天皇陛下の教育係だった安倍能成 - 戦後民主主義の平和と教育の巨人







リベラルと言いつつ、実際には反中嫌韓になっているのが日本の学閥リベラルの姿であり、脱構築主義の思想に依拠し、戦後民主主義を否定する思想に立っているのが現在の日本の左翼リベラルなのだ。

by yoniumuhibi
| 2015-04-09 23:30
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Comments(14)

ブログ主さまが今上天皇を「陛下」と呼ぶのをとても不思議に思いましたが、そのような理由があったのですね。
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昨晩の報道ステーション特集、私も見てました。
(あえて今回は平成天皇と書きます)
その中で感じた平成天皇の思いに、自身の考えのぐらつきを受けてます。
ブログ主さんは昭和天皇に対する平成天皇のお立場を汲み取られ、気遣っておられる。
私も天皇族でくくれないジレンマを特集の中で感じてしまい、強い言葉で昭和天皇批判、を言いだせない心境です。
果たして昭和天皇批判と天皇制批判が連動するものか、とても勉強不足な領域ですが、
似非リベラルが右傾化への批判ごっこを飯の種にする今の状況が、本当に飯の種としか見てないのか、疑問を感じてます。
「宗主国アメリカ」「安倍ポチ政権」「主権は国民に」
と並びますが、では彼らの言う「主権」の代表、言い換えれば日本国のリーダーシップをどこに見ているのか。
「反中嫌韓親米」、親米を捨てた時、この国の左派リベラルの心の拠り所はどこに向かうのでしょう。
結局の所、天皇制護持に向かうのではないでしょうか。
そこからは昭和天皇批判は決して現れない。
思考・信念に自分を置くので無く、ヒトに自分を置く。感情移入に自分を置く。
これは安倍信三の心理と大差ない世界のように思えます。
更には、戦争責任の所在(瑕疵の原因)を曖昧にしたままでの「護憲」はもろい思想・信念だと感じてます。
ここ2ヶ月程、後藤氏の誘拐保険情報を求めてTwに参入してましたが、軽い世界だと分かりました。
昭和天皇批判・共産党批判は、左右両方から無視されます。
安倍批判、原発事故批判、右翼批判で多少の反応が来ます。
私はたった2ヶ月での虚無感ですが、これを20年、味わいながら思考し発信される主さまに頭が下がります。
(あえて今回は平成天皇と書きます)
その中で感じた平成天皇の思いに、自身の考えのぐらつきを受けてます。
ブログ主さんは昭和天皇に対する平成天皇のお立場を汲み取られ、気遣っておられる。
私も天皇族でくくれないジレンマを特集の中で感じてしまい、強い言葉で昭和天皇批判、を言いだせない心境です。
果たして昭和天皇批判と天皇制批判が連動するものか、とても勉強不足な領域ですが、
似非リベラルが右傾化への批判ごっこを飯の種にする今の状況が、本当に飯の種としか見てないのか、疑問を感じてます。
「宗主国アメリカ」「安倍ポチ政権」「主権は国民に」
と並びますが、では彼らの言う「主権」の代表、言い換えれば日本国のリーダーシップをどこに見ているのか。
「反中嫌韓親米」、親米を捨てた時、この国の左派リベラルの心の拠り所はどこに向かうのでしょう。
結局の所、天皇制護持に向かうのではないでしょうか。
そこからは昭和天皇批判は決して現れない。
思考・信念に自分を置くので無く、ヒトに自分を置く。感情移入に自分を置く。
これは安倍信三の心理と大差ない世界のように思えます。
更には、戦争責任の所在(瑕疵の原因)を曖昧にしたままでの「護憲」はもろい思想・信念だと感じてます。
ここ2ヶ月程、後藤氏の誘拐保険情報を求めてTwに参入してましたが、軽い世界だと分かりました。
昭和天皇批判・共産党批判は、左右両方から無視されます。
安倍批判、原発事故批判、右翼批判で多少の反応が来ます。
私はたった2ヶ月での虚無感ですが、これを20年、味わいながら思考し発信される主さまに頭が下がります。

今日のブログ主さまの論文をお読みして、感無量なものがあります85歳の老人です。
20年前、岩波書店の編集・発行した「『世界』主要論文選(1946-1995)」を開き、創刊号(46年1月号)の「剛毅と真実と知恵とを(安倍能成)」、5月号の「超国家主義の論理と心理(丸山真男)」を読み直しています。
これらの論文は、敗戦翌年の中学3年生のとき、高校受験に取り組みながら、懸命に読んだ記憶があります。
安倍内閣の「戦後レジュームの改革」と称し、これら敗戦直後に誓った【先賢たちの誓いを踏みにじる政策】に怒りを禁じえません。
20年前、岩波書店の編集・発行した「『世界』主要論文選(1946-1995)」を開き、創刊号(46年1月号)の「剛毅と真実と知恵とを(安倍能成)」、5月号の「超国家主義の論理と心理(丸山真男)」を読み直しています。
これらの論文は、敗戦翌年の中学3年生のとき、高校受験に取り組みながら、懸命に読んだ記憶があります。
安倍内閣の「戦後レジュームの改革」と称し、これら敗戦直後に誓った【先賢たちの誓いを踏みにじる政策】に怒りを禁じえません。

体調が万全ではない中でのパラオご訪問との事でしたので無事に帰国されたようで良かったです。私も昨日の報ステは食い入るように見てました。天皇陛下の平和への思いが良く伝わってくる特集だったと思います。また「太平洋戦争では300万人亡くなった」また「戦争は平和のうちに準備される」とのコメントを聞き、300万人て…一度戦争になったら誰もが他人事じゃ済まされない状況なのに大勢の人が気付かず平和な今着々と準備されてます。
週末は選挙がありますので憲法9条改正に反対の方に投票しようと思います。
週末は選挙がありますので憲法9条改正に反対の方に投票しようと思います。

小選挙区制度導入反対の論客で、安江さん時代の『世界』で時局解説などを物されていた国弘正雄さん…『英会話ぜったい音読』の人と書いた方が、若い人には通じるか?去年他界された…が、明仁さんや美智子さんが天皇や皇后になる前に、直接、皇居で教養指導をされていたのは、有名なお話。
それでもあえて書いておく。
皇太子やその奥様が、憲法九条を蔑ろにした輩に怒っていた話…何の事件かは、読まれている方はピンとくるだろう(笑)。
私は国弘さんからそのくだりを95年に直接伺った。
で、ハッタリのない国弘さんだから、明仁さんも美智子さんも極めてまともな人なんだと感心したものだった。
で、やっぱり、この人は本物だなと思い知らされたのは、米長名人に園遊会でぶつけた、
あの発言だった!
天皇なる職務?は、好きな野球チームひとつもザックバランに語れない、超堅苦しいものである。言葉を選んで選んでのあの発言である。米長の返事の異様さは今さらだし、世が世なら、不敬罪かもだが(笑)、明仁さんが日本国憲法の象徴として自覚していることの表れてあるとも言える『子供たちに日の丸や君が代を押し付けないで』発言だと思う。
人間宣言をしたのがヒロヒトなので、当然、その子息も、まごうかたなき人間である。故に、私は敬意をこめて、明仁さんと書いたまで。
それでもあえて書いておく。
皇太子やその奥様が、憲法九条を蔑ろにした輩に怒っていた話…何の事件かは、読まれている方はピンとくるだろう(笑)。
私は国弘さんからそのくだりを95年に直接伺った。
で、ハッタリのない国弘さんだから、明仁さんも美智子さんも極めてまともな人なんだと感心したものだった。
で、やっぱり、この人は本物だなと思い知らされたのは、米長名人に園遊会でぶつけた、
あの発言だった!
天皇なる職務?は、好きな野球チームひとつもザックバランに語れない、超堅苦しいものである。言葉を選んで選んでのあの発言である。米長の返事の異様さは今さらだし、世が世なら、不敬罪かもだが(笑)、明仁さんが日本国憲法の象徴として自覚していることの表れてあるとも言える『子供たちに日の丸や君が代を押し付けないで』発言だと思う。
人間宣言をしたのがヒロヒトなので、当然、その子息も、まごうかたなき人間である。故に、私は敬意をこめて、明仁さんと書いたまで。
回りの欧州国で圧倒的魅力ある日本人は今でも天皇皇后両陛下と、皇太子殿下、雅子妃が圧倒的で他の数人の芸術家、文学者、科学者、企業家スポーツ選手ぐらいだという印象をうけ、だんだん少なくなる。政治家では、731の模型飛行機に乗りはしゃいでいる安倍総理の写真が大手メディアに大きくでて(知る限り英、仏、独)視覚的な印象と内容は異常ですぐには忘れられないものを残してしまった。日本の政治家はそんなものだろう。
こちらの大学で、日本の小学校の教科書、3冊がパネルに写され、時代と共に歴史に関して右寄りになったことが発表された。将来、日本の教科書には戦争なんかなかったことになるのでは?
アジアに関する興味は大きくなっても、まだ、日本に興味を持ってくれる外国の学者やメディアがあることを感謝したほうが良いのではないだろうかと思うほどだ。「知らずは日本人だけ」と云うことになったら大変だ。
こちらの大学で、日本の小学校の教科書、3冊がパネルに写され、時代と共に歴史に関して右寄りになったことが発表された。将来、日本の教科書には戦争なんかなかったことになるのでは?
アジアに関する興味は大きくなっても、まだ、日本に興味を持ってくれる外国の学者やメディアがあることを感謝したほうが良いのではないだろうかと思うほどだ。「知らずは日本人だけ」と云うことになったら大変だ。

昨秋から、膨大な『野上弥生子日記』を読んできて、ようやく読み終えたところです。
弥生子は安倍能成と個人的な交流があり、安倍能成の様々な私的な場面も書いていますが、二人に共通して「能の謡」があり、徹底した「戦争反対」があります。
安倍能成は明確に表明していませんが、弥生子は日記にも、随想にも、絶えず「昭和天皇の戦争責任」を書いています。
その弥生子の北軽井沢の山荘に、学習院々長の安倍能成が皇太子(現在の平成天皇)を案内し、『皇太子と弥生子の対談』をさせる場面があります。
学習院の学生とはいえ、次期天皇の『皇太子』を、左派シンパで知られる『野上弥生子』と対談させた『安倍能成』の偉大さを物語る一面であります。
弥生子は安倍能成と個人的な交流があり、安倍能成の様々な私的な場面も書いていますが、二人に共通して「能の謡」があり、徹底した「戦争反対」があります。
安倍能成は明確に表明していませんが、弥生子は日記にも、随想にも、絶えず「昭和天皇の戦争責任」を書いています。
その弥生子の北軽井沢の山荘に、学習院々長の安倍能成が皇太子(現在の平成天皇)を案内し、『皇太子と弥生子の対談』をさせる場面があります。
学習院の学生とはいえ、次期天皇の『皇太子』を、左派シンパで知られる『野上弥生子』と対談させた『安倍能成』の偉大さを物語る一面であります。

ロムしていられなくなり、失礼します。
4/08 14:22 Twitterに書かれた、 池澤夏樹の『左折の改憲』、地方の私は、9日昨日じっくり朝日新聞で読んで、遅ればせながら、ガックリしました。
GHQが作ったと認める現憲法とありました。- - - -> 高野岩三郎や鈴木安蔵ら憲法研究会の草案した「憲法草案要綱」など、民間の流れを、GHQが注目していた根拠である、ラウエル「私的グループによる憲法改正草案(憲法研究会案)に対する所見」(1946年1月11日)を知らずか、それとも無視か。
今、この安倍政権下で改憲をすれば、軍靴の音がはっきり聞こえて来ることになるのを、知らぬはずはあるまいに。
「とめどない転向と右翼化。今度は左から護憲を切り崩す。」おっしゃっる通りです。
現天皇一家は、現在稀と言ってもいい程、民主的な慈愛のこもった家族だと思います。平和を希求する。自分たちの愛しい子や孫が、その時の政権によって、戦争の号令者として利用されることにならないよう願う。老体を物ともせず、身体の動く今でしかできない、平和外交を懸命に勤めて。平和憲法の存続を、誰よりも望んでおられよう。
4/08 14:22 Twitterに書かれた、 池澤夏樹の『左折の改憲』、地方の私は、9日昨日じっくり朝日新聞で読んで、遅ればせながら、ガックリしました。
GHQが作ったと認める現憲法とありました。- - - -> 高野岩三郎や鈴木安蔵ら憲法研究会の草案した「憲法草案要綱」など、民間の流れを、GHQが注目していた根拠である、ラウエル「私的グループによる憲法改正草案(憲法研究会案)に対する所見」(1946年1月11日)を知らずか、それとも無視か。
今、この安倍政権下で改憲をすれば、軍靴の音がはっきり聞こえて来ることになるのを、知らぬはずはあるまいに。
「とめどない転向と右翼化。今度は左から護憲を切り崩す。」おっしゃっる通りです。
現天皇一家は、現在稀と言ってもいい程、民主的な慈愛のこもった家族だと思います。平和を希求する。自分たちの愛しい子や孫が、その時の政権によって、戦争の号令者として利用されることにならないよう願う。老体を物ともせず、身体の動く今でしかできない、平和外交を懸命に勤めて。平和憲法の存続を、誰よりも望んでおられよう。

瀬戸内寂聴さんも言われています。この頃軍靴の足音が聞こえて来ると。どなたか忘れましたが言われました。戦争体験者でしょう。戦争というものは、気づいた時にはもう始まっていてそれから毎日目の前で人が死んでゆく。残酷で悲惨な日々は毎日続いたと。戦争体験者が少なくなってしまった日本に本当に軍靴の足音が聞こえないように、私達国民は政権交代を叫ばなくてはいけない時が来たのではないでしょうか?

なんだか、とても複雑な気持ちです。
現天皇がゆるぎない平和への思いをもたれているということ、知りませんでした。コメントも大変興味深く、若輩の私が知らないことをたくさん学ばせていただきました。ありがとうございます。
しかし、天皇が高潔な人物であるということ=天皇制の肯定になってしまっていいのか、帰宅途中の車中で、う~んとうなってしまいました。
話は飛びますが、今回のブログで私がまず思い浮かべたのがタイの王室です。賢王とよばれる現国王もさすがに御年で、何人かいる子供のうち、勉強家、努力家で国民にも人気の高い子供は、不幸にも娘、息子の方はというと。。。近い将来、現国王に何かあった場合、タイの政情にひと波乱あるのは必至ではないかと思います。
天皇の人格が高潔であるということは、国民にとっても幸せなことです。でも、人間、どのような人物に生まれるかは、コントロール外ですから、不幸にもそうでなかったら。。。しかも、それを利用しようとする人物なりグループが現れたりしたら。。。
ただ、自分でもおかしいのは、そういっておきながら、今話題の佳子さまの映像を見たりすると、かわいい、こんな娘に育てたいとか思うのは、なんでしょう。情緒的に皇室を幸せの手本にしているのでしょうか?ジレンマです。
現天皇がゆるぎない平和への思いをもたれているということ、知りませんでした。コメントも大変興味深く、若輩の私が知らないことをたくさん学ばせていただきました。ありがとうございます。
しかし、天皇が高潔な人物であるということ=天皇制の肯定になってしまっていいのか、帰宅途中の車中で、う~んとうなってしまいました。
話は飛びますが、今回のブログで私がまず思い浮かべたのがタイの王室です。賢王とよばれる現国王もさすがに御年で、何人かいる子供のうち、勉強家、努力家で国民にも人気の高い子供は、不幸にも娘、息子の方はというと。。。近い将来、現国王に何かあった場合、タイの政情にひと波乱あるのは必至ではないかと思います。
天皇の人格が高潔であるということは、国民にとっても幸せなことです。でも、人間、どのような人物に生まれるかは、コントロール外ですから、不幸にもそうでなかったら。。。しかも、それを利用しようとする人物なりグループが現れたりしたら。。。
ただ、自分でもおかしいのは、そういっておきながら、今話題の佳子さまの映像を見たりすると、かわいい、こんな娘に育てたいとか思うのは、なんでしょう。情緒的に皇室を幸せの手本にしているのでしょうか?ジレンマです。

右にとって靖国参拝なら左は天皇皇后による「慰霊の旅」なのかと。沖縄での日本軍を考えれば、"土人"であるパラオの人達をどう扱ったかは容易に想像がつく。それを今でも日本語を覚えてるとか、歌を歌えるとか、結局「不幸な出来事である戦争」が悪い。戦争責任ではなく戦争が責任という無責任。
天皇より数歳若い戦災孤児達の戦後は民主主義も憲法も無関係なただただ過酷、凄惨を極めたもの。学童疎開していたため自分一人が生き延び、親戚たらい回し、虐待、飢餓。優しい言葉をかけてくれる大人は誰一人いなかった。なんの補償もないまま亡くなっていく。誰が慰霊してくれるんでしょう。
1944年に一高に入学した坂本義和さんが「人間と国家」で優れた教育者である安倍能成校長のエピソードを書かれています。と、書きながら、「国立大学での国歌国旗の徹底」というニュース。同じ安倍、人としてあまりの差が、、、比べる事自体が間違ってはいるが。
天皇より数歳若い戦災孤児達の戦後は民主主義も憲法も無関係なただただ過酷、凄惨を極めたもの。学童疎開していたため自分一人が生き延び、親戚たらい回し、虐待、飢餓。優しい言葉をかけてくれる大人は誰一人いなかった。なんの補償もないまま亡くなっていく。誰が慰霊してくれるんでしょう。
1944年に一高に入学した坂本義和さんが「人間と国家」で優れた教育者である安倍能成校長のエピソードを書かれています。と、書きながら、「国立大学での国歌国旗の徹底」というニュース。同じ安倍、人としてあまりの差が、、、比べる事自体が間違ってはいるが。

労災の現場を時折、調査に行くことが。年10回程度ですが、そもそも工場の内部に入ることが、そのときしかなく。逆に熾烈な現場に驚愕。先日も若者が機械に巻き込まれ亡くなられ。工場の責任者に問うても状況すら説明できず。今は工場の運営そのものを下請け派遣事業者に業務委託契約しているため、資本家(工場を作った親会社)は労災申請する手間さえ省かれ。労基署など資本家のための役所であり、資本家との対峙など元から無し。「何人死んだのか覚えていない」という工場関係者からすれば、私の驚きの方が驚きなんでしょう。業務委託契約という二層構造では労組などなく。即死でなければ新聞も報じず。死の代償は安価な保険料で損保が肩代わり。その都度、小林多喜二は何のために殺されたのかとの思いに。人が死んでも資本家は「粛々と」運営。故人にとって不幸は同僚すら死に思いを巡らせないこと。皆、「粛々と」生産目標を目指すのみ。また子細な個人的体験で恐縮。命の軽視、はっきり言えば命の無視はまさに戦争直前のあの時代と同じ。儲けのために命を無視は戦争への必然。非正規雇用の待遇よりも命の確保。ご紹介の安倍能成先生「身に寸鉄をおびないで、剣戟の林の中を進んでいくというのは~最も現実的な活路」初めて知り、深い感銘を受けました。いつも貴重な案内、深謝いたします。まんま首相が米上下両院の演説で引用すりゃ、全世界から拍手喝采でしょうに。寸鉄で大国に向かうなど狂気の沙汰。電通など既に「石油一滴、兵隊さんの血一滴」なんてポスター作っているのでは。それ以前に、小麦にトウモロコシ止められだけでジ・エンドなのに。牛肉どころか鶏卵ひとつ口に入らなくなるのは目に見えている。また薩摩芋の茎を食らう羽目に。戦後の鶏卵価格の安定は生産者の努力と「身に寸鉄をおびないで、剣戟の中を進んできた」先人賢人の教え70年の結晶。もう手遅れかもしれませんが、敗戦後の崇高なる理念に戻るべき。

上のコメントで使われている言葉、憲法改「正」という言い方に非常に抵抗を感じる。
少なくとも私たちだけでも憲法改定(本当は改悪だが)と言いたい。
おそらく世界史に残るであろう「戦争放棄」をうたった世界初の憲法、今や風前の灯で2、3年のうちにはこの世から消えてしまうかもしれない。
アメリカは歴史修正主義には文句を言いたいが、日本がアメリカの戦争に積極的に協力してくれるとなったら、その点も目をつぶるだろう。
今回の統一地方選の共産党のポスターに「憲法九条を守り抜く」とあったが、共産党にそのための何か戦略があるとでも言うのだろうか。
かつての日本は社会党が議席のある程度を占め自民党の中にも護憲派がいた。
その時代とは違うのだ。
以前のトピックにあったコメントでNHK「今日の料理」の件だが(海上自衛隊のカレーを扱ったというもの)あれは偶然ではない。
なぜならその前日爆笑問題がやっている番組「探検バクモン」は防衛大だったからだ。
その翌日「サラメシ」でこれは短時間だったが、また海上自衛隊カレーをやっていた。
たまたま三日続けてそれらの番組を見た私はNHKの本気?を感じずにはいられなかった。
ところでそのNHKに経営委員として安倍が送り込んだ長谷川三千子は上のコメントにある野上弥生子の孫ですね。
以前もコメントしたが、本当にこの数十年の日本の変遷を見るようだ。
少なくとも私たちだけでも憲法改定(本当は改悪だが)と言いたい。
おそらく世界史に残るであろう「戦争放棄」をうたった世界初の憲法、今や風前の灯で2、3年のうちにはこの世から消えてしまうかもしれない。
アメリカは歴史修正主義には文句を言いたいが、日本がアメリカの戦争に積極的に協力してくれるとなったら、その点も目をつぶるだろう。
今回の統一地方選の共産党のポスターに「憲法九条を守り抜く」とあったが、共産党にそのための何か戦略があるとでも言うのだろうか。
かつての日本は社会党が議席のある程度を占め自民党の中にも護憲派がいた。
その時代とは違うのだ。
以前のトピックにあったコメントでNHK「今日の料理」の件だが(海上自衛隊のカレーを扱ったというもの)あれは偶然ではない。
なぜならその前日爆笑問題がやっている番組「探検バクモン」は防衛大だったからだ。
その翌日「サラメシ」でこれは短時間だったが、また海上自衛隊カレーをやっていた。
たまたま三日続けてそれらの番組を見た私はNHKの本気?を感じずにはいられなかった。
ところでそのNHKに経営委員として安倍が送り込んだ長谷川三千子は上のコメントにある野上弥生子の孫ですね。
以前もコメントしたが、本当にこの数十年の日本の変遷を見るようだ。
いかにも懲りない国民性なのか。確実に現政権は盤石な体制で戦争へと進んでいくだろう。また大きな犠牲を払ってから、「こんなことになるとは思っていなかった。」と、多くの人が悔やむのだと思う。沖縄を見ても、福島を経験しても、そして「フクシマ」はますます危機的な、恐ろしい方向に突入しているというのに、全く懲りていないのである。
今回の選挙結果から見えるのは、一つには、真面目に投票の義務を果たした有権者の多くが自民党を選んだことで、選択肢がないのでいたしかたなかったのだろう。
そして二つには、年々低下している投票率の問題。選挙権への意識が低すぎる。
この二点とも、日本だけの問題でなく、欧州の各国も直面している。日本と同じく、腐敗し、国民生活を軽視していながらも、政権与党が継続するかたちになっている国が多いようだ。
選挙制度を変える方法はあるのだろうか。
数か月前にフランスのある田舎町の選挙の報道があって、興味深かった。住民を代表する被選挙人の性別構成比は、住民の男女の比率と同じであるべきだという理念から、立候補は必ず男女ひとりずつ組み、その組に住民が投票し、円滑に選挙が実施されたということだった。住民の評価も高かった。このように、とにかく有権者の意思で選挙制度が改定できるのは素晴しいことだと思う。
世界でも驚異的な投票率をあげているのがオーストラリア。毎回95%を下ったことがない。投票率が98%というときに、たまたまオーストラリアに滞在していて、羨ましかった。オーストラリアでは、はるか以前の1924年に投票の義務制度が導入された。正当な理由なく投票を怠った場合は、いくらかの(日本円で約5,000円)罰金を払わなければならない、という制度が効を奏してきた。日本の20数倍の広大な国土に、人口は少なく、ようやく数年前に2,000万人になったばかりである。義務制度にしなければどうなっていただろうか。
とにかくしばらくはニュースも見たくない心境。こちらのブログとTwitterで情報に接するだけにしたくなった。
今回の選挙結果から見えるのは、一つには、真面目に投票の義務を果たした有権者の多くが自民党を選んだことで、選択肢がないのでいたしかたなかったのだろう。
そして二つには、年々低下している投票率の問題。選挙権への意識が低すぎる。
この二点とも、日本だけの問題でなく、欧州の各国も直面している。日本と同じく、腐敗し、国民生活を軽視していながらも、政権与党が継続するかたちになっている国が多いようだ。
選挙制度を変える方法はあるのだろうか。
数か月前にフランスのある田舎町の選挙の報道があって、興味深かった。住民を代表する被選挙人の性別構成比は、住民の男女の比率と同じであるべきだという理念から、立候補は必ず男女ひとりずつ組み、その組に住民が投票し、円滑に選挙が実施されたということだった。住民の評価も高かった。このように、とにかく有権者の意思で選挙制度が改定できるのは素晴しいことだと思う。
世界でも驚異的な投票率をあげているのがオーストラリア。毎回95%を下ったことがない。投票率が98%というときに、たまたまオーストラリアに滞在していて、羨ましかった。オーストラリアでは、はるか以前の1924年に投票の義務制度が導入された。正当な理由なく投票を怠った場合は、いくらかの(日本円で約5,000円)罰金を払わなければならない、という制度が効を奏してきた。日本の20数倍の広大な国土に、人口は少なく、ようやく数年前に2,000万人になったばかりである。義務制度にしなければどうなっていただろうか。
とにかくしばらくはニュースも見たくない心境。こちらのブログとTwitterで情報に接するだけにしたくなった。
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