読者のメールへのお返事 - 法案成立後の戦争の動きについての予想

c0315619_161465.jpg沖縄にお住まいの若い母親の方から、以下のようなメールを9月14日に頂戴していた。お返事をここに書きたいと思う。若い方なのに、とても丁寧な文面だったので驚かされた。「(1)万が一法案が成立した場合、即座に(今年中に)軍事的な大きな動きがあるとお考えですか? (2)またその場合、沖縄県においても早い時期に影響があると予想されますか? 以上、上記二点についてお考えをお聞かせ頂けたらと思います。個人的な事で恐縮ではありますが、(略)小さな子ども達には無事でいて欲しいという思いから、たてられる対策は立てておきたいのです」。早速、ご質問の中身からお答えします。即座に、今年中に軍事的な大きな動きがあるとは思っていません。でも、来年には動きがあるのではないかと感じています。もう何度も申し上げてきたことで、新しい情報や指摘でなくて恐縮ですが、米国の方は、新ガイドラインと安保法制の運用について具体的な戦場を指定し、日本の自衛隊にこういう活動をやてくれと注文を出しています。昨年12月の報ステの報道で、米国のシンクタンクで東アジアの安全保障政策を考案しているキーマンが登場し、二つの戦場を指定しました。民主党系のシンクタンクの男は、米軍がイスラム国を掃討した後のイラクPKOを頼むと言い、共和党系のシンクタンクの男は、自衛隊の任務は南シナ海で中国軍を相手にコンバットすることだと言いました。



c0315619_16142225.jpg今年4月から5月にかけて、米軍とイラク軍はモスル奪還作戦を敢行しましたが、奏功せず、イスラム国は依然として版図と勢力を維持したまま、西の、アサド政権が弱体化したシリア方面で跳梁と蚕食を活発にさせています。どこかの時点で、米国は本格的な軍事攻撃に出るはずで、軍産複合体のハングリーなニーズに応えようとし、また中東での威信回復の機を狙っていることでしょう。日本の安保法制の動向は世界的に重大な関心事なのだと、アルジャジーラの記者が言っていましたが、私は、米国(米軍)は、日本の安保法制の整備を中東での対イスラム国戦争の発動の必要条件に据えているように思われてなりません。後方支援と呼ばれる兵站補給だけでなく、最も重要なのは、イスラム国を軍事的に一掃し制圧した後の、占領地をどう平穏に管理運営するかであり、二度と「イラク戦争の泥沼」の失敗を繰り返さないようにするかということです。米国は懲りており、すなわち、派手なドンパチの戦争は短期でやってもいいけれど、住民に紛れこんだ抵抗勢力を根絶する長期の治安維持活動は絶対に避けたい方針なのでしょう。となると、米軍に代わって治安維持活動(PKO)を引き受ける軍隊が必要で、よろこんで手を挙げてくれるのは日本だけなのです。米国だけでなくEU諸国が今回の安保法制を歓迎している理由はそこにあります。

c0315619_16143275.jpgが、もっと重大なのは、共和党系が期待する南シナ海での自衛隊の作戦で、この交戦(コンバット)の相手となる敵国は中国です。そして、この軍事の動きこそ沖縄に直接関わってくる深刻な問題です。私は、3年前の2012年の秋の尖閣国有化と反日デモのときから、ずっと日中戦争が勃発する危機のことを記事に書き、具体的なシミュレーションを考えるということをやってきました。3年前も南シナ海の問題はありましたが、今は当時より紛争勃発の可能性が高まっていて、そこに日本が介入して当事者となる可能性が確実な情勢になってきました。3年前に私が言っていたことは、日本が国連非常任理事国の席を持つ2016年からが、日本が中国に戦争を仕掛ける可能性が高い時期だとうことでした。南シナ海のクリティカルな海域で、トンキン湾事件とか柳条湖事件や盧溝橋事件のような謀略をやり、中国軍が先制攻撃してきたという「事実」を捏造し、虚偽の「被害」を言い立てて「正当防衛」を言い張り、イラク戦争のときの米国のパウエルのように、捏造工作した写真を国連安保理で振りかざして、これが証拠だと言って世界を欺く手法と進行です。2016年がフォーカスポイントとなると考えたのは、この年(来年ですが)に参院選があり、安倍晋三は衆院選とダブル選挙にして、憲法改正を問う選挙にするだろうと予想したからで、先に戦争を始めてナショナリズムを煽り、返す刀で改憲の民意を得る作戦に出るだろうと考えたからでした。

c0315619_16144257.jpgそうした予想を立ててから3年が過ぎました。予想外なことに、衆院選は2014年に一回入りましたが、私は今でも、2015年の参院選は衆院選とダブルにして改憲の是非を問うつもりではないか、その選挙の前に南シナ海で軍事衝突を起こし、中国との間で交戦状態に入るのではないかと考えています。こういうことを書くと、左翼リベラルは必ず反論を言い出し、寺島実郎などが典型的ですが、米国と中国とは大きな方向性で手を握って協調関係にあり、戦争など全く想定もしておらず、右傾化した日本だけがヒステリックに中国脅威論と中国との戦争の危機を騒いでいるのだと窘めに出てきます。しかし、最近は寺島実郎的な主張の説得力は言論界でかなり後退し、中国の軍事的脅威に対する国民の危機感がますます広く共有されてきたというのが、この3年間の変化と言えるでしょう。米国は、口ではあまりあからさまには言わないけれど、明らかに中国封じ込めを国策としています。中国を仮想敵とし、その経済的軍事的影響力が周辺に拡大しないよう、米国と肩を並べる大国に成長しないよう、追いつき追い越す事態にならないよう、あらゆる方策で中国を潰す思惑を持っていることは否定できません。先日、共産党が暴露した統幕の内部資料では、河野 克俊と対談したオディエルノ陸軍参謀長が、「中国に対しては外交、軍事等あらゆる手段を用い対応することが重要」と言い、軍事的手段を排除していないことが明らかになりました。

c0315619_16145928.jpg自衛隊には中国軍と南シナ海でコンバットしてもらうと、そうテレビ(テレ朝)のインタビューで平然と言いのけたマイケル・オースリンは、アメリカン・エンタープライズ研究所の日本部長の要職にある男で、WSJのコラムにも記事を書いていて、米国の対日政策にきわめて重要な影響力を持つ立場の男です。米国は、TPPで東南アジアを自己のブロック経済に包摂して、中国を排除して孤立化させると同時に、軍事の面でアジア・パシフィックにNATO的な反中同盟を構築し、中国軍が西(太平洋)に出ず、南(インド用)に出ないよう封じ込めようとしています。例えば、ウクライナとロシアが軍事衝突を起こした結果、今日の国際社会でロシア孤立化の状況が現出していますが、同じような図式のアジア版で、南シナ海で小規模の軍事衝突を発生させて中国を包囲するシナリオを米国が考えていてもおかしくありません。これを起こすことで、人民元経済圏のASEANへ拡大を阻止し、ASEA全域を中国から切り離してTPPにブロック化することが可能となる条件を作り出せます。米国の狙いはそこまででしょう。中国と本格的な戦争をする意思は毛頭ない。経済・軍事両面の対中封じ込め戦略を成功させ、アジアをテリトリー化するだけです。しかし、日本がいったん中国と軍事衝突を起こしてしまうと、果たして米国が思い描く想定の限定的な局地の小競り合いで止まるかどうか、すぐに戦闘停止して収拾させることができるかどうか、私は甚だ疑問なところがあります。

c0315619_16151135.jpg例えば、南シナ海で中国軍と軍事衝突を起こし、自衛隊員が何人か犠牲になり、日の丸に包まれた棺桶で帰国したとなると、日本国内は一気に怒濤の反中ナショナリズムの昂奮になり、全マスコミが打倒中国を猛々しく叫び、全軍(全自衛隊)を挙げた総攻撃を主張するようになるでしょう。核武装の論議が始まり、自民党が正式に方針化して閣議決定するかもしれません。同じく、徴兵制、とは言わずに愛国教育実習とか積極的平和主義教育みたいな言い方をするかもしれませんが、自衛隊への男子の体験入隊が制度化されそうな気がします。例えば、大学入学を10月にして、高校卒業から半年間をそれに当てるとか。女子は半年間被災地への強制ボランティアとか。いずれにせよ、来年はかなり軍事の動きが露骨になり、おそらく戦争が始まり、どこかで戦死者が出て、戦争が日常の一部になるだろうと思います。マスコミ報道の中に、戦地での自衛隊の活動報告が毎日入るようになるでしょう。沖縄県への影響という点では、一番恐ろしいことは、南シナ海での戦闘が尖閣に飛び火して、尖閣が戦場になり、八重山諸島が戦場になることです。中国には中国の防衛構想のシナリオがあり、日本と有事となった場合の作戦計画があります。戦火が南シナ海から北に上がらないことを祈るばかりですが、どう展開するか。戦争は一度始めたら止めることは難しいというマキャベリの言葉を、国会で誰かが紹介していました。中国と日本との関係を考えると、予測は悲観的に傾かざるを得ません。

以上、全体として抽象論になってしまい、さらに、これまでの話の繰り返しになっていまいましたが、これからの戦争についての私の見方です。これほど悲観的な見方をしている者は多くなく、世上の議論からすれば、ある意味で極論であり、あまりご参考にならないかもしれませんが、ご質問のお答えとして申し述べさせていただきました。これまで、一度だけ、戦時に近い空気と生活を味わったことがあります。それは4年前の東日本大震災の後の一週間ほどのことでした。あの経験があり、結局、自分の身を守るのは自分しかなく、早め早めの行動がいいと、そう思うようになったような気がします。


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by yoniumuhibi | 2015-09-19 23:30 | Comments(13)
Commented by Eddy at 2015-09-19 22:50 x
何度もすみません。共産党の「国民連合政府構想」がなぜ今頃か。ここでも「世に倦む日日」の考察が思い起こされます。ズバリ情勢認識の違いだと思います。ブログ主は今が中国との戦争の準備段階と考えている。共産党はそこまでの認識は持っていない。彼らは8月5日の国会で岸田外相から「日本政府は中国を脅威とみなしてはいない」との答弁を引き出しています。ついでに中谷防衛相から「中国を含めて特定の国を脅威とみなし、軍事的に対抗していく発想にはない」との答弁も。もちろん彼らもこの答弁だけで「安心」しているわけではないでしょうが。
Commented by NY金魚 at 2015-09-20 04:16 x
9-11から14年経った訳ですが、ここ数年のアメリカ市民の厭戦気分は、地割れの細部にまでしみこんでいる感覚です。ヴェトナムのときの脱走兵による激しい運動とは違って、兵士以外の一般市民が、他国の戦争に巻き込まれることを本当に嫌がっています。世界帝国が崩壊しはじめたということかも。しかし、来日した、アベの言うのとは真逆の「積極的平和」という言葉の生みの親・ガルトゥング博士も「米国は世界でとび抜けて好戦的な国」とくりかえしています。1805年から実に248回の軍事介入を行ない、史上最高。90年代前半にローマ帝国を追い抜き、現在世界記録だそうです。
オバマはあと1年を残すのみですが、先日ヴェトナムの「ソンミ村虐殺事件」の報道でピュリツァー賞を受賞したシーモア・ハーシュに「ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害」という記事を暴露され、必死に否定しています。(訳『世界』10月号)あと1年は「強い大統領」でいないといけないわけです。
なんとか地中深くにしみこんだ厭戦気分が、国や軍部の好戦菌を腐らせて、平和な国に大変身しないかなあ、などと夢のようなことを考えていますが、ここはアメリカ、かなり無理があります。
タイムズスクエアでは毎日のようにシリア系市民がデモをし、それを白い目で見ながら素通りするアメリカ人がほとんど。反米のイスラム国では毎月千人以上の兵士が増えています。米国人は、厭戦といっても、自分たちが厭だからだれか(飛んで火にいる日本)にやらせればいい、と考えています。特にヴェトナムとイラクの体験から〈派手なドンパチの戦争は短期でやってもいいけれど、住民に紛れこんだ抵抗勢力を根絶する長期の治安維持活動は絶対に避けたい〉とまちがいなく思っていますね。アベは率先してまんまと巻き込まれて、かなりの日本人を殺すことになるでしょう。
とにかく世に倦むさまの忠告を聴かず、デモをめいっぱい応援していましたから、姑息きわまりない手で法案を通されて、腑が煮えくり返っています。この月末にNY国連入りするアベに、なんとか一泡食わせてやりたいと仲間と悪だくみ画策中。
Commented by 矢沢 at 2015-09-20 09:45 x
今後の焦点は、
◎海外の、中国近海で勃発しうる戦争や中東での戦争に、自衛隊が参加して戦闘行為に加わるといった事態が起こりうるのか?
◎憲法第9条自体の改正がなされうるのか?
といったことかと思います。

現状の内閣支持率では憲法第9条の改正は難しいでしょうが、現実に自衛隊が軍隊として戦闘行為に参加するような事態になれば、状況は一変する可能性があります。

新しい安保法は条文が極めて抽象的であり、拡大解釈の余地は大きいと思われます。
このまま安倍政権が長期化すれば、内閣の恣意的な安保法解釈により、自衛隊が軍隊として海外の戦闘行為に参加させられる可能性は低くはないもしれません。


Commented by pachamama-pachata at 2015-09-20 14:27
こんにちは。はじめてコメントさせていただきます。現在宮古島在住です。まさしく辺野古問題に隠れて宮古島、与那国、石垣が粛々と基地化されようとしています。日々漠然とした不安に包まれています。米軍のいうエアシーバトルがこの島で行われるのか…と。この流れを食い止めるには、違うながれにするにはどんな可能性があるでしょう?宮古島の住民は基地化にも無関心なように思います。そして宮古島市長は自分の親戚の広大な土地を自衛隊に売る予定のようです。全国的にもこの島々の軍事化が知られていないのが非常に歯がゆいです。戦争になったら日本から切り離されるような気がしてなりません。
Commented by 芝ちゃん at 2015-09-20 15:06 x
60年アンポに反対し、抗議のデモに参加した85歳の老人です。今回の「安保法案」にも反対し、自分の住む都市の「抗議デモ」に、老体ながら目抜き通りで声を上げた一人です。
思えば、55年前の「アンポ ハンタイ」の怒涛のような国民の(革命騒ぎのような、6月4日の全国 津々浦々に広がった5百60万人の抗議活動とストライキ)でしたが、やがてアンポ騒動も一段落すると、まるで大潮の引けたように、岸内閣と後退した池田内閣の『所得倍増計画』によって、急速に鎮静化していった経過を肌身に感じて生きていました。
そして、60年安保の「10年ごとに自動承認」となる70年安保では、ウソのように全共闘の破壊活動によって国民の目が奪われ、全く静かに80年・90年……、と現在まで、継続しております。

このように、今回可決成立した「安保法案」も、首相安倍晋三の狙い通り、数ヶ月で国民の関心から忘れ去られてしまうことを憂います。
Commented by tama at 2015-09-20 20:32 x
マスコミが、あまりにも露骨な偏向報道をしたこともマイナスに働きました。国民は法案には反感を持ったとしても、マスコミやバカ学生、下品なプロレスには、嫌悪感を持ったのです。与党は中身の良し悪しは別として本気だった。一方、国民は野党やマスコミのウソを見抜きました。だから、勝負が決しても、法案には反対でも首相への支持は落ちないのです。ウソやバカに政権を渡すとどうなるか、国民は東日本で学び、今回で確認したのです。国民は、民主と聴いただけで吐き気をもよおすのです。国民はバカではありません。
Commented by 愛知 at 2015-09-21 00:28 x
沖縄にお住いの子供さんをお持ちの女性からのお便りに感銘を受けました。本当の意味での「戦後」を迎えられることもなく「戦前」へと身を置かれた方の心中は察するに余りあります。米軍基地を追いやったやまとんちゅうの一人である吾身には想像すらできない艱難辛苦と存じます。

甚だ子細なことですが、息子一家と連休旅行中の細君から電話が入ったので、南スーダンでの駆け付け警護を12月からだとNHKが―――などと伝えたところ「戦争のこと忘れとった。考えとると頭、狂うから、早く寝なさい。そういうことは、なるようにしかならん。」と。旅行前(戦争法の成立前)は、私以上に政権批判していた人が。一人留守番しながら、これが日本だと思い知らされました。

イスラム国の機関紙『DABIQ』と予備自衛官のHPを読み比べたり。こんなこと中東専門家は毎日、やってるから新発見などないだろうとか。沖縄の女性より低レベルで、戦局分析の真似事を。

共産党の志位さんは「必ず歴史の裁きが下る」と。それじゃ、安倍の70年談話と同じ。後世の歴史家の云々。不破さんだったら、そんなこと言っただろうかと。なんで裁判より開戦が先だと理解できないのかと。

3年前、自民党の西田が「国民には主権などない」と本音を漏らした時から戦局を読まれていた御ブログにも感銘。沖縄と聞く度、山城博冶さんの叫びを思い起こします。難しい戦局まではわかりませんが、まもなく開戦。BC級戦犯の孫として沖縄の皆様には、ただただ申し訳なく。情けなく。開戦となれば金融封鎖。預金は引き出せなくなり、その後、日銀券(紙幣)は紙切れに。食糧もすぐに底をつく。時局を正しく読んでおられるのは御ブログのみと、ご教授に感謝申し上げます。
Commented by 愛知 at 2015-09-21 15:56 x
地方新聞電子版やフェイスブックで延々、ネトウヨや自傷左翼と無意味な論戦を続け、もう100時間を超えたと思います。長年ブログを続けてこられた貴下、長年苦しんでおられる沖縄の方の足元にすら及びませんが。

既にご存知のことと思いますが、御ブログの批判を飯のタネにしているようなブログもあることを知りました。長時間続けてわかったのですが、戦争をさせない1000人委員会などのグループには多くの工作員が紛れ込んでいます。テレビで戦争法案賛成と言い続けている宮家某の同僚や部下まで紛れ込んで。工作員は巧妙です。5日ほど前、エセ共産党員が発見され騒ぎになりましたが、私も気付かず友達承認していました。御ブログ批判のバカ左翼や法律もまるで知らないネトウヨと工作員はまるで別物。戦争法案反対を繰り返し、過激な安倍批判もしています。巧妙な工作員は、20回、30回やり取りを繰り返さないと尻尾を出しません。そのうちキャロライン・ケネディ駐日米大使と一緒にツーリングしましたなんて、米軍人まで一緒の写真や、戦争は「神の御心」などが飛び出す。

こんな情けない状況では戦争など絶対に止められないと、切実に思います。テレビもダメ、新聞もダメ、ネットもダメ。戦争法をやめろという声より、声を管理する者が上にいる。
Commented by tama at 2015-09-21 20:11 x
近くの共産党議員も嬉々としていますね。これでしばらくは安泰だ、と。党としての存在意義をアピールできると。共産党もマスコミも、裏で与党と結んだのです。安倍が勝ちすぎず、負けすぎないように。偏向報道も学生使いも、計算の内です。だから、与党は偏向報道を本気で非難しなかった。志位も本気ではないのが、よくわかりました。みんな、茶番でむなしいですね。私利私欲に、知性や論理は要らないのです。
Commented by あきらめない at 2015-09-21 22:57 x
あの都知事選挙の時に、小泉は自分で立候補せず、細川氏を立てることで左に手を伸ばした。にもかかわらず、共産党はその手を振り払った。そして、日本の左翼は決定的に分断されてしまった。
共産党支持者に言わせれば、信念を貫くための当然の行動だったということになるのだろうが、では、今回の安保法制に関わる対応はいったいなんだ?!
今頃になって、野党共闘を言い出して、結局は、本気の抵抗を見せず、法案はいとも簡単に成立した。今回の共産党議員のいったいどこに、信念を貫く必死の行動があったというのか?!
わざとじゃないのか。安倍に致命傷を与えない程度の抵抗と思えば、絶妙だ。
そういえば、自衛隊の内部資料の暴露も、完全にタイミングが遅れていた。
辺野古の埋め立て反対を主張して、共産党の国会議員が全員で辺野古に集結するというアピールさえもしていない。
最寄りの駅前でビラを配っている高齢の共産党支持者の方には本当に頭が下がる。
それにひきかえ、共産党幹部のやっていることには納得できない。(だから30年も所属していた全教をやめたことが間違いだったとはやはり思えない)
党の議員や執行部が支持者の気持を裏切っているのは公明党だけではないのではなかろうか。
しかし、批判と後ろ向きな思考だけでは、今回の法案を失効させる法案を成立させられない。希望を見つけて(安心して何もしないのではなく)自分ができることをしよう。たとえば選挙権が18歳になることをテコに、何かを変えることを考えよう。
Commented by maruちゃん at 2015-09-22 06:23 x
そもそも最大野党の民主の実態は政党の体を成していないのは明らか
なのに、何ゆえ野党連合なのか、理解不能です、
現在の野党には我々一般国民に希望を持たせる魅力が何も無い
カリスマ性が全くないとおもいます、
かといって自民党はトンデモモナイ
国民には選択肢がないのです
新党を立ち上げないと、どうにもならないと思います。
現状から見て、一部似非右翼集団によってズルズルとなし崩しで遣りたい放題ヤラレルんでしょうかね
先の大戦もタブンこんな感じで事態が進行したのでは、、と想像してしまいます。
戦争法の強行採決後の支持率があまり下がらないところに、国民の投げ遣り的な気分を見る思い出であり、この国の良く末に恐怖を感じます。
Commented by 半覚醒状態 at 2015-09-22 13:49 x
いつも拝読させて頂いています。私が今回の安保法案成立前後で気になったのは、成立直後に小渕優子の不起訴が決まったこと。小渕の件は自民党議員だけでなく他党の一部議員には強いインパクトを与えたはずです。政府としてはこれから暫くは対米以外の外交を表向きにはそれらしくやるのでしょうが、『やっぱり集団的自衛権の行使が必要でしょ』と国民に刷り込む目的の行動を来年の参議院選前までには起こすはずです。厄介なのは橋下の今後の動きです。いずれにせよ、国民ひとりひとりがそうした変化に直面してもぶれず引き摺られず冷静でいられるかが試されている時期なのだと思います。
Commented by バンシルー at 2015-09-22 22:44 x
既に宮古島在住の方がコメントされていらっしゃいましたが、たまたま当記事と同じタイミングでマガジン9というサイトの三上智恵さんの9/9付の記事を読で「エアシーバトル構想」なるものを知りました。(世に倦む様の最近のツイッターで以前の記事をリンクしてくださっていて、その中でもエアシーバトル構想についてご記載ありましたね)

先日仕事で70代後半の紳士にお会いした際、戦時の体験談をお聞きしました。
「満州で負傷し帰還した父と母は夫婦で商売をしていたわけ。そこに日本軍の上の位(くらい)の兵隊さんがお客としてよく来てくれていてさ。ある日その兵隊さんがいつものようにお客さんとして来たんだけど、ふとうちの父に「お子さんは何名いらっしゃるんですか?」と聞いてきたから「8人です」と父が答えると、その兵隊さんは「8人ですか、多いんですね。」と少し間があり考えた後にこう言ったというわけ。「アメリカ軍は台湾に行くと言われてるがおそらくそうではありません。沖縄は危険ですから台湾に逃げたほうがいいですよ」って。それを聞いた父は半信半疑だったんだけど、その話しを後で父から聞いたうちの母親が震えあがって、すぐに台湾への疎開の準備を始めてうちの家族はみんな台湾へ逃げたのよ。そしたら本当に沖縄がああなってしまってね。うちの父はああなるまではずっと半信半疑で「台湾には行かなくてもいいんじゃないの?みんなアメリカは台湾に行くって聞いてるのに」って言ってたらしいんだけどね。母親の勘とでも言うのか、そういうのが働いたのかもしれない。ああいう時の母親って強いね。本当にすぐ台湾に行ったからね。それでうちの家族は助かって、そしてその疎開を勧めてくれた命の恩人の兵隊さんもその後九州へ行き、生き残ってると聞いた時は感激したね。」


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