笹井芳樹の陥穽 - Nature論文リバイズを「企画」した責任者は誰なのか

c0315619_17931.jpg昨日(4/16)、午後3時から笹井芳樹の会見があった。3時間以上の長丁場の会見で、見ているうちに頭がパンクしそうになり、すっかり疲労困憊してしまった。4/9の小保方晴子の会見時のグロテスクな狂躁と較べると、今回は記者の質問にまともなものが多く、問題の真相に切り込み、笹井芳樹の責任を追及し、「STAP細胞」の虚偽を暴こうとする営為が感じられ、そのことに安堵させられた。特に、医療ジャーナルと日経サイエンスの2人の女性記者の質疑が印象的で、この2人にもっと長い時間が与えられれば、「STAP細胞」の破綻がよく露呈される顛末と効果になっただろう。この2人は科学ジャーナリストの知性として合格だ。医療ジャーナルの記者には不正を糺して真実を究明しようとする熱意があった。日経サイエンスの記者は冷静で論理的に追い詰めていた。いいコンビだ。もう一つ、少なからず溜飲を下げさせられたのはNHKの7時のニュースである。冒頭から二つ目の話題としてこの件が出た。その中味の評価ではなくて、よくあの生放送までの短時間でポイントを整理し、こういう会見だったと要旨を纏め、原稿を書き、批評を加え、映像を編集してニュースのパッケージに仕上げたものだと、その早業に感心させられたのである。プロの技能に驚嘆させられる。会見が終了したのは午後6時過ぎだった。わずか1時間足らずで、あのように見事に情報処理して報道したのだ。恐るべし、NHKの力業。



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by yoniumuhibi | 2014-04-17 23:30 | Comments(32)
Commented by あつい at 2014-04-17 19:07 x
TV朝日は古館伊知郎を降板させてモーニングバードの玉川徹を据えるべき。

そうすればNHKとは違った角度からマシな報道が出来る。

笹井に関しては予想通りの逃げ会見で、それ以上でもそれ以下でもなかったが、
記者質問が小保方会見よりずっとマシだったので、そのぶん有意義な結果になった。
Commented by わかめ at 2014-04-17 20:36 x
笹井さんは、理研と小保方さん両方にくっつきすぎても
離れすぎてもいけない。
絶妙な距離感を取ろうとして四苦八苦している様子が
よく伝わってきました。

保身はしたい、が、そのために小保方さんをバッサリ斬るような
ことをしてはどんな奥の手、爆弾を出されるかわからない。
実際、いち早く論文撤回を呼びかけた若山さんに対して
小保方さんは【激怒して】【口汚く罵り】、その結果が
マウスのすり替えを初めとする一連の不正の責任転嫁。
笹井さんはそれが怖くて、あとはもちろん組織と自分を守るため
STAP【現象】はある、とひたすら繰り返す。

「科学は宗教ではない」と声高らかに仰っていましたが、
何ら新しい【真正な】証拠を示さず、それこそお題目のように
「STAP現象は有望な仮説」と唱え続けるさまはとても滑稽でした。

個人的には「STAP【細胞】は存在する」、と言わなかった
(言えなかった)こと、例の早稲田の論文の流用は
「非公開情報なので流用にはあたらない」と言ったこと、
この2点で見切りました(笑)
Commented by 柿右衛門 at 2014-04-17 22:44 x
片瀬久美子にまで噛みついたY氏然り、トンチンカンな「小保方ガンバレ」エールを書いた元毎日新聞主筆然り、ほかにも上昌広氏のTwitterに張り付く御仁などもいるわけだが、いずれも中高年男性という共通項があるのが面白い。
「いじめられて可哀想に。おっちゃんが一肌脱いでやるわ」的義侠心を出してのことかもしれないが、全くの的外れで、本物の真正リケジョたちから、突っ込みどころ満載の「おいしい物件」と呼ばれて、バカにされているのをご存知ないのか。
同じくピント外れではひけを取らぬ、成長戦略「女性の活用」の文脈で小保方擁護を出してきた町村元官房長官がいたが、もし本当に女性を徹底的に活用して彼女たちが天下を取れば、真っ先に壊滅させられるのは自分たちが温存し、そこで居心地良く過ごしてきたオッサン文化であることに気づいていない。若い女子は残酷なのである。若山氏と小保方嬢との現在の亀裂を見ればわかる。
Commented by Chakurobee at 2014-04-18 10:33 x
一連の「世に倦む日日」様のSTAP関連ブログを興味深く拝読しております。今回も参考になりました。
日本のサイエンスのために若山先生を応援してます。STAP連合軍の陰湿な攻めは見苦しいと感じてます。保身と利権とインサイダー?などのため、危ういSTAP細胞を今更、否定できない立場に小保方氏を含めた理研関係者やバカンティはいるのでしょう。
前のコメントにありましたように「若い女子は残酷」なのに対して若山先生のような中年男は意外と「脆弱」ですから、早く本来の研究生活に戻れるよう祈りたいです。
Commented at 2014-04-18 11:05 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 熊三 at 2014-04-18 11:05 x
 今回のO嬢事件に関して、W教授に焦点が移っていくだろうというご意見にはまったく同感です。しかしこれは主犯・共犯(S,O、V)と権力(R,A)の望むシナリオのようにも思えます。ネットからだけの想像ですが、W教授は朴訥・誠実(そしてちょっとだけそそっかしい?)不器用な人柄に見受けられます。予断をもったマスコミや世に倦む日日さんの言われる「謀略」からの攻撃・誘導は、大きなストレスであろうと思います。「せいぜいグレー」とのつぶやきは、事実としてもちょっと厳しすぎるようにみえます。世に倦む日日さんには「冤罪に陥れられようとしているW教授の無罪証明」の強力な論陣を期待しています。科学コミュニティで「心理的ケア」などのつぶやきもあるようですが、これはエリート臭が強すぎてちょっと納得できません。ここは世に倦む日日さんのクールな頭脳とホットな情熱、強力なペンこそW教授へのいちばんのはげましになると思います。
Commented by 柿右衛門 at 2014-04-18 11:20 x
わかめ氏が指摘するように、STAP[細胞]がいつのまにかSTAP[現象]となっており、記者連を煙に巻く笹井氏の巧みな言葉のテクニシャン振りがすごかった・・・ああ言えば上祐も橋下大阪市長も超える、というのが、ツイッターで発信する理系研究者の感想。これら理系専門家たちの主な内訳を言うと、差しさわりがあるため匿名アカウントの人(これから出世)、既に揺るぎない地位(教授)を得ていたり、ジャンルが違うため自由に発言できる人、在外研究者などである。

彼らは、小保方氏や笹井氏が一般人向けの記者会見ではなく、研究者向けに発表と質疑応答をしてそれをマスコミが見て報道すべきだと提案していた。もちろんO-Sがそんな自ら墓穴を掘るようなマネをするわけはなかったが、記者会見の前に、「こういう質問をしてほしい」という内容を記者が見れるように、ハッシュタグをつけてツイートしていた。世に倦む氏が絶賛していたマスコミの中には、これを使って情報収集をした記者がいるかもしれない。片瀬氏は、特定の記者と連絡を取っていたようだ。マスコミとネット界の連携は、こういう形で進み、だんだんそのボーダーが曖昧になっていくのではないか。
Commented by 道産子pikki at 2014-04-18 15:49 x
STAP細胞事件の大まかな構造は、この記事内容と可愛らしい小保方晴子の容姿や色香のせいだろう。ただその背後の諸閥諸売国どもの跳梁跋扈への視点が少し欠けているのではと思う・・

安倍兄も小保方父も理研理事長も三菱財閥系、金を使い放題天下り官僚閥でも有り余る予算の理研や原発関連や軍需産業、早稲田等学閥(=無能コネ人間の産地偽装)、京大中山教授IPS細胞で儲け損なった製薬会社や関連官庁や膨大予算に比べてほとんど実績のない東大閥の私怨、アベノミクス最後の矢として利用を目論み小保方を支援だった・・日本収奪の三本柱の天皇制的官僚制と明治覇者長州閥末裔安倍晋三と、そのまた背後で急増中なのは、中曽根以降の政官財マスコミカルトトップの・・米国留学期間に売国調教され、帰国後日本破壊を猛烈にやる竹中平蔵等売国奴たちと同じ構造なので驚く
Commented by たちばな at 2014-04-18 17:35 x
若山教授が気の毒でならない。

小保方氏のマウスの取り違えについての回答文書といい、笹井氏の会見と良い、
両者は、言葉面では謝罪していえるが、要するに、
「わたしは知らない。責任はとらない(理研はやめたくない。辞任もしない)。若山先生がひとり悪い。」といっているように理解できるのは私だけだろうか。
それが共著者、PIや副センター長の役職者としての発言だろうか。

上記ふたりにたいして、反論もせず、自責の念を覚えるとコメントしている若山先生は、唯一まともで善良な研究者にみえる。早急に弁護しをつけるべきだ。

理研は第三者と共同して遺伝子解析をして、それが偽でないかどうかを確認するべきだ。もう、そういう露骨な調査が必要と思う。
もしくは、多くの識者が指摘しているにもかかわらず、それをしない理由を、公表すべきではないか。
Commented by 目指せ論文博士 at 2014-04-18 19:51 x
ブログを時々拝見させていただいています。丁寧な執筆に頭が下がります。笹井会見を見て思ったのですが、会見では一般の人達があまり把握していない情報が提示できていたのではないでしょうか?

小保方氏のキャリア、及びSTAP研究の経緯は通常では考えられない複雑な過程を取っています。笹井会見ではあまり触れませんでしたが、STAP特許の出願人は
・ハーバード大学
・東京女子医科大学
・理化学研究所
であり、STAPの元々のアイデアはバカンティ教授と東京女子医科大学の大和教授です。また、小保方氏は理研のユニットリーダーになる前はハーバードの小島准教授と共に客員研究員の立場で理研に在籍していました。これらの事情を考慮しないと、完全にSTAP騒動を把握できないと思います。
笹井氏が「自分の仕事とは考えていない」というのには一定の説得力があります。実験結果に捏造がなく、STAPが事実であれば、ノーベル賞を受賞したのはバカンティ教授、小保方氏、3人目に入るのは若山教授か小島氏か大和教授ではなかったでしょうか?
Commented by ヒムカ at 2014-04-18 20:24 x
「お為ごかし」の笹井芳樹

人は、ここまで没落するものか!
私も16日、固唾をのんで「笹井芳樹の会見」を観たが…想定外という卑劣さだった。御身お大切!ブログ主さんの義憤はもっとも至極です。
これまでの手練手管からみればわかること。笹井芳樹は、自我の牢獄を離れることができないでしょう。

若山教授は、事態の変遷に悄然とされ心が折れてしまったようであるかも。(ご自身が自己省察されておられるように、加担者の一人ではありましたが。)
しかし、権力の「悪しき決定」には怒ってください。「人間は戻ることの名人」(タルムード)なのだから。
若山教授のこれからの道のりは峻嶮なものであるように思います。それでも、しばしの黙考の後、賢者は賢者として顎を上げて進んでいってほしい。

日本は、医学生物学研究における優秀な科学者をドロップアウトしてはなりません。(彼は、朴訥だけれど稀にみる高貴な人である)

国立大学の法人化、また有名私立大学も経営と財務の窮状から「経済効率の重視・競争原理」に導入におおわらわで、学問のディシプリンは二の次、三の次になっている(そもそも、日本国では老若ともに『ディシプリン』には疎かったのでは?)
Commented by ヒムカ at 2014-04-18 20:27 x
「『STAP幹細胞』につきましては、ちょっと私は苦手としていて、若山先生は非常にお得意とされていて、現存するSTAP幹細胞はすべて若山先生が樹立してくださったものです」と真摯な眼差しで語った小保方晴子氏。

休業中、メードカフェなどでアルバイトして巷の喜怒哀楽を体験してはいかがか?精力的な活動からうかがうと、とうてい強い抑うつ状態とは見えません。

小保方晴子氏のお母様へ
お嬢さんは、スローパニック、擬態うつ病、アブノーマライゼーションでしょう?心配ご無用ですよ。

Commented by mmm at 2014-04-18 21:57 x
笹井氏の会見で感じた問題点。

① 質問者との齟齬
博士論文の写真の転用を軽微と報告した点について、科学論文の投稿規定上の位置づけ(既出図表の不使用)で説明していた。
ただ、質問者の意図はそこ(投稿規定)にはないだろう。
少なくとも、論文取り下げに同意している以上、当時の見解をそのまま提示するだけなのは、誠実とは言い難い。

② 笹井氏の責任
自身も責任を認識しているようだが。

「論文の論理展開に飛躍(Jump)があった」
「小保方氏の会見は感情的なものを除けば普段通り」

この二点から、小保方氏が結論に急ぎすぎるキャラクターだと認識できたはず。実際の小保方氏との討論から、同氏の実験科学者にあるまじき生データの雑な扱い*は気が付いてもおかしくなかったのでは。
これらを踏まえれば、嫌われることを恐れず、遡って図表の生データのチェックや、倫理指導を行うべきではなかったか。

* 実験科学では生データは論理の基本部品。実験科学者は生データを最も大切にする。同様に見える写真でも、本人にはいつ何を撮った写真かわかることが多い。パワーポイントは加工品扱いなので、扱いが低くなり、普通論文には使用しない。
Commented by ろうのう at 2014-04-18 22:33 x
まさに今、小保方にメディアが免罪符を発行している。みんな正気に戻って理性を取り戻すべき。
Commented by 梅子 at 2014-04-18 23:42 x
>みんな正気に戻って理性を取り戻すべき。

ろうのうさま、おっしゃるとおりです。
今の日本人は多くの人がおかしい。
なぜ「ズルいことをしちゃいけないんですよ、嘘ついちゃいけないんですよ」という簡単なことがわからない?
理性がどこかへ飛んでしまっている。
以前それなりに敬意を持って読んでいた人のツイッターやブログなどが「この人頭がおかしくなってしまったの?」という情けない状態になっている。
Commented by 的確な分析 at 2014-04-19 14:44 x
笹井氏の責任に対する分析、非常に的確。
また、笹井氏の「論文を仕上げる最終段階に加わっただけ」が本当ならば、論文のContributionsに
虚偽記載があったことになる。

Contributions (Nature Article)
H.O. and Y.S. wrote the manuscript. H.O., T.W. and Y.S. performed experiments, and K.K. assisted with H.O.’s transplantation experiments. H.O., T.W., Y.S., H.N. and C.A.V. designed the project. M.P.V. and M.Y. helped with the design and evaluation of the project.

Contributions (Nature Letter)
H.O. and Y.S. wrote the manuscript. H.O., Y.S., M.K., M.A., N.T., S.Y. and T.W. performed experiments, and M.T. and Y.T. assisted with H.O.’s experiments. H.O., Y.S., H.N., C.A.V. and T.W. designed the project.
Commented by 柿右衛門 at 2014-04-19 21:17 x
まだ最新の『新潮45』((「STAP細胞をめぐる悪いやつら 理研と小保方の「複合汚染」」)を読んでいないので、内容がわからないが、バイオ株のインサイダー疑惑はきちんと追うべき疑惑だろう。生物版2chで語られている恐ろしいストーリーは、最初のSTAP会見後のS株の高騰だけでなく、その後突如としてネット上に投入された匿名のリーク情報(ポエム) による捏造疑惑の流出とセットであるということ。最終的に株価を暴落させ、空売り-回収のサイクルを完了させて莫大な利益を得て完成する計画。
そして、現在O嬢と弁護士の戦略としては、早く「特定国立研究開発法人」認定されたい理研の焦りを利用して、自分に有利な条件で和解すること。つまり条件闘争。そのために国民の擁護論&同情論を最大限に利用して追い風とする。そう言えば、弁護士が、O嬢の様子やら、実験費用のオファーが来ているとか、スポークスマンよろしくいちいち報告して、それにまたマスコミが飛びついていたが、彼らにしてみれば、国民がこの問題に飽きて関心がなくなることの方が困るわけである。
Commented by わかめ at 2014-04-19 22:31 x
世に倦む日日様が書かれたように、
若山さんを助けるべく小保方・笹井陣営を論破する記事がありました↓
(文頭のhttpははずしておきました)

://blogos.com/article/84804/

まったく、示し合わせたように若山さんのせいにする
小保方・笹井両氏は科学者の前に人間として最低ですね。
Commented by ゆたか at 2014-04-20 04:29 x
>立花隆だったら「小保方さん」とか「小保方氏」と呼ぶことはなく、間違いなく呼び捨てだっただろう

今回逃げ切れたとしても、この女に研究者としての未来はないんじゃないですかね。

仮に理研に残れたとしても、まず、これだけの醜聞を引き起こした者がこれまでのような厚遇を受けられるはずもない。

また、一緒に仕事をしようなどと思う人間も現れないでしょう。
もう一度なんかしでかされて、その巻き添えでババを引いたら詰まりませんから。

理研でそうなら、他の研究機関ではなおさらそうでしょう。

但し、ハーバードのバカンティ教授は別みたいです。
ブードゥー科学を共に楽しんでくれる奇特な仲間など、そうそう見つかりませんから。

「STAPを前提としなければ説明できないデータがある」などと言っている誰かさんも、その言が本気なら、同行二人でボストンへ行けばよろしい。

近松の道行きみたいな、見事な落ちになります。
Commented by おとなのおやつ at 2014-04-20 15:20 x
   指導教授と 二人四脚‥ わしゃ知らん!
                     なにげ便太郎 「川柳センクル」

 一緒に泥はかぶらない…一緒にノーベル賞なら受賞したでしょうけど。小保方氏の記者会見、笹井氏の記者会見、一人ずつだったですね。二人とも科学を愚弄した結果については気づいていない様子、というか、そんな柔らかい正しい気持ちを持つと生きてゆけないと思っているのかなぁと。
 ハーバード大付属病院の麻酔科医師バカンティ氏の「スタップ細胞はある!」を、小保方氏が日本に持ち込んだことに今回の騒動の起点はありますね。
 スタップ細胞、英科学誌Natureに論文掲載、安倍首相の成長戦略の目玉再生医療、山中教授のノーベル賞に嫉妬する笹井芳樹理研副センター長、割烹着とブランド物ファッションなど豪華な世界、人たちだけど、それに泥を塗ったのはブランドもノーベル賞も多分関係のない庶民の、「これは、おかしい!」の眼だった。
 小保方氏への同情は薄れてゆくことでしょう。世界には悲しい出来事が次々生じ人々の同情心はそれらへ移り、理研捏造女のことは二の次になってゆくことだろうと私は推測しています。
Commented by ストリーム at 2014-04-20 22:36 x
 世に倦む日日さんの論説は、読み応えがありますね。

 これまでに知られた情報から推測すると、流れと小舟のようにも見えます。
1)理研は、大型予算を獲得できる研究を求めていた。
2)STAP細胞は、格好のテーマに思えた。
3)海外有名雑誌に論文が掲載されれば、国を説得しやすい。
4)しかし、過去に「愚弄するな」と掲載拒否にあっている。
5)理研で、主だった数名による戦略会議が開かれた。
6)有名雑誌に何度も掲載されている笹井氏がテコ入れすることになる。
7)笹井氏は、有名雑誌に掲載させることが使命となった。
8)理研の利益に沿う行動の方が、科学性より重視された。
9)笹井氏も小保方氏も、無理をすることになった。

 大局的にみると、研究が利益に繋がることは望ましいが、研究に対して利益ばかりを過剰に要求し管理をしすぎると、真の研究心は衰退し科学分野の基礎体力が失われるのではないか。国の科学技術政策にも反省すべき点があるのではないか。
Commented by Mia at 2014-04-21 10:08 x
私の周りには「STAP細胞はある、Oさん可哀想」と答える人が多いです。
そうした人に「どうしてあると思うの?証拠がないじゃない。宇宙人を信じたいのと同じで証拠がないよね、どうしてそう思うの?」と聞くと全員が

「よくわからない、科学のことは難しい、学者のことは難しくてよくわからない。でもあると思う。あるとOさんは言いきっていた」と答えるんですね。

私が「彼女は論文をコピーしたような人だよ。そんなインチキ科学者の言うことが信じられるの?」と聞いたところ、やはり全員が
Commented by Mia at 2014-04-21 10:09 x
(続き2)
「コピーね・・・よくわからない。科学の世界ではないってことらしいけれど・・・でもOさんは見たんでしょ?そもそもW山さんがチェックしなかったから悪いんでしょ?このあいだの会見でS山さんにはどうやらあまり関係がないらしいことがわかったし。W山さんは何をしているんだろうね?」と答えます。

私が「うん、もちろんW山さんにも責任はあるね。でも、まさか部下が泥棒をするような悪い人間だとは思わなかったのだと思うよ。」と言いますとやはり全員が

「え!Oさん何か盗んだの?何?」と言います。

私が「資料を断りなく論文でコピーして使うことは泥棒なんだよ。」と言いますと、これまた全員が
「うーん、よくわからない、難しいね。でもスタップ細胞あるって言ってたよねぇ~」となります。
Commented by Mia at 2014-04-21 10:09 x
(続き3)
人々がS細胞はある、Oさん可哀想、W山さんや理研が悪い、になっているのは

・最初の理研の発表がインパクトがあった。そしてこのあいだの会見でO氏が自信たっぷりに「S細胞はあります!」と堂々とよどみなく言い切ったことがこれまたインパクトが強かった。

・先日のS井氏の会見がこれまた見事だった。堂々と知的な様子、堂々とした声がまたインパクトがあった。氏は自分はあとから論文の手直しに加わっただけと言った。

・論文を盗用する、ということの重み、いかに悪いことか、というのが一般に浸透していない。(これが一番のポイントかもしれません)
しかしながら、この事件がもし高度成長期に起こったならば、人々の反応はもっと違ったものになっていたと思います。こんな宗教のように「Oさん可哀想」を呪文のようにとなえることはなかったでしょう。
ブログ筆者さんがおっしゃるように「再魔術化」が起こっているのだと私も思います。
どうして「再魔術化」が起こってしまったのか。私は本当に知りたいです。今のままだと日本は、日本人は駄目になってしまうと思うからです。
長々すみませんでした。
Commented by Old Cartesien at 2014-05-04 15:48 x
小保方氏は売り込みの天才である。AO入試で自分を売り込み、STAP細胞を理研に売り込み、悲劇のヒロインを日本国民に売り込んだ。
彼女は政治家として天才的な素質を持っている。未来を構想し人々を引っ張っていくことが政治家の役割である。彼女は平成のジャンヌダルクとして危機に瀕した日本の先頭に立つことができる。彼女の頭の中ではその姿がすでに現実のものとして躍動しているに違いない。そのように崇高な目的に比べればSTAP細胞の再現など些細なことでしかない。このような天才を重箱の隅をつつくような話でイジメ潰してしまうのは社会にとって大きな損失であるというのが擁護派の真意であろう。
彼女の魔術が私のところまで届いたようで、笹井氏を頭からバカにできない気分になった。
Commented by T.O. at 2014-05-05 08:10 x
>> Mia さま

今頃ですがコメントさせて頂きます。

> 私の周りには「STAP細胞はある、Oさん可哀想」と答える人が多いです。

科学技術研究の進め方をよく知らない方が多いのは仕方ないかと
思います。
が、無断コピペももちろん悪いが、主要な画像データを切り貼りして
いたことも(それを明示せずに)大きな問題だと思います。
これがねつ造でなくてミスだというなら、そんな重大なミスを
次々にしてしまっている人間はそれこそ研究者としては解雇でしょう。

あと、根拠を全く示さないのに「STAP現象が存在する」というO氏の発言を
信じる人に対しては、もし「やっぱり無かった」という結果になったときに
どう責任をとってもらうのか、と言えばいいのでは?

これこれの仕事の結果が出た、と会見でいうだけで疑問には答えない
のに信じるというなら、確かに魔術を信じるのと変わらないですね。

あとO氏の博士論文も、とても見過ごせない偽造、盗用があるみたいですが、
長くなるのでこの辺で。
Commented by T.O. at 2014-05-05 08:15 x
>> Mia さま

続き(2)です。

> どうして「再魔術化」が起こってしまったのか。

実績、内容よりもインパクト、外見、容姿を重視しがちな
最近の日本の風潮が背後にあるのではないかと。
さらに言えば、実績や仕事の中身よりも
ブランドや権威、格式を重んじる日本人(というか東洋風の感覚?)
の習慣が影響しているように思います。

こういう悪習慣は昔からあったと思いますが、
最近では、たとえ価値の低い情報でもツィッターやブログなど
「発信する手段」が開発され、強く主張すれば受け入れられて
しまいがちですね。
ツィッターなど短い言葉、強いインパクトで発信、受信する手段
が急速に広まりすぎた悪影響ではないでしょうか。

「自分の頭で考え、発言し、検証し、修正する」という力は
訓練しないと身につかないと思います。
これはいつの時代でも同じで、意識して訓練しない限り、大人に
なったからできるものではない、と思います。
逆に言えば少しずつ訓練するような環境にいれば出来るように
なるもので、素質はあまり関係ないと思うのですが。
Commented by Mia at 2014-05-05 10:38 x
>>T.O 様
コメントありがとうございました。大変勉強になりました。

>科学技術研究の進め方をよく知らない方が多いのは仕方ないかと
思います。
そうなんです!しかしながら「純文系」の私、生物など高校一年生で終わってしまった私、なんの知識もない私も「これはまずい」とわかる程度のことがなぜ、みんなわからないのか・・・と身もだえしていたのです(笑)

>これがねつ造でなくてミスだというなら、そんな重大なミスを
次々にしてしまっている人間はそれこそ研究者としては解雇でしょう。

おっしゃる通りです。そんなミスは実際の社会人としては大問題です。
そんなミスを繰り返す人間が言うことを信用するところに、強い「魔術」の魅力があるのでしょうね・・
Commented by Mia at 2014-05-05 10:39 x
(2)
>あと、根拠を全く示さないのに「STAP現象が存在する」というO氏の発言を
信じる人に対しては、もし「やっぱり無かった」という結果になったときに
どう責任をとってもらうのか、と言えばいいのでは?

私の周りの話で恐縮ですが、少し前は「ああ、Wさんがねつ造して、全部Oさんにおしつけていたのね」となっており、その後色々なことが「発覚」し、今では「R研のエラい人も、ノーベル賞をとったY先生も色々やってたんじゃん、なーんだ大したことやっぱりないのに、Oさんの揚げ足取りしてたのね」という感じで急速にこの話題自体が終息し、誰も話題にしなくなりました。

ですので、この件を話題にしていているネットのある掲示板でこの「責任」について問うコメントをしてみました。
Commented by Mia at 2014-05-05 10:40 x

(3)
レスは
・たとえ無かったとしても、こうした画期的なことに目を向けただけでもすごい、次につながる斬新な発想
・重箱の隅をつつくようなミスにかみつくのは日本人の悪い癖、だから日本人は自由な発想ができないのだ。
・若い女性科学者に対し、可哀想、そういうことを言うと若い才能をつぶすのだ

というものでした(苦笑)

>実績、内容よりもインパクト、外見、容姿を重視しがちな
最近の日本の風潮が背後にあるのではないかと。

本当におっしゃる通りです!
Commented by Mia at 2014-05-05 10:40 x
(4)
ツィッターの件、自分で考えて発言することに対する訓練の大切さ、これも本当におっしゃる通りだと思います。

ツィッターやブログは「匿名性がある」ということも大きいと思います。
2011年の地震の際、まわりを助け、きちんとコンビニに並ぶ日本人の礼儀正しい姿は多くの海外メディアを驚かせ、「日本人はなんと礼儀正しく親切なのか」と驚嘆させました。

しかし、それはあくまで「他人の目」がある場所だからだと思います。
そういう集団の中ではそのようにきちんと行動するほうがラクだからそう行動しているにすぎないと思います。

しかし、匿名性のあるネットでは何でも言い放題に言います。そこでは「言い放題」に言うことがラクだからなんですね。
そうして言い散らかした発言が拡散され、多くの人に読まれ「魔術化」が起こっているのでしょうか。
Commented by T.O. at 2014-05-05 12:33 x
>> Mia さま

もう少し続きです。

> 先日のS井氏の会見がこれまた見事だった。
> 堂々と知的な様子、堂々とした声がまたインパクトがあった。

僕もそう思います。
非常に論理的な説明をしていたように思えました。
あれほど冷静沈着な説明を厳しい会見の場でできるだけでも
さすがに切れ者と言われた人だと見なおしたほど(笑)

が、世間の評価はあまりよくないですね。ちょっと意外です。
世間的には「自分が悪かった。すみません!」と言わせたかった
のでしょうか。確かにS氏の責任も大きいけども。
もともとSTAP現象の詳細など興味はなくて、
S氏を追いつめてやりたい?のがマスコミの本音かなとさえ
思えました。


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