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昭和天皇の戦争と安倍晋三の戦争 - 右翼批判をしない脱構築リベラル

c0315619_17145795.jpg日本が中国と戦争を始めたら、全面戦争に発展し、総力戦になり、核戦争になり、最終的には戦争を始めた日本が負ける。そのとき、もし中国の占領下に入る結末になれば、70年前に米国の占領下に入ったときのような幸運に恵まれることはなく、もっと厳しい運命が待ち受けている。司馬遼太郎が予言したように、列島の地べたの上に生きている人々はいても、それは日本人と呼べる存在ではないという未来になると想像する。戦争に勝って日本を占領した中国は、今度ばかりは容赦なく徹底的に、飽きずに二度も中国に戦争を仕掛けた右翼思想の根絶を図ってくるだろうし、それが確実に奏功し、中国の将来にわたる安全が確認されるまでは、用心深く、この国の再独立を認めることはないだろう。一つだけ、私が確信していることは、中国による日本の占領政策を熱狂的に支持し、その過激な推進に協力するのは、今、2ch等で中国共産党打倒を絶叫している右翼たちだということだ。中国に対する戦争を扇動し、安倍晋三の手先となってPRC殲滅に狂奔している連中が、中国に占領された瞬間、真っ先に恭順して中国共産党万歳を喚き、靖国神社を毀壊する工事人足となり、日本の再独立は要らないと言い、東海自治区にしてくれと懇請するだろう。あの映画「少年H」で原田泰造が役を演じた軍事教官のように、仇敵を救世主のように崇めて媚び諂うだろう。日本の滅亡は彼らによって積極的に担われるのだ。

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by yoniumuhibi | 2015-01-06 23:30 | Comments(3)

内田樹の「山河」と司馬遼太郎の「基礎」 - 2015年の年頭に

c0315619_17172015.jpg内田樹の新年の年頭予言にこんなことが書いてあった。「統治システムが瓦解しようと、経済恐慌が来ようと、通貨が暴落しようと、天変地異やパンデミックに襲われようと、『国破れて』も、山河さえ残っていれば、私たちは国を再興することができる。私たちたちがいますべき最優先の仕事は『日本の山河』を守ることである。私が『山河』というときには指しているのは海洋や土壌や大気や森林や河川のような自然環境のことだけではない。日本の言語、学術、宗教、技芸、文学、芸能、商習慣、生活文化、さらに具体的には治安のよさや上下水道や交通や通信の安定的な運転やクラフトマンシップや接客サービスや・・・そういったものも含まれる。日本語の語彙や音韻から、『当たり前のように定時に電車が来る』ことまで含めて、私たち日本人の身体のうちに内面化した文化資源と制度資本の全体を含めて私は『山河』と呼んでいる。外形的なものが崩れ去っても、『山河』さえ残っていれば、国は生き延びることができる」。これを読んで、ずいぶんお気楽な認識と展望だなと率直に感じた。例の、左翼系学生が昨年言ったところの、「日本の民主主義が滅びたら、僕らが一からやり直せばいい」という話への感想と同じだ。内田樹によれば、日本の統治システムは滅びるだろうが、日本人の中に内面化された「文化資源」は滅びることなく、それを土台として再生を果たすことができると言っている。

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by yoniumuhibi | 2015-01-05 23:30 | Comments(3)


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