憲法学者の完璧な説得力と政治認識の弱点 - 戦争の国家プログラム

c0315619_1450232.jpg安保法制をめぐる先週の動きのハイライトは、1週間前(6/15)に行われたところの、外国人特派員協会と日本記者クラブでの小林節と長谷部恭男の記者会見だった。先週もこの二人が主役となり、言論をリードして政治を動かした。ずっと提案しているところの、(1)最高裁元判事たちによる反論、(2)政治学者の登場、(3)元自民党大物族の切れ目のない投入、などは未だ実現しておらず、反対派の攻勢と進撃が続いてない状況に切歯扼腕させられる。弾(武器)はいくらでもあり、切れ目なく次々に撃って政治戦の主導権を握り続けなくてはいけないのに、それがよくできていない。民主党議員の質疑がヘタレだ。政府与党側は、まさに「粛々と」特別委の審議時間を埋めることに成功していて、地方公聴会のアリバイも作り、遂に参考人質疑まで漕ぎつけ、委員会採決に向けて万全の準備を固めている。国会の戦線がきわめて脆弱で押し出せず、そこを安倍晋三側に衝かれて逆に押し返されている。二人の憲法学者の言論は素晴らしい。だが、二人だけに任せるのではなく、そこに加勢して、その上に積み重なる第2弾第3弾の砲撃が必要なのに、その動きがない。会期延長が決まった今週、強行採決の攻防になり、マスコミ報道の焦点は国会に移る。そうなると、言論戦において効果的な(1)(2)(3)が、仮に出現したとしても報道の関心が薄れ、脇役に退いてしまう。



c0315619_14504317.jpg6/15の小林節の会見の中で、印象に残った発言が幾つかあった。こう言っている。「国際法上、集団的自衛権があることは私も否定しません。だけども、日本がそれを行使しようとする以上、日本の公務員が担当するしかない。自衛隊員は日本国の公務員ですから、必ず任官の際に『日本国憲法以下の法令を遵守し』と宣誓しているわけですよ。だから、国際法上わが国に集団的自衛権があるとしても、憲法上行使できない。こんなこと、自然にわかる論理ですよね。自民党の政治家とか、3人の憲法学者たちが『持っている権利を使えないはずがない』と言うけれど、こんなの論争が始まった1年前に超えている議論ですよね。今ごろそう言われても、また同じ議論の繰り返しで、ひと頃一世を風靡した『バカの壁』って奴ですよ。話が通じてない。一番強いですよ。人間同士の論争だと発展性があるじゃないですか。壁との論争って辛いですよね。壁を蹴飛ばすか、こちらが気が狂うしかないんですよ」。「今回、1年間議論を見ていて、本当に政治が劣化したと思います。去年、閣議決定してから時間が1年間くらいあったわけですよ。その間、安倍総理から、やたらに『丁寧に説明する』という言葉だけは出ているけど、国民の一員として丁寧に説明されたという実感は一度もありません」。

c0315619_14394146.jpg「質問されると、全然関係のないことを滔々と喋って、ディベートに応じているふりをしている。あれは本当に卑怯な手だと思います」。「30年以上いろんな自民党の勉強会に付き合って、最近は呼ばれなくなりましたけど、感じるのは、意見が違うと怒り出す人が多いですね。で、意見が合うと急にプロフェッサー、ドクトル扱いにはなるんですけれど、合わないと『小林さん、あんたねー』となっちゃうんですね。『現実知らねえよ』とかね。これは、やはり、思うとおりにならないと我慢ならないというのは、お坊ちゃんの体質ですよね。苦労が足りないんだと思います。最近、若者が愚民化して、本当に恐ろしいと思っています。これは、私自身、回答はありません。最近、大学を辞めたときに思ったんですね。そろそろ辞めどきかなと。これは、ちょっと皆で悩んでいただきたいと思います」。小林節の言葉は本当に説得力がある。得心させられるだけでなく、深く共感させられる。2年前、2013年の春、安倍晋三が96条改憲を仕掛けてきたとき、反撃の論陣を張って、その策動を阻止する最大の殊勲者となったのは小林節だった。間違いなく、小林節が反対派の論客の総大将だった。小林節の弁論能力は抜群で、その説得の世論への影響力は決定的なものがあったが、それ以来、官邸は天敵である小林節を番組に出さないようにテレビ局に厳命したらしく、小林節の姿はマスコミから消えてしまった。

c0315619_14395228.jpg小林節は、2013年12月の秘密保護法の政局でも反対の論陣を張ったけれど、残念ながら、テレビに出る幕がなく、逆に長谷部恭男がマスコミで秘密保護法賛成を言いまくり、短期決戦で反対陣営は押し切られてしまった。あのとき、春の96条改憲の政局と同じように、小林節が主役で活躍してくれていたらと思われてならない。小林節は単なる憲法学者ではなくて、天才的なアジテーターであり、今の日本の中で傑出した能力を持った政論家だ。昨年、2014年の集団的自衛権の政局でも、小林節がテレビに頻繁に顔を出す状況であれば、あれほど簡単に閣議決定へ押し切られることはなかっただろう。さて、本題だが、記者会見の中で、それではどうしたらよいかという質問に対して、小林節は選挙で政権交代させればいいとソリューションを語っている。「政権交代して、(安保法案が)できていなければ廃案でおしまいだし、できていたら廃止する手続きをすればいい」と。長谷部恭男は、「(法案を)撤回しないなら選挙で倒すべきだ」と主張していて、実に心強いかぎりだが、この議論を聞いて、私は、「憲法学者の認識だなあ」と思うところがあった。別に否定的に捉えたわけではない。が、少し言わせていただくと、果たして、来年の参院選で安倍晋三が大敗して退陣するという状況が確実に生じると言えるだろうか。1年前、集団的自衛権の閣議決定は、反対多数の国民世論を押し切って強行したものだった。

c0315619_1440397.jpgそこから半年も経たない12月に総選挙が行われたけれど、半年前の閣議決定は争点にならず、結果的に安倍晋三の自民党が圧勝してしまった。そのことによって、民意は7月の閣議決定も承認したという政治的結論になり、また、公約の隅っこに(小さい字で)今回の安保法制も入っていたではないかという安倍晋三側の開き直りの根拠を作ってしまっている。1年半前の秘密保護法案も同じで、あれほど強い反対世論の中を半ば強行採決で押し切ったにもかかわらず、1年後の衆院選では争点にならず、国民が投票で審判を下す図にはならなかった。今回、安倍晋三が衆参で安保法案を強行採決して成立させたとして、果たして、それが1年後の参院選で争点になるという確証はあるだろうか。大衆の世論は移ろいやすく、マスコミに簡単に操縦されてしまう。現在の大衆の政治感覚をリアルに考えたとき、法案が成立しても選挙で廃止に追い込めばいいというのは、私からすればあまりに楽観的というか、淡泊で安易な発想に思えてならない。それ以上に考えなくてはいけないことは、例の、ひめゆり平和祈念資料館の島袋淑子が渾身のメッセージとして説いていたところの、戦争は国家が計画的に準備して始めるという問題だ。軍や政府が計画的に動き、国民には伏せ、日程を組み、戦争を始めるという事実である。国民にはある日突然戦争が始まるのだが、当事者には計画的なプログラムなのだ。

c0315619_14401432.jpg昔、小学生の頃、東宝が制作配給した夏休み用の戦争映画の中で、真珠湾攻撃のために海軍のゼロ戦が錦江湾で訓練をしている場面が登場したのを憶えている。おそらく、1941年の秋のことだっただろう。鹿児島の市街から国民服とモンペ姿の市民が見ていて、海面に急降下するゼロ戦を見ながら、「何の訓練だろうね」などと言うセリフが入っていた。国民には具体的な計画は知らされないが、ヒト・モノ・カネを使って水面下で戦争の準備は進められるのであり、具体的な作戦日程が組まれているのだ。あのとき、計画を組んだのは山本五十六であり、裁可したのは昭和天皇であり、準備したのは軍令部(大本営)だった。今、計画を組んでいるのは米軍司令部であり、裁可するのは安倍晋三であり、準備するのはJ-NSA(国家安全保障局)である。計画の具体的現場は、イラク(イスラム国)と南シ ナ海(中国)だ。現在、防衛省の来年度予算案が編成中だが、この中には、海上自衛隊の部隊のフィリピン基地配備駐留が含まれ、対潜哨戒機でのパトロール任務が計上されているに違いない。来年、南シナ海で自衛隊と中国軍が接触・衝突したらどうなるだろう。簡単に言えば、多くの者が恐れているところの日中戦争の勃発だが、私は、安倍晋三とアーミテージたちはこれをプログラムで計画的に動かしていると考えている。島袋淑子が言っているとおりで、国民には隠しているけれど、自衛隊や外務省は(右翼の頂点の者も)計画を知っているのだ。

安保法案が国会を通過すると、小林節や長谷部恭男が考えているよりも早いペースとスピードで、日本の戦争が始まる可能性が高い。戦争を始めてしまうと、特に中国との戦争を始めてしまうと、日本国内は瞬時にファナティックな右翼色に染まり、いま憲法学者が言っているような立憲主義の説得も効かなくなるだろう。マジョリティである保守層は中国を憎悪しており、中国憎悪の言説や言論は今の日本国内では標準的なものだ。実際に軍事衝突が起これば、冷静な議論はなくなり、反戦護憲の論調や空気は吹っ飛んでしまうだろう。つまり、法案は絶対に成立させてはいけないのだ。成立させた後、選挙でそれをひっくり返すということは難しい。むしろ、選挙になる前に自衛隊に戦争を始めさせてしまう。


c0315619_14402966.jpg

[PR]
by yoniumuhibi | 2015-06-22 23:30 | Comments(10)
Commented by 長坂 at 2015-06-22 19:12 x
久野収が指摘した大正デモクラシーのモボ・モガがあっという間に軍国主義者。加藤周一のドイツ国民は狂信的にナチズムを信捧していたわけでなく「よく働き、よく職務を尽くし、ヒトラーとその政権をいわば静かに支持していた。」
マスコミは「違憲」取り敢えず「廃案」と正論を言いながら中国関連のニュースでは必ず「党の思惑は」「党の体裁のため」と言い、「この裏には」と陰謀謀略を匂わせ、社説には「法治国家から程遠い」と書く。暗にこんな国は攻撃して当然というコンセンサス作り。お得意の正義ぶって戦争協力。違憲法案を強行採決するかもしれない内閣を、45%が支持するなんて結局「相手が中国なら仕方ない」なのだと思う。
4月に混乱のイエメンから邦人を救助したのは米軍じゃない。
仮想敵国の中国海軍の軍艦だ。
Commented by 梅子 at 2015-06-22 19:57 x
>小林節は単なる憲法学者ではなくて、天才的なアジテーター

おっしゃるとおり。
実に話が簡潔でありながら巧みで例えも上手い。
今では町を歩いていても、声をかけられたりサインを求められる人気ぶりだそうだが、納得。
それで問題はいかに今の政権から力を奪うかということだが、平和ボケの日本国民がアベノミクスで生活が良くなるという呪文にかかっている限り、難しいものがある。
実は大変な事態に陥っているのだが、政権はメディアも掌握しているし、ネットもネトサポを暗躍させているので大変なことに気づいていない人が多い。
私は前のコメントでも言ったが、あちらがゼニカネの問題で国民を騙そうとしているのなら、この集団的自衛権を行使した場合の戦費のためにどれだけの増税が必要かということを訴えることも良いと思う、本当のことだし。
それから先日細野豪志がツイッターで徴兵制に言及して非常に評判が悪いのだが、私はこれは悪くないと思う。
国民が実際集団的自衛権行使の際、税金は増えるわ、自分や自分の家族が兵隊に取られるわという現実に気づけば考えが変わるだろう。
平和ボケの国民に「ひるおび」を見てMCの恵が笑いながら「次は矢代さんが憲法審査会に出ればいいんじゃないですか?」と言っているのなどを聞いてのん気に笑っている国民に現実を見せること、これが大切なことだと思う。
話は変わるが、私は山上たつひこのファンで(最近は読んでないが)今日彼の初期の代表作である「光る風」のことを思い出していて、現実にあると思っていなかったあの話が本当に現実となりつつあることに驚愕している。
今検索してみるとちくま文庫版の表紙に「日本の最も無残な未来図を描いた名作」とあるが、その最も無残な未来が近付いてきている。
Commented by ロシナンテ at 2015-06-23 02:36 x
今、Tw上ではSEALDsなる団体が無色透明な組織(脱イデオロギー)としてのデモ参加を募ってますが、かなり胡散臭さを感じてます。
主さんがTw上で諫言したように、初めから阻止を本気で考えていないデモ。雰囲気に呑まれて若者もお祭り気分のデモ。

これって民青使った共産党の議席大増員狙いのヤラセじゃないのか、とまで深読みしてしまいます。

民青使い、若者煽ってデモに行かせる。
反対の空気が漂い始める。
安倍が解散打つ。
共産党、第三党に躍進。
安保法案可決。
SEALDs「僕たちがんばった。やれるだけのことはやった。これからも反対し続ける。」で手打ち。
それじゃダメなんだよ。現実に阻止させなきゃダメなんだって。

私含めて40台50台のオッサン達は現実性・計画性をどこかで求めるので(だからアベノミクスになぞ期待してしまう者も居る)、
こいつら中心でホントにやれんのか?、どっかに騙し入ってんでないか、
疑ってしまいます。

衝突を恐れる運動、なんて在り得るのでしょうか?
長妻が志井と手をつながなかった、ってのも、長妻個人の思いが込められてたように、最近、感じてます。
Commented at 2015-06-23 21:50 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by at 2015-06-23 23:45 x
今日は沖縄が占領された日です。沖縄に住んだ人が四人に一人が殺されましたね、米軍にも日本軍にも。戦争法案が通れば日本本土も同じことが起こるでしょうね。自・公の国会議員の四割近くが戦争法案に反対しています。会期を無駄に延長しても、議決はならないと思います。学会の人たちは大政翼賛会には加担しないと思うのですが・・・そうでなくても世論はどんどん安倍内閣批判、戦争法案に反対に向かっているのですから。今後、会期末の9月27日までには沢山の反戦の運動が起きるでしょう。ポツダム宣言の日、戦艦武蔵が、大和が沈んだ日、桜花が回天が特攻した日、敗戦記念日、安倍総理が間違えた憲法成立の日、サンフランシスコ条約の日など忘れられない日にちが積み重なります。今日の沖縄での安倍総理の言葉と翁長知事の言葉のあまりにの虚実に、政治言葉の嘘と真の違いをまざまざと見た思いがします。私たちの国が主権国家といわれるのならば、そこまで米の第51州になりさがららないこと=日米首脳会議で集団的自衛権を約束するような努力ではなく、憲法を擁護するのが政治家と公務員の責任でしょうし、それを放棄してはいけません。訴訟が林立するでしょうね。やはり、米国に対する演出なのでしょうか?
Commented by 私は黙らない at 2015-06-24 02:31 x
戦争への計画的なプログラムが実行されているとの指摘で、思い当たる節があります。マイナンバー制度は、あきらかにアメリカのSocial Security Noの模倣なのですが、そのアメリカには、Selective Service System(通称SSS)という制度があります。これは一言で言ってしまうと、国家の一大事のため、18歳~25歳の男性は、「自主的」に徴兵リストに登録しておきましょう、という制度です。建前は、「自主的」に登録することになっていますが、登録しないと罰則があり、大学入試のための奨学金を申請できなかったりするため、実質義務化しています。有事には、この「自主的」に登録されたリストの中から、「ランダム」に徴兵することになっていますが、本当に「ランダム」なのかどうか、確認するすべはないように思います。http://www.sss.gov/FSwho.htm
マイナンバーが徴兵制への布石なのではないかという人もいますが、私はマイナンバーの次に来るのは、Selective Service Systemではないかと思います。なぜなら、国民からの強い反発が予想される、マイナンバーで対象年齢の男性を一方的に徴兵する方法より’、「国を守るため、自発的に登録しましょう」の方が受け入れられやすいと思うからです。ここでも例の詭弁で、国民が「自主的」に登録した=志願兵=合憲とごりおしするつもりではないかと思います。
SSSのようなシステムを導入するためには、マイナンバーのような制度が前提として是非とも必要になります。これで、国民一人一人の収入、財力、教育程度、健康状態、ゆくゆくは思想傾向(考えてみてください、クレジットカード申請時にマイナンバーが必要になると、そのクレジットカードを使ってAmazonの本を買うと、どういう読書傾向があるかなんて、一発でわかるのです。)まで国民一人ひとりにふられた一つの番号に収斂していきます。SSSのリストの中から、「ランダム」に徴兵するといっておきながら、実際、こうして集めた個人情報が利用されないという確証はないと思います。仮に国民からどのようにして徴兵対象者が選ばれたかの基準開示を求められても「特別秘密保護法」のために、知ることはできないでしょう。私一人の危惧でしょうか。
Commented by 若葉 at 2015-06-24 06:03 x
普段から政治的なことにコミットせず、読売新聞を購読し、NHKの定時ニュースを見ている限りでは、この国が今何か得体の知れない方向へと進んでいることが分からないと思います。
そんな時に現れた弁士が、小林節慶大名誉教授。彼と共産の志位さんぐらいではないでしょうかね、完全破壊力のあるアジテーションが期待できるのは。
対抗軸としていちばん抵抗のないはずの野党第1党にここまでの魅力ある弁舌明快な人材がいないことは嘆かわしい。そう忸怩たる思いで日々のニュースを見ています。
Commented by 梅子 at 2015-06-24 10:23 x
>本当に「ランダム」なのかどうか、確認するすべはない

まあそうですよね。
「殉愛」騒動からNHK経営委員を実質更迭され最近は見ることもなくなった百田尚樹が「保守論客」としてブイブイ言わせていた頃ツイッターで戦争になったら九条信者を最前線に送り込むなんて言ってたくらいですから、推して知るべしということでしょうね。
ところで昨日早速夕刊フジで佐藤正久が細野の徴兵制論に対し反論していました。(ということはやはりこの問題は政権が触れてもらいたくないことのようですね)
さすがサンケイ系列の夕刊紙だけあって佐藤を持ち上げていましたが、その論拠は穴だらけ。
徴兵制がありえない論拠は一人前の自衛隊員になるためには現在10年くらいの訓練が必要であるからということだそうです。
じゃあ自衛隊希望者が減った場合、また実際死亡するあるいは負傷するリスクが高まれば減ると思いますがリクルートはどうするつもりなんでしょうね、それについては何も言ってませんでしたが。
政権は「国際情勢の変化がー」「北朝鮮がー」「中国の脅威がー」と言っていれば今の日本の情勢では何の抵抗もなく簡単に戦争法も通ると思っていたのでしょうが、せっかく国会会期も延びたのですから、野党はガンガン実際戦争法が通った場合の国民が負わなければならないリスクも宣伝してもらいたい。
小林先生の話はもちろんですが、先日の元内閣法制局長官たちの話もヒントがたくさんありました。
この方々は元々は自民党の支持者と言ってよい立場の方々ばかりのはずですけど、よほど今の政権、今の日本がおかしいのでしょうね。
私は辻元さんはよく頑張っていると思いますよ。
中谷大臣から何度も失言や矛盾答弁を引き出したし、総理のヤジだって失言と言えますね。
あの総理のヤジは元々女性を蔑視差別視しているからああいうことをするのでしょう。
何が「女性が輝く」でしょうね、男も女もお前ら下々はお国のために働けよ、ということでしょう。

Commented by 梅子 at 2015-06-24 16:50 x
実はさっき書いた夕刊フジの佐藤正久の記事で私が一番腹が立ったのは「維新はきちんと対案を出すが、対案も出さずに反対だけしている民主は無責任」という部分であった。
この「対案を出せ、出さないと無責任」などと言い始めたのは橋下だったと思うが、何だか一般には説得力があるように聞こえるらしく、あっと言う間にこの言葉が広がった。
なぜ(小林節曰く)「アメリカで勝手に(オバマと安倍の)二人が夢を語りあった」だけのものに対案など出さなければならないのだ、冗談ではない。
廃案一択。
中国や北朝鮮がアブないと言うのなら、なおさら自衛隊を防衛のために日本国内に置いておくべきだろう。
Commented by 平和第一 at 2015-06-26 00:04 x
私の周りは安保法案だなんだといって戦争にいくことになってもいくのは自衛隊で自分は無関係で安全と考えている。だから何も知らない。やはり何をおいても景気が第一。それが投票の判断基準と皆考えている。人間まず生活第一であることを考えるとそれは当然であり、そうなると何回選挙をしてもマイナスイメージがいまだ消え去っていない民主党が相手では小選挙区制である限り安倍自民党が圧勝する。
今から思えば民主党が政権をとり没落したのも安倍が政権を取り安倍戦争政権が日本を戦争国にするための仕組まれた計画的のひとつであったと思えてくる。
共産党が議席を伸ばしたところで民主の議席が流れるだけで自民の議席に影響はでず政権をとることはまずありえないだけに、自民党としては脅威ではないだろう。
低投票率にあらわれる政治的無関心も政府が巧妙に国民が戦争法案を通すために、政治に目を向けさせないため仕組まれたものに思えてならない。
みんなが後悔するのは戦争をするのが自衛隊だけでなく赤紙召集がきて一般国民にまで広がったとき。
当然そうなってはもう手遅れであるが、この流れを止めるのはもう無理だろう。まわりがあまりにも自衛隊の話で自分には無関係と思いすぎており、政権を倒す力になっていない。
私の周囲の楽観的な状況を見ていると、落胆するばかりである。


カウンターとメール

最新のコメント

「南スーダンへの派遣自衛..
by 愛知 at 00:29
ブログ管理人殿のアイデア..
by 齋藤正治 at 08:01
一部の半島専門家は年初か..
by おにぎり at 10:22
プーチンは「あの戦争(ア..
by 愛知 at 06:12
スノーデンのTWによると..
by 長坂 at 00:05
常識的に考えると、アメリ..
by jdt01101 at 10:56
【続き】内藤氏は、シリア..
by tenten at 20:55
「内戦に勝利目前のアサド..
by tenten at 20:34
実にラディカルな推論に心..
by NY金魚 at 16:51
一旦、軍需産業が発達して..
by 七平 at 11:40

Twitter

以前の記事

2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月

記事ランキング