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湯川遥菜の正体は何者か - PMCに仕事と資金を与えた黒幕は誰なのか

湯川遥菜の正体は何者か - PMCに仕事と資金を与えた黒幕は誰なのか_c0315619_14255520.jpg今日(8/19)の朝日の社会面(39面)に、湯川遥菜についての情報が載っている。例の元茨城県議でPMC(株)顧問の木本信男が、7月に湯川遥菜と電話で話したとき、「いくつか仕事が入っている。ここが頑張りどころ」と語っていたと証言している。この事件の注目すべきポイントだろう。マスコミも、ネットも、湯川遥菜の今回の行動について、国際政治を知らない軽薄な右翼オタクが、ママゴト遊びの感覚のまま、戦地に軍事訓練ごっこに出かけたという構図で捉えている。昨夜(8/18)のテレビ報道に幾度も登場し、朝日の紙面記事でも証言を提供して、今回の問題の解説主担となっている後藤健二が、特にこの印象をマスコミで強調する役割を果たしていて、その言説が影響した結果、湯川遥菜のシリアでの不審な行動は、すっかりボランティアの性格を帯びたイメージに塗り固まっている。「民間軍事会社」を設立して経営を始めたので、事業の経験を積むために紛争地シリアに来たのだという、後藤健二が伝えるところの湯川遥菜の人物像と動機説明が一人歩きしている。朝日もまた、この認識を採用しているのか、見出しは「経験積むためシリアへ」だ。しかし、湯川遥菜は、明確に「仕事が入っている」と言っているのであって、この渡航が「ボランティア」や「勉強」のためではないことは明らかだ。湯川遥菜の今回の活動は、無償ではなく対価のあるビジネスであって、クライアントから委託業務を受注したものである。マスコミの印象操作に流されてはいけない。



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湯川遥菜の正体は何者か - PMCに仕事と資金を与えた黒幕は誰なのか_c0315619_14272587.jpg

by yoniumuhibi | 2014-08-19 23:30 | Comments(3)
Commented by あつい at 2014-08-19 18:49 x
既にご存知かもしれませんが、2009年の自民党の比例の落選者で、
元ベネズエラ大使の国安正昭もPMCの顧問か役員に名を連ねてますね。

この国安正昭は田母神と一緒に日本戦略研究フォーラムの委員だかをやっている。

となれば、この国安正昭の紹介で、湯川は田母神と2ショット撮影に成功したのかも。

しかしPMCには会社としての実体はほとんどない、もしくはわずかにしかなく、
管理人さんの言う通り、自民党お抱えのスパイ予備生という線はかなりあり得ますね。
 
Commented by 長坂 at 2014-08-19 20:59 x
最初は集団的自衛権のための人身御供か、チェイニーとハリバートンなのかと思っていました。諜報活動と言っても尾崎秀実のような理知的で紳士的なスマートさはない。そして、鋭いご指摘!まさに"大陸浪人"そのものですねえ。玄洋社だ、満鉄だ、陸軍中野学校だと考えていたら本当に怖くなってきました。15年戦争前ってこんな感じだったんですね。戦後レジーム完全に終わってしまいました。
Commented by なるほど at 2014-08-20 18:43 x
最初は大手マスコミの見方を安易に鵜呑みしていましたが、よくよく考えれば矛盾が多いんですよね。
で、検索してみてここを見つけました。
おかげさまで違った観点で見ることが出来ました。

さて真実は如何に


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