「STAP細胞」はES細胞だった - 理研・若山照彦・NHK三位一体の暴露と証明

c0315619_13242549.jpg昨日(6/16)は、NHKの7時のニュースに舌を巻いた。「STAP細胞」の捏造に関する衝撃のスクープの提供であると同時に、そのことを視聴者にきわめて分かりやすく、短時間のコンパクトな情報発信に纏めた報道だった。NHK(科学文化部)の取材力と編集力に脱帽させられる。科学ジャーナリズムとして満点の評価が与えられるべき内容で、放送を見ながら感動させられた。実は、昨日の午後2時からの若山照彦の記者会見を、ネット中継に張りついて注視していたのだけれど、どういう事実関係なのか、正直なところ概要を正しく把握することができなかったのだ。最も簡単に要約すれば、若山照彦が小保方晴子に手渡したマウスがすり替えられた疑惑について、第三者機関の遺伝子解析によって検証された事実を公表した会見であり、その結論だけは理解できた。しかし、若山照彦の説明は、遺伝子の解析結果の専門的な中味をそのまま羅列したもので、その意味を一般向けにやさしく解説したものではなく、また、論理的に整理された報告にもなっていなかった。非常に荒削りで、無愛想な報告だった。会場の記者たちも、ほとんどの者が、若山照彦の説明がチンプンカンプンか、生中継のカメラの前で分かったふりをしていた。本当に要点を押さえられていたなら、省略だらけの若山照彦の話が素人にも理解できるよう、質問で突っ込んで噛み砕き、輪郭を浮かび上がらせる議論ができたに違いない。



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by yoniumuhibi | 2014-06-17 23:30 | Comments(22)
Commented by ホログラム at 2014-06-17 20:11 x
昨日の一連の発表と報道の持つ科学的意義、ならびにその周辺状況の考察として実に秀逸にまとめられたブログ記事だと思います。

若山氏が会見を延期したことについて圧力があったのではと見られていましたが、昨日の一連の動きを見るに理研内部の有志との間ですり合わせをしていたというのが真相なのでしょう。若山氏が会見で小保方から渡されたSTAP細胞の解析結果を発表し、夜のNHKニュースでその解析結果と小保方研究室の冷蔵庫から見つかったESラベルの容器内の細胞の解析結果が一致したと報じる流れは実に鮮やかでした。小保方の中身がない世論誘導のためだけの言い逃れに対抗すべく、科学者側も科学的に誠実であると同時に大衆に十分訴えかけられる発表となるよう準備を練ったことがうかがえます。「理研が小保方さんを嵌めるために仕組んだのだ」(「スマホを検察が仕組んだ」説と瓜二つ)と陰謀論を垂れ流す重症の人もいますが、擁護側への強烈な打撃になったのは間違いないでしょう。
Commented by ホログラム at 2014-06-17 20:11 x
また、説明の仕方はおおよそ一般向けとは言い難かったものの、若山氏が会見で胎盤問題(→ブログ主の記事にあるとおり)、細胞の大きさから気付かなかったのかという問題(→ESを塊で扱ったことはなかったために気付かなかった)、ESでないことの検査はしていたのかという問題(→小保方が担当していた)などのESではありえないという説の根拠を一つ一つ潰したことで、「STAP=ES説」に残っていた科学的な疑義が消え去り、小保方の捏造の全貌が明らかになったのも大きかったと言えるでしょう。
Commented by CCC at 2014-06-17 21:10 x
内部のものです
CDB三銃士の先生方の奮闘には頭が下がります
またラストサムライである若山先生もちゃんと説明を果たしたと思います。少しブログ主様が勘違いされているようですが
Kahoさんと若山先生が解析した細胞は作成日が違います
Kahoさんのは2013年半ばに解析に出されたサンプルであり
そもそも若山さんは山梨に行ってしまった後なので彼の関与は全くなく、そもそものstap細胞がTSとESの混ぜ物であったことが判明。
若山先生の結果は2011-2012の時点で彼女が渡したstapがESで有ったことの証明になります
有り体にいいえば、その場その場で自分の持っているインチキの細胞を渡していたことになります。
武市先生は直前まで若山先生の第三者機関の放医研からの発表をするなと強く圧力をかけていました。それどころか、CDB内の三銃士たちの解析結果も絶対出すなと言っていたのです。もちろん小保方冷凍庫からES細胞が見つかった事など、口が裂けても言うなという感じだったのです。しかし、何処かからかリークが起こり、結果的に理研は公表した形になりました。
そんなのまでして何を守りたいのでしょう。



Commented by area at 2014-06-17 21:32 x
この事件に関してはやはりこちらのブログが出色です。
全く溜飲の下がる思いで読んでいます。

ようやく結論が見えてきたこの事件ですが、今だ暗澹たる気持ちが晴れません。
「無条件の信頼は善、疑うことは即ち悪」
いつからこのような愚かな空気が支配する社会になったのでしょうか。

疑惑が表面化し始めた当時、研究結果の捏造がどれほどの害であり、悪であるか分からない(分かろうともしない)人々は、
「自分は小保方さんを信じる」「STAP細胞はあると信じている」と善良の皮を被って一方的に彼女を擁護しました。そして疑念を抱く者に侮蔑の目を向けました。
そこには多分に「人を疑うなど卑しい人間だ」という意識があったと思います。

(続く)
Commented by area at 2014-06-17 21:33 x
(続き)

疑惑の根拠となっている事象を調べもせず、事態の把握にも努めず、「信じている」の宣言だけで済ませる。
便利な言葉です。自らの善良と対象の尊さを同時に表現できるのですから。

案の定、意気消沈した元擁護派は「信じていたのに」と嘆いています。
正当な信じる努力=自ら調べ、考える ことをしなかったインスタント信頼の割には裏切られた衝撃は人並みに受けている様子。

盲目的な信頼が裏切られた時、言うべき言葉は「騙すなんてひどい」ではない。
「騙された自分が馬鹿だった」であるべきです。
そして疑念・疑惑こそ科学の礎である以上、この事件は科学と俗善の戦いでもあると思います。
Commented by 柿右衛門 at 2014-06-17 22:52 x
今朝は、若山教授の説明で、疑問点が氷解した、ようやくスッキリしたという科学者たちの「よっしゃー」的なツイートに、非常に気分よく仕事に出かけた。しかし、その後のツイートに、真相がわかってみると、なおさら彼女の行為のおぞましさに戦慄する的な感想もあった。

彼女は、若山ラボで、一人だけ別室で実験をしていた。贋作をつくることに熱意をかたむけるその姿は、たしかに恐ろしく、おぞましい。
かのフランケンシュタイン博士を彷彿させるような姿である。

「スイスの名家出身の青年、ヴィクター・フランケンシュタインは科学者を志し故郷を離れてドイツで自然科学を学んでいた。だが、ある時を境にフランケンシュタインは、生命の謎を解き明かし自在に操ろうという野心にとりつかれる。そして、狂気すらはらんだ研究の末、『理想の人間』の設計図を完成させ、それが神に背く行為であると自覚しながらも計画を実行に移す。自ら墓を暴き人間の死体を手に入れ、それをつなぎ合わせることで11月のわびしい夜に怪物の創造に成功した。」(Wikipediaより)
Commented by 柿右衛門 at 2014-06-17 23:31 x
それから、この時期にCDB解体に異を唱えるコメントをわざわざ出す地元の知事。

「果敢な挑戦による失敗は、最先端の研究には付きもの。いろんな失敗が大発見や大発明につながる」ですと。

もう国民も、こういう思考回路はしなくなりつつありますがね
あなたや文科大臣は別として。
「捏造」と「失敗」は、まったく別物である



Commented at 2014-06-18 02:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by T.KUDO at 2014-06-18 05:45 x
若山がなんだかヒーロー扱いされているのにはやはり違和感があります。

彼は本件の捏造事件の発端をつくった一人であり、重大な責任が
あります。それは事実です。福島原発事故の吉田所長みたいなもの
でしょう。当初あれだけ小保方に入れあげ、褒め称えていたのは誰
だったのか?若山でしょう。見ていて気持ちが悪いくらいだった。

若山が現在のポストにとどまる事は許されない。もっとも、山梨大学
の教員たちの結構な部分は情実で採用されていることも私は知って
いますので、こちらもあまり自浄作用は期待できかねます。

Commented by ccc at 2014-06-18 08:51 x
完全にCDBは崩壊しています。つまり上層部が。
おじ様たちが取り仕切る研究所は彼女の魔力にまだ染まっているおじ様達を擁護派とし、ねつ造でも意地でもでっちあげるつもりだそうです
完全に世代で分かれています。毎日CDBに来ている小保方は、60代以上のおじ様達に胸のあいた服で媚を売り、いまだ私はやってませーん。と泣きながら、しなだれかかりながら、自分の味方につけようとしているそうです。竹市先生がまだ残す気満々で、CDBで彼女が実験を行っているC3Fの部屋で彼女に会った後、いまだ魅了された感じで理研理事に電話し、何とか残すように懇願していました。相沢先生も完全に魅力にはまっています。
さらにひどいことに、理研三銃士の、本当に科学を愛する先生方を更迭するそうです。
胸糞が悪いです。
できればすべてをばらしたいです。
Commented by きりぎりす at 2014-06-18 09:29 x
若山先生は自分の過失を公に認め、それに対して社会的にも科学倫理的にも終始責任のある行動を示してきた。この当たり前のことが彼以外の誰もしなかった。彼の行動がなければ論文取り下げも危うかったし、解明も進まなかった可能性が大きい。為すべきことに真摯に取り組んだ彼に情状酌量があって然りでしょう。
Commented by amano at 2014-06-18 10:32 x
非常にわかりやすくまとめて下さり、感謝しております。
しかしながら、科学と全く別の領域で力を発揮し、理研上層部や政治家や世論を手中におさめうる彼女の才能を侮ってはならないと思います。
科学という真理をかけての戦い、まだまだ予断を許さない状況と理解しております。
Commented by 桜坂 at 2014-06-18 11:07 x
cccさんのコメントは2件ともとてもリアルで、現場の実情がうかがえて胸に届きます。
すべてをばらしてしまったらかがでしょうか。たくさんのリークにより、真実が世に出続けいつかきっと、誤魔化し切れなくなると思いますし、それを願います。

16日までの全ての会見を拝見しました。
若山教授が早々と論文撤回を言葉にした理由もわかり、その時点でもご自身がなんらかの形で責任を負うことを覚悟での発言だったのだろうと強く思います。
STAP細胞が実際に存在することを信じたい、けれどそれが万が一ねつ造であったならそのことのほうが重大で重要なことだという、日本の科学者の一人としての良心だと感じました。

私は3人の子供のうちの2人が幼いころ死に直結する特殊な病気になり、医学の力で助けられました。末っ子は当時まだ特効薬として開発されてから5年目というお薬で命を救われました。心から感謝しています。
科学者の先生方には、本当に頑張って頂きたいと深く思います。
Commented by 延子 at 2014-06-18 11:20 x
 全くの文系ですが、明快なコメントに接し、胸のすく思いです。16日から、これで正義が勝つと喜んでいたのですが、内部の方のコメントを拝見して、心底ガッカリしました。竹市氏が12日の会見で「信じたんです」と発言されたときは、過去形だと思いました。でも、真実を明らかにする勇気ある行為を妨害するとは、なんとも情けない。この期に及んでまだこういう醜態を演じ、三銃士を更迭するなどということになったら、世も末です。
 周囲にも。いまだに信じて、彼女を外国に奪われ、何兆という国富が失われる、と言っている人がいますが、そういうレベルではない科学者のはずの方が、いったいどうなってしまったのでしょうか。
Commented by kuroneko at 2014-06-18 17:06 x
三位一体の暴露と証明によって、小保方貼子に対する共同幻想が崩壊し、科学の発展が是正されることを切に願います。

若山先生や理研の有志の方々のような、真に科学を愛し科学者として真摯な生き方を貫こうとしている皆さんの優秀な頭脳と高潔な良心、そしてブログ主様やNHKの記者様の真実を追求される直観の鋭さ、明晰な筆力、見識の高さは、私たちの大いなる希望です。

ただ、この世界一の不正・ねつ造の手腕が明らかになった今、今回の若山先生による暴露に対して、小保方貼子がどのような反論をねつ造するのか、空恐ろしい自己弁護のストーリーが準備されていそうな予感もあります。
彼女にとっては、マウス細胞のすり替えについて、図々しく自己を正当化し、若山先生を陥れる言訳を創り出すことなど、いとも簡単であろうと想像されます。

陳腐な言い方ですが、「正直者がバカを見ない」よう、今後も注意深く事態を見守っていかなくてはならないですね。



Commented by 森モリー at 2014-06-18 17:35 x
大文字のCCCさんと 小文字のcccさんは、同じかたでしょうか?
すこし文の感じが違ったので、気になってお尋ねします。
Commented by くるみ at 2014-06-18 20:32 x

既にご覧になったと思いますが、以下の関由行さんの記事「STAP細胞由来幹細胞の正体は既存幹細胞なのか?」について是非コメントをお願い致します。

https://note.mu/yseki/n/nd0e40ff7cd26
Commented by pats at 2014-06-18 23:09 x
わたしは、金に結びつく最先端の先進科学よりも人々の心の豊かさに結びつく健全な社会を大事にしたいね。
現実社会から学んでいらっしゃらないお嬢様にとっては、最先端の先進科学は自らのプライドを充たす格好のアクセサリーなのでしょう・・・・。弄ばないでいただきたいです。
ジャクソンポロックやアンディーウォフォールをアクセサリーにされておられた某大学の某教授がおられたようですが、この方全然彼らのアートを理解されていませんね。早くみんなの前に出てきてくださいよ。あの世からポロックやウォフォールが嘆いていることでしょう・・・・。
Commented by T.KUDO at 2014-06-19 08:13 x
私はやはり科学者の一般社会との認識のずれ、「自分たちは特別だから、少々のことは許されて当然だ。」という驕りと甘えが今回の大不祥事につながったとの認識を持たざるを得ません。

不正を繰り返す人物が警察や行政府にいたとして、「それでも警察や政府は必要です、いいじゃないですか。」で済みますか?国民は懲戒と退場を求めます。当然のことが当然に出来ない人間は、公職にいていただく必要はありません。
 
60代男性は“おじ様”ですか? 馬鹿馬鹿しい、爺様ですよ。ジジイです。
一般の企業でも、30歳なら後進の指導をし、部下を率いている女性は大勢います。首都圏なら横須賀や千葉、川崎の市長は30代や40そこそこの人物が当選し、職務をそれなり果たしています。恥ずかしくないのだろうか? 博士課程修了までに年数がかかるからといって、年齢に見合った自覚の伴わない人物が好き放題してよいわけがない。

CDBの全面解体と幹部全員の懲戒解雇に賛成です。
若山も大学教授にはふさわしくありません。子を預ける親の立場として、恐怖しか感じない。
Commented by ノンノ at 2014-06-19 21:38 x
若山先生の会見と小保方冷凍庫の調査を待っていました。
先週の笹井、小保両氏黒塗りの経費情報のどんぶり会計はまだ疑問ですが 。
一方、文部科学大臣、兵庫県知事の発言には唖然とします。中身を知らないことが明らかで、今後も支援するという発言は県民として残念です。
小保方、笹井両氏は、今回の事実に対して説明責任があると思います。

CCCさんより内部の様子がよくわかり、謎も解けました。
なぜ、即座に小保方氏が、マウスは若山研のものだと反論し、自分で実験をするなどと言えるのかが不思議でしたが、センター長が捏造してまでというのなら納得です。人としてももう腐っています。
勇気ある三銃士の方が更迭などあってはならないです。
管理職と小保方氏には厳しい処分を望みます。
CCCさんにはぜひすべて表に出していただけないかと切に願います。
このままでは鼻の下伸ばした人達に思うような展開にされて行きかねない危機を感じます。
ほんとの情報は内部から告発しいただく以外にないと思います。早くしないと、小保方氏がやっぱり出来ました、これからも研究を続けて行きますといったストーリーで、国と組織で捏造をし、さっさと幕引きしそうな予感がします。
Commented by 非生物系 at 2014-06-19 22:38 x
CCCさん、どうかすべてをバラしてください。胸糞悪すぎます。解雇せずに実験させるそうです。少なくとももう一年居座られます。野依理事長の旗の下で隠蔽しようって腹でしょうか。
Commented by ほわいとろりーた at 2014-06-20 04:42 x
CCCさん、わたしもあなたが本当に内部の人で
まぎれもない真実を語っていることを確信しています

もう、洗いざらいリークするしかないのではないでしょうか
皆がそれぞれが 知っていることの全てを

CDBの三銃士も、表に出てもっと発信すべきときがきていると思います
たとえ腐敗しきったCDBに更迭されたとしても
科学界における研究者としての信頼は確固たるものになるはずです


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