左翼リベラルにおける中国軽侮の態度と傾向 - 子安宣邦と辺見庸





われわれが戦後民主主義を大切に考えるのなら、中国の人々が大事にしている歴史の原点も尊重しなくてはいけない。日本と中国は価値観が違う国だなどと、安倍晋三と右翼が言うような愚論を軽はずみに口走ってはいけないし、そんな無知で無意味な発想をしてはいけない。二国間には相互関係の重い近現代史がある。殺し殺された歴史がある。日本人は、中国と韓国に対して、自由と民主主義がどうのと喋々したり、法の支配が云々と傲慢に説教する前に、前提として、過去を反省しての禁欲と自制が必要なのだ。どんな立派な知識人でも。

by yoniumuhibi
| 2015-03-17 23:30
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Comments(12)

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中国のPM2.5にしろ、偽装問題にしろ中国人のマナー違反にしろ良い所より悪い所が顕著に報道されますから、余計にイメージも良くなくなりますね。お互いに良い所ももっと報道すべきですね。
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加害国の私が言うのも何ですが、村山談話の「わが国は、遠くない過去の一時期、、、」ここからが大好きです。これ以外考えられない。(ちょっと前迄は諳んじられたのですが)
1月に亡くなったワイツゼッカーの「過去に目を閉ざす者は、、、」は盛んに引用するのに、こんな素晴らしい村山談話には口を閉ざしてしまうんですよねえ。
「同じく、中国にも原点がある」から最後の「どんな立派な知識人でも」まで、もう圧巻です。standing ovationです。
1月に亡くなったワイツゼッカーの「過去に目を閉ざす者は、、、」は盛んに引用するのに、こんな素晴らしい村山談話には口を閉ざしてしまうんですよねえ。
「同じく、中国にも原点がある」から最後の「どんな立派な知識人でも」まで、もう圧巻です。standing ovationです。
3月17日付東京新聞夕刊、森村誠一の「この道」60回目に、「八紘一宇」のことに言及しています。連載なので少し前に書いた文章だと思われますが、あまりにもタイムリーで驚きました。森村さんには、もっともっと発言してほしい。

こちらでの紹介で知った朝日の記事、戦争のリアル近づく靖国と自衛官「遠ざかっていた『戦死』が再びリアルに感じられる時代に、自衛隊員やOBが靖国との距離を縮めている」。ブログ主様は露払いの記事と評されていましたが軍事国家になること、なりつつあることの高らかな宣言と読めます。朝日デジタルで読み、身震いしつつ驚愕。美しいほど論理的な村山談話の対極の翼賛報道。ただ史実を宣言したに過ぎない村山談話を批判する人に、いったいどういう合理的な根拠があるのか。村山談話は自虐的歴史観ではない。それを飛び越えて靖国に祀られたいという今後の『戦死者』にまで踏み込むとは。村山談話の否定は日本の理性、品性、英知の否定である。一人一人が、中韓蔑視という風潮に洗脳されず、村山談話の意味と意義を腰を落ち着けて考えるべき。些細でセンチメンタルな感情論を振り回している限り、犠牲者の許しは永遠にうけることができない。

村山談話、河野談話は平和憲法とセットです。非の打ち所のないperfectな談話です。ここに日本人としてあるべき姿勢が語られていると思います。村山談話は人間にとって最も大切な「誠意」が心に深く感じられます。中国、韓国政府はそのことがわかっているのです。このままそっとしておくべきです。残念ながら安倍談話が出るらしいですが何故所謂知識人と呼ばれる方々の発言がないのか悔しいです。ここが大きな岐路となるであろうことがわかっていながら何故黙しているのか。
文学者は何をしているのか。何のために文学をしているのか疑問に思います。非常に残念でなりません。
文学者は何をしているのか。何のために文学をしているのか疑問に思います。非常に残念でなりません。
300人以上の高齢者が参加したスイスの成人大学講義で、大きなパネルに村山談話がオリギナルで大写しになった。それまでうつむき加減に講義を聞いていた私は、このときどんなに解放されたか。顔をあげて、私は日本人ですと言いたかったほどだ。こちらの一般人はあまり縁もゆかりもない遠い異国の事でも好奇心旺盛で、良く勉強していると思ったほうが良い。この時の参加者はきっと注意深く安倍談話を注目しているだろう。そしてがっかりするのだろうか!悔しい事だ。

ずいぶん前、三国志の漫画にハマって全巻揃えたり、中国を舞台とする映画を観るのが好きだったり、韓国にしても、食べ歩きやショッピングなどの番組が、観光に行くときの参考になるからと見るのが好きだったのに、数年前ぐらいから、韓国・中国による反日行動の映像を見せられ続けるうちに、好きだったものがそうでなくなる心境に、知らず知らずのうちに、させられていたことをこの記事で気付かされました。
偶然ですが、今、図書館で借りて読んでいる、アルノ・グリューン(独人の精神分析家)の、別の本を見てみようとアマゾンを見ると、「私は戦争のない世界を望む」に目が留まり、私が刷り込まれたような現象は、戦争へ進めようとする過程にある現象といったようなことが書いてあるみたいなので、即、購入してみました。レビューを読まれるだけでも良いかと思います。
しかし、ふと思ったのは、春節の大型連休で、中国人が観光で日本へ押し寄せ、大金を使って帰っていったことをどのニュースでも大騒ぎしていましたが、中国国内では、現在、そこまで反日キャンペーンは行われていないということなのでしょうか?
それとも、行われていても、押し寄せた中国の方々は、メディアに感化されない思考力・判断力を持っているということでしょうか? もしそうだとしたら、悲しいかな、日本人の方が劣化しているということになりますね・・・。
偶然ですが、今、図書館で借りて読んでいる、アルノ・グリューン(独人の精神分析家)の、別の本を見てみようとアマゾンを見ると、「私は戦争のない世界を望む」に目が留まり、私が刷り込まれたような現象は、戦争へ進めようとする過程にある現象といったようなことが書いてあるみたいなので、即、購入してみました。レビューを読まれるだけでも良いかと思います。
しかし、ふと思ったのは、春節の大型連休で、中国人が観光で日本へ押し寄せ、大金を使って帰っていったことをどのニュースでも大騒ぎしていましたが、中国国内では、現在、そこまで反日キャンペーンは行われていないということなのでしょうか?
それとも、行われていても、押し寄せた中国の方々は、メディアに感化されない思考力・判断力を持っているということでしょうか? もしそうだとしたら、悲しいかな、日本人の方が劣化しているということになりますね・・・。

今、我々がすべきことは、戦後70年の8月までに一秒でも早く、安倍を総理大臣の席から退かせることです。国会前で起こすべきデモは『I AM NOT ABE』。すべてはここに集約されます。もう時間はありませんが、私は8月まで諦めません。

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19日の東京新聞によると、【ワシントン共同】安倍首相が4,5月の連休中の訪米で検討している米議会演説について、第2次大戦に従軍した米退役軍人らの有力団体が上下両院に書簡を送り、戦時中の日本の過ちを安倍氏が明確に認めることを演説の条件とするよう要求した。演説が実現しても、内容次第で米世論の厳しい批判にさらされる可能性が出てきた。議会筋が17日、明らかにした。
とありました。 日本国内では右翼たちに護られている安倍ですが、世界の眼に、現在の日本がどのように映っているかを知る、よい機会ではないかと思います。
とありました。 日本国内では右翼たちに護られている安倍ですが、世界の眼に、現在の日本がどのように映っているかを知る、よい機会ではないかと思います。

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