韓国司法による在宅起訴を支持する - 隣国元首への悪質なデマと性的侮辱

c0315619_1654255.jpg昨夜(10/8)、報ステを見ていたら、韓国の朴槿恵に対する名誉毀損の問題で、産経の前ソウル支局長が在宅起訴された報道があった。そのニュースに古館伊知郎がコメントを加え、厳しい口調で韓国を非難する一幕が続いた。今日(10/9)の朝日の紙面でも、1面と3面に記事が載っていて、韓国側を強く批判する論調になっている。見出しを並べると、「韓国、異例の起訴強行」「国内外から懸念」「報道萎縮の可能性」などである。日本国内のマスコミで、韓国側の立場への支持を表明する社はおろか、中立で静観している社は一社もなく、全社が口を揃えて猛然と韓国政府を叩いている。ネットを見ても、朴槿恵と韓国へのバッシング一色で、反原連シンパの左翼系の小僧まで右翼の合唱隊に混じって韓国叩きを絶叫している。1ヶ月前の池上彰と朝日叩きの事件を彷彿させられる様相になってきた。ファシズムの波だ。焦る。ここは、どうしても少数意見の立場から論陣を張らないといけない。日本国内に、韓国政府の姿勢と措置を支持する声があることを示す必要がある。日本国内が反韓右翼のファッショに染まっていないこと、その流れに抗して踏ん張る少数派がいることを証明しないといけない。少数派が健在でなければ民主主義にはならない。したがって、私は韓国叩きに与せず、同調せず、異端の立場を選んで即くことにする。天邪鬼の論に徹する。この2年間ほど、本当に目眩がするほど韓国叩きの報道と情報に漬け込まれてきた。



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by yoniumuhibi | 2014-10-09 23:30 | Comments(9)
Commented by 長坂 at 2014-10-09 21:53 x
こんな的確に分析されたblogを読めるのは、本当に幸運で勇気づけられることです。全く仰る通りで、私も閔妃暗殺(日本の若い人は殆ど知らないらしい)を思い出しゾッとしました。おぞましく、忌むべき日本の極右はあの時から何も変わりません。帝国と呼ぶにはあまりにもお粗末で野蛮な五流国のありもしない過去の栄光にすがってしか生きられない病気の人達。どれだけ韓国を侮辱すれば気が済むのか?これまでの寛大な措置に甘え、「報道の自由度59位」が何を言う。韓国には中国が、ロシアがいる。陸続きにEUがいる。太平洋の向こうアメリカでは同胞180万が頑張っている。どうか価値観を共有する国々と仲良くやって行って下さい。
私としてはISより極右独裁ネオナチASを先に空爆してほしい。
Commented by あつい at 2014-10-10 01:42 x
早い話が右翼、安倍政権の支持層はパククネをまるで従軍慰安婦のように見下してるんですよ。

だからこういうセクハラまがいの記事を平気で書いて、言葉で陵辱しようとする。
Commented by ヒムカ at 2014-10-10 02:04 x
「男性ロゴス中心主義からの欲望」
ブログ主さまご指摘のとおり、韓国の朴槿恵大統領バッシングは、まさに
【閔妃虐殺事件】に通底していると思います。

日本帝国主義による掠奪・虐殺・放火、強姦は、枚挙にいとまがないほど報告されていますが、ことに被植民地国における獣欲ともよべる過剰な性欲については、その起源が紀元前にまでおよび…女性を贈物として、「女だから好きなように」貪り喰ってよいとされた『女性差別』の歴史のなかの文脈でよまなければならないと思います。

それは、日本帝国主義における男性ロゴス中心主義からの欲望、男性同盟主義による暴力であると思います。(戦場では、男性のホモソーシャルな絆によってナショナリズムは発動します。)

ブログ主さは明晰ですね。>「日本右翼の後ろめたい羞恥(sexial sense of shame)の記憶と心理があり、それを否定したい衝動が常に内面で疼いていて、その心情が暴走を起こし、政治攻撃の標的が朴槿恵という女性象徴(symbol)に集中する」。今般の「慰安婦」問題における日本右翼の野蛮な絶叫は、まさに女性の肉体を汚すことに喜びを見出しているのですから、世界は呆然として眺めています。
Commented by ヒムカ at 2014-10-10 02:05 x
日本人の「記憶」の忘却とレイシズム
閔妃虐殺事件とは事実であり文書によって証明されています。現職公使三浦悟楼の直接指揮のもとに駐留軍軍人と大陸浪人が王宮に押し入って、王妃を虐殺し死体を凌辱し、その末、石油をかけて焼き払ってしまったという世界を震撼とさせた事件ですが、何と三浦らは裁判にかけられたものの「証拠不十分」として全員免訴になってしまったという
『閔妃暗殺―朝鮮王朝末期の国母』 (新潮文庫): 角田 房子は真相を掘り起こした優れた歴史読み物と思います。

産経ソウル支局長、加藤達也氏の人権侵害は到底「言論の自由」などと抗弁できるものではないと思います。国際社会から、極右、ファシストと揶揄されている安倍晋三は、野蛮なヘイトスピーチに陶酔しながら行進する「在特会」から支持を得ていますし、また、彼の側近「阿比留瑠比」氏は、フジサンケイグループの重鎮なのですから。


Commented by 石畳 at 2014-10-10 02:14 x
確かに。
ある国全体が、同じ方向を向いて一丸となっている場合、それ自体が異常で危険な状態です。

少し逸れますが、
ジェンダーの問題といえば、最たるものは、男子を出産できなかった皇太子妃を長年に渡って虐げてきた凄まじいペンの暴力。あんなものを公認している政権下では、永遠に女性が輝ける望みはないでしょう。
内親王は生まれながらに存在を否定され、報道の自由の名のもとに、みすぼらしく人格を貶められ続ける憐れな人生を歩んでいます。ほんの幼児だった頃からです。とても見るに堪えません。

どう見せかけの言葉を繕ったところで、この国で共有されている女性への意識の程度というものが、そこに象徴されていると思います。
Commented by かまどがま at 2014-10-10 09:27 x
昨今の韓国叩きに感じる強い不快感はまさにヒムカさんの指摘された「『女性差別』の歴史のなかの文脈」からものだったとあらためて納得しました。
マスコミが口にする「報道の自由」「言論の自由」は本来、権力に対する告発、発言の自由であったはずで、だからこそ最優先に尊重されるべき事で、注視する対象となっていたはずです。これをまず、右翼が隣国を「侮辱する自由」にすり替え、マスコミ全体がこの流れに乗っているのが現状です。
日本のジャーナリズムは地に落ちた。
Commented by korea_1900 at 2014-10-13 01:38 x
貴様の当ブログ感銘を受けました。その通りだと思います。
どこに出しても恥ずかしくない名文だと本当に思います。
小生も、貴様と同じ考えです。
「韓国政府及び国民は、今の日本国の態度に妥協してはならない。」

外務省の馬鹿どもも当文を読み、自らが何をすべきだったか
猛省すべきです。

経験的に、韓国の官僚は相当クレバーです。今後も意味を
持たした言動を彼らは与えてくれるでしょう。
ですので、恐らく貴様の読みは的確にヒットしてると思います。

今後とも、、拝読できたらと思います。
Commented by ヒムカ at 2014-10-13 18:45 x
誰の利益に寄与するのか!

基礎的知識に乏しい大衆には理解が難しいものと思いますが、実は韓国では、日韓条約締結後、その交渉過程を明らかにせよとの運動が活発になり「関連文書」の公開を求める裁判が次々と起きていました。
長い歳月の闘争を経て、裁判所が公開を命じたために韓国政府は2005年8月「韓国側文書を全面公開」したのです。
ところが、韓国政府は消極的だったので、韓国の民衆は韓国憲法裁判所に訴えたのです。5年後、11年8月「違憲」決定。
憲法裁判所は、>>「韓国政府が日本軍「慰安婦」被害者の賠償請求権に関し、具体的解決のために努力していないことは「被害者らの基本権を侵害する違憲行為である」と裁決したのです。

とはいえ、韓国政府は右往左往していました。が…朴槿恵政権はスタート時点より韓国憲法裁判所「違憲」決定に拘束されて行動をとります。
安倍晋三は、日本国民の無知をよいことに手練手管で韓国を野蛮にバッシングし続けています。埒があきません。
もはや、韓国政府は、むしろニューヨークやジュネーブの国連機関を通じて国際社会に慰安婦問題をアピールするほうが得策であると考えるようになったようです。(続)

Commented by ヒムカ at 2014-10-13 18:52 x
世界中の反感を引き起こす羽目になった日本

「慰安婦」問題は、ポスト冷戦の国際社会における「市民の不服従」という新しい未来を予感させてくれます。

そもそもは1990年、金学順さんの告発に始まります。元慰安婦であるという身の上は、世間から差別され汚辱さるものでした。彼女たちは、怒りや絶望の感情を押し殺して、、自らを世界から他者から退きこもって生きなければなりませんでした。

しかし、日本では事実を知ると(初めは、情報が錯綜しましたが…)、「慰安婦」の願いに、真摯に応答しようとする動きが続々と出てきたのです(相当なる紆余曲折がありましたが…)。

が、日本は戦後「更生」できなかったのですから、やおら「新しい歴史教科書をつくる会」設立されました。彼らは、思弁の魔術で今だに誤魔化しができると自信満々です。

産経新聞ソウル前支局長起訴をとらえて、日本大手マスコミ『朝日・読売・毎日』他)は、やおら〈言論の自由の闘士〉でもあるかのように一斉に非難しています。産経新聞が、「何をやらなかったのか、何をやったのか」がスッポリ抜け落ちているとは是いかに!


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