集団的自衛権の解釈改憲の断行 - 憲法を作り守ってくれた人々に申し訳ない

c0315619_13335850.jpg集団的自衛権を行使容認する閣議決定が断行された。あっさりと立憲主義が粉砕され、改憲のクーデターが決行された。戦後、日本国民がずっと守ってきた平和憲法が、国民投票の手続きもなしに変えられてしまった。この悪逆な蛮行に及んだ者、それを積極的に手助けした者、そして、反対の素振りをしながら、党利党略でこれを阻止する政治を潰した者に対して、渾身の怒りと憤りを抑えることができない。2月の都知事選に薄氷で勝利していれば、集団的自衛権の政局は阻止することが可能だった。そこを起点に反安倍の気運を高め、マスコミに内閣支持率を下げさせ、与党内での公明党の立場を強め、自民党内に徐々に造反者を出し、そして、強行断念、先送りという流れを導くことができた。それだけが、独裁者の暴走を制止する唯一の政治の隘路だった。都知事選で一本化を妨害し、宇都宮健児祭りに狂い踊った者たちこそ、安倍晋三の共犯者であり、歴史の審判で断罪されるべき憲法破壊クーデターの幇助者である。2月の都知事選は、新自由主義の是非が争点ではなかった。都営住宅や子育て政策が争点でもなかった。脱原発も本当の争点ではなかった。真の争点は集団的自衛権であり、安倍晋三を弱体化させ、戦争を止めるかどうかだったのだ。宇都宮健児祭りに狂奔し、左翼の党利党略に陶酔した者たちは、自業自得を思い知るべきだ。護憲派が自ら憲法を壊した逆説の真実を悔悟するべきだ。



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by yoniumuhibi | 2014-07-02 23:30 | Comments(17)
Commented by もり at 2014-07-02 16:31 x
はじめまして。私も自分のブログカテゴリ「憲法9条の精神」

にて、細々と訴えております。 祖父母が戦争で死にかけた体験を聞き、

戦争で犠牲になった人に、今の状況は、非常に申し訳ない、と感じています。7/1日は呆然となりました。今も呆然です。

安倍さんの説明にならない説明で、本当に納得している人は

どれほどいるんだろう、と疑問です。

これからどんな風に訴えていけばいいのか、考えております。



Commented by かまどがま at 2014-07-02 16:58 x
沖縄も負担軽減どころか嘉手納から北、島の北半分が軍事化されようとしており、まさか出るまいと思っていた仲井眞の知事立候補、反撃が後手になると気がついたときは大きく浸食されている現実が立ちはだかります。
対抗するための勢力、組織が弱いため、個人が身体を張らなければならない場面も多く予想され、その意味でも「死ぬな」は切実です。
Commented by 品格の完成 at 2014-07-02 20:12 x
今月、滋賀にて知事選挙があります。
自民擁立の元官僚の候補者にこの件を聞いてみたい。
もちろん知事選での争点にはなっていないものの
私を含め滋賀県民の自民に対する厳しい態度を
期待したい。
Commented at 2014-07-02 21:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 人の親 at 2014-07-02 22:06 x
子供がいるのが辛い。自分に息子がいることを、こんなに辛いと感じたことはない。
正直に告白するが、福島核発電所事故の時にも、子供さえいなければもっと気楽でいられるのになと思ったが、その時の何倍も気が重く、おなかに鉛を飲み込んだような気分で、憲法の文面は変えられていないのだから大丈夫だと、無理に思い込んで、この問題から逃げようとしてしまう。

何故これほどあっさり憲法9条は破壊されてしまったのだろう。
ただ唖然としている。
こんなにあっけなく戦争する国になってしまうという未来はまったく想像していなかった。
そんな瞬間に立ち合うことになるとは思いもしなかった。

ブログ主様の指摘のとおり、「今すぐに、次の政権の閣議決定で憲法解釈を元に戻すことを宣言し、その新政権を担う政治勢力の選挙態勢を国民に示し、選挙を要求」すれば、「巧く政治勢力の設計と結集に成功すれば」、選挙に勝てる。
希望はあるのだ。
Commented by 通りすがり at 2014-07-02 23:22 x
日本はどこを見ても行き詰まっていますから、可能性として一番高いのは日本は中国に吸収されるでしょうね(若しかしたら北海道だけはロシアに吸収されるか?)
その場合アメリカは参戦しないでしょう。
中国にはアメリカでも勝てないので、勝てない戦争はやらないのが戦略の鉄則ですから。
Commented by 玄明 at 2014-07-02 23:30 x
7/1の記者会見で質問できたのは北海道新聞(幹事社)、産経新聞(朝鮮民主主義人民共和国のことを質問)、毎日新聞、日本テレビの4社でその後は打ち切り。ふだん質疑応答の中継をしない(解説員の話になる)NHKが、この日は質疑応答も放送。
また7/1のNEWS23で半藤氏、澤地氏が語ったのが「point of no return」
www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140702/plt14070212320010-n1.html
www.yomiuri.co.jp/politics/20140702-OYT1T50058.html?from=ycont_top_txt
Commented by 芝ちゃん at 2014-07-02 23:57 x
友人からの手紙に、
「朝日新聞の社説や論文で、溜飲を下げています」とあります。
これに対し、
「貴兄は自分では何も行動せず、朝日新聞を読んで、マスしているんですか」
と、返信しました。

とは、言うものの、「政府権力のクーデター」に対し、私たちに何か有効な対抗手段はあるんでしょうか。
Commented by 人捨てゆる参造 at 2014-07-03 01:59 x

 非ようつべで1960年大島渚「日本の夜と霧」初めてみた。安保闘争敗北後の某党の内部総括論争のようだ。64年アジアの曙も初めてみた。その後の日本左翼の諸事件が色褪せて見える。今回新しく決起した若者にも造反しかけた信者達にも、内部論争の火種が胚胎しただろうが党内を闘争し抜く熱情も耐力も手本もあるか。何より日本列島人に余命幾許。福島の小児甲状腺ガンが百人以上にもとか死亡影響は大阪や全国に現れたとか報告された。
tp://www.asyura2.com/14/genpatu36/msg/850.html
高知県人の生死がもう30年も鹿児島とシンクロしてるとか
tp://www.asyura2.com/14/genpatu38/msg/246.html
 不完全な失敗と離合集散を私達は、死に乍らも繰り返さざるを得ない無限地獄。賢人の原点を我が内に点火すべきは勿論、敗戦原爆についてさえ日本人はイマダ解明して居ない今日の被爆放置。原爆搭載の特殊任務機コードを5H前から探知し報告を受け乍ら迎撃も空襲警報もさせなかった上層部のある日本。民医連の中にも福島放射能はヘイキだと嘯く者。日清日露も満州事変も、集団的自衛権の変異として考え返し得る。満鉄を米国人と山分けしてオキャー良かったと妄想アンダーコントロールが私達の眼前に
Commented by 桜坂 at 2014-07-03 08:17 x
地元紙のコラムの引用です。

もう十年経つが、忘れられぬ日がある。
カミソリと恐れられた政界の重鎮、故・後藤田正晴氏の瞳である。
こちらをじっと見据え、しかし自らの感情の動きは読ませない。
そんなすごみのある目で氏は語った。

「九条の1項は変えちゃいかん。
 あれは人類の理想を目指したものです。(交戦権も認めない)
 2項は変えてよろしい。
 憲法上の機関として自衛隊をきちんと位置付ける。
 そして<領域外での武力行使は行わない>ときちんと書く。
 日本は領域外に出ての武力行使は絶対に駄目だ。
 鉄則です。」

後藤田氏は昨日創設60年を迎えた自衛隊の前身・警察予備軍の生みの親の一人として
九条を無視して隊を朝鮮戦争に駆り出そうとしたした米国と渡り合った。

②に続きます。
Commented by 桜坂 at 2014-07-03 08:22 x


米国の求めで戦時下のペルシャ湾に自衛隊の艦船を出そうとした中曽根首相を
「自衛隊では通りません。
 閣議におかけになるでしょうが、僕はサインはできません。」
と止めたこともあった。

そんな後藤田氏の脳裏には
戦地で見た日本兵の残虐行為が焼き付いていたという。
実際に何を見たのか。
「それは言いたくない。」
と拒みつつ
「ひどいもんだよ。」と繰り返した。

外交と政治の現実とともに、戦争の現実が、あの眼光をつくったのだろう。

ついに政府は解釈改憲に踏み切った。
閣議決定された文書のどこにも
<領域外での武力行使は行わず>と明記されたはいない。
・・・引用終わり

戦争は人を狂気に導くものだと思います。
日本人だけが残虐だったとは思いません。
が、九条を掲げた国に生まれたことを誇りに思える日本を次世代に残せなければブログ主の言葉通り「申し訳ない」に尽きます。
Commented by くぬぎ at 2014-07-03 19:11 x
はじめまして。
くぬぎと申します。
いつも興味深く、楽しみに読ませて頂いております。

7月1日の朝起きた時、丸山真男の言う「ある朝目覚めてみると、もはや主権者でなくなっていた」、まさにそんな気持ちでした。
まさか、そんな日が現実に、こんなに早くやってこようとは。

これまで憲法を空気のように自分達を守ってくれるものだと信じて疑わず、なんの努力もしてこなかった。だからこんな事態になってしまったのだ。そんな悔恨の思いでいっぱいです。

6月30日と7月1日官邸前の抗議行動に高校生の息子も一緒に参加しました。
思いのほか、若い人の姿が多いことに驚きました。
NEWS23で、半藤一利氏が国民の意識は戦前の国民よりもかなり悲惨な戦争を体験したことがあるだけに目覚めている。だから、まだまだそれほど国民は愚かになっていない、きちっと見ていると話していました。
あの悲惨な戦争について家庭や地域で語り継がれてきたこと、学校や社会で行われてきた平和教育の精神が、この国の人たちに根付き、引き継がれているはずなのだ。その力を信じたいと思います。
Commented by 憂国 at 2014-07-03 19:49 x
今、18歳なりたての少年少女がいる世帯に、続々と自衛隊の募集案内が来ているらしい。かつてない規模でである。
http://matome.naver.jp/m/odai/2140429499827623501.
これは、ちょうど集団的自衛権の閣議決定を前後して始まっているようであり、かつAKB48を起用した自衛隊勧誘CMが閣議決定と同じ日からオンエアされているのと連動するでしょう。
おそらく、集団的自衛権行使によって生じる兵員増強の必要性を見越した、将来の徴兵制導入の布石ではないかと。
露骨過ぎるという気もしますが、憲法の意味を「解釈」により全く違うものする内閣には何でもありでしょう。
Commented at 2014-07-03 22:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 憂国 at 2014-07-03 23:43 x
再コメントです。
徴兵制については、現憲法下では導入できないとも見られますが、そこはまた無理やりな解釈をするでしょうし、一般法で定めるという再度の禁じ手も考えられます。
また「教育再生」の名目で国家への献身と奉仕が洗脳されていくでしょうから、だんだんと抵抗感は薄まるでしょう。例の憲法草案がもし通れば簡単ですし。
国民投票法の投票権年齢を引き下げたのも全て連動しています。
一方、徴兵制は現代戦では不要であり維持コストが莫大にかかるという説もありますが、政治決定が優先されますから、軍事専門家が不要としたり、財政が難色を示しても、自ら決断に酔う指導者の歯止めにはなりにくいと思います。
Commented by 憂国 at 2014-07-04 01:51 x
コメント最後です。
仮に徴兵制の導入が断念されても、今の経済政策は、貧富格差拡大や非正規雇用増大、地方格差拡大を是正せずむしろ悪化させるものばかりであり、正規雇用も残業代ゼロの拡大意図が見えるなど、近い将来仕方なく「志願兵」が選択されやすい社会になるでしょう。つまりアメリカと同じで、志願兵制で兵員増強ができることになります。
まさかそこまで考えているわけはないとしたいですが、7月1日を境に、ありえないとは言えなくなりました。
想像以上に事態が進行しており、ブログ主様が言う、政権が中国との開戦を本気で狙っているとする想定も、今は納得します。
国民は最大限警戒し、保守中道から左翼の連携が必要です。
Commented by オウンゴール at 2014-07-04 18:07 x
実際に中国相手に開戦する展開がなかったとしても、アメリカの要請で自衛隊が各国へ派遣されるようになれば早々に兵員不足の問題が浮上する可能性があります。
アメリカは今、慢性的な兵員不足に悩まされていて、ブッシュ・ジュニア時代に志願兵の採用基準を著しく下げたばかりでなく、刑の軽減を条件に犯罪者を前線に送ったり、それでも足りずにブラックウォーターのような悪名高い民間軍事企業を雇わざるを得なくなっている状況です。

戦線を広げすぎた結果、必然的に起こった兵員不足ですが、今後は日本が兵員補充の当てにされるであろうことは容易に想像できることです。
また、米軍は戦地で様々な問題行為(レイプ・虐殺等)を起こしてそれがテロの理由になったりもしていますが、アメリカの戦争に日本も兵士を送り出すのであれば、テロの標的になる可能性も視野に入れなくてはならなくなるでしょう。
案外中国との戦争どころではなくなってるかもしれませんね。


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