<   2014年 07月 ( 13 )   > この月の画像一覧

次の焦点は7月末の丹羽仁史の中間報告 - 予想される下村博文の介入

c0315619_14301341.jpg集団的自衛権の閣議決定があり、報道がその話題で埋まった先週、騒動に紛れるような形で小保方晴子事件に動きがあった。理研が小保方晴子への懲戒処分を棚上げし、「STAP細胞」の「再現実験」をさせることを決定、7/2に相澤慎一が会見で発表していた。同日、入院中で絶不調のはずの小保方晴子がタクシーで理研に出勤、報道陣に絵を撮らせるサービスを提供した。見た感じ、体調不良に苦しむ入院患者とは思えない。また、同日、Nature誌が「STAP細胞」関連の論文2本の取り下げを正式に発表している。小保方晴子の「再現実験」開始とNatureの論文リトラクトが同時だったことは、偶然ではなく示し合わせた動きだろう。姑息なことをやっている。遠藤高帆の告発があり、日経サイエンスの記事があり、最早、「STAP細胞」は存在せず、それは小保方晴子の捏造の所産であり、ES細胞にすり替えていたことが明白になっている。であるにもかかわらず、理研は捏造の事実を糾明するのではなく、捏造をした小保方晴子に「再現実験」をさせるという異常な行動に出た。本来、4/1の調査委の最終報告で論文不正が確定されていて、規程ではそのまま懲戒委で処分が下されることになっているにもかかわらず、自らルールを破り、超法規的措置で論文不正の調査結果を白紙化した。小保方晴子が11月に「STAP現象の発見に成功しました」と言ったら、論文不正の懲戒処分は一体どうなるのだ。 

More
[PR]
by yoniumuhibi | 2014-07-07 23:30 | Comments(17)

焼身自殺抗議の政治的意味づけ - 代弁とカタルシス、暴政に釣り合う物語

c0315619_15361994.jpg集団的自衛権に抗議して新宿で焼身自殺を図った男性に対して、江川紹子が「支持も共感もできない」と言い、ネット右翼から喝采を浴びるという出来事が起きていた。私は江川紹子とは全く反対で、共感もできるし、支持もできる。むしろ、心の奥にある感想を掴み出して吐き出せば、他に何があるのかと叫びたい。この男性の場合、おそらく、政治的な示威が第一の目的ではない。もっと私的で複雑な事情があり、深くて重い絶望があったのだろう。年齢は60代だと推定されている。この人にも親がいたはずだ。健在かどうかは分からないが、彼を育てた母親がいたはずだ。そして、過去には家族がいて、子どももいたのかもしれない。もし子どもがいたとしたら、と思う。こうやって顔がアップで撮影され配信されているのだから、本人を知る者はすぐに誰だか分かる。この焼身自殺の行動は、無名の個人にとっては近親者に大きな迷惑をかけるリスクだ。リスクを覚悟の上で、命を投げ出して業火に身を包んだことを、私は粛然と受け止め、そして暗然として佇まざるを得ない。軽々に非難したり、まして罵倒したり侮辱したりすることはできない。江川紹子の批判は、あまりに軽はずみなものだ。想像力が無さすぎるし、他者への思いやりが欠けている。当の男性は、この国の政治の犠牲者なのだろうし、敢えて言えば、本当の意味でわれわれの代弁者なのだろう。この国の絶望、自分自身の中にある諦念、それを映し出した姿なのだと思う。

More
[PR]
by yoniumuhibi | 2014-07-04 23:30 | Comments(16)

集団的自衛権の解釈改憲の断行 - 憲法を作り守ってくれた人々に申し訳ない

c0315619_13335850.jpg集団的自衛権を行使容認する閣議決定が断行された。あっさりと立憲主義が粉砕され、改憲のクーデターが決行された。戦後、日本国民がずっと守ってきた平和憲法が、国民投票の手続きもなしに変えられてしまった。この悪逆な蛮行に及んだ者、それを積極的に手助けした者、そして、反対の素振りをしながら、党利党略でこれを阻止する政治を潰した者に対して、渾身の怒りと憤りを抑えることができない。2月の都知事選に薄氷で勝利していれば、集団的自衛権の政局は阻止することが可能だった。そこを起点に反安倍の気運を高め、マスコミに内閣支持率を下げさせ、与党内での公明党の立場を強め、自民党内に徐々に造反者を出し、そして、強行断念、先送りという流れを導くことができた。それだけが、独裁者の暴走を制止する唯一の政治の隘路だった。都知事選で一本化を妨害し、宇都宮健児祭りに狂い踊った者たちこそ、安倍晋三の共犯者であり、歴史の審判で断罪されるべき憲法破壊クーデターの幇助者である。2月の都知事選は、新自由主義の是非が争点ではなかった。都営住宅や子育て政策が争点でもなかった。脱原発も本当の争点ではなかった。真の争点は集団的自衛権であり、安倍晋三を弱体化させ、戦争を止めるかどうかだったのだ。宇都宮健児祭りに狂奔し、左翼の党利党略に陶酔した者たちは、自業自得を思い知るべきだ。護憲派が自ら憲法を壊した逆説の真実を悔悟するべきだ。

More
[PR]
by yoniumuhibi | 2014-07-02 23:30 | Comments(17)


カウンターとメール

最新のコメント

論駁一刀両断、見事なり!..
by 駄夢 at 15:41
浜矩子さんや宮前ゆかりさ..
by 長坂 at 20:26
記事で引用された山口二郎..
by 愛知 at 22:33
1983年っていうのは、..
by 目黒駅は品川区 at 14:09
ここまで来たら、暴力を行..
by 宮澤喜一や河野洋平の頃は本当に良かった at 21:26
今、自民党に投票している..
by 中選挙区で多様性を at 23:59
米国で小選挙区制を導入し..
by Runner at 07:27
何主義であろうと、あ..
by 七平 at 11:34
ロシア革命から100年、..
by 長坂 at 23:42
いつも拝見していますが、..
by takahashi at 16:01

Twitter

以前の記事

2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月

記事ランキング