人気ブログランキング | 話題のタグを見る

山城博治の拘束逮捕 - 車の中から米兵が嘲笑する辺野古ゲート前

山城博治の拘束逮捕 - 車の中から米兵が嘲笑する辺野古ゲート前_c0315619_15382248.jpg沖縄の辺野古へ行って座り込みをして、ちょうど一ヶ月が経った。昨日(2/22)、シュワブ基地のゲート前で米憲兵隊の下請警備員に拘束された山城博治は、1/19の記事「正念場の辺野古 - 山城博治は不破哲三に人員増派の要請を」のその人である。この記事を発した1/19は、通常国会が開会された1/26の一週間前で、辺野古が深刻な情勢のときだったが、結局、志位和夫も、福島瑞穂も、シュワブ・ゲート前の抗議市民の輪の中に入る場面はなかった。国会が始まって4週間経ち、何度も週末を迎えているが、この2人が辺野古に立ったという情報に接していない。昨日の山城博治の拘束・逮捕は、明らかに計画的に狙い撃ちにしたもので、黄色の境界線を踏み越えた瞬間を狙い、カメラで証拠映像を撮影しながら、集団で引き倒して敷地内に引っ張り込んだものだ。黄色のは罠だったということになる。山城博治が拘束されたのは、これが最初ではなく、2/12にも同じ出来事が起きている。このときは県警による一時拘束で、抗議によってその場で解放されていた。今回の拘束は、米憲兵隊の下請警備員によるもので、沖縄県警はそれを支援した形だが、両者がグルで事前に共謀した上での作戦であることは言うまでもない。山城博治が狙われているという認識は、現場の者たちは誰もが持っていて、一ヶ月前もその証言を聞く機会があった。何か小競り合いが発生したとき、県警の一団が山城博治めがけて包囲しに突進するらしい。 



続きの内容をレジまぐ版の方に詳しく公開しました。コメントはこちらにお願いします。ログイン画面はこちらです。


山城博治の拘束逮捕 - 車の中から米兵が嘲笑する辺野古ゲート前_c0315619_16392829.jpg

by yoniumuhibi | 2015-02-23 23:30 | Comments(15)
Commented by まゆ at 2015-02-23 18:25 x
もしたらばの話しをしても無駄なのかもしれませんが、独り身の男性だったら沖縄に飛んで行きたい!!そして沖縄を政府から守りたい!!正義感は、美しき見えない尊き武器。銃や戦車を捨てて怒りの連鎖を断ち切って自然と共に暮らす生活が本来の人間の姿ではないかと。自然の宝庫の沖縄を政府の欲望で汚さないで。
Commented by 机の整理 at 2015-02-23 20:40 x
現地の人ではないからこそ見える客観的なリポートありがとうございました。少ない報道を通して、なんとなく感じていた現地の温度の低さ、沖縄革命すらおきるかと思ったほどの選挙結果との落差感、が事実であることがわかりました。どうしてなのでしょう、、、もし沖縄に住んでいたら、土日は絶対に行くのに。どうして沖縄の人たちは集まらないのでしょうか?選挙はなんだったんでしょうか?

それに、なんといっても、翁長知事が現場を応援に行かないのが不思議です。政治生命かけてでも断固阻止する、という姿勢が伝わってこない。変です。
Commented by 半覚醒状態 at 2015-02-23 22:29 x
沖縄は観光ではありますが、何回も行ったことがあります。沖縄の人たちを十把一絡げに語ることは出来ませんが、それでも私の印象は我慢強く耐える力は強くても、自分たちの意見を激しく訴えるような押し出しの強いタイプの方は少ないというものです。灰谷健次郎氏の本を思い出してしまいます。だからこそマスコミには、現実をしっかりと代弁する自覚を持って欲しいのですが、東京新聞は1面トップで扱っていたものの、朝日新聞でさえ3面記事の端に申し訳程度の扱い。今日は、西川の辞任劇があり、与那国島の選挙も合わせて小さな扱い。反対派が勝っていれば、もっと小さかったでしょう。あくまでも理性的に… でも何が出来るのでしょうね。
Commented by M at 2015-02-23 23:32 x
辺野古の座り込み、反対派の方たちの意思の表し方。どこかの国の様にテロを起こすわけでもなく、自分たちの意思を行動に起こしている。それでも結局は、国家権力に力ずくでねじ伏せられる。沖縄出身の警察関係者、
政府関係者、心の底から基地誘致を望んでいる人たちは、どれくらいいるんでしょうね。立場上、座り込みしている人たちを弾圧しなければならない、、、。そうゆう人は意外に少ないんですかね?
与那国島の自衛隊基地誘致のニュースでも、10代の子供達も含め、誘致賛成派が過半数を超えたそうです。辺野古と与那国島では、また、状況が違うけど、やっぱり、戦争に備えるための、政府の圧力ありきで進んでいる感じですね。戦後70年間、ずっと、戦争の影が付きまとう場所ですね沖縄は、、、。米軍の飛行訓練の騒音被害、訓練機の墜落事故被害、日本人の被害が出ているにも関わらず、正確な情報が公開されない、、、。
いつになれば、解放されるのか、ただただ待っているだけではダメなんだと考える人が行動をお越し、それでも、聞き入れてはもらえない、それでもその場でふんばれば、暴力をふるわれ逮捕される。反対派の人たちがもっと集まって、人数が増えたとしたら、、、、。それこそ警察官が増員され、逮捕者が増えるだけなのでしょうか、、、?
Commented by 名古屋の竜 at 2015-02-23 23:57 x
沖縄に縁はないのだが、3日遅れの琉球新報をとることにしました。庶民としてのささやかな抵抗でもあったのですが、何より面白い!文化共同体としての沖縄にしなやかさを感じると同時に、辺野古が遠い自身に本土を垣間見る日々です。手遅れになる前に辺野古には行きたいです。

Commented by serenatalouvre at 2015-02-24 00:22 x
山城さんを拘留してすぐの今日、安倍首相は「沖縄の代表と話し合う。」と、これまでの態度を豹変させました。 辺野古移転工事の最も手強いリーダーを捕まえたから、さあどうぞ、という指示がアメリカからあったのだろうと思います。 アーミテージレポート通りに進んでいるということかと、連日、心が重く暗くなります。
Commented by Masa at 2015-02-24 00:27 x
山城氏は何か自衛の対策が必要ではないですか。今の自民党ならヤクザに金払って「暴走車がデモ隊に突入」なんて平然とやりますからね。
Commented by KISA at 2015-02-24 02:03 x
九州の、原発も基地もない田舎に住んでいる人間として、こちらのブログからこうして発信される詳細なレポートや見識を読むたびに、苦く複雑な感情が尾を引きます。その感情とは、申し訳ないという気持ち、そしてもどかしさ、情けなさ、怒り、悲しみ…などです。さまざまな感情の矛先は、まず自分自身に、次に国家権力という巨大な鉄の壁に向います、そして悲しみは、人間という存在すべてに向けて湧きあがります。権力と真正面から向き合わざるを得ない現地の人々。彼らはもう長いこと、私のような呑気で平穏な日常生活を送れてはいないのですね。デモや座り込みの間、気を抜くことは(本当は)あってはならない。暑くても寒くても、終始眉間に皺を寄せ、大声を(お腹から)出し続け、隣の人とそこで笑うことは(都合上)許されず、目をカッと見開いていなければならない。それが毎日毎日続く。どれだけの労苦、どれだけのストレスであることか。彼の地の人々に、このような「日常」を与える政権を作ってしまってごめんなさい。それでも私はここにいて、言葉だけでごめんなさい。謝るばかりでごめんなさい。 …こちらのブログはいつもとても苦いです。目を背けることの出来ない現実と自分自身に向き合わされるからです。それゆえ、これからも読み続けます。
Commented by インコ at 2015-02-24 09:48 x
KISA さま

私も、何の力もない "ただの人” ですが、"我が身になるまで考えることが出来ない大衆” には、決してならないようにありたいと思っています。

時には無力感にさいなまれることもありますが、共感できる小さな力が合わさって大きな力になれるかもしれないということを信じたいという気持ちでいます。
Commented by まゆ at 2015-02-24 10:09 x
KISAさんのお気持ちがよく解ります。私も何も出来ない自分自身が腹立たしいのです。でもこんな小さな声でも沢山集まれば大きな力になってゆきます。あちこちのブログで声を上げています。安倍政権に屈しません!残業代0の労基法も改悪だと。メディアでは無く読者の声として掲載されています。沖縄の件もマスコミは報道は少ない。大切な事なのに。だから私達だけでも声を上げてゆきましょう!!平和と命の為に...
Commented by ふー at 2015-02-24 19:45 x
私もまゆさん、インコさん、KISAさん、そして同じように思っている皆様に同感です。声にならない訴えですが、ずっとサポートします!
Commented at 2015-02-25 07:51
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by バンシルー at 2015-02-25 09:12 x
過去にも大きな事件があるごとに、何万人希望の日米地位協定の不平等さ・基地があることへの抗議の集会が数回ありました。古くは戦後間も無くの「コザ暴動」というものもありました。
今まで何度も抗議集会があり参加してきたにもかかわらず、何も変わっていない現実があります。失望の気持ちが、辺野古座り込みに対する無関心な態度に反映しているのかもしれません。
「こんな事をやって、何になるのか?」と思ってしまうのです。
しかし、これではいけないと皆さんの声を読み目が覚めました。ありがとうございます。
山城さん達の存在が本当に尊いです。
事情がありしばらくは難しいですが、必ず座り込みに参加したいと思います。

あと、辺野古に座り込みに行きたいが、身内に基地従業員がいる等の理由で参加を躊躇される方もいらっしゃると思います。


あくまで私個人の意見として述べさせて頂きました。

太田昌秀氏が現知事であり、筑紫哲也氏のように取り上げてくださるメディアの方がいたら、また違ったものとなっていたかもしれませんね。
Commented by 半覚醒状態 at 2015-02-25 12:05 x
はっきりと目に見える形で結果を出せる方法は見当たらず、私自身感情的になったり神頼みになったり。でも全うな対抗手段は必ず見つかるようにも感じます。向こうは巨大な人脈も資金も、それを更に強化するために日々研鑽を積んでいます。それを反対する人たちは彼らを非難する一方で自身には怠惰を許している方も多いように思うのです。銘々自分なりに知恵を出し合って、それを行動へと移しけていくだけ。努力は裏切らない、悪行に対しても善行に対しても。諦めずにやり続けるしかない。結果主義や短絡的になれば、無力感や虚無感の餌食になります。無力感や落胆を晩御飯のおかずにしてタフにやり続けましょう。今はそうすべき時期ですよね。
Commented by まゆ at 2015-02-25 18:12 x
ふーさん、優しいお言葉下りありがとうございます!心強いです!


メールと過去ログ

since 2004.9.1

ご意見・ご感想




Twitter

最新のコメント

今こそ「テニスコートの誓..
by 印藤和寛 at 09:18
総裁選で石破さんを倒すた..
by 人情味。 at 09:29
もし山上容疑者が安倍元首..
by 人情味。 at 21:23
杉田水脈なる人物は論評に..
by 住田 at 10:51
あれは15年程前..
by ムラッチー at 11:27
悪夢のような安倍政治から..
by 成田 at 13:03
ハーバード大学で比較宗教..
by まりも at 23:59
重ねて失礼いたします。 ..
by アン at 17:48
安倍晋三のいない世界は大..
by アン at 13:16
今まで、宗教2世の問題に..
by さかき at 10:31

以前の記事

2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月

記事ランキング