考えれば影響力はかなり大きい」という内容があり、そういう事だと解釈していました。今の状況を見ると、侮れないのは確かです。貧しいネトウヨが利権を握っている側から汚れた資金を受け取って活動しているのが目に浮かびます。
ちなみに池澤夏樹氏に関しては、あの改憲論、何を言っているのか一瞬飲み込めず私も失望しました。2年前くらいから、文章がおかしくなってきたな、何か精神的なダメージを受けているような印象でした。
折しもNHKのトマ.ピケティの白熱教室を見ていたら、「上位1パーセントは少数派だと思って侮ってはいけない。人口にすれば300万人、資金力を合わせて考えれば影響力はかなり大きい」という内容があり、そういう事だと解釈していました。今の状況を見ると、侮れないのは確かです。貧しいネトウヨが利権を握っている側から汚れた資金を受け取って活動しているのが目に浮かびます。
ちなみに池澤夏樹氏に関しては、あの改憲論、何を言っているのか一瞬飲み込めず私も失望しました。2年前くらいから、文章がおかしくなってきたな、何か精神的なダメージを受けているような印象でした。
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