人気ブログランキング | 話題のタグを見る

小保方晴子による反論の驚愕 - 不正への開き直りを支える二つの条件

小保方晴子による反論の驚愕 - 不正への開き直りを支える二つの条件_c0315619_15542046.jpg昨日(4/1)は、午前も午後も、ずっと理研の会見の生中継を見ていた。注目の最終報告だったが、正直な感想は、徒労感だけが残ったというものである。前回、3/14の会見のときは、4時間の質疑応答に飽きなかったし、理研幹部の対応についても、それなりに頷ける部分があり、永田町や霞ヶ関の連中とは少し違うなと感じる要素があった。が、今回はそれは全くなく、時間とともに失望と疲労ばかりが重くなり、憂鬱な気分に沈み込んで行った。前回、僅かに見どころを感じたのは、調査委員長の石井俊輔とCDBセンター長の竹市雅俊だった。石井俊輔には技官のオペレーション・エクセレンスを感じて有能さを信用できたし、竹市雅俊には記者の質問に誠実に答えようとする気配が窺われ、責任ある科学者としての良識の片鱗が垣間見えた瞬間があって、今後の対応に期待を寄せる材料になっていた。今回は、竹市雅俊の態度が一変していた感が強い。前回のような、事件の責任を感じて反省している様子がまるでなく、組織防衛と自己保身に徹した醜い官僚の姿に化けていた。石井俊輔の説明も、不正疑惑に対処する論理的思考よりも政治の動機が先行していて、立場的無責任の言い訳ばかりが強調され、前回よりも格段に後退していた。中間報告から2週間、石井俊輔は何をしていたのだろう。不正行為を画像の捏造とスリカエの2点のみに限定し、文章の盗用(コピペ)を不正とせず、容認した点はとても納得できない。言語道断の手抜き審判だ。



続きの内容をレジまぐ版の方に詳しく公開しました。コメントはこちらにお願いします。ログイン画面はこちらです。


小保方晴子による反論の驚愕 - 不正への開き直りを支える二つの条件_c0315619_15521036.jpg

by yoniumuhibi | 2014-04-02 23:30 | Comments(11)
Commented by 北岡 at 2014-04-02 19:19 x
小保方晴子さんの代理人、三木秀夫弁護士ってどんな人?
http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/02/mikihideo_n_5074380.html?utm_hp_ref=japan

関西で著名な弁護士が即座につくあたり、家族親族だけでなく、もう少し組織的というかなんらかの支援があるのですかね。
Commented by エプロン at 2014-04-02 21:39 x
私は土から金を作ることに成功した。これが、土から作った金である。
作り方は以下の通り。
また、次の5枚の画像が、土が金に変化していく過程の連続写真である。

作り方の論文は肝心の部分がコピペ。
連続写真も別の画像だった。

しかし、
土から金が作れないことが証明されない限り、この金が土から作られたものだということ自体が嘘だったとはいえない。土から作った金の存在が否定されたものではない。
これから1年かけて、もう一度はじめから実際にやってみる。その結果が出るまでは、錬金術は否定されない。

できないことが証明されるまでは、嘘つきじゃないなんて、小学生の屁理屈だ。いや、小学生に失礼だな。開いた口が塞がらないとはこのことだ。
Commented by ヒムカ at 2014-04-02 21:56 x
痛痒なき小保方晴子
「理研幹部」は、狼狽し、たじろいでいるのだろう。
代理人(弁護士)が釘を刺してきたのだから動転させられたのでは?
世間知らずの科学者たちは、途方に暮れて…とりあえずは、約束の記者会見をする以外になかったのではないだろうか?

軽業師のごとく、小保方晴子は「外国法事務弁護士」と「日本弁護士」の両方を依頼人にした。この案件では、特許がからみ、また日米間をまたぐ渉外案件を取り扱う「外国法事務弁護士」を要するのだが…いったい、その着手金とは幾らか?普通の人々が拝む金額ではありませんよ。想像をこえる額になっているに違いない。
※「外国法事務弁護士」とは、巷で言うところの「国際弁護士」(日本では、有能な人材は稀であるという)

その〈じたばた〉ぶりを小保方晴子は、そっと舞台裏から覗いて悪戯な笑みを浮かべているのではないか?

彼女は、まったく無邪気に血を吸ったのだろうけれど、この毒蠅は叩き潰さなくてはならない。
臆病者の怜悧さと「金の力」で大ナタ振るとは卑劣極まりない。実は私は女であるが、小保方晴子は、これは女の風上におけない!
Commented by 長坂 at 2014-04-03 01:20 x
胡散臭いヴァカンティ先生のアドバイスなのでしょうか。日本もとうとうアメリカの様になってしまいました。金さえあれば、有能な(?)弁護士が黒いドブネズミも白いマウスに変えてくれます。おーっと、あんまり書くと強かな悲劇のヒロインにdefamationで訴えられちゃいますね。
Commented by ALTERNATIVE3 at 2014-04-03 05:15 x
自分で宿題をやらず、他人のやってきたのを写してという学校教育制度の行き着いた姿ですきっと。先公がしっかりみてないから。だから小保方氏のような人達が親となった現在の教育やアカデミズムの姿ですきっと。
Commented by あつい at 2014-04-03 11:19 x
五輪招致で「汚染水ブロック」「アンダーコントロール」
と言った安倍晋三にそっくりな感じがしますね。

一部の人々が異様に擁護している所もそっくり。
Commented by 団地おやぢ at 2014-04-03 17:11 x
こんにちは

前略

下記の記事、お勧めです。

ツイート

増田聡 ‏@smasuda · 16時間
小野昌弘のブログ「STAP問題が照らし出した日本の医学生物学研究の構造的問題」http://masahirono.seesaa.net/article/393524181.html … お勧め。なんかこう人文学のところから見ている研究の世界とは「全く異なる」という感慨ばかりが募ります
Commented by kikidoblog at 2014-04-04 08:48
川合真紀の旦那の河合知二も物理学会では捏造不正で有名な人ですナ。
http://blogs.yahoo.co.jp/zutto_3/8359631.html
Commented by やじうま at 2014-04-05 22:49 x
もっと報道各社の科学担当者は勉強すべき。

記者会見を見て、記者たちの理解力不足のために無駄な質問が何度も繰り返され、イライラしました。

いずれ小保方本人の会見もあるだろうけど、このような記者たちに核心をついた質問ができると思えない。



Commented by やじうま at 2014-04-08 14:17 x
「すぐばれるような捏造を何の得があってするのか?」
これがこの事件の一番のポイントですね。

つまり本当に細胞の研究に精通した人ならやりはしない愚かなずさんなねつ造だったということです。

したがって、これは「未熟な」ほとんど大学を出たばかりのような研究者のやったことなのです。

ただし、すぐばれそうなねつ造といってもこの研究が「臭い」と直感して、あれこれ調査しなければばれなかったに違いありません。
ネット社会であるがために不正がばれるのが早まったのです。
疑いを持って精密に検査しなければ電気泳動の切り貼りなど誰も気がつかず、博士論文をわざわざ調べる人がいなければ画像の転用もばれなかったはずでした。
データ・画像管理のずさんさ加減を見れば「この程度の切り貼りや、差し替えは不正じゃない。」と、やった当人が考えていても不思議ではないですね。
いずれにしろこのような「研究不適格」な人が、まだ自分を「研究者」ととらえて「研究者生命を断たれる」と訴えているなど、滑稽の極みです。
Commented by mist at 2014-04-10 08:41 x
本人が200回以上再現していると発言しているのが本当であるなら、研究開始から2年とし、間に休みがあったとしても、4日に一度は作成出来ている計算だな。あと三ヶ月もすれば証明できると期待しよう。


メールと過去ログ

since 2004.9.1

ご意見・ご感想




Twitter

最新のコメント

今こそ「テニスコートの誓..
by 印藤和寛 at 09:18
総裁選で石破さんを倒すた..
by 人情味。 at 09:29
もし山上容疑者が安倍元首..
by 人情味。 at 21:23
杉田水脈なる人物は論評に..
by 住田 at 10:51
あれは15年程前..
by ムラッチー at 11:27
悪夢のような安倍政治から..
by 成田 at 13:03
ハーバード大学で比較宗教..
by まりも at 23:59
重ねて失礼いたします。 ..
by アン at 17:48
安倍晋三のいない世界は大..
by アン at 13:16
今まで、宗教2世の問題に..
by さかき at 10:31

以前の記事

2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月

記事ランキング