日本の左翼リベラルの米国認識の錯覚と幻想 - 米国の国益と本性






その米国の前に新しく現れた本格的な敵が中国だ。中国のチャレンジは、米国にとってはまさしく存立に関わる問題で、共産中国に世界の覇権を許すことは、米国という国家のレゾンデートルの崩壊に等しい。自由と民主主義のイデオロギーを奉じて君臨してきた米国の破滅に繋がる。この米国の本質的な危機と焦燥について、われわれはもっと内在して直視しないといけないのであって、オバマ政権に安易に安倍晋三叩きの甘い期待を寄せることは意味のない議論なのだ。

by yoniumuhibi
| 2015-03-27 23:30
|
Comments(3)

左翼リベラルや右翼などといった思想傾向には疎い私の持つ印象ですので、ピント外れな部分は読み飛ばしていただければと思うのですが。
アメリカにとって中国は、アメリカを脅かす存在になられては困る、大いに気になる存在ですよね。
逆に、日本とは日米同盟もあり、(これまでの政権は)全てを従わないにせよ、歯向かう存在でもなかった。
で、その日本(これまでの政権)が、中国と友好関係を築こうとすると、何故かその政権が倒されてきた。
それは、同盟関係がありながらも、アメリカに対して従順な面だけではない日本(その時の政権)に対しての、アメリカの不満(嫉妬)と、書かれているような「敵」の存在を必要とすることにおいて、不都合だったから?
そして、現政権は、小泉政権以上にアメリカに従順な態度をとり、アメリカの期待に応えることで(個人的な)名誉を得られると勘違いしているようですが、アメリカにとっての日本の役割は、自国の負担なしで自国の脅威を抑えるための、ただの便利な駒としか見ていないのではないでしょうか?
もし、このままを進めて自衛隊がアメリカ軍の代わりをしたとしても、日本という国としての存在は、利用価値がある間だけの存在で、望まれるまま軍事力やお金を負担した後に国力が弱まれば、アメリカにとっては、さらに好都合で、USAの日本州になるということなのでしょうか?
アメリカにとって中国は、アメリカを脅かす存在になられては困る、大いに気になる存在ですよね。
逆に、日本とは日米同盟もあり、(これまでの政権は)全てを従わないにせよ、歯向かう存在でもなかった。
で、その日本(これまでの政権)が、中国と友好関係を築こうとすると、何故かその政権が倒されてきた。
それは、同盟関係がありながらも、アメリカに対して従順な面だけではない日本(その時の政権)に対しての、アメリカの不満(嫉妬)と、書かれているような「敵」の存在を必要とすることにおいて、不都合だったから?
そして、現政権は、小泉政権以上にアメリカに従順な態度をとり、アメリカの期待に応えることで(個人的な)名誉を得られると勘違いしているようですが、アメリカにとっての日本の役割は、自国の負担なしで自国の脅威を抑えるための、ただの便利な駒としか見ていないのではないでしょうか?
もし、このままを進めて自衛隊がアメリカ軍の代わりをしたとしても、日本という国としての存在は、利用価値がある間だけの存在で、望まれるまま軍事力やお金を負担した後に国力が弱まれば、アメリカにとっては、さらに好都合で、USAの日本州になるということなのでしょうか?
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昨年、ベトナム人通訳女史との打ち合わせで「たったひとつだけ知っているベトナム語があります。マッチャンニャントクヤイフォンミェンナムヴィエトナム。」と話したところ、こちらが思っていた以上に相当驚かれ、何で知ってる?と。「大昔、大好きだったタケシ・カイコウという作家の本で読んで。若い時の記憶は薄れない。」と。私が小中学生の頃、朝刊一面は毎日のようにベトナム戦争。同じように北爆という単語も頭にこびりついてます。ひとつ覚えのベトナム語は南ベトナム解放戦線ですが、小学生か中学生の時、語呂がいいので自然に覚えました。今も無慈悲な欲のための殺戮というと、真っ先に浮かぶのがベトナム戦争。ご指摘の識者の米国認識の錯覚と幻想ですが、識者はわかっていながら生業のため口をつむぎ、誤った情報を流布しているのでは。批判すれば失業の憂き目だと。だとすれば民に対する戦争犯罪。真相に口をつむぐだけでも重罪ですが、知りつつ真逆に近い説を垂れ流しているのであれば、もはやA級戦犯では。個人的に思い返せば名犬ラッシー、コンバット、第七騎兵隊、鬼警部アイアンサイド、スタートレックと米流ドラマで育ったような。ルーツというのもありました。後で思えば、先住民であるインディアンを悪に仕立て、バンバン撃ってた第七騎兵隊なんて、とんでもない代物だったのですが。白状すれば子供の頃は楽しみで。黒人奴隷を扱ったルーツも単純に、すごいと興奮して読んでました。しかし普通、人は社会に出て裏や表を知り、金の流れを知り、人間を理解できるようになれば、多少の差はあれ、その記憶の過ちにも気付くと思うのですが。安倍の場合、そういう気付きがないんでしょうね。マスコミが助長する戦前への回帰は加速度的に進み、この分だと東京オリンピックよりも前に、犠牲となり軍神と崇められる自衛官が誕生するのでは?A級戦犯識者は生業で甘い見込みを垂れ流すな。ヘラヘラしながら、やってることはどこかの副機長と同じ。狂ってる。

本日(2015/4/1)の琉球新報の社説を読み、そしてこの記事を思いました。
軍隊は住民を守らない。
正にそれが沖縄戦であったのに、最近では「いざという時はアメリカ軍が守ってくれる」「日本と中国の戦争をアメリカは望んでいない。だから日本と中国の戦争はおきるはずがない」と考えるようになっていた自身の思考に愕然とします。心のどこかで安心していたかったのでしょう。
アメリカと手を結んで「まさか」を平気で行ってしまう、それが現政権です。だまされてはいけませんね。
4年前に93歳で死去した祖母は、沖縄戦の経験を死ぬまで語ることがありませんでした。厳しい表情で涙ぐみ、ただ一言「絶対に戦争はしてはいけないよ」とだけ。何故語らないのだろう?とずっと疑問でした。
祖母死去後、NHKの特集で沖縄戦を経験した人達の深刻なPTSDについての番組を見「ああ、これだったのかもしれない」と腑に落ちるような気がしました。祖母は語らないのではなく、語れなかったのでしょう。傷があまりにも深く、ずっと癒えていなかった為に。戦後こんなに時間が経過しているのに、です。沖縄戦を生き延びた方々も未だ多くご健在です。その傷も癒えぬうちに同じ愚を犯そうとしている、この国の権力者。
しかしここはどうか踏み止まって、日本とアメリカは中国と協力する道を模索し歩んで欲しいです。祖母と同じような傷を持つ人をこれ以上一人でも増やしてはいけない。
軍隊は住民を守らない。
正にそれが沖縄戦であったのに、最近では「いざという時はアメリカ軍が守ってくれる」「日本と中国の戦争をアメリカは望んでいない。だから日本と中国の戦争はおきるはずがない」と考えるようになっていた自身の思考に愕然とします。心のどこかで安心していたかったのでしょう。
アメリカと手を結んで「まさか」を平気で行ってしまう、それが現政権です。だまされてはいけませんね。
4年前に93歳で死去した祖母は、沖縄戦の経験を死ぬまで語ることがありませんでした。厳しい表情で涙ぐみ、ただ一言「絶対に戦争はしてはいけないよ」とだけ。何故語らないのだろう?とずっと疑問でした。
祖母死去後、NHKの特集で沖縄戦を経験した人達の深刻なPTSDについての番組を見「ああ、これだったのかもしれない」と腑に落ちるような気がしました。祖母は語らないのではなく、語れなかったのでしょう。傷があまりにも深く、ずっと癒えていなかった為に。戦後こんなに時間が経過しているのに、です。沖縄戦を生き延びた方々も未だ多くご健在です。その傷も癒えぬうちに同じ愚を犯そうとしている、この国の権力者。
しかしここはどうか踏み止まって、日本とアメリカは中国と協力する道を模索し歩んで欲しいです。祖母と同じような傷を持つ人をこれ以上一人でも増やしてはいけない。
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