笹井芳樹論への視角 - ウェーバー『中間考察』における「エロスによる救済」

c0315619_1752176.jpgウェーバーの『宗教社会学論集』の中の「中間考察」は、1990年代以降、いわゆる「ニーチェとウェーバー」の議論の盛況と並行して、特に注目を集めて読まれてきた論稿である。現在、まさに社会科学における必読文献であり、ウェーバー研究において欠くことのできない古典と言ってよい。「鉄の檻」の中に生きざるを得ない現代人が、魂の救済を求めてどこに脱出口を見出すか。「神なく預言者なき時代」にどこに生きる意味を見つけようともがくか。ウェーバーは、結論としては、ウェーバーらしく、そのどれもが擬似的救済にすぎず、真の救済にはならぬと冷徹に切り捨てつつ、そこに四つの救済追求の類型を整理して示す。(1)政治による救済、(2)美的救済、(3)エロスによる救済、(4)知的=哲学的救済、の四つである。最初に種明かしをしておくと、私がこのウェーバーの「中間考察」の議論、「擬似的救済」の四類型について学んだのは、雀部幸隆の『知と意味の位相 - ウェーバー思想世界への序論』(恒星社厚生閣 1993年)を読んだときであり、したがってその理解も、雀部幸隆の講論と説明に全面的に負っている。Blogの読者には聞き慣れない名前かもしれないが、雀部幸隆は、本当の意味で碩学と呼べる政治学者であり、まさに「日本のウェーバー」と呼ぶに相応しい、傑出した社会科学の巨人だった。丸山真男亡き後の日本の政治学の水準の高さは、まさに雀部幸隆の格調高い学問が証明し、維持していたとすら、私には率直に思われる。



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by yoniumuhibi | 2014-08-13 23:30 | Comments(43)
Commented by 希望の街へ at 2014-08-13 20:09 x
マックス・ヴェーバー『宗教社会学論選』所収の「中間考察」。大塚久雄も認めるように、数あるヴェーバーの作品のなかでも最も「難解」といわれる論文である。しかし、合理化を軸に彼の「近代」理解のエッセンスが詰め込まれた珠玉の論考だ。学生時代に何度かトライしたが歯が立たなかった。私にとってのその理解は、三島憲一によるNHK教育テレビでのヴェ―バー論によってもたらされたが、雀部幸隆『知と意味の位相 -』(恒星社厚生閣 1993年)は恥ずかしながら知らなかった。読んでみます。合理化の陰に閉じ込められたとされる「エロス」の領域。官能性とアナーキーが噴出する現代日本。システムが崩壊状況にある証左かもしれない。
Commented at 2014-08-13 23:41 x
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Commented by ヒムカ at 2014-08-14 00:55 x
《悦楽》と「死の欲動」

>「そのありのままの姿を正確に凝視することが重要」、
>「現代人の心底にあるエロス救済のモメントを、あまりにも卑小に価値づけ
に共感します。

世間の「男と女」への先入観は、とかく勧善懲悪を求めたがります。笹井芳樹と小保方晴子問題の真相解明のために、ブログ主様は、偏見をくつがえすために哲学的考察から、難解な「エロティシズム」という概念を演繹されています。私は5月10日、こちらに『不思議の国から鏡の国へ』とコメントしましたが、内心に「性愛」という秘密を見ていたからですが、読む人には、たんに皮肉と読めたかもしれません。

私は、ウェーバーの『宗教社会学論集』は読んでいないのですが、人間の差別意識の深層にアプローチするために、歴史学、文学、哲学、文化人類学、民俗学、宗教哲学史まで(雑学ではありますが…)学ぶ羽目になり、ことに、ヘーゲルとニーチェには凝りました。

実は、最近、朝日新聞で「ではの神」という新語を知ってギョッとしてしまいました。「知たり顔」と誹りを受けそうにも杞憂しますが、思い切って書いてみたいと思います。
Commented by ヒムカ at 2014-08-14 00:57 x
(続)「ニーチェとウェーバー」を読むならば、《悦楽》と「死の欲動」に行き当ります(フロイトは格闘しました)。私の課題である「差別と人権」問題では、私はいつも【欲望論】を前に袋小路にはいていたのが…追及するならば、あらあら、バタイユ『エロティシズム』に辿り着きました。

難解なので、読み込むためには、フーコーの「権力/知」〈ニーチェの系譜学〉他を徘徊し、ジュディス・バトラーを知れば、ニーチェを連れてヘーゲルを読むという〈構造論的転回〉を迫られました。読むと、女性という個別性も、男性という個別性も〈性〉は超えられるものとして示されていますから、初めて「ジェンダー」について理解できるようになりました。
ウェーバーは、時には、特殊な《快楽》が必要であるといっているのですね。人間ならば、誰にでも潜む根深い快楽主義というものがあり、享受するが、やがて、それは喪失すると。その《悦楽》とは、刹那的なものであり瞬時に喪失するというのですね。フロイトは、《悦楽》とは、「快楽」を超えたところにある「死の欲動」であるといっています。これは、バタイユの『エロティシズム』に似たものと思います。

Commented by にゃおたろ at 2014-08-14 01:00 x
笹井氏と小保方氏のマイクの受け渡し姿や、馴れ馴れしい掛け合いを見て、男女関係を確信しました。でも、笹井氏は一連の疑惑が発覚した後に、捏造を確信したのではないかと思う。不正の匂いを感じても、55回の出張先で小保方氏と接触するたびに、小保方の繰り出す嘘にまかれ、と自らを納得させていたのでは。
笹井氏がいかに嫉妬と功名心に取り付かれていたとしても、初めから捏造と自覚しながら、あれほど大々的に発表し、世間をわかせるのはリスクが高すぎる。
Commented by にゃおたろ at 2014-08-14 01:18 x
連投失礼いたします…
iPSへの焦りや、精神的・肉体的な愛への渇望感を抱く笹井氏の心の隙間に、小保方氏が忍び込んだ。大事件の裏にはしばしばエロスが絡んでいる。例えば、天才の目を曇らせ、嘘つきに真心で恋をするような。
STAPの場合、エロスのほかに、息を吐くように嘘をつくような人間への免疫がなかったことが、問題を大きくした。詐欺師とは接触すればするほど、騙されるものだから当然の成り行きか。
Commented by そらみち at 2014-08-14 01:22 x
笹井芳樹をスケープゴートあるいはタブー視するのではなく、我々と同じく弱い人間なのだ、とする優れた論考と思います。
思い浮かんだのが、故尾崎豊のLoveWayという曲であり、まさにエロスによる救済をするどく作品化したものです。以下引用します。

欲望の暗闇に狂い出した太陽がこの狂った街のなかで慰安に身を隠す人々を照らし出している
LoveWay 心と体を支えている炎の欲望
LoveWay すべての終わりを感じてしまうときにさえ俺は
LoveWay 生きるために汚れていくすべてが愛しい
人間なんて愛にひざまずく
LoveWay
Commented by ヒムカ at 2014-08-14 01:32 x
『エロティシズム』は難解な書と思います。翻訳は澁澤龍彦が有名であり、権威として出口裕がいます。売れ筋は酒井健でしょうか?私は、人間の欲望について探求したいためにバタイユ論も多数読みましたが、体験から、一番のお勧めは、吉田裕(早稲田大学)の『バタイユの迷宮』です。実は、吉田先生には『エロティシズム』の素晴らしい翻訳がありますが、酒井健氏に一歩遅れたためにボツになったそうです。ところが、それを惜しげもなくインターネットに掲載してくださっています。【バタイユノート:『バタイユはニーチェをどう読んだか』】是非どうぞ!

「エロティシズム」とは、日常に氾濫していますから、ほんの少し引用しますね。(澁澤龍彦版)

バタイユ著『エロティシズム』第9章、「性的充実と死」に次のような一文があります。人間のエロティシズムに結びついている肉体的性欲は過剰であるが、「この過剰は、個体の成長という面から眺めても、純然たる衰滅という面においても、まさしく浪費されている。」「生殖という目的から独立した性活動でさえ…略…生殖の形式である分裂繁殖に依拠しなければならぬ。」
つまり、死」の限界を象徴的に踏み破る行為であると解しました。

Commented by 774 at 2014-08-14 01:48 x
最近読んだ「リスボンへの夜行列車」という小説ですが、その中で、
周囲から尊敬され、立派な思想を持ったポルトガルの医師が、しかし、結局、独裁政権の秘密警察の重要人物が死にかかっているのを見て見殺しにできず命を助けて人々の怒りを買うなど、たいしたことができず、50代で脳出血で死ぬ。しかもポルトガルが民主化する直前に。
彼は脳に動脈瘤があることを知っていた。そして、50代という年齢で、親友の恋人である若い女性に恋をしてしまう。
作者(現代のスイス人)は、この医師は自分の人生がたいしたものでなかったことの埋め合わせのように、彼女を愛した、と書きます。
笹井氏の小保方氏への愛もこれと似たようなものかと思いました。
ただ、女性は男性のようには思わないのが現実です。
ワーグナーは「ニーベルングの指環」でジークフリートのあとを追ってブリュンヒルデが死んだように、自分が死んだら妻が後を追ってほしいと思いましたが、妻は生き続けました。
渡辺淳一の「失楽園」も、女性はクールに見ていました。
50代以上の男性の勝手な思い込みがエロスの救済だという現実。
Commented by ご遺族にお悔やみを at 2014-08-14 06:44 x
  高校時代、クラブの男子学生に恋心を抱いた小保方は、付き合ってもいないのに付き合っていると主張し、男子生徒の家に招かれたといい、「二階の彼の部屋の間取り」まで吹聴したとのこと。しかし、実際はつきあってもいないし、家にも来たことがないとの事実が判明。それを言われて「でも私は彼の彼女だもん」と泣き叫んで大騒動になり、先生が出てくる一幕もあったとか。
 今回のstap騒動は、バカンティの発想を引き下げて小保方が理研に応募。折しもips細胞でノーベル賞を先取りされた笹井の嫉妬と屈辱感を覆すチャンスと飛びついた。そして一緒に「二階の間取り図」を制作する手助けをしているうち、エロスに篭絡されてしまった。
 嫉妬と屈辱感はエロスの腕(かいな)で慰撫され、怜悧な笹井の脳髄まで溶けさせた。
 しかし、途中で笹井が不正に気づいたときは、すでにメデイアにも、安倍総理にも、のろしを上げたあとだった。捏造と不正が発覚しても、かつて「彼の彼女だもん」と泣け叫んだように「stap細胞はあります。200回も作っちゃったもん!」という小保方。
(続く)
Commented by ご遺族にお悔やみを at 2014-08-14 06:46 x
(続く)から、
 
 愛はエロスとアガペーに分けられて考えられますが、長い夫婦生活で笹井を支えてきた奥様はこんな形で裏切られても耐えて忍んできたものはアガペーでしょうか。とんでもないエロスの仕業で一人の研究者の功績に泥を塗ることになり、不正に加担することになった笹井の最後の仕事は「STAP細胞を必ず再現してください」と自分を正当化する言葉として残すことだったのかもしれません。
 しかし、不正と捏造だと知っているからこそ自死を選んだのでしょう。またエロスがアガペーを汚染しかねないことへの口封じのためだと推察するのは至極当然のこと。小保方に人としての心があるのなら、一人の人間の死を前にして、すべきことは自白することです。
Commented by dotage at 2014-08-14 09:24 x
私も発表時の二人の雰囲気から これは 男女の関係があるな、ってピンと感じた。 馴れ馴れしい小保方の態度とお互いを見る目線。 不正捏造と大きな関連がある。 だから この問題は避けて通れない。 事実を報道されても仕方ない。 このことが スタップ問題の根幹なのだから。
 NHKの二人のメイルの音読を さも マスコミの暴走であるかのように批判するのは 物事の本質が分かっていないのだ。 リアリストの目が必要だ。  iPSに先を越され 焦っていた笹井氏にシンデレラと映り 判断力を狂わせた。  二人の関係を 不快に思っていたであろう理研内部からリークが頻出したのも当然なのだ。 
 ただ 残されたご家族 奥様のことを思うと この報道はつらいだろう。
だが 小保方と笹井氏の関係がこの問題のキーなのだ。
 シェークスピアは「アントニーとクレオパトラ」で 二人の敗北のキーワードとして dotage という言葉を一回だけ使っている。 英和辞典では 「惚けている」となっているが もともとのラテン語では「」色惚け」だ。
Commented by 桜坂 at 2014-08-14 10:21 x
ウェーバーに触れたことがなかったので、とても良い体験になりました。

1月の発表会見への様々な違和感は私も同じでした。
通俗的な表現をすれば「年下の女性研究者のお尻にひかれている二人のおじさん研究者」。
「ハーバードから来た研究者である小保方さんに、研究ノートを見せてとは言えなかった」という後日の若山教授の言葉にもそれは如実に表れていました。
まさに「火星人が書いたノート」。

発表会見で小保方氏は「1日中研究のことを考えています。食事中も、デートをしている時も。」と発言していました。
虚言でないとすれば、STAP細胞研究機関にデートをする相手がいた、事は確かです。
あの場所でそうはっきり発言するのは一体どういう意味があったのか。
いまとなっては不気味ささえ感じてしまいます。
Commented by 桜坂 at 2014-08-14 10:50 x
申し訳ありません、訂正です。

STAP細胞研究”機関”→STAP細胞研究”期間”
Commented by dotage at 2014-08-14 11:11 x
桜坂さんのご指摘と同じことを私も感じていました。 つまり 「デートをする相手とは誰なのか」ということです。  私は その相手は 笹井氏しかいない、と論理的にそう思います。
  会見で 「デートの相手は誰ですか」 と鋭く聞く質問者がいないのが日本的です。 こういうことは 聞いてはいけない、 下品な質問だ、と ステレオタイプに考えて あたりさわりのない質問にあけくれる。
「笹井氏と不適切な関係があったのか」 なんて聞いても 「ありません」で 終わり。 そんな答えは 聞く前から決まっている。  それでさえ 研究に関係のない質問をした、とバッシングされる。  
  今回 「不当なバッシングで死んだ」 と発表すれば これから このスタップ問題に対してされるであろう いい加減な収束にも マスコミはつっこめないだろう、という作為を感じる。  決して 追及を甘くしてはいけない。
Commented by ネグロ・カバロ at 2014-08-14 11:31 x
ブログ主さんの考証、本当にその通りだと思います。真実に近づいたと思います。しかし笹井氏に自ら死を選ばせるほどのエロスの魅力を果たしてO嬢が持っているのか、いたのか?小生甚だ疑問ですが。
Commented by マリアンネ at 2014-08-14 19:37 x
 面白く拝読しました。騙されたのが笹井氏一人であったなら、ブログ主さんのおっしゃるようにエロス救済で説明がつくかもしれません。しかし、他にも若山氏、竹市氏、西川氏、丹羽氏らベテラン研究者がそろって見事に騙されたのは何故なのでしょう。そこが私にとっては最大の謎です。この人たちも、皆・・・・・・とは、さすがに思いたくないですよね。
 さらに、不正に気付いていたのなら、iPSをコケにしてまであんなに派手に大はしゃぎ会見をするのも不思議ですし、疑義が出てきたときの反論も彼ならもう少し周到に用意していてもよさそうなものです。
 あの会見は笹井氏の発案と見られていましたが、実は小保方嬢がスターになりたくておねだりしたのでしょうかねえ?
Commented by 桜坂 at 2014-08-14 23:07 x
「エロスの救済」は完全な肉体的関係を伴いますが・・・

例えば
すぐそばにいて触れられる場所にいつもいて、けれどまだ最終的な性的関係は結ばれていないが故に、精神的には強力に囚われてしまう・・・という関係性もありうるのではないでしょうか。
それこそ狂いますよね。(おそらく)
この関係性であれば、何人とでも結べますし、時と場合によってはそれまで放置してきた相手のちょっとした行為を「セクハラ」として逆手に取ることも可能です。
ふと気づけば囚えられているほうは、もうがんじがらめで身動きできず、救済どころではありません。

小保方氏がいかにも妖艶な美女だったなら「高根の花」的存在感で、男性陣ももう少し距離感が保てたかもしれない。

謝罪会見での、清楚でどこかあどけなさを漂わせた姿から(末っ子特有の甘い感じも伴ったのかもしれない)
「おじさんが守ってあげる」精神をくすぐるのかな・・・とも思いました。
しかもSTAP細胞も持った二刀流でしたから。

一見派手さはなく清楚だったり可憐だったりする女性が、実はツワモノ、ということは一般社会の中でも普通にあります。
本人は無意識だったり、ちゃんと心得ていたり、様々ですが。
Commented by dotage at 2014-08-14 23:18 x
色惚けして騙されたのは 笹井氏。 若山氏は文字通り 騙された、まさかマウスの細胞がすり替えられていたなんて 同じ研究者として有りえぬことと信じていたのだろう。 竹市氏は文科省あたりから 脅されていたのかな~、財政援助を削減するとか、 西川 丹羽両氏は捏造を分かっていたように思う。 理研を特法にするためでしょうか。
  こんなことをしていたら 世界中の信頼を無くしてしまう。
日本の科学は もうこのことで随分遅れてしまった。  経済は うかうかしているうちに 中国 韓国に追い上げられてしまった。  科学研究もあっという間に追い抜かれるだろう。 もっと謙虚に真剣にならないと。
  一番問題なのは なぜ 政府自民党が 小保方に肩入れするのか、だ。  セルシードの株で儲けたことがばれる、とか そういう低俗で情けない理由かもしれない。 他になんかありますか?
Commented by 同意 at 2014-08-15 01:28 x
清楚で健気な姿は世の中の男性を魅了しました。自民党の先生方も勿論。
近づき易い程度の美人、そして女性らしい身体つき、女らしいファッション。そして知性も適度にある。
だから涙を真っ白のハンカチで拭う姿に、守ってあげたくなったんです。謝罪会見以後は特に。
その前はリケジョ上げだったんでしょう。
ほんと、人間の情動というものはかくも強いものなのです。人間が社会で生きるということは、そういうことなんですね。
Commented by 埋草捨石 at 2014-08-15 01:49 x
  中高年の妻帯者のおじさんたち、それも次期ノーベル賞候補と呼ばれている笹井氏や理研という大きな組織の上層部の爺様たち、女子医大の権威たちなどを、いとも安安と手玉にとり、早稲田大学からコピペと不正画像で博士号をまんまととってしまった小保方氏には脱帽です。 こんな騒動になってもまだ給料を支給され、1300万円もの特別実験ルームを与えられ、不正と捏造とすり替えでできたStap細胞と称するものの再現実験をさせてもらえるのですから、世の中ちょろいものです。(続く)

Commented by 埋草捨石 at 2014-08-15 01:50 x
(続く)
 何の実績もなく、推薦状もない小保方が引き下げたStap細胞は、ノーベル賞を先越された笹井の屈辱を晴らすまたとないエサだったのでしょうね。 これが男子研究員だとしたら、途中で捏造と不正がわかった段階で笹井も即座に手を引いたことでしょう。
 またあのように華々しいマスコミに発表するスタイルは取らなかったでしょうし、55回も一緒に出張しないでしょう。
 この騒動の鍵は女性「性」のエロス。いかに頭脳明晰な男性でも女性の甘い罠に騙されるという見本だった騒動です。
 一人の貴重な命を散らしたことをうやむやにしないためにも真相を解明すべきです。
Commented at 2014-08-15 15:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-08-15 15:10 x
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Commented at 2014-08-15 16:41 x
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Commented by 激辛 at 2014-08-15 20:13 x
 数日旅行に行っていて帰宅、「世に倦む日日」を開けたのですが、笹井芳樹氏は妻と兄にも遺書を残していたそうですね。人様のことながらホッとした感じです。
 小保方氏と、彼女が原因で夫が命を亡くしそれに耐えている妻の人と、二人の女性が揃ったわけですが、安倍首相は相変わらず、嘘つきで能無し、妻の居る年上研究者に被害者顔してくっついてばかりの小保方氏を、これからも大切にし擁護するのだろうか?そして笹井氏夫人の方は気にも留めず?なのかなぁなどと、“”女性重視”をよく口にする安倍首相の女性の選び方、観察してみなければと思っています。
Commented by 梅子 at 2014-08-15 23:01 x
昨夜家族が見ているテレビドラマを見るともなく見ていたらこういう台詞があった。
「人は誰も埋められない穴を心の中に持っている」
正直言うと「へえ?そうなの?」と少し新鮮な驚きだった。
誰でもそうだったのか。

上でにゃおたろさまがお使いの「愛への渇望」という言葉も私の心に突き刺さった。
理解され共感し愛されることへの渇望、それを地上のあらゆる名誉を我が物にし、巨大プロジェクトを動かし栄耀栄華を極めた笹井氏も持っていたのか。

トルストイの「アンナ・カレニナ」には二組のカップルが登場する。ヒロインアンナとその愛人ヴロンスキー伯爵、地方領主リョービンとキティである。敬虔なキリスト教徒であったトルストイはリョービンとキティの生き方を是とし、決してヒロインアンナの生き方を是としたわけではなかったのだが、アンナは大変魅力的な女性として描かれ世界中の読者がアンナのファンになった。それはアンナを突き動かしたエロスやアンナの悩みが、多くの人々に共通のものとして心理の底に響いたためかもしれない。



Commented by 梅子 at 2014-08-15 23:02 x
私は10年前ある図書館でヴィヴィアン・リー演じる「アンナ・カレニナ」のDVDを見つけ、そこのブースでそれを見ながら途中涙が止まらなくなった。アンナの姿と自分が重なったからであり、私はそのとき恋をしていた。その恋の結果は悲惨であり、私は命以外の全てを失った。
そうやって我が身に重ねて考えると笹井氏の遺書の意味がよくわかるのである。笹井氏は自分と家族の名誉、及び実務的に家族に残すものを考えて死を選んだが、最後まで本当の意味で現実を見なかった。またそれはそれで仕方がないことだったと思う。現実を見て絶望の中で死ぬより、見ないほうが良い現実もあるのだ。
Commented at 2014-08-15 23:52 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ネッシー at 2014-08-16 01:01 x
 ネッシーを見た(stap細胞はある)と捏造写真(不正と捏造の論文)を見せられた理研と笹井氏がこれでips細胞へ一矢報いるチャンス到来とばかりにネッシー探しにネス湖へ船出してしまった騒動のような気がします。
 ①莫大な研究資金の獲得に成功するチャンス。②特許で一挙に巨万の富が産まれるチャンスでもある。③ノーベル賞に大手がかかったも同然。日本が科学立国として世界に胸を張れるチャンスでもある。④安倍総理の掲げる女性の起用への宣伝に使える。神戸にも巨大なプロジェクト企業の参入で大きな資金が入る。
 これらを国の内外に大きく宣伝するにはインパクトのある記者会見を開けば良い。割烹着を着せよう。科学者らしくないファッションで国民誰にも可愛く映るよう小保方さんを着飾らせよう。かけて加えて小保方さんも目立ちたい性格。
Commented by ネッシー at 2014-08-16 01:02 x
 それが裏目に出た。次々と捏造と不正、解析結果は黒とでた。おまけに早稲田大学の博士号もコピペでとても博士号を認定するレベルでなく、倫理観の欠如。ずさんなどの指摘を受けた小保方さんの素性。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」
 しかし、もうすでにその頃は、55回も出張に行く深い仲になってしまっていた。
 たった一つの論文のため、過去の業績も、傷のない人生にも、家庭生活にも汚点を残すことになった。なによりも世間に恥を晒すハメになった自分が情けなかったのではなかろうか。理研内のパソコンを通じての小保方さんとのメールの内容まで公表され、把握されて、これ以上生き恥をさらしたくない。と思ったのではなかろうか。
 何よりも科学者として、不正と捏造に加担してしまった自責の念、屈辱感、虚言癖の小保方さんの正体を知ってしまった落胆。
 ネッシーはいなかった。
Commented by ゆたか at 2014-08-16 05:31 x
まさかヴェーバーが小保方事件を解く鍵になるとは。
「宗教社会学論選」、読んでみます。
Commented by げし at 2014-08-16 09:34 x
個人的には梅子さんの短いコメントに全てが集約されていると思う。科学者コミュニティーと良識あるマスコミが笹井氏および関係者に要求し続けたのは、「現実を見ろ」、ただそれだけである。科学者としていち早く現実を直視したのが若山氏、最も現実を受け入れられなかったのが笹井氏。両者の違いは立場的な物ももちろんあるが、やはり小保方氏に対する愛情の度合いではないか。優秀な科学者である笹井氏がこの世紀の茶番に看過どころか加担した理由は、この点抜きには理解しえない。

ちなみに事が起こったのが8月5日という点であるが、CDBは「10日程まえから悪化」とNスぺに非をなすりつける発言をしている。しかし前日4日に学術会議の意向を受けて理研が関係者の処分再開を発表した。ということは、再現実験の中間発表を控えていたこともあり、当然当日あるいは前日になんらかの(穏便ならざる)話し合いが関係者の間で持たれていたはずである。この8月4日の話がどこにも出てこないのは何か理由があるのではなかろうか。
Commented by ノンノ at 2014-08-16 09:38 x
必ず再現してください。そして新しい人生を一歩一歩......。
この文言がとても気になる。

1.出来ないとわかっているが、皮肉で言っている。
2.必ず作って私の汚名を挽回して欲しい。
3.秋の特定法人の絡みがあるので、なんとか再現して(再捏造)くださ  い。、特定法人が決定した後は、アメリカのヴァカンティのところへ    行くなり、政治家への道に進むなりしていったらいい。
4.あなたなら再現できる。(今もあると信じている)

笹井氏はどのあたりで捏造に気が付いたのだろうか。
論文に参加して掲載までは時間的なことも含め、足りないデータを出すように指示し続けるだけで、疑うということはなかったのではないかと思う。
発表時、笹井氏が、「これは作ったような話ではない。」と言った瞬間、小保方さんが、何を言い出だすのだ!という目で睨む怖い一面がある。(動画でそのシーンが出ている。)
笹井氏は自信満々で、この時点ではあると思っていると思えるが、わざわざ、作ったような話ではないと言うのも変なので、この時点で知っていたのかなとも思う。

もしもこの時点で知っていたのなら、役者にしてもいい人だ。
Commented by マリアンネ at 2014-08-16 13:32 x
私も、最初の会見時点では笹井氏は不正に気付いていなかったように思えるのです。笹井氏共犯説の根拠として、TCR再構成の一件を故意にスルーしていたことを皆さん挙げていますね。この点を笹井氏は、例えば単に実験技術の問題と見て、いずれはクリアできると高をくくっていたのではないでしょうか。そもそも、なぜ小保方嬢は得意の切り貼りでTCR再構成のデータを捏造しなかったのでしょう? 当時すでにSTAP幹細胞は全部若山氏が山梨に持って行ってしまったので、TCR再構成の実験を担当したのは山梨大のスタッフだったのでしょうか? 詳しい方がおられましたら教えて下さいませ。
データが完璧でなかったからこそ、笹井氏は逆に捏造を疑わなかったのかもしれないなと…。
Commented by 読書子 at 2014-08-16 17:25 x
 ありもしないstap細胞をめぐるこの騒動は、端的に言ってしまえば、科学と政治、特許と金が絡む不倫の果ての精算自殺。
  常にトップを走ってきた笹井氏がライバルに負けたことの挫折と嫉妬を火種に、そこに小保方さんがマッチ(架空のstap細胞)と油(性的魅力=エロス)を持ってきた。着火は早い。
 あとは理研のガバナンスが機能していなかったことが追い風になり大火事になった。山火事クラスになり、自死して鎮火に努めた科学者笹井氏。悪気もなく次々と嘘をつく性癖を持つ、科学者になってはいけないタイプの女性が、今は一人特製の実験室で架空実験にいそしむ姿がある。これが現状と私は推察いたします。ご遺族の無念に対し深くお悼み申しあげます。
 
Commented by ゆう at 2014-08-16 22:54 x
笹井氏の死がなぜこんなに哀しく感じるのか自分でもよくわかりません。
あんな胡散臭い、安っぽい女にひっかかっちゃって自死する羽目になるなんて…あんなに優秀な人が。
でも人間なんてそんなもんなんでしょうか。
強かに厚顔に生きると思っていました。
Commented by ノンノ at 2014-08-17 09:28 x
笹井氏は利用されたのか!?

理研や笹井氏などばかりがクローズアップされているが、どうしても腑に落ちない。
ヴァカンティ、大和、常田、武岡、岡野、小島氏は小保方さんの博士論文の関係者。セルシード株、stapはこのメンバーが大きく関係しているはずであるのになぜか表に出されない。

特定法人も理研と産総研と決まっているが、理研が先送りならばどうして産総研だけでも先に決めないのか、または理研の他の候補にしないのかと疑問だったが、産総研と理研でないといけない何かがあるように思う。とても胡散臭いものを感じる。

大和氏はstap問題発覚直後に体調不良と言って行方不明や入院やらと言われていたが、いつの間にか岡野氏とともに産総研のプロジェクトのリーダーとリーダー代行に就いているのを見て驚いた。
結局、stap関係者が理研と産総研にまたがっているということである。
底知れない闇を感じる。

ブログ主様のこの問題に関する今後の考察を楽しみに期待しています。
Commented by ccc at 2014-08-17 17:44 x
笹井先生は自殺の3・4日ほど前つまりNHKの後、理研本部に呼び出され ている。二日間まるまる連続で。
何があったのだろうか
Commented by 長雨 at 2014-08-21 16:21 x
ブログ主様に、ぜひ小保方事件を追及していって頂きたいと陰ながら思っています。

ふと思ったことを少し。

Nスペでバカンティ氏と小保方氏の写真を見ました。

「”バカンティの右腕”と言われた」小保方氏が、バカンティ氏の右腕に胸を擦り付けんばかりに両腕でしがみつく姿に違和感を憶えました。

バカンティ氏も笹井氏も同じような手法で籠絡されたように思えてしまいます。

女性にあまり慣れ親しまない環境で真面目に学問漬けの生活を送ってきた「理系男子」などによく見受けられますが、そこそこ悪くない感じのしたたかな女子に上目遣いで甘えられると落ちてしまう男子、教官、医師などを見たことがあります。もったいない限りです。
Commented by おひょい at 2014-08-22 18:57 x
>発表時、笹井氏が、「これは作ったような話ではない。」と言った瞬間、小保方さんが、何を言い出だすのだ!という目で睨む怖い一面がある。(動画でそのシーンが出ている。)
笹井氏は自信満々で、この時点ではあると思っていると思えるが、わざわざ、作ったような話ではないと言うのも変なので、この時点で知っていたのかなとも思う。

実は私も「?」と感じました。疑惑の始まりです。
まったく、「そんなこと誰も聞いてない」おめでたい席で、なんだってそんなぎょっとするようなことを言いだしたのでしょう。
花嫁のお腹がちょっと大きい微笑ましい席で、新郎がいきなり「他の男の子供なんかではない」と言いだすようなもので…その口調が自信満々であっても、「彼は信じ切っているのだ」ということにはならないよね。
信じたいけど、胸の中におさまりきれない疑問が顔を出して…もぐら叩きのように叩いても叩いても顔を出してくるから、いきなり場違いなことを言ってしまう…
おめでたい席、熱い賞賛の視線に囲まれて「作った話ではない」とか「俺の子だ」とか、誰も聞いてないことをいきなり話し始めたらその人は、「困ったことになっている」のでしょう。
Commented by フェミニストではありません at 2014-08-23 14:48 x
>笹井氏が「これは作ったような話ではない。」と言った

禁止されるとついその行為をやってみたくなるという心理「カリギュラ効果」かもしれませんね。
これ、男性に多いのでは?
うしろめたいことがあると他人が聞いてもいないし気にしてもいないことをベラベラしゃべるので気付かれてしまう。
笹井氏が確信犯か否かはさて置き、不安視していた表れではあるように思えます。

なぜあんな優秀な科学者が?と人は言うけれど。。。
最近、さらに進化したIPS細胞のニュースや山中教授の氷水チャリティー映像などを見るにつけ、コンプレックス故にオウム真理教に入信した高学歴エリート達とSTAP細胞に魂を売り渡した笹井氏が少々だぶって見えてしまいます。

Commented by 桜坂 at 2014-08-24 12:22 x
>発表時、笹井氏が、「これは作ったような話ではない。」と言った瞬間・・・

あの華やかな発表会見に至るまでは「科学を愚弄している」とまで言われ数回にわたり科学誌に拒否され、世界が論文の天才と認める笹井氏の手によって、ノーベル賞候補にまで飛躍しました。
笹井氏は信じていたから論文を書いたのだと思います。
なので、「科学への愚弄」から「ノーベル賞候補への超飛躍」の魔法のような変化を踏まえ、つい「作ったような話でない」という表現をしたのかもしれないと。

なので、発表直後からの資料画像のねつ造疑惑、小保方氏の博士論文、実験ノートの内容、再現実験の不可能性・・・等が、ハーバードからやってきた希望の星に関する、まさか・・・まさか・・・の連続が、笹井氏を追い詰めたのは確かだと思います。
ips細胞に先を越された嫉妬や焦りに、ねつ造疑惑の上に小保方氏との男女の関係疑惑。
若山氏の「事前にあの実験ノートを見ていれば・・・」という言葉、笹井氏も本当は、同じ思いが存在し、捏造の可能性は笹井氏が一番強く感じていた。
でなければ、これまでの全ての実績までも放棄して死を選ぶことはなかった。


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