大喧嘩時代 - 橋下徹・桜井誠・反原連系の今どきの政治の言語と様式

c0315619_2061038.jpg橋下徹と桜井誠の10/20の「乱闘」事件について考えている。やはり、巧妙に仕掛けられた計画的な政治だったと推論せざるを得ない。この時期に、何も大阪市長が在特会の会長を呼んで「面談」し、マスコミを100人も集めて撮らせる必要はなかった。大勢の報道陣を集めてイベントを開催し、「乱闘」騒動を起こしてメディアで拡散させたのは、きわめて意図的な政治であり、そこに周到な戦略と目的があったからだ。二人は派手な喧嘩をしているように修羅場を演出し、主張が真っ向から衝突しているように見せながら、実際にはWinWinの協力関係で政治目的を達成している。まさに八百長プロレスそのものだ。二人の狙いが何であったかは、この政治の結果を見れば簡単に理解できる。それは、次の3点に要約できる。①桜井誠の主張と著書をテレビが紹介して社会的認知度を一気に高めた。②マスコミが桜井誠を公共圏の政治的存在として認定した(異端解除)。③特別永住者制度の見直しがアジェンダ設定されて国会の場に持ち込まれた。本来、在特会の主義主張というのは、公共圏の中に持ち込んではいけない邪悪な性格のもので、それを政治の思想信条として認めて市民権を与えてはいけない危険なものだ。市民社会から隔離されるべき有害なもので、それを呼び込むことで市民社会が破壊される猛毒のペスト菌である。反社会的集団である在特会が、テレビ報道で紹介されるフラットな対象となった意味は大きい。



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by yoniumuhibi | 2014-10-24 23:30 | Comments(7)
Commented by 長坂 at 2014-10-25 11:56 x
以前ヒムカさんが引用されていた(違っていたら御免なさい)金鶴泳の「凍える口」に、在日朝鮮人の主人公が通勤電車の中でまわりの乗客を見ながら「かつて鳶口や熊手で朝鮮人を引っ掛け殺した日本人が、(略)いつの日か時代的環境が悪化したとき、朝鮮人をまた鳶口で殺害する人間の一人にならないといいきれるかどうか。」と強迫観念に陥ったように考える場面があります。1966年のデビュー作品が現実となりました。自警団の在特がデマで煽動し公安の親玉と一緒に朝鮮人狩りです。ムリヤリ皇国臣民に仕立て上げ、敗戦でロマ扱い。どこが特権なんだ。「死ね」や「殺せ」を放置して憲法9条にノーベル平和賞次回に期待って、どこまでおめでたいんだろう。
Commented by mori at 2014-10-25 12:56 x
大喧嘩する右翼と左翼、結局これらは右と左が行き着くところまで行くと同一化するということではないでしょうか。右も左もないというのはこういう状態のことを言うのでは。それを傍で見て大喜びする白痴化した大衆、それら三極だけでなく、「良識派」の大衆や学者たちというもう一極があり、別に騒動に参加するわけでも批判するわけでも大喜びするわけでもないですが、ただ眉を顰め肩を竦めて「やれやれ…」と呟くのです。ツイッターなんてただの馬鹿発見機だよ、とか言いながら。彼らを含めてどうしようもない荒廃を感じます。この「やれやれ主義」が一番困るし腹が立つ。「いじめは傍観も加担と同じ」だと分りきっているのに、公に批判する人間が誰もいない。いてもその言語は「飾り」でしかなく「食い扶持」でしかない。批判するなら「学術雑誌」でも「論壇」でもなく、捨て身でマスメディアに露出しなければ。渾身の怒りを持たなければ。
Commented by フータ(引用のみで失礼します) at 2014-10-26 01:58 x
アーレント『全体主義の起源』1、p.204「モッブはありとあらゆる階級脱落者から成る。モッブのなかには社会のあらゆる階級が含まれている。モッブはカリカチュア化された民衆であり、それ故にまたあのようによく民衆と混同されるのである。民衆があらゆる革命において国民にたいする主導権を得ようとしてたたかうとすれば、モッブはあらゆる暴動の際に自分たちを主導し得る強力な人間の後について行くのである。モッブは選ぶことができない。喝采するか投石することしかできないのだ。だからモッブの指導者たちは、近代の独裁者たちがそれによってすばらしい成果を挙げたあの人民投票による共和制を当時すでに求めた。モッブは自分を締出した社会と、自分が代表されていない議会を憎んだ。第三共和政の社会と政治家は、短期間に相次いで起るスキャンダルや詐欺事件のうちにフランスのモッブを作り出してしまったのである。大量現象としての失業というものがまだなかった時代において、モッブは主として零落した中産階級からなっていた。第三共和政の社会と政治家は彼らの統治のこの産物に対して、不安と疚しさと驚嘆の混じった親近感をおぼえた。モッブは彼らの肉の肉であり、彼らの血の血だった。」
Commented by 貧民化商売 at 2014-10-26 11:05 x
仰るとーりで下。全部カネで仕込まれて…。NHKもグル
「▼橋下徹と石原慎太郎 日本維新の会の陰謀 (別冊宝島 1928 ノンフィクション) 一ノ宮 美成 (編集), グループ・K21 (編集)
頁122――
橋下徹とカネ貸し人脈
サラ金業者、ネット右翼が集った/世にも奇妙な「橋下徹激励会」/
大阪府知事時代、橋下氏は高利貸しのために
改正貸金業法を骨抜きにし、「 サラ金特区」を作ろうとした。
その背景には、弁護士時代から続く金融業者たちとの蜜月関係があった!
右翼とカネ貸しが集う
・・・
 二〇〇六年一〇月のある日の夜、名古屋市の繁華街にある料理屋の二階で、一〇人ほどの酒席が開かれていた。酒席では、人を蔑む言葉が連発され、ある人物を中心として大いに盛り上がった。・・・
 酒席には、その後在特会会長になる桜井誠、新右翼団体の維新政党・新風の関係者、自民党国会議員秘書、府議当選した後、大阪維新の会に鞍替えした自民党府議、そしてサラ金業界から主催者のアイフル、子会社で商工ローン会社のシティズ、大手サラ金のアイコム(引用者注:アコム?)、プロミスの社員が出席していました。・・・」だとか .asyura2.com/14/senkyo173/msg/458.html
Commented by てんてん at 2014-10-27 01:13 x
ひとつだけ。
ブログ主は、反原連を「左翼」とカテゴライズしておられますが
反原連は、執拗な「サヨク」攻撃の主張を繰り返しています。
ブログ主や他の人々の客観的な目から見れば
彼らは「左翼」なのかもしれませんが
彼らは自分たちが「左翼ではない」ことを売り込んで
支持を集めようとしていました。

その反原連が、結局客観的に見れば
左翼、特にかつての「新左翼」的に見えてしまうとすれば
これ以上皮肉な話はないですね。
Commented by ろうのう at 2014-10-27 05:03 x
日本はまさしくアノミーが蔓延し、狂人のような暴徒が暴れだし

日本版KKKが誕生し

「ヒトラーを超えるヒトラー」と「スターリンを超えるスターリン」が同時に誕生しようとしている。
Commented by 希望の空 at 2014-10-29 16:30 x
東京都知事選挙で大同団結で細川護煕氏へ投票を集中すべしと正論を提案した経済学者の方が、
今回沖縄県知事選挙で団結団結を拒否し基地移設推進派の現職を後押しするような行動をしていることを疑問に思います。
我々はこれ以上日本社会をおかしくする道に歩み間違えはいけません。


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